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2014/03/29 鹿島アントラーズ at 横浜F・マリノス
【結果】
3-1で鹿島アントラーズの勝ちでした。

【感想】
 3月に開幕したJリーグ。上位を争う試合を見に行って来ました。応援しているJ2所属のジェフ千葉は開幕戦をテレビでみましたが、昨シーズンから変わり映えしないサッカーで成績も伴わずとても現場へ見に行く気がしなく、ひさびさにJ1の試合を見に行こうかなと日産スタジアムへ。ものすごくレベル高くておもしろかったです。鹿島のゴール寄りで見ていて、全部のゴールシーンを近くで見れたのもラッキーでした。

 鹿島は昨年活躍したFWでエースの大迫が抜けたものの、若手抜擢してチームとしてのバランスは向上したような印象で、首位を走ります。マリノスもFWマルキーニョス抜けたものの強い守備をベースに粘り強く勝ちを拾って上位につけています。鹿島はGK曽ヶ端、DFが右から伊東、青木、昌子、山本、MFがボランチが小笠原、柴崎と不動のコンビで攻撃MFに右が遠藤、左が中村充孝、FWはダヴィと土居。土居は名前を初めて知りましたが、若手のドリブラーな選手のよう。マリノスはGKが榎本、DFが右から小林、栗原、中澤、下平、ボランチが中町、富澤、攻撃MFが右から藤本、中村俊輔、兵藤、FWが伊藤です。下平、藤本、伊藤は今季新規加入。

 前半はマリノスペース。中町、富澤のボランチコンビが躍動。また栗原、中澤のセンターバック2人も1対1で競り負けることが無いので、ハーフライン近くでダヴィと1対1になっても余裕もった対応になっています。マリノスが好調になった要因はフィジカルをきちんと鍛えていることかなと思えるもので、前線、中盤の選手も1対1でがつがつと競ってボールを奪えています。ベテランが多いので運動量を上げることは難しいのですが、きちんと筋トレして必要な休息取ってみたいな計画ができているから、固定メンバーでもきちっとやれているのではないかなと。連動性もすごくて、中町が猛然とプレッシャーをかけて相手の中途半端なパスを引き出しそこを富澤が拾ったシーンや、左サイドから内側に兵藤が切れ込んだのと同時に下平が縦に駆け上がってそこにパスが通るシーンなんかはすごいなーと思いました。攻撃の軸は前線だろうが後方だろうがボールのあるところに寄って受けてさばく中村俊ですが、その動きに合わせて必要なポジションを取る他選手との連動性が良いです。特に中町の動きはすごくて、FWを追い越して前線にかけこんでボールの受けてになる動きとかありました。

 鹿島は選手間の距離を均等に保って、ボール持ったマリノス選手を複数選手で取り囲んでボール奪うスタイル。また機を見て、後方でボール回ししているところに奪いに行ってショートカウンター狙いもありました。小笠原がその判断に長けていて、するっとマリノスのDF、ボランチにチェックしてプレスをかけていっていました。中村俊と小笠原は長年名対決をしてきた名手同士ですが、ここの1対1も見どころありましたね。中村俊がDFからボールを受けて背を向けた瞬間に小笠原が駆け寄ってチェックしてボール奪ったり、中村俊が気づいてループ気味にボールを浮かしてかわしたりといくなどの対決っぷりを堪能しました。

 マリノス優勢なものの決定的な場面は少なかった、むしろ鹿島がショートカウンターで何回かシュートに結び付けられていたのですが、マリノス必殺のセットプレーで先制します。前半終了近く、ゴール向かって右側からのコーナーキックで中村俊がゴールから遠くなっていくカーブのセンタリングに栗原がキレイに合わせます。飛んだ頂点にピタッと合ってゴールに吸い込まれました。

 後半は鹿島優勢になります。前半はセンターバックに張り付いてポストプレーをしていたダヴィとそこを衛星的に動いてボールを拾う土居という攻め方をしていたのが、ダヴィがセンターバックとボランチの間に位置するようになって、土居が前線の裏を抜けるような動き出しをするようになります。これにより中町が積極的に上がれなくなりました(前半の疲労もあったかもですが)。さらに両サイド攻撃MFの遠藤と中村充が内側に絞ってマリノスの中央の攻めを警戒、サイドに追い込んでボールを奪うようなことを意図しているように見えました。これにより倒してフリーキックになっても遠いサイドのみに限定されるので、マリノス必殺のセットプレー効果を少なくしていました。

 またワンタッチパスも回りだして後半早い時間に同点に追いつきます。中盤でポンポンとつないでマリノス守備網を突破、中央でボール受けた土居が一瞬のスピードで栗原、中澤をかわして、ゴールまで独走。シュートをきっちりと決めます。先行逃げ切りできっちりと勝ち切るスタイルのマリノスは打ち手が無い印象。鹿島は攻撃MFの2人を入れ替えて(野沢、カイオ)、攻勢を強めます。マリノスは左サイド攻撃MF兵藤を佐藤優平に、右サイドバック小林を奈良輪に変えますが効果的でありません。前線進出を控えていたボランチ柴崎もじりじりと上がって攻撃に加わっていきます。柴崎がペナルティエリアに駆け込んだ野沢に浮き球のスルーパス、走りながら斜め後ろから来るボールに対してボレーで合わせてゴールを決めるスーパプレー。柴崎のパス、野沢のシュートともに完璧と言えるもので、すごかったです、興奮しました。さらに、カイオがドリブルで切り裂く場面が増えて、カイオのドリブルから前線に走りこんだ柴崎にスルーパス通って、きっちりと決めます。

 会心のゲームをしたと言える鹿島側の盛り上がりはすごかったです。監督のトニーニョセレーゾはスタジアムを出る際に応援席側を煽ったりガッツポーズをしたりとオーバーアクションでうれしさを表現。監督冥利に尽きたゲームと言えるのでは無いでしょうか。
author:de nudge, category:Jリーグ, 14:42
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2013/09/23 ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ at 駒沢オリンピック公園総合運動場
【結果】
 0-1で東京ヴェルディの勝ちでした。

【感想】
 東京ヴェルディは年に何回かホームとして駒沢公園にある運動場で試合をやっているようで、今回応援しているジェフ千葉とやるということで行って来ました。個人的にフクアリより断然近いので、楽で良いですね。また、駒沢公園自体の雰囲気も好きでここでサッカー見るのは3回目ですが、いずれもいい感じです。観客も1万人集めるという、かなりの規模に。前回見たジェフ千葉の試合でプレイオフ狙いと書きましたが、あれという間にそのプレイオフも怪しい状態。長いぐちにならないように、今回はさくっと書いておしまいにします。

 芝が荒れている状態を両チームとも見越してか、ヴェルディはFWに巻と高原、ジェフもFWに森本とケンペスという重馬場に強そうなFWを並べる布陣です。ヴェルディは3-5-2でジェフは4-4-2。ジェフがスタートから2トップにするのも珍しい。ヴェルディは左ウィングバック小池が高い位置を張って、ジェフの右サイドバック米倉に牽制をかけつつ、自ら積極的に攻める狙い。それが奏功してか、前半30分あたりに中央に切れ込んでの見事なミドルシュート。ジェフはそれ以後もうまく攻めることができず、守備も相手から全然ボールを奪えず、バックラインからの攻撃組立のみで、あっさりと敗戦してしまいました。

 選手の位置取り、特に守備ラインとサイドハーフの伊藤が中途半端な印象でした。運動量うんぬんもありますが、ベテラン中心の選手にそれを求めるのは酷なので、無いことを前提にした戦いができれば良いのでしょうけど、もう今季はそれをつかむのは難しいでしょうね。先日横浜Fマリノスの試合をテレビで見ましたが、ジェフ以上のベテラン揃いのチームなのに、非常にうまいことやっていました。中盤の中町、兵藤が運動量豊富でスペース埋めたり使ったりするのがうまいことが、他の選手を手助けているというのもあるのでしょうけど、ベテラン選手もすごい。運動量はなくとも1対1の当たりでは若い選手に負けない力強さを持っていましたね。特に中村俊輔はJリーグ復帰当初よりフィジカルは強くなっているんじゃないかなーというくらい、中央でガツガツと来られても安易に倒れない力強さがありました。

author:de nudge, category:Jリーグ, 20:25
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2013/08/25 FC岐阜 at ジェフユナイテッド千葉
【結果】
 1-1で引き分けでした。

【感想】
 ジェフ千葉がFC岐阜をホームに迎えての一戦。ジェフはJ2に落ちてから夏場に失速するパターンから抜け出せず、今年も2位以内に入る状況は難しそうです。順位的には3位につけていますが、2位までのガンバ大阪、ヴィッセル神戸が抜きんでていて、3位以下が団子状態な中での3位。以下、ぐちばかりになりますが、サッカーの生観戦自体は楽しみました。テレビよりもボールがある地帯以外の動きが見れるのはうれしいですし、スタッフの焦燥感とか声掛けとかを生で体験できるのは良いですね。

 ジェフのスタートはGK岡本、DFが右からキムヒョヌン、竹内、山口智、高橋、MFがボランチに佐藤勇人、佐藤健太郎、攻撃MFが右から伊藤、大塚、谷澤、ワントップに累積警告で2試合欠場から復帰したケンペス。右サイドバックを担当するようになってから大ブレイク、いまやチームのエースといっても過言では無い米倉は累積警告でこの試合はいません。FC岐阜は中盤がボックスのオーソドックスな4-4-2。 

 前半開始早々にジェフが先制します。谷澤が背中に相手を背負いつつ、腰を低くしてボールをキープ、そこで相手のファールを誘ってフリーキックを獲得。伊藤の正確なフリーキックを山口智が足で合わせてゴールになりました。先制はうれしいのですが、ジェフの武器って最近これしか無い(谷澤がファールもらって、伊藤のフリーキックにつなげる)気がするな、、と思ったりも。

 ボール保持はジェフが圧倒します。足元にテクニックがある選手が揃っているので、ショートパスをつなげます。ただ、ほとんどゴール前にせまることができません。攻撃的な中盤3選手は走ってボールを受けることを苦手にしているようで、ダイアゴナル(斜め)に走りこんでボールをもらってもそこからバタついてシュートまで持っていくことができませんでした。顕著だったのが、前半30分過ぎに大塚が相手のライン裏をついたランにボールもうまいこと出てきてゴールにせまったシーン。ボールがコントロールできずにあっさりとライン割ってゴールキックになってしまいました。

 失敗しても何回か繰り返せれば良いのですが、前線に走りこむことが単発的でほとんどそういったシーンが作り出せません。たまに走り出す選手もいますが、ボールの出し手が気づいてなかったり、遠すぎてパス通らないと判断していたり。また走り出すのが一人だけなので、守備的には読みやすくカットをあっさりとしていたり、パス通っても複数でマークすれば良く楽に守れていました。

 FC岐阜は粘り強い守備からの単発的なカウンターでゴールを狙います。ドリブルやパスに長けた選手もいないので、相手のミス待ちみたいな感じにやっていましたが、愚直にチャンスを狙ってアタックします。それが実ったのが、後半20分。ジェフの守備のマークが少しずれてペナルティエリア中央に空いたスペースに走りこんだボランチ益山にボールが渡ってそこからコースをうまくついた浮き気味のミドルシュートが見事に決まりました。益山は元ジェフの選手で、古巣相手に見事なパフォーマンス。

 ジェフ千葉は選手を入れ替えて、ラスト15分はほぼ相手陣内でボールキープしますが、ゴール割ることはできませんでした。FWは移籍したてでジェフデビューとなる森本も後半30分過ぎに登場しますが、ほぼ何もできず。FWケンペスは完全にばてていましたが、ラストまでいてツートップを形成していましたね。

 試合はこのまま1-1で終了、ジェフ千葉はこの試合で4位。2位のヴィッセル神戸に勝点10をつけられ、残り11試合ということを考えるとだいぶ厳しいですね。。

 個々の選手ではこの日右サイドバックに起用されたキムは前回自分が見た開幕戦と比べて格段の成長を遂げていて良かったです。足元のボール扱いはチームの中でもレベル低いと思うのですが、サイドでボールもらって1対1になったら仕掛けていく姿勢は他の選手には無いもの。大きな体に似合わず、縦一本で抜けていくスピードもあって抜けきってセンタリング何本が上げていました。精度が低かったり、呼吸が合わなかったりで、チャンスには結びつけられていなかったですが、愚直にアタックするのは良いですね。ヘディングの強さもあるし、センターバックで使わないのなら、FWで使ってみるのもありかもと思ったり。サイドバックで使うとしても中盤選手がサイドに張って、キムが中央に走りこんでいくパターンがあってもいいんじゃないかなーと思うのですが、キムがサイドに張りっぱなしでした。この辺はチーム戦術に従っていると思うので、鈴木監督にはもうちょいバリエーションもった攻撃パターンを用意してもらいたいなーと。

 これからどうするのかなーという妄想をつらつらと。

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author:de nudge, category:Jリーグ, 13:57
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2013/05/04 サントチームFC vs パリ(東京国際ユース(U-14)サッカー大会) at 駒沢オリンピック公園総合運動場
 駒沢公園でGWに行われたサッカーの14歳以下の大会。日本の各地選抜チームが5組に、パリ、カイロ、モスクワ、ソウル、ジャカルタ、ニューサウスウェールズ、サンパウロ、ブエノスアイレスと世界各地のクラブチームや地域選抜チームが集っての大会です。4日間の内、最初の2日間が予選ラウンド、残り2日間が決勝トーナメントという形式。毎日やるので、予選は20分ハーフ。決勝は30分ハーフと短く時間が切られています。自分が見たのは、3日目の準決勝の1試合。ジョギングに出向いたら、この大会がやっていたので見ました。休みで天気もよく、無料ということもあって、お客も3000人以上は入っていたでしょうか。

 ブラジルの有名クラブであるサントスFCと、フランス・パリの選抜チーム。14歳以下ですが、小さい選手と大きな選手が入り混じっています。陣形は両チームとも4-5-1に見えました。ワントップ9番ファルトゥラはそれほど大柄ではないですが、センターバック背負ってキープしたり、くるっとターンして突破したりします。トップ下の10番タンはテクニシャンでドリブル、パスともに水準高い。ボランチ6番ホドゥフォはフィールドの王様的な振る舞いでしたね。大柄で1対1は必ず競り勝ち、安定したボールキープと戦術眼を持っていて、この試合では一番良い選手のように思えました。サントスはこの3選手を軸に優位に進めます。パリはロングボールを多用してFW9番ジャラを走らせます。パリの中では群を抜いたタレントに見えた選手で縦へのスピードがあり、時々チャンスめいたシーンも作り出しますが、単発。パリのGKは小柄で、サントスFCの大柄なGKと比べると気の毒なくらいの体格差がありますが、ガッツあふれるプレイを見せていて、一番観客の歓声を浴びていましたね。それだけサントスが攻め込んでいたということもありますが。

 試合は前半早い時間でジリジリと理詰めで攻め込んだサントスがゴール前に進出してボランチ6番ホドゥフォが先制します。ホドゥフォはゴール後はそれほど前線に出なくなりましたが、それまでは積極的に出ていました。これでパリは厳しくなるかなと思っていたら、少しずつ攻め返すようになりました。その中でスローインからペナルティエリアとセンターサークルの間くらいでボールを受け取ったFW9番ジャラが2、3歩ドリブルしてから思い切ったロングシュート。これがドライブを描いて入ります。パリチームは大盛り上がり。前半は同点で終了します。後半は体格、体力面で優位なサントスが圧倒し、2点(内1点は10番タンでしたが、もう1点は失念)を取り、決勝進出を決めました。

 試合終了後も両チーム揃った写真撮影とかあり、国際大会らしく和気あいあい。会話もしていましたが、何語でやり取りしてるんですかね。

author:de nudge, category:Jリーグ, 11:15
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2013/03/03 コンサドーレ札幌 at ジェフユナイテッド千葉
 2013年Jリーグ開幕。J2の開幕戦をフクダ電子アリーナへ見に行ってきました。

 応援しているジェフ千葉は4年目のJ2になります。毎年のように監督を解任し続けてきて、なんとも停滞感が漂っていますが、今年こそJ1に上がりたいですね。ただ、ガンバ大阪やヴィッセル神戸もJ2に来て、今シーズンはJ2史上一番レベルが高いといっても良く厳しそうです。新たな監督として、アルビレックス新潟や大宮アルディージャを率いていたこともある鈴木淳が就任しました。オフシーズンに二転三転した監督人事で、関塚隆やハシェックの名前も挙がっていましたが、彼らよりはこれまで木山監督が築いたチームを継続して育ててくれそうな気がします。また、新潟時代のサッカーはかなり好感持てていたので、あのチームのレベルまで持っていってくれることを期待したいですね。選手は中盤、守備陣をキープし、前線を入れ替えてきました。失点は去年J2で一番少なかったことを考えると前線のみテコ入れは理にかなかった補強と言って良いのではないでしょうか。また、プレシーズンゲームも好調で、柏レイソルと対戦した千葉銀カップも見ましたが、攻守かみあって3-0と勝ち、良いシーズン迎えれるのでは、とこの日の生観戦楽しみにしていました。

 が、、去年の昇格プレイオフと全く同じ展開で、終了間際に1点入れられての敗戦でした。。ここからだらだらと書くのもせつないのですが、試合を振り返ります。

 千葉のメンバーはGKが岡本、センターバックは竹内、山口智の不動のコンビ。右サイドバックは昨年より浦和からレンタル加入している高橋。左サイドバックはレギュラーだった渡辺がケガをしてしまい、新戦力のキムヒョヌンを抜擢。ボランチは佐藤勇人と兵働。前線は右サイドに米倉、トップ下に谷澤、左サイドが期待の新戦力ジャイール、FWがこちらも新戦力で去年はセレッソ大阪にいたケンペスが務めます。

 対する札幌はJ1から降格してきて、予算不足からか若手中心のメンバー。自分が知っているのはボランチの河合と上里くらいでした。

 試合は両チームとも守備ラインが高めで局地戦になり、ボールがなかなかつながりません。ボールの蹴り合いになってしまい、ゴールにせまるシーンがほとんど無し。前半ゴールにせまったシーンが若干多かったのは札幌だったでしょうか。千葉の方がボールの扱いがうまい選手が多いことは見て取れますが、札幌の守備ラインを破ることはできません。

 左サイドのジャイールはスピードに乗ったドリブルと視野の広さを生かしたパスが武器のようで、またサイドに張り付いてパスを受けるポジショニングも良しなのですが、対峙する札幌右サイドバックチョソンジンはうまく守備をしていました。また右サイドMFの古田も守備のヘルプをきちんとしていました。千葉銀カップの時はいい活躍をしていたジャイールですが、その時は左サイドバック渡辺とのコンビによるものが大きかったのかな、と。キムヒョヌンは元々センターバックの選手で、千葉に入ってから初めてのサイドバックチャレンジなようです。大柄なキムは守備での競り合いなどは安心してみていられますが、攻撃となると厳しい。中盤でパスカットしてから大胆に駆け上がるシーンもちょいありましたが、ジャイールとのコンビということで言うと機能していませんでした。

 また、右サイドもうまく抑えられてしまいました。せまいエリアを突破できる推進力があり、当たりも強く、テクニックも兼ね備えていて、今年こそ大ブレイクしてほしい米倉はパスを受けるべくあちこちに駆け巡りますが、送られてくるパスはほとんど動きが止まった時の足元のみ。そこからも果敢に勝負しようとしてますが、札幌左サイドバックの松本が粘り強く対応します。また、左攻撃MF神田も千葉の攻撃的右サイドバック高橋を警戒しつつのバランス良い守備を見せていました。

 中央はポストプレータイプのケンペスと、変則的なボールトラップと体の張り方をする谷澤のコンビですが、浮き球は競り負け多く、足元でもらっても次につながりません。札幌は守備ラインとボランチの間の距離が均等に保たれていて、ボールのあるところで数的優位を作り出せており突破できる隙を作らせません。そこはベテランでキャプテンの河合の目と指示が行き届いている様子で、若手のメンバーをうまくコントロールしていました。千葉は愚直とも言えるくらいにショートパスで前線突破を図りますが、ほとんどチャンスにつながりません。高めの守備ラインの裏は空いているので、そこめがけたロングボールをもっと蹴っても良いのでは、、と思いました。特に米倉は裏を狙う動きを積極的に見せていたので、そこをもっと使っても良いように思えます。この辺は鈴木監督のこだわりか、山口智、兵働あたりの判断かは分かりませんが、いずれにしてもうまく行かない攻撃戦術にこだわり過ぎている印象がありました。

 後半はそれでも千葉がタレントを生かし、少しずつ優位に進めますが札幌も粘り強く対応し、反撃もいくつか繰り出します。また前線も積極的に入れ替えてきました。若手メンバーから前田俊介、砂川の中堅、ベテランメンバーを入れてきます。千葉はケンペスに替えて、同じく新メンバーのナムスンウを入れてきますが、状況はあまり変わらず。終盤になってくるとそれまでの競り合いで足を痛めた感があり、また不慣れなサイドバックをしていて完全にばててしまっているキムのところが穴になってきました。そこをつかれてしまいます。

 右サイド砂川が、ペナルティエリア中央からゴール右ポストにななめに走りこんできた内村にスピードを落とさずに合わせることができる絶妙なパスを送り込んで、そこをきっちりと決めます。千葉は遅まきながらキムに替えて佐藤健太郎(元々ボランチの選手で選手層的に苦しい)を投入します。また、同時に佐藤勇人に替えてFW深井を投入しますが、時間もほとんどなくそのまま試合終了でした。

 終盤の試合交代部分は疑問多しでした。ばててから狙われるようになっていたのに、キムを交替させなかったのも?ですし、深井を投入しようとするもののボールがなかなか切れずに待ちぼうけになっていましたし(どうしても投入したかったら、指示してボール切らせてしまう判断もありだった)、またその時に下がらせようとしたのはジャイールだったのも?でした。谷澤がこの日はあまり効果的でなく、また体力的にもしんどそうにしていました。

 とまあ、ぐちまじりな感想になってしまいましたが、まだ初戦なのでこれからに期待します。現在のフォーメーションで佐藤勇人、兵働のボランチコンビだと佐藤勇人が前線に上がるシーンがあまり作り出せない(兵働が前目に行くのでそこをカバーする動きに終始しがち)ので、佐藤健太郎を中盤底に配置するフォーメーションもありかなと思ってしまいました。まあそれだと前線一人減りますし、うまく行くかは分かりませんが。。

author:de nudge, category:Jリーグ, 07:27
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2012/11/23 大分トリニータ vs ジェフユナイテッド千葉 at 国立競技場
 J2今シーズンラストの試合。今年から導入された3〜6位のチームでトーナメント形式で試合をし勝ち上がったチームがJ1昇格できるという、その決勝戦。応援しているジェフ千葉は5位でリーグを終えましたが、4位の横浜FCを大差で下して決勝に上がりました。この試合には勝つであろうことを信じて、決まる前にチケットを買っていたので、バックスタンドの前の方の席で見れました。試合が引き分けの場合、年間順位が上の方が勝ちになるので、6位の大分より千葉の方が有利な形での試合です。お客は2万7千人と結構な動員。この週はずっと夜勤で朝ちょっとだけ寝て昼に現地に向かいました。

 ジェフ千葉は夏場に成績落ち込んだものの、終盤に調子を取り戻してプレイオフに参加できました。その好調を支える固定メンバーでこの試合も臨んでいます。FW藤田、攻撃MFが右から米倉、兵働、谷澤。守備MFが勇人と健太郎のダブル佐藤、DFが右から高橋、竹内、山口智、渡邊、GKが岡本。大分トリニータはあまり状態チェックできていないのですが、3-4-3や3-5-2あたりのフォーメーションでやってきているようです。この日はFW森島、木島、WBの右が三平、左がチェジョンハン、MFは底に宮沢を置いて村井と丸谷がその前に位置、DFは土岐田、阪田、安川、GKは丹野と3-5-2です。

 試合は全般には千葉優勢。シンプルなカウンター、サイド攻撃で時々チャンスを作ります。ワントップ藤田のポストプレー、トップ下兵働のボールさばき、右サイド米倉の当たりの強さと前への推進力、左サイド谷澤のトリッキーなボールキープやドリブルとそれぞれ持ち味を発揮します。ただ、位置が固定化されていて大分としては読みやすいように思えました。ゴールが奪えません。

 一方の大分は巨漢FWの森島を中心にチームを作っていて、彼の動きに合わせて他の選手が連動しているように見えました。森島は常に前線に張るのではなく、中盤まで下がってボール受ける動きも随所に入れ込みます。そこからスピードあるFW木島へパスしたりサイドへ展開したりと。またおもしろいのがコーナーキックの時でペナルティエリアの外に位置していました。コーナーからその位置でボールを受けてミドルシュート放ったりも。

 1対1の戦いは千葉の選手が優位で、大分の選手は激しい当たりで対抗、イエローカードもらう選手も続出でした。それでも点を取られることを食い止め、なんとかすきを見つけて一点を狙うのですが、J2最少失点を誇る千葉の守備陣相手には崩しきれるシーンはなかなか作り出せません。このまま0−0で行けば千葉の昇格なのですが、選手交代後に動きがありました。大分がFW木島に替えてFW林(元千葉の選手ですね)、DF土岐田に変えて長身FWの高松と攻撃モードにシフトします。千葉はそれでも持ちこたえていて、あと残り5分で米倉に替えて荒田と、特に守備的になるでも攻撃的でもない通常の交代。これでフォーメーション変わるわけでもないようですが、この直後千葉の選手全体がポジション確認のためかフリーズしたような感じになります。中盤競り合いからボール持った森島がセンターバックの合間に位置していた林にスルーパス。オフサイドもかけられず、マークもお見合い状態になってしまい、やすやすと抜け出しを許してしまってGK岡本との1対1を冷静なループシュートで決められてしまいました。その後長身(2メートル以上!)FWのオーロイを投入してパワープレイを仕掛けますが、点取るには至らず敗退。これでJ2残留4年目を迎えることになってしまいました。

 毎年のごとく替わっている千葉の監督ですが、今年の木山監督はJ2時代の中では一番良いチームを作り上げてきました。ショートとロングのグラウンダーパスを使い分けてシンプルにサイドから展開する攻撃はそれなりに機能し、またセンターバックにG大阪から山口智が加入(以前千葉にいたので復帰ですね)して安定していたので、攻撃にもうひとアクセント入ればJ2の中では圧倒できるようなチームになりえていたのではないかなーと。それでも5位で終わってしまったのは、下位チームから取りこぼすような勝負弱さ、特に終盤でやられてしまうことがあったり、点を取り切れなかったり。選手層も厚いのですが、その中で攻撃の主軸となれる選手がいなかったのも大きいような気がします。外国人選手が全くマッチしなかった(特に柏でもそれほど働けていなかったロボ獲得は大失敗)責任はおそらく神戸GMにあって、彼が退任はやむなしですが、木山監督は留任してもらって次のシーズンに備えて欲しかったなーと思ったのですが、残念ながら退任のようです。また新しい体制で一から構築し直すことになりますかね。。
author:de nudge, category:Jリーグ, 10:01
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2012/04/28 サンフレッチェ広島 at 川崎フロンターレ(等々力競技場)
【結果】
 4-1でサンフレッチェ広島の勝ちでした。
 
【感想】
 今季Jリーグ初生観戦です。去年のシーズンは後半を全く追えてなくて、ファンのジェフ千葉もJ1に上がれないところか、いつの間にかドワイト監督が解任されていて、神戸GMが代行していたというのもシーズン終わりかけにようやっと知ったという。。今季はもうちょいチェックしたいですね。GW突入とともにからっと晴れて気温も上がってきてスポーツ観戦や野外フェスにはもってこいな天気になってきました。

 等々力競技場に来るのは、2回目。応援しているジェフ千葉がJ2降格決定した試合以来になります。今回はJリーグ初期の頃のサンフレッチェ広島時代にボランチコンビを組んでいた二人が監督としてぶつかりあう試合を見に来ました。ともに今季からの就任でサンフレッチェ広島の森保監督はシーズン当初から。前監督のペトロビッチが築き上げた守備時3-6-1、攻撃時4-5-1と陣形が変わる変則サッカーをうまく継続してきています。シーズン初戦ではペトロビッチが就任した浦和レッズとの対戦でテレビで見ましたが、まだこれから戦術を浸透させなければならないチームとの格の違いを見せ付ける勝利でした。

 川崎フロンターレの風間監督は最近就任したばかりで、相馬監督のいきなりの解任を受けてのもの。テレビによく出ている方ですが、海外サッカーの試合で選手の名前を覚えていないっぷりがひどく、プレーの解説の具体性が無いこともあり個人的にあまり好きな解説者ではありません。ただ監督業は別物のはずで、大学のサッカーチームを率いて実績があるようです。そのサッカーを見たことないので、どんな戦術を嗜好しているか知らず楽しみではあります。

 広島はお馴染みのメンバー。GK:西川、DF:水本、千葉、森脇、ボランチ:森崎和、青山、ウィングバック:山岸、ミキッチ、攻撃MF:高萩、石原、FW:佐藤。川崎はけが人が多いこともあるようですが、かなりメンバーをいじってきていて、GK:田中雄大、森下、稲本、伊藤、ボランチ:中村、田中裕介、攻撃MF:小林、山瀬、楠神、FW:矢島という4-5-1の布陣です。稲本がセンターバックって初めてではないでしょうか。これまでレギュラーだったジェシがけがしていることもあるようですが、ボランチに田中が入っていて、右サイドバックに伊藤が入っているのを見て、これなら素直に伊藤センターバック、右サイドバック田中裕介、ボランチ稲本の方が良いのではと思ったりしましたが、ここが風間監督の独自性を出してきたところのように思えました。

 試合開始はお互いラインを高く設定してにらみ合いの展開。せまいエリアのショートパス合戦になっていて、時折大きなサイドチェンジが入るもののそれほどお互い効果を発揮せず。川崎のMF中村はよくボールをさばいていて、彼のパスやドリブルからゴール前にせまるシーンを作り出していますが、広島守備陣は中央に人数をかけた守りでそれほど危ないシーンは作らせないですね。森保監督が就任して変わった点はラインコントロールを積極的にするようになった点でしょうか。オフサイドをよく取っていました。ただ、これはイビチャオシムからアマルオシムに交替した時のジェフ千葉そっくりで、マンマークを基本とする守備にラインコントロールのようなゾーンの考えを組み込むと選手が混乱しがちでは、、という危惧があります。この日はすごくうまくやっていました。今季新潟からやってきたスイーパーの千葉はかなりなじんでいますね。日本代表も3バックに取り組んでいるようですが、広島のこの3人をまんま持ってきても良いのでは、、という安定感を感じさせるDFトリオでした。

 川崎右サイドバック伊藤とセンターバック稲本の連携がいまいちうまくいっていなく、そこを突かれます。前半15分過ぎ。中央でMF高萩とFW佐藤でパスを細かくつないだ所から裏のスペースを取ることにかけては天下一品のMF山岸がDF伊藤とDF稲本の裏に走りこんで、そこにパスが通り、角度のないところからうまく蹴りこんで先制点を奪いました。

 川崎の攻撃はMF中村の展開力を頼りつつサイドに張るMF楠神とMF小林の突破力に期待しているようですが、そこはあまり効果的でないです。中央に位置するMF山瀬とFW矢島も人が固まっている中でドリブルを図りますが、突破しきれませんでした。前半30分過ぎ、右サイドバック伊藤が動きの少ない攻撃陣に同調して動きが止まっている広島の守備陣のすきをついて、MF中村との長いワンツーを成功させます。右サイドから中央の中村へグラウンダーのパスをつないで、そのままゴール前中央に斜めに走りこみ、中村のスルーパスを受けてワンタッチでゴールに流し込みました。このプレーは見事でしたねー。

 広島もすぐに反撃。1点目と同様に中央前線に通ったパスからショートパスをうまくつないでMF石原が見事なシュートを決めます。今季大宮から移ってきた石原ですが、千葉と同様にすぐに馴染んでいるようですね。いろいろ動き回ってパスを回していく広島のスタイルは合っているよう。

 前半は広島優位ながらも一進一退が続いている時間帯が多かったのですが、後半は一方的な広島ペースでした。MF高萩とMF石原の位置を前半とは入れ替えてきて、フィジカルな高萩を右サイドに持ってきます。それに警戒した川崎左サイドの守備陣が右ウィングバックミキッチをフリーにさせます。前半はミキッチにパスをあまり通させず、ボールを持たせてもタイトなマークで奮闘していた川崎左サイドバック田中雄大ですが、後半はいいようにやられてしまいました。後半開始いきなりミキッチに右サイド突破され、センタリングをFW佐藤が決めて3点目。その後もミキッチはドリブルで何度もサイド突破、ゴール前進入を繰り返しやりたい放題。30分過ぎにはミキッチに替わって入ったDFファンソッコ(彼が右ストッパーに入って森脇が右ウィングバックになる形)が森脇とのパス交換で右サイドを突破してセンタリングを上げ、それを難なくFW佐藤が決めて4点目。

 後半はよく2点で終わったなーくらいの一方的な展開でした。得点シーン以外でもFW佐藤、MF高萩、MF石原がそれぞれバーに当たってはずれるという惜しすぎるシュートを一本ずつ放っています。特にFW佐藤のシュートはワンツーのパスを見せかけてシュートを放つという高度なもの。この選手のすごいところはたくさんあるのですが、その内の一つにシュートの振りの速さがありますね。トラップからシュートまでが早いこと、足の振りが小さくても強いシュートが放てることがすごいです。

 広島は選手交代も余裕を持ったもの。ロスタイム間際には森脇は相手のペナルティエリア中央付近までドリブルをしかけてマルセイユルーレット(ジダンの技で有名)まで決めてしまうという離れ技も。

 川崎はまだまだやりたいサッカー構築はこれからというところでしょうか。ケガ人(ジェシ、小宮山、柴崎)が戻ってくればもっとよくなるのかもしれませんが、苦しい日々が続きそうな気もしました。川崎のメンバーは3-5-2や3-6-1が適任な選手が多い印象なんですよねー。4-4-2や4-5-1でも良いのですが、この日見たようなせまいエリアの中でショートパスをつなぐサッカーに向かない選手が多い気がします。MF中村憲剛は広いスペースでショートとロングを使い分ける方が向いている印象ですし、小宮山と田中裕介はマリノス所属していた時の木村文治監督時代に左ウィングバックと左ストッパーのコンビで良い関係だったと記憶していますし、山瀬もせまいエリアよりは広々としたスペースでスピードあるドリブル突破をした方が良さそうだし、、と好き勝手に書いてしまって、すみません。素人の感想ということでお許しを。

author:de nudge, category:Jリーグ, 00:06
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2011/06/26 栃木SC at ジェフ千葉 (現地観戦)
【結果】
 2-2で引き分けでした。
 
【感想】
 今シーズンJリーグの試合を生観戦するのは初めて。J2での首位を争う2チームの試合になります。
 
 応援している千葉は、今年から就任したドワイト監督の元、選手も入れ替えてきて、前シーズンより遥に良いチームを構築できている印象です。対する栃木は自分にとっては未知のチームですが、今シーズンは首位を走っていて好調、どんなチームなのか楽しみにしていました。
 
 スターティングメンバーは千葉はGKは岡本、DF左から青木良太、ミリガン、竹内、山口、ボランチはゲッセル、佐藤、攻撃MFは左から深井、米倉、伊藤、ワントップに久保の4-5-1、栃木は4-4-2でともにゾーン守備を採用しています。セットプレイに対する守備もゾーンでしたね。守備のラインコントロールは栃木の方が統制取れていました。センターバック大久保を中心にFWまで連動して一定の距離を保ったまま、チーム全体で前後に連動しています。オフサイドもよく取っていました。ボランチコンビの鈴木、パウリーニョの精力的な動きもよく、特にパウリーニョはボール奪取に優れていましたね。両チームともロングスローができるセンターバック(ミリガン、大久保)がいるというのも珍しい。
 
 千葉も守備ラインは栃木ほどではないものの、いい感じでした。4バックは左サイドバック以外はシーズン当初から固定。前シーズンまでボランチだった山口を右サイドバックへ。センターバックは名古屋からレンタルで獲得した竹内とケガがちで前シーズンは出場機会少なかったミリガンで安定してました。左サイドバックはシーズン当初は坂本でしたがケガでこのところ青木良太が出ています。これまでの試合評を見ると出来あまりよくなさそうな印象でしたが、この試合は安定していました。
 
 ボランチは佐藤と伊藤の小兵コンビでシーズン開始していますが、最近は長身のゲッセルがレギュラーに食い込んできて伊藤は一段前に上がった右サイドの攻撃MFを担うようになっています。トップ下の米倉とともに期待の戦力がきちんとレギュラーとして活躍しているのがうれしい限り。そして左サイドの攻撃MFに固定化されたベテラン深井は絶好調。得点ランキングも首位を走っています。ゲッセルは長身を生かした守備はもちろん、ショートパスがかなり良いですね。状況判断にも優れ、動きはスローモーながら前目に飛び出すことも。佐藤は優れた運動量を生かしてボールによくからんでいました。
 
 ワントップは2メートル以上の長身オーロイがこの日累積警告で出場できなかった代わりに新人の久保が入ります。初めて見ますがこれから期待出来る新戦力でしたねー。線は細いもののロングボールの競り合い、ポストプレーでねばりを見せて、さらにオーロイには無い裏へ抜ける動きがあります。相手選手を背負った形からくるっと回転して抜け出す動きを何回か見せていました。
 
 試合は前半に2点ずつ入ります。栃木FWロボは千葉の守備の隙をうまく突いて2点取ります。特に2点目の角度のないところでゴールに背を向けたところからくるっと回転して強烈なシュートを打ったシーンはしびれました。後半でも同様の動きを見せてあわやのシュートを打っていましたが、すごい選手ですね。ただ後半途中から完全にばててしまって、そこからはほとんど機能せず。対する千葉はスローインから細かいパスをつなげて、深井が左サイドペナルティエリア3メートル離れた位置でボールをもらったところから、うまくコントロールされたミドルシュートで1点。あの辺の位置から今シーズンばしばしとミドルを叩き込んでいますが、すごいですね。さらにFW久保がサイドの裏をうまく抜け出して突破センタリングを上げて中央に詰めた米倉がスライディングでシュートを決めて2点。この時の久保のガッツポーズが印象的、先発で結果を出したのでうれしかったのでしょう、素晴らしい動きでした。
 
 後半に入って最初の20分くらいは栃木がプレスを集中させてボールを奪いまくり、かなり攻め込んでいました。千葉はゲッセルを中央にして伊藤と佐藤をその前目に位置させたトリプルボランチに変えて対抗。そこで守備が安定した千葉の方が徐々に押し返しますが、トリプルボランチにした分攻撃の駒が足りなくなって、得点までは至らずでした。
 
 J2の首位決戦に相応しい熱戦で満足でした。ともにJ1に上がってもある程度通用するんじゃないかなーと、この日の試合を見る限りではありますが思いました。千葉はメンバー固定化されて安定してきているので、あとは控えの選手が交代して結果をバシバシと出してくるようになってくるのが望ましいですね。後半途中で久保に替わって出場した青木孝太はもう一歩の出来でした。
 
 この日昼はお台場をマラソンして、豊洲に初めて行ってビール飲んだ後のヘトヘトほろ酔いの観戦でした。ゆりかもめで移動しながら見下ろす風景はあちこちで開発が進んでいてどんなになっていくのかなーと思ったり。

author:de nudge, category:Jリーグ, 11:35
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Jリーグ 2011シーズン開幕
 Jリーグが今日開幕します。応援するジェフ千葉は去年に引き続きJ2になります。新しい監督ドワイトを迎え、選手を3分の1ほど入れ替えてきました。戦力に対する感想は試合が始まってからあれこれ書ければいいかなと思っていますが、GMと監督の連携がうまく取れた形での補強かな、と今の所思っています。
 
 今シーズンはなんとしてもJ1に上がりたいところですが、他のJ2も充実した戦力を誇るチームがいるので簡単じゃないですね。2メートルを超えるFWオーロイを軸に、シンプルなサイド攻撃がうまく構築できれば良いなーと。そして、米倉恒貴、青木孝太、伊藤大介あたりは今シーズンフルで稼動して欲しいところですね。
 
 J2、J1ともに4バック全盛で、日本代表と協調して4-5-1を採用するチームが増えそうです。その中で注目は3-3-3-1のフォーメーションを取るというカターレ富山ですね、是非生で見たいです。
 
 以下、J2じゃなくJ1の順位予想を簡単なコメント付きで。


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author:de nudge, category:Jリーグ, 13:33
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Jリーグ 2010シーズン振り返り
 Jリーグ2010シーズンが終了しました。いまさらですが、応援しているJ2のジェフ千葉とJ1の各チーム印象を簡単に振り返ってみたいと思います。
 
 ジェフ千葉は2009シーズン途中から就任した江尻監督がそのまま継続して指揮を取り、初めて迎えるJ2を過ごしましたが、4位でJ1に上がれずの結果でした。選手流出は新居、下村、ボスナーくらいで少なく、林、村井、茶野、佐藤勇などの出戻り組や倉田、鎌田、山口慶、ミリガンなど人数も増やした上で、J2で戦うには充分と行った戦力で臨みました。
 
 4-3-3のショートパスをつなぐ戦術を構築しようとしますが、勝ちにつながらず、特にアウェーでの弱さが致命的で結果を残せませんでした。フルで試合を見た数が少ないこともあり、原因がはっきりこれとは言えないですが、江尻監督がきちんとチームを整備できず、また相手チームの分析に欠けていた印象です。ショートパスはつぼにはまったところでは見事な攻めを魅せるのですが、点につながらず、カウンターに対するケアも出来ていず、と。
 
 キャプテンと10番をつけて常に使われた(後半では控えに回ることもちょっとあり)MF工藤は、シュート、ドリブル、守備に難ありと期待に応えたとはいいずらいパフォーマンスでした。また、FW巻もまさかのゼロ得点で、高給に見合わない結果で途中で放出と、本当は生え抜きの選手にがんばって欲しかったのですが。。またGKも岡本と櫛野が出番を分け合いましたが、どちらももう一歩の出来でした。青木孝太、米倉、伊藤大介などの期待の若手も活躍を見せるのは時折といった感じでブレイクには至らず。チームNo.1のパフォーマンスを見せたアレックスはチーム事情から左サイドバックで使われることが多かったのが残念。倉田、ネット、アレックスの3トップが一番機能しているように見えたので、継続して欲しかったのですが。。
 
 今季でJ1に上がれなかったのは残念でしたが、江尻監督のまま上がれたとしてもあっさり1年で降格しそうで、それを思うと新しい監督の下で充分に体制を構築してから上がれた方が良いと思ったので、仕方無しと割り切っています。退任した江尻監督は結果も伴わない上に、試合後のコメントが変に相手をなめていたり、自虐的に過ぎたりと、どうして首脳陣はこの監督を選んだんだろうと思えるほどでした。ジェフ史上最低の監督だったといっていいかと思いますが、そのことで選手時代のジェフに対する素晴らしい貢献が下がることはもちろんありません。
 
 新しい監督はオランダのドワイト・ローデヴェーヘスという方で、2006-07に名古屋グランパスでフェルホーセン監督の下でアシスタントも務めていたこともあるようです。その時は3-5-2で一風変わった選手配置をしていました。中村直志、本田圭佑、藤田俊哉というこれまで(本田はその後になるか)トップ下を多くやってきた選手ウィングバックやアンカーに位置させて、山口慶や金正友などの運動量にすぐれた選手を前目中盤に据えていました。ジェフでも同様に行うかは分かりませんが、かつて一緒に名古屋で過ごしてきた山口慶、渡邊圭二が既にいますし、竹内彬と藤田俊哉加入の報道も出ているようなので、材料は揃っているといって良いのではないでしょうか。どの程度選手の入れ替えが今後あるか分かりませんが、これまで多くの試合に出てきた選手に取っては、2011シーズンもジェフに残る場合は、生き残りをかけた勝負の1年となるのではないでしょうか。
 
 以後J1のチームの雑感を。2010シーズンはとりわけアンカーを務める選手の出来に左右されたような気がしていますので、そこを重点的に触れます。順番はシーズン当初の予想でカッコが実際の順位です。
 
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author:de nudge, category:Jリーグ, 17:26
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