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2016/10/22 ブラウブリッツ秋田 at セレッソ大阪U-23

【結果】

 2-1でブラウブリッツ秋田の勝ちでした。

 

【感想】

 前日神戸・塩屋のライブを見た後三ノ宮に宿泊して、翌朝三ノ宮の港方面を30分ちょいほどジョギング。昼に大阪に移動します。その日泊まる宿に荷物預けた後、長居公園に向かいます。初めて行く大きな公園。植物園、陸上競技場などがあり、スポーツや遊んでいる人たくさん。ヤンマースタジアムはとてつもないでかさ。圧巻ですね、いつかここでサッカーを見てみたいと思わされました。今回はその隣にあるキンチョウスタジアムで初めてJ3のサッカーを見ます。元々予定していた夜行くコンサートまで時間があり、昼間何しようかなと思っていて、いくつかの候補からこちらを選んだのですが楽しめました。
 
 秋田を拠点にするチームとJ2に所属するセレッソ大阪の別動隊チームで23歳以下メンバーで構成されるチームの対戦。観客は800人弱。選手は全員名前知らないなーと発表されたラインアップを見ていたのですが、秋田の監督の名前を見てびっくりしました。ジェフ千葉や日本代表の監督を務めていたイビチャ・オシムの通訳である間瀬秀一。監督に転身したニュースを見た記憶はありましたが、どこのチームかは知りませんでした。秋田の監督だったんですね。セレッソU-23の監督大熊裕司は、セレッソ大阪の監督を務める大熊清の兄。
 
 審判がなんと6人いました。J3で実験的にやっているのでしょうか。コート内にいる主審1人、サイドにいる副審2人に加えて、ゴール裏に1人ずつ審判を配していました。そしてセンターライン外ベンチ近くにもう1人審判がいて、試合ずっと見ていましたが特にジャッジはしていなかったので予備審判ですかね。
 
 秋田は3-4-3のフォーメーション。オシムのようなマンマークではなくゾーンスタイル。前後左右コンパクトな陣形を保って複数人数でボールを奪いに行くスタイルで、近しいなと思ったのが2008年シーズンの木村浩吉監督が率いていた頃の横浜マリノス。あの時のサッカーが好きで、また同様のスタイルのサッカーが見れてうれしいと思いました。また、面白いと思ったのが両ウィングバックの利き足。右WBが左利き、左WBが右利きと逆にした配置をしていました。
 
 WBはインサイドに切れ込む姿勢を随所に見せていて、サイドへも突破を図るスタイル。3トップは長身のセンターFWと2シャドーの編成で、シャドーの2人がとにかくよく動き回ります。センターFWも体を張ったポストプレーもしつつ、縦への突破や飛び出しも積極的にしていました。攻守ともに3トップの動きに連動するように他のポジションの選手が動いて縦へポンポンとつながっての突破や、サイドにゆったりと展開させて穴を探しながらの突破などいろんなパターンの攻撃を見せていました。前半は秋田が圧倒して、前半終了近くコーナーキックのこぼれ玉をシャドーの1人前山が豪快なミドルを決めて先制します。
 
 セレッソ大阪は4-4-2。ボランチ2人で、攻撃MFはサイドに張り出しているスタイル。ボランチは縦の関係が多く長身の木本という選手と、小柄で運動量豊富な丸岡というコンビ。後ろからショートパスで組み立てる場合は、木本が後方、丸岡は自由に動き回る感じ。GKからのロングキックの場合は木本がFW近くまで上がっていって、ボールを競ってこぼれ玉を他の選手が拾うような意図を感じました。ただ丸岡のポジショニングがはまっていなくて、秋田の選手がボールを奪った際にボランチポジションが穴になってそこを突かれていた場面が多かったです。攻撃MFが両サイド張り出しているので、サイドバックはほとんど上がらず守備に専念ですが、その手前のエリアを使われてしまっていました。ただ、ゴール前まで踏みとどまることはできていました。攻めについては右サイドMFの沖野の足が速く、彼が縦に突破した時にいくつかチャンス作っていました。
 
 後半に入っても秋田ペースは変わらず、カウンターからもう1人のシャドー久富が決めて2点差となります。が、その直後セレッソは沖野の執拗な右サイド突破が実って、FW米澤が決めて1点差。ここから流れが変わります。疲れが見えて運動量が落ちてきた秋田に対して、セレッソは右サイド中心に執拗に攻めたてるようになります。FWの選手を1人はずしてボランチの秋山という選手を入れて木本と並ぶ形にして守備も安定します(丸岡がFWの位置へ)。サイドバックも上がれるようになってチャンスもいくつか。秋田も怪我や疲れの見えた選手を入れ替えしますが、耐える時間帯が続きます。一番多く動いていたように見えたシャドーの2人を替えなかったというのが印象的ですね。チームの中では絶対的な信頼があるということでしょうか。特に足を痛めたように見えた前山を目の前にしつつも他の選手を交代させてたのが驚き。試合終わり近くにはもう1人のシャドー久富まで足を痛めてしまいましたが、この時点では交代枠なくひたすら後方で耐え忍んで守り切りました。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 22:26
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2016/04/30 サガン鳥栖 at ベガルタ仙台
【結果】
 2-0でサガン鳥栖の勝ちでした。

【感想】
 仙台滞在2日目。この日はいい天気。朝から少しの観光がてら1時間ほど仙台の街をジョギング。朝早いのに各地で行列を目にします。アンパンマンこどもミュージアムという建物に親子が何十人か開場を待っていたり、前述のあらばきロックフェスのバス待ち、仙台サンプラザホールでは後述のモーニング娘。'16コンサートのグッズ行列などなど。

 そしてお昼に仙台から地下鉄に乗り20分ちょい、泉中央という駅に到着。駅からすぐ見える大きなサッカースタジアムに向かいます。Jリーグのサッカーを見に行きました。ベガルタ仙台の本拠地であるユアテックスタジアム仙台は初めて来ます。駅近くにあり、周りは川が流れていたりきれいな大きい公園があったりと素晴らしいロケーション。街の中にあるスタジアムといった感で良いですね。サガン鳥栖とベガルタ仙台の試合を見ました。J1の試合ひさびさに見ますが、やっぱレベル高いですね。すごくおもしろかったです。感想長くなったので続きで。
 
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author:de nudge, category:Jリーグ, 10:30
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2016/02/28 徳島ヴォルティス at ジェフユナイテッド千葉
【結果】
 1-2でジェフ千葉の勝ちでした。

【感想】
 Jリーグ開幕。ファンであるジェフ千葉の試合を2週間前のプレシーズンマッチから続けてみました。今シーズンは大幅な選手入替があってのスタートとなります。

 先発メンバー。千葉はGK佐藤優也、DFは左から阿部翔平、近藤、イ・ジュヨン、多々良、ボランチはアランダ、富澤、攻撃MFは井出、小池、FWはエウトン、船山という4-4-2。2週間前から2人入れ替わり。インフルエンザから復帰のセンターバック近藤とボランチの富澤。控えメンバーの印象とともに(FW1人しか入れてない)、守備面に重心を置いた布陣の印象。徳島も同じく4-4-2でガッツリ選手が相対する対決となりました。

 試合開始。やはりプレシーズンマッチより当たりが全然違って、本番だなーというのが最初の印象。お互いイエローカードをもらうようなファウルは避けつつも激しいボール奪取を試みてカウンターを狙います。ただ中盤でボール奪われるのは避けるようにしていてバックラインからFWに当てるロングボールと、サイドからショートパスとドリブルで組み立てるといった攻撃のオプションも両チームとも共通した印象でした。がたいが良いポストプレータイプ(エウトン、山崎)と幅広く動き回るタイプ(船山、渡)というFWの組み合わせも同じ。徳島のFW山凌吾という選手初めて見ましたが、長身で体も張れて、縦への推進力もあって好印象なプレーでした。

 前半はゴール前へ攻め込む場面はお互い少ないですが、徳島の方が優勢。選手間の距離感もよく複数人数で囲んで千葉の攻撃をよく抑え込んでいました。攻めも中盤あと一人躱していればチャンスだなーという場面がいくつも。千葉はそれをギリギリで防いでいた感がありました。千葉は2週間前よりもラインも深めでオフサイド全く取れず、保守的な姿勢になっている感ありました。

 後半になると、前半は様子見だったのかなと思うほど両チームともシフトアップしてきました。千葉はライン設定を高めにしてくる場面が増え、中央縦のグラウンダーパスをガンガンに入れてきます。攻撃MF井出は持ち前のドリブル突破だけでなく、後方を常に気にしつつ幅広く動いている守備でも貢献していて、右サイド小池が中央に入り込んだ攻めから徳島にボール奪われカウンターくらったら、すばやく自分がいる逆サイドの右サイドに猛然と走って戻ってボールを追いかけた場面は見事でした。惜しむらくは先週と同じく1対1でボール奪う場面がほとんど無かったことくらいでしょうか。

 シフトアップした千葉ですが、それでも徳島を完全に崩すには至らず、逆に徳島はDFとGKの空いた千葉のスペースを積極的に狙っていきます。後半15分過ぎ、徳島は右サイドのペナルティエリアとハーフライン間あたりでフリーキックを獲得。そこから放り込んだボールがペナルティエリア中央で待ち構えていた徳島サイドバック冨田の前にこぼれてシュート、千葉の選手に当たってゴールになります。

 千葉は負けている中、攻撃に強い選手を入れてきます。MF長澤、FW吉田、MF山本。長澤は去年までドイツリーグでプレーしてた選手だそうで、Jリーグデビューになります。ものすごいテクニシャンでショートパスとドリブルで見せます。ボランチのアランダとせまい距離で細かくパス交換しつつ、右サイドバック多々良の上がりにポーンと浮かせたパスをつなげて突破した展開とかすごかったです。せまいエリアでもちょこまかと動いて、常にボールをもらえる態勢にしようとしているのがすごい。

 FW吉田は体が大きくヘディングはまかせろとばかりどんどん自分に放り込んでいくようアピールしてきます。それが実ったのがアディショナルタイムに突入してから。右サイドから山本がスピードあるクロスを放り込んで吉田の頭にピタリとはまって同点に追いつきます。千葉は攻め込んでいたものの徳島に守り切られてしまうんだろうなーというムードの中での見事な同点劇でした。これだけでも充分満足、、と思っていたのですが、千葉はイケイケでさらに攻め込みます。怒涛のごとく選手が前へ前への姿勢を強めて、中盤でセンターバックのイジュヨンがボールをカットして左サイドへ展開、井出から左サイドバック阿部につなげてセンタリング、中央でボールがあちこち動いたところのこぼれ玉を長澤がけり込んで逆転、スタジアムの盛り上がりはとんでも無いものがありました。(自分含めて)大人しく座り込んで見ていたバックスタンドのお客さんも立ち上がって歓声あげてました。

 最高の展開でしたが、全体としては負けペースといえるものでやはりそう簡単には昇格できないんだろうなーと思える試合でした。選手のタイプは多種多彩に揃った感じなので、今回結果を残した途中交代の選手含めて、次の試合でどう使っていくのか楽しみです。相手チームの研究を推し進めて、都度適正な選手を抜擢するところまでいければ良いのですけど。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 21:44
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2016/02/14 柏レイソル at ジェフユナイテッド千葉(ちばぎんカップ)
【結果】
 0-3でジェフ千葉の勝ちでした。

【感想】
 今月末より開幕するJリーグ。2週間前に行われたプレシーズンマッチとなります。千葉県の2チームで毎年行われる(去年は柏レイソルがアジアチャンピョンズリーグ出場のため無かったですが)恒例の試合です。朝は雨風が強かったものの試合始まる時は快晴。風は多少強めですが、この季節ではありえないほど暖かく春っぽい陽気の中行われます。お客も12000人以上と盛況。

 去年J2を9位という過去最低の成績で終えたジェフ千葉は新しいGM高橋悠太を迎えて大きな改造を実施しました。24人もの選手が去って、新たに19人の新しい選手を迎える(千葉県出身選手が多いよう)というびっくりな措置。去年後半はもう試合全く見る気が起こらないほどの状態で、これはもうどうしようも無いなーと思っていたのでなんらかの手を打つ必要はあると思っていましたが、ここまでの大きな変化は予想していませんでした。新しいGMは関塚監督始めコーチ陣は留任のまま選手のみを入れ替えするという決断をしました。

 これが正しい判断かどうかは今シーズン終わってみないと分からないですが、いずれにしてもコーチ陣留任は良い選択だと思います。選手もコーチも全部入れ替えという完全なリセットは継続性が全く無い上、万が一うまくいっても今後低迷するシーズンに陥った時にまた全部入れ替えすれば良いやという考えが出て来るのが危険かなと。今回は監督の意向に沿った選手入れ替えという継続性があったものと考えたいです。それにコーチ陣もここまでやっておいてまた低迷は許されないでしょうし、関塚監督は監督生命を賭けた一年というプレッシャーがあると思います。

 先発メンバー。千葉はGK佐藤優也、DFは左から阿部翔平、若狭、イ・ジュヨン、多々良、ボランチはアランダ、山本真希、攻撃MFは井出、小池、FWはエウトン、船山という4-4-2。井出以外は全員新戦力です。柏はGK中村航輔、DFは左から輪湖、中谷、鎌田、伊東、MFはボランチが大谷と小林祐介、攻撃MFが左から大津、茨田、エデルソン、FWがディエゴ・オリヴェイラと4-5-1です。

 試合開始直後は早い仕上がりを見せる千葉のペース。高いラインを保ちつつ中盤でボール奪ってのショートカウンター、遅攻の場合はサイドに人数かけて攻めるという基本的には去年と同じやり方ですね。ただ新しいメンバーは攻守ともに1対1の対応が粘り強く、攻撃時はドリブル仕掛ける姿勢があり、守備時は粘り強く張り付くことでボール奪ったり他の選手のサポートを呼び込む時間を作れてたりとこの試合を見る限りは去年よりレベル高いような気がします。特にMFとFW陣は各段にレベル上がった印象。去年は中盤の選手がやたらバックラインにボールを下げていたのですが、この試合は少なくなっていて見てて楽しかったです。右サイドバック多々良は一回行き詰ったと見るや逆サイドに大きく展開する見事なキックをして観客のどよめきを誘っていました。

 FWエウトンはがたいよいポストプレータイプかと思いきや、足元が結構よくてスルーパスなんかも何本か送っていました。周りも良く見えている感が。そして運動量はそれほど多いわけではないのでしょうけど守備意識も高い。体の向きがちゃんと他の選手と連動した動きになっていて、ボール持つ選手に向かっていました。

 MF小池やFW船山はフリーランニング、とりわけ守備ラインの間をダイアナゴナル(斜めに切り込み)に入ってくる動きが良いです。右サイドはこの2選手の他にサイドバックの多々良、そしてボランチの山本もかなり進出して攻めたてます。山本は守備ラインに入ってボール回したり、最前線に進出してきたりとものすごい動きっぷり。ただ体力が尽きたのか、守備のバランスを気にしたのか前半20分過ぎからは大人しくボランチのポジションを取っている場面が多かったです。

 GK佐藤は新規加入の中で一番の補強と思っています。ここ数年の一番の弱点はGKだったと思っていたので、ここに新たにレギュラーを奪取する(しかもキャプテンに就任)選手が現れたのは良いなと。長身でキャッチとパンチングの使い分けも適切で信頼感抜群でした。先発メンバーで唯一去年からの選手のMF井出は攻守ともに良い出来と思いました。果敢に仕掛ける姿勢も目立っていましたし、守備も3ラインを意識しつつボールを奪うことにトライできていました。ただ残念なのはボールを実際に奪える場面がほとんど無かったこと。これは他の新加入選手の方がボール奪えていました。

 他の選手の印象はまたシーズン始まってから書きたいと思います。試合は前半20分過ぎからは一進一退、やや柏が攻め込む場面多いかなという印象でしたが、セットプレーを3回決めたジェフの勝ちでした。柏も結構新戦力多いようで、また新監督ミルトン・メンデスを迎えたばかりということもあって、チーム作りはこれからの印象。なので、試合結果はお互い気にしなくても良いかなと思えるものでした。

 柏の選手では、大津、エデルソン、ディエゴ・オリヴェイラ辺りはうまいですね。積極的にドリブル仕掛けて、守備ラインが乱れたところで空いた選手にパスをつなげる展開が多くて点こそ取れなかったものの、攻撃は完成度上がってくれば楽しそうです。両サイドバックもガンガンに上がっていました。ただ守備はやや不安感がありました。ボランチ大谷は安定感ありますが(本当に良い選手)、センターバックは新加入鎌田がやや馴染んでないところを見せていて、前半で交代。後半から登場した今井は去年途中から大宮から移籍したようですが、あれ右サイドバックの選手じゃなかったけかと思ったり。FW登録の伊東を右サイドバックに起用していたり、かなり攻撃的な選手を配している印象ですね。後半少しだけですが大津をボランチの位置に持ってきていたりした場面があったりして、さすがにここまでやるとJ1チーム相手にしたら守備崩れそうと思ったのですが、どうなるのでしょうか。

 ジェフ千葉は毎年春くらいまでは好調でそこから徐々に下降し夏にドーンと落ち込むパターンなので、現段階の好調は全くあてにならないのですが、せっかくなのでそこまででも楽しむという姿勢で。でもなるべくならこの感じを続けて欲しいと願いつつ、シーズン開始を楽しみにしたいと思います。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:01
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2015/07/12 ザスパクサツ群馬 at ジェフユナイテッド千葉
【結果】
 2-1でジェフ千葉の負けでした。

【感想】
 テレビではたまに見てましたが現地では今シーズン2回目の観戦になります。フクダ電子アリーナのバックスタンドでのんびり観戦。シーズン開始はハイプレスサッカーがはまって好調な出足でしたがボランチ佐藤勇人の負傷きっかけでつまずき、負けがこんできて佐藤勇人復帰後もいまいちな調子なまま夏を迎えました。この日は途中加入の新戦力を抜擢しましたがうまくいかなかったです。

 千葉はシーズン開始から続けている4-5-1のフォーメーション。GKはシーズン途中からレギュラー奪い返した岡本、DFは左から田代、富澤、キム・ヒョヌン、金井。左サイドバックレギュラーの中村は負傷のようで田代が代役。3日くらい前に横浜マリノスから加入発表があった富澤がいきなりの先発。ボランチは不動のパウリーニョ、佐藤勇人。不安定極まる攻撃陣はMFが左から谷澤、町田、ネイツ・ペチュニク、FWはこれまた3日くらい前に川崎フロンターレから加入発表があったアン・ビョンジュン。

 群馬がオーソドックスな4-4-2。ゾーンで守るカウンター型のチームでラインコントロールうまくいけば千葉相手には一番有効な戦術と思えます。守備時の相手との間の取り方が素晴らしく、またボール奪った後のカウンターが見事でした。

 試合は千葉がボールを支配する展開ですが、これが群馬がわざとそうさせているのではと思えるほど全然千葉のペースに見えませんでした。開始10分くらいこそ、右サイドのネイツと金井ががんがんに群馬DFにけしかけて攻めたてますが、徐々に群馬が対応してきます。ネイツと金井はヘディングが強く浮き球の競り合いに勝てて、そこから有効な攻めたてをしようと試みますが、そこからもう一歩が攻められない。群馬は足元だったら1対1でも勝てると判断したようで、千葉が後方で回す時には千葉攻撃陣との間を空けて足元へのパスを通させた後に、近寄ってボール奪取するやり方に変えたように見えました。裏さえ取られなければ後ろ向きにボール持たせても全く怖くないと。

 そして群馬が中盤でボールを頻繁に奪えるようになります。千葉は攻撃時、ボランチのどちらかがセンターバックの間に入って3バック形式になりボールを動かします。両サイドバックがかなり高い位置に張るのですが、中盤でボール奪われた時の決め事が無いのか、実質一人になるボランチではどうしようもない印象。がんばってサイドバック自身が帰るくらいしか手が無いようで、全力で戻った時に群馬攻撃陣と1対1を強いられてもそりゃ突破されることはあるよねーといった感じ。前半取られた1点はきれいに左右に振られたカウンターを千葉の選手が後手後手になり決められてしまいました。

 後半も同じような展開だったのですが、パウリーニョに替えて佐藤健太郎投入の采配が当たり、同点に追いつきます。中村欠場によりこの日セットプレーのキッカーを務めていたパウリーニョですが、全然チャンスを作れず。交替した佐藤健太郎がキッカーを務めたセットプレーが見事に決まりました(佐藤健太郎のキックからキムがヘディングで折り返しネイツがヘディングで押し込んだ)。ここのシーンでバックスタンドに向けてガッツポーズをして観客を煽る佐藤健太郎がかっこ良かったですね。応援しなきゃと鼓舞されました。

 ここから千葉優位のペースに、、全くならず千葉の後方でもボール回しがばたついたところを群馬が奪い取り、MF吉濱が見事なミドルシュートを決めて勝ち越してそのまま逃げ切りました。ネイツ以外の攻撃陣は不調、まだFWアンはおしいシーンも作りだせていてこれからの期待持たせていましたが、町田と谷澤はほとんど機能せず。特に谷澤は後ろ向きにボールもってのボールキープ以外には何もできず、前向きでのボール持った時にたついてあっさりボール取られるシーンが何度も。大人しく見ているバックスタンドのお客さんがその判断の遅さに「遅い」と声が揃ってしまう時もありました。ネイツ、谷澤の両サイドが1対1でドリブル仕掛けられないというのはかなり厳しいなーと思いました。ネイツはまだワンツー狙ったりと周りを使っての突破を試みていましたが、谷澤は保守的なボールコントロールに終始していたような印象でした。

 千葉はこの日の敗戦で戦術見直しを考えざるを得ないのでは、、と思いました。守備時が4-5-1、攻撃時が3-3-3-1となるフォーメーションですが、先に書いたように両サイドバックの上がったスペースを簡単に突かれてしまうので、選手を入れ替えようがどうしようも無いのでは、、と思われます。ドリブルで仕掛ける選手が一人でもいれば良いのですが、攻撃的な選手では一人もいないと思えます。この日欠場の左サイドバック中村が唯一仕掛けられる選手、あとこの日途中出場のMF井出も攻撃陣の中ではいけるメンバーかなと思えますが、中村ほどは仕掛けられない印象です。もし今の戦術で行くのであれば、GKの補強ができればもしかして、、かもしれません。今回取られた2点もGKの責任、とは言えないものの止めて欲しいよなーと(特に1点目)思ったので。

 素人の妄想になりますが、今の選手で行くのであれば攻撃陣は減らして守備的な編成にした方が良いと思います。攻撃は3枚だけ。それで4バックであればトリプルボランチ、(実質5バックの)3バックであればダブルボランチ。そうすれば両サイドバックが上がった後のカバーリングが容易と思います。新規加入したアンはがたいよさそうなので、元々ヘディング強いネイツと組ませて、中盤こねくり回さず放り込んでしまえば良いのではと。富澤はセンターバックで使われましたが、個人的には横浜Fマリノス2013年シーズン、中町と組んでいたボランチコンビが凄すぎた印象があるので、ボランチ、もしくは3バックの一角として使いたいなーと。この日も前半ペナルティエリア近くまで進出してボール奪っておしいミドルシュート放ったシーンがあったのですが、4バックでのセンターバックではあーゆーこともあまり出来ないと思うので。

 と、ぐちぐち書いてしまってすみません。どこかで光明が見えてくると良いなーと思うのですが、ジェフ千葉がJ2に落ちてから苦手にしている夏場どうなるでしょう。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 21:55
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2015/03/15 水戸ホーリーホック at ジェフユナイテッド千葉
 【結果】
 0-2でジェフ千葉の勝ちでした。

 【感想】
 先週から開幕したJリーグ。ファンのジェフ千葉は先週アウェーで長崎に勝ちいいスタートを切りました。この日はホームでの開幕ということもあってか13000人超えというかなりの人入り。いつも見てるバックスタンドが売り切れでメインスタンドで見ました。

 千葉は前シーズン途中から就任した関塚監督が引き続き指揮を取ります。前シーズンでは前監督から引き継いでいたコーチ陣も入れ替えがあり、かつて関塚監督とともに働いていた人たちを迎えて万全の体制でシーズンを迎えた感あります。また、選手の入れ替えもありました。恐らく関塚監督の意向を可能な限り反映した布陣となったかと思います。

 先発はGK高木、DFは右から金井、キムヒョヌン、大岩、中村、ボランチは佐藤勇人、パウリーニョ、中盤は右からネイツ・ペチュニク、井出、谷澤、FWが森本と前シーズンと同じ4-5-1。新戦力は金井、パウリーニョ、ネイツの3人。センターバックの一角をなす大岩は退団した山口智の後釜に着きました。

 柱谷哲二監督率いる水戸は4-4-2の布陣。中盤台形でゾーンで守って攻めはシンプルなつなぎを信条とするスタイルに見えました。ボール奪ったらFWに当ててサイドに素早く展開する意図の攻撃が多かった印象。

 前半最初の10分は水戸がプレスを仕掛けてボール奪いまくりですが、千葉が徐々に落ち着いてくると優位に進められるようになります。先週の試合もテレビで見ましたが前シーズンからチームスタイルが変わってきた印象です。守備はとにかく近くにいる選手をきちんとつかまえて1対1で負けない、特に前を向かせない守備を心掛けているように見えます。

 センターバックの前任者の山口智は、カバーリングやセットプレーの得点力で魅力ある選手ですが、どうしてもガンバ大阪時代に身に沁みついてしまったリトリートくせが抜けきらずラインが下がり気味になってしまい、また他選手のフォローを気にし過ぎて、結果的にマークがずれることもあって(もちろんそのおかげでピンチ防ぐことも多々あったわけですが)、守備が崩れた場面があり、そこが契約更新しなかった要因かなーとこの試合を見て思いました。

 大岩とキムはとにかく1対1で選手に競り勝つことと、ラインの高さを保つことを意識していて、この日は安定感ありました。2トップに対して2人のセンターバックが相手するとなると、1人が裏取られたらおしまいですが前さえ向かせなければ動きを止めることができますし、横か後ろの動く場合はサイドバックかボランチがケアできるのでボール奪うこともできます。またサイドバックや中盤も1対1でガツガツ当たれる人を優先して使っているよう。新戦力の3人もそうですし、ボランチも佐藤健太郎でなく佐藤勇人を使っているのも健太郎のカバーリング能力よりも1対1で当たれる勇人の方が今のチームスタイルに適しているのかな、と。

 大岩はこれまでサイドバックでも使われていたり、前シーズンではベンチも多かったのですが、今回センターバックのレギュラーつかんだのを逃さないという気合を感じました。コーナーキックでもゴール前に上がらずに後ろに留まっている(センターバックでは珍しい)のも、得点するおいしい機会よりも守備仕切るというメッセージなのではと。単なる監督指示かもしれませんが。

 新規加入でいきなりキャプテンとなったボランチのパウリーニョ(川崎フロンターレから移籍)は、栃木FC時代に見たことありますが、その時と同様ボール奪取力がものすごい。どこにボールがこぼれて来るかの予測能力がすごいのでしょうか。前線の選手がボール奪われてもすばやくチェックして再度ボールを奪い返す場面が多々ありました。

 攻撃はパウリーニョ中心にした中盤でのボール奪取からのショートカウンターが一番効果的でした。両サイドの谷澤とネイツはボールをしっかりキープして周りをよく見えたパスができます。この2人のみならず、空間に両チームの選手が密集してショートパスつなぐの困難になったと判断したら、さっさと大きく前線や逆サイドに蹴りだしてしまうということをやっていました。それでボール受けることが多くなるワントップの森本ですが、粘り強くトライして時々突破できていました。またサイドに流れてボール受ける場面もあって、その辺も前シーズンと違う傾向と思いました。

 前半30分近くに右から左にボールをうまく振ってフリーでボールを受けた左サイドバック中村から正確なクロスがネイツにどんぴしゃ合ってヘッドで決めて先制します。センタリングの時に森本と井出が二人も前線に飛び込んでいてセンターバック2人を連れ出してネイツがサイドバックと1対1になる状況を作り出してたのが得点産むのに一役買っていました。その後数分後フリーキックからの崩れから金井がボールを押し込んで追加点。オフサイドっぽく見えましたが、判定はゴールとラッキーな展開でした。

 後半は一進一退でともに攻撃しきれず、ラスト20分くらいは水戸が攻め込みます。途中交代した右サイドバックのパク・カンイルがかなり勢い込んで攻めたてます。ペナルティエリアまで進出してシュートにつなげますが千葉はギリギリで防ぎます。ラインが下がり気味になり中盤でボール奪えなくなった千葉は攻撃が手詰まりになり、左サイドバック中村につなげてセンタリング以外に攻撃パターンが無くなってしまったのが苦しい。そのような状況にも関わらず関塚監督は守りに入る意図は見せず、後半30分過ぎに井出に変えて田中(右サイドになりネイツが中央に)に交代した以外は現メンバーで我慢しきります。試合ラスト近くに2人交代をして試合終了。2試合連続無失点で勝ちました。

 守備に関してはチャンス作られていた場面はいくつかあったものの、総じて安定していました。もっと前線にタレント揃ったチーム相手にした時はどうか分かりませんが、今のスタイルであれば攻撃に直結できる守備であるので続けて欲しいですね。攻撃はもうちょっと選択肢が欲しいなーと思いました。両サイドの攻撃選手は1対1のドリブル突破やミドルシュートが欲しいところ。トップ下の井出は前線の飛び込みや思い切ったシュートは良いですが、もうちょっとボールの受け手となりたいですね。この辺は今ケガしている町田の方が優れているかもしれません。ただ町田よりも井出の方が得点力があるので、悩ましいところですが。

 とにもかくにも今シーズンこそは昇格できるんじゃないかなーと期待できる滑り出しとなりました。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 23:11
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2014/12/07 モンテディオ山形 vs ジェフユナイテッド千葉 at 味の素スタジアム
【結果】
1-0でモンテディオ山形の勝ち。モンテディオ山形がJ1に昇格です。

【感想】
 J2の3位〜6位までのチームで昇格を争うプレイオフの決勝。35000人以上と多くのお客が詰めかけます。ファンのジェフ千葉は3年連続のプレイオフでしたが、今年も敗退してしまいました。ジェフ千葉の今季は途中で鈴木淳監督を解任して、関塚隆監督が就任。そこから徐々に調子を上げてきて、3位に着くことができました。

 モンテディオ山形は石崎信弘監督の元、お得意のハイプレスサッカーを掲げてチームに浸透させ、フォーメーションを3-4-3にしてから成績も伴うようになってきたようです。天皇杯の決勝まで進出して上り調子加減で言うと千葉以上。また一週間前に戦ったジュビロ磐田とのプレイオフ一回戦では、試合終了直前のコーナーキックで上がってきたGK山岸が決めるという、あまりにも劇的な勝ち方で勢いがある状態です。スポーツバーでこの試合見てましたが、ゴール決まった瞬間の盛り上がりがとんでもないことになっていました。実際にGKがコーナーキックからヘディングで決めるの見るの初めて。

 千葉は4-5-1。GKがシーズン途中から岡本からレギュラー奪った高木駿。DFは右から山口慶、キムヒョヌン、山口智、中村、ボランチが佐藤勇人、佐藤健太郎で攻撃MFが右から幸野、町田、谷澤、ワントップに森本。山形はGK山岸、3バックが右から當間、石井、石川。右WBが山田、左WBがキムボムヨン、ボランチが松岡、宮阪で3人のFWが山崎、林、川西。磐田との試合で活躍したディエゴは、その試合でのけがもあってかベンチスタート。

 前半はお互い慎重な立ち上がり。ロングボールを多用しますが、両チームのDFが跳ね返していきます。今シーズン不動のセンターバックとして活躍している千葉のDFキムは圧倒的な空中戦の強さで頼もしいですね。これまで不安だった足元も徐々に安心感のあるものになってきています。千葉は山形のプレスを嫌って縦のグラウンダーパスはほぼなし。サイドを使ってなんとか攻めようとしますが、個々の突破はことごとく食い止められてしまいます。

 山形も最初の内はほとんど攻め込めていませんでしたが徐々にサイドを侵食。コーナーキック崩れからのサイドのセンタリングをFW山崎がバックヘッドで決めて先制です。後半は千葉が攻め込む時間が多く、チャンスもいくつかありましたが、山形が集中した守備で食い止めます。選手入れ替えしたりして懸命に攻め込みますが点取れず終了、千葉は3年連続でプレイオフ敗退となりました。

 今季は途中までプレイオフに出ることも諦めていたので、個人的にはここまで来ただけでも満足でした。まあ勝って欲しかったですけど。。来季こそ自動昇格目指して欲しいですね。関塚監督の元、コーチ体制も組み替えられるようですし(特にフィジカルコーチが変わるようなので期待。千葉はここ数年けが人が多かった印象)、いいチームを構築してくれることを期待します。またフォーメーション4-5-1を維持するかも気になりますね。今シーズン活躍したDFキムや左サイドバック中村をより生かすのであれば、3-5-2の方が合っている気がするんですよねー。

 選手もどれくらい入れ替わりがあるか分かりませんが、GKは補強ポイントと思っています。J1で今季加入した浦和の西川、ガンバ大阪の東口のおかげでDF陣が変わっていなくても守備成績が向上したのを見てると(もちろん両チームとも向上要因はGKだけじゃないと思いますが)、GK大事だよなーと。DFキムをもっと生かすためにも、果敢に前に飛び出して守ることができる守備範囲の広いGKが獲得できれば理想ですが、J2だと難しいですね。。

 DFは山口智の退団が決まりました。大岩がセンターバックとして後を継ぐか、新たな選手を入れて来るかも注目です。またトップ下というポジションでシーズン得点ゼロという寂しい結果の町田のポジションも新たな選手を獲得するか、町田が飛躍するか。この試合も町田はよく動いてチャンスを作りだしたり、シュートに結び付けていましたが、得点につながるところまで持っていくアイデアや技が不足している印象でした。

 と、思うままつらつら書いていますが、シーズン終了ということでお疲れ様でした。今シーズンフクダ電子アリーナ行かなかったですが、来シーズンは2,3回は行きたいなと思っています。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 14:10
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2014/08/23 浦和レッズ at FC東京
【結果】
4-4で引き分けでした。

【感想】
 最近テレビで2試合くらい見ていて、おもしろいサッカーしているなと思ったFC東京。味の素スタジアムにも行ったことないのでこの日行ってきました。相手は浦和レッズと上位同士の対戦。5万人近く入るスタジアムに多くのお客さんが詰めかけています。

 浦和レッズはペトロヴィッチ就任後、守備時3-6-1、攻撃時4-1-4-1とフォーメーションが変わるサンフレッチェ広島と同じ戦術を導入しました。選手も元広島の選手が多いですね。攻撃時は両ウィングバックがサイド前線に張り出し、ボランチの一人阿部がセンターバックに下がって後方からフィールド縦横一杯に使ってボール支配しながら攻める戦術。

 FC東京はこの日試合の中でフォーメーションを(自分が見る限り)3回くらい変えてきました。最初は4-3-3。4バックは右から徳永、森重、吉本、太田。ボランチは右から米本、高橋、羽生。FWは武藤、平山、河野でポジション流動的に動く感じ。

 浦和はFC東京のサイドを攻めたてます。ワントップ興梠はFC東京のセンターバックの間に位置し、裏を取るように伺う姿勢。平川、宇賀神の両ウィングバックは高い位置を取り、FC東京のサイドバックと1対1を作りだします。そして、柏木と梅崎の両攻撃MFはあれこれと動いて数的優位を作りだそうとします。この5人のみの攻めなら4バックと3ボランチで受け止められていましたが、森脇と槙野の両サイドバックまで上がるとサイドの守備が辛そうで特に徳永と太田のFC東京サイドバックは負担が高そうでした。

 そんな中、開始数分で浦和が先取点を取ります。左サイドペナルティエリア角で梅崎がボールキープ。徳永と対峙して内側にカットイン直後にミドルシュートで決めます。これで浦和優位かと思いきや、ここから前半30分過ぎまでFC東京が圧倒します。まず太田のコーナーキックをニアサイドに高橋が飛び込んでバックヘッドで合わせる見事なゴールを決めて同点。

 FC東京はボール奪ったらすばやく浦和の守備ラインに飛び出す選手にパスを出す意識が高く、どの位置であってもまず前線を見ていました。じっくり攻める時は前線をフィールド半分に寄せて、人数の密度を高めて長身の平山に当てて、そこから武藤と河野の裏の抜けを狙う形。浦和の3バックが平山相手にてこずり、ラインコントロールが甘くなったのをついて、FC東京が立て続けに2点取り、3-1とリードします。2点目は裏に抜け出した武藤が独走してゴール。3点目は河野が右サイドペナルティエリアに抜け出したところを浦和DFが倒してしまいPKを獲得。自ら決めます。河野は東京ヴェルディ時代は中盤のテクニカルなパサーといった感じでしたが、今はどんどん動き出してボールをもらいにいく姿勢があって印象変わりましたね。

 ここまでリーグ最少失点を誇る浦和守備陣は、裏に抜けていく選手を捕まえられず苦労していました。が、前半30分過ぎに平山が負傷交代(エドゥーに交代)。ここで流れが変わります。前線でボールが収まらず、鈴木と阿部のボランチコンビでボールを拾えるようになってから守備ラインも落ち着いて、優位に進めます。前半終了近く裏を飛び出した興梠をFC東京DFが倒してしまいPK。それを興梠自身が決めて1点差で前半終了します。

 後半に入っても浦和優位が続きます。FC東京は攻撃両サイドに羽生、河野を持ってきて高橋、米本のダブルボランチにする4-4-2にフォーメーション変えて対抗。ただ守備の脅威が無くなって、後方から遠慮無しに飛び出せるようになった浦和が攻めたてます。FC東京は守備ラインでボール奪っても安易にクリアせず、前線につなげることを意識しているので、浦和はそこも攻撃陣が積極的にチェックしてそこでボール奪う場面も多々出て来ました。その姿勢が奏功して、ゴール前ガチャガチャしたところからこぼれたボールを平川がシュート決めて同点になります。

 これでFC東京はかなり厳しくなったなーと思ったのですが、数分後見事に勝ち越しをします。左サイドから攻め込んで中央でボールを受けた武藤が3人くらいの浦和選手に囲まれながらもコンパクトな足の振りでミドルシュートを見事に決めます。運動量豊富で守備意識、裏の抜け出しの意識が高く、足元のポストプレーもこなし、さらにシュート力があるこのルーキーFWはすごいですね。

 ここからFC東京は守備モードを一段と高めて高橋をDFに下げて羽生と米本をダブルボランチにする5-2-3というフォーメーション、さらに浦和が攻撃選手を交代で入れてくると(マルシオ・リシャルデス、李)、武藤と河野も下がり目にして5-4-1といった陣形で対抗します。ここで守り切れれば良かったのですが、同点に追いつかれてしまいます。FW李が投入直後ペナルティエリアでFC東京DFと競りますがまけてクリアされます。右サイドにボールがこぼれた所をFC東京右サイドバック徳永がクリアしようとしたところに諦めずくらいついてきた李が、徳永の足に当たって倒れてしまい、PK獲得、自ら決めます。この日はこれでPK3本目。遠くから見ているので印象だけですが、1本目と2本目は基準は同じくらい、3本目はあれでPKは少々厳しいかなーといった感じでした。

 残り10分は浦和優位でチャンス作りながらもFC東京守備陣は必死に対抗して守り抜き、試合終了しました。いろんな展開がある流れがあって楽しい試合でした。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 13:13
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2014/03/29 鹿島アントラーズ at 横浜F・マリノス
【結果】
3-1で鹿島アントラーズの勝ちでした。

【感想】
 3月に開幕したJリーグ。上位を争う試合を見に行って来ました。応援しているJ2所属のジェフ千葉は開幕戦をテレビでみましたが、昨シーズンから変わり映えしないサッカーで成績も伴わずとても現場へ見に行く気がしなく、ひさびさにJ1の試合を見に行こうかなと日産スタジアムへ。ものすごくレベル高くておもしろかったです。鹿島のゴール寄りで見ていて、全部のゴールシーンを近くで見れたのもラッキーでした。

 鹿島は昨年活躍したFWでエースの大迫が抜けたものの、若手抜擢してチームとしてのバランスは向上したような印象で、首位を走ります。マリノスもFWマルキーニョス抜けたものの強い守備をベースに粘り強く勝ちを拾って上位につけています。鹿島はGK曽ヶ端、DFが右から伊東、青木、昌子、山本、MFがボランチが小笠原、柴崎と不動のコンビで攻撃MFに右が遠藤、左が中村充孝、FWはダヴィと土居。土居は名前を初めて知りましたが、若手のドリブラーな選手のよう。マリノスはGKが榎本、DFが右から小林、栗原、中澤、下平、ボランチが中町、富澤、攻撃MFが右から藤本、中村俊輔、兵藤、FWが伊藤です。下平、藤本、伊藤は今季新規加入。

 前半はマリノスペース。中町、富澤のボランチコンビが躍動。また栗原、中澤のセンターバック2人も1対1で競り負けることが無いので、ハーフライン近くでダヴィと1対1になっても余裕もった対応になっています。マリノスが好調になった要因はフィジカルをきちんと鍛えていることかなと思えるもので、前線、中盤の選手も1対1でがつがつと競ってボールを奪えています。ベテランが多いので運動量を上げることは難しいのですが、きちんと筋トレして必要な休息取ってみたいな計画ができているから、固定メンバーでもきちっとやれているのではないかなと。連動性もすごくて、中町が猛然とプレッシャーをかけて相手の中途半端なパスを引き出しそこを富澤が拾ったシーンや、左サイドから内側に兵藤が切れ込んだのと同時に下平が縦に駆け上がってそこにパスが通るシーンなんかはすごいなーと思いました。攻撃の軸は前線だろうが後方だろうがボールのあるところに寄って受けてさばく中村俊ですが、その動きに合わせて必要なポジションを取る他選手との連動性が良いです。特に中町の動きはすごくて、FWを追い越して前線にかけこんでボールの受けてになる動きとかありました。

 鹿島は選手間の距離を均等に保って、ボール持ったマリノス選手を複数選手で取り囲んでボール奪うスタイル。また機を見て、後方でボール回ししているところに奪いに行ってショートカウンター狙いもありました。小笠原がその判断に長けていて、するっとマリノスのDF、ボランチにチェックしてプレスをかけていっていました。中村俊と小笠原は長年名対決をしてきた名手同士ですが、ここの1対1も見どころありましたね。中村俊がDFからボールを受けて背を向けた瞬間に小笠原が駆け寄ってチェックしてボール奪ったり、中村俊が気づいてループ気味にボールを浮かしてかわしたりといくなどの対決っぷりを堪能しました。

 マリノス優勢なものの決定的な場面は少なかった、むしろ鹿島がショートカウンターで何回かシュートに結び付けられていたのですが、マリノス必殺のセットプレーで先制します。前半終了近く、ゴール向かって右側からのコーナーキックで中村俊がゴールから遠くなっていくカーブのセンタリングに栗原がキレイに合わせます。飛んだ頂点にピタッと合ってゴールに吸い込まれました。

 後半は鹿島優勢になります。前半はセンターバックに張り付いてポストプレーをしていたダヴィとそこを衛星的に動いてボールを拾う土居という攻め方をしていたのが、ダヴィがセンターバックとボランチの間に位置するようになって、土居が前線の裏を抜けるような動き出しをするようになります。これにより中町が積極的に上がれなくなりました(前半の疲労もあったかもですが)。さらに両サイド攻撃MFの遠藤と中村充が内側に絞ってマリノスの中央の攻めを警戒、サイドに追い込んでボールを奪うようなことを意図しているように見えました。これにより倒してフリーキックになっても遠いサイドのみに限定されるので、マリノス必殺のセットプレー効果を少なくしていました。

 またワンタッチパスも回りだして後半早い時間に同点に追いつきます。中盤でポンポンとつないでマリノス守備網を突破、中央でボール受けた土居が一瞬のスピードで栗原、中澤をかわして、ゴールまで独走。シュートをきっちりと決めます。先行逃げ切りできっちりと勝ち切るスタイルのマリノスは打ち手が無い印象。鹿島は攻撃MFの2人を入れ替えて(野沢、カイオ)、攻勢を強めます。マリノスは左サイド攻撃MF兵藤を佐藤優平に、右サイドバック小林を奈良輪に変えますが効果的でありません。前線進出を控えていたボランチ柴崎もじりじりと上がって攻撃に加わっていきます。柴崎がペナルティエリアに駆け込んだ野沢に浮き球のスルーパス、走りながら斜め後ろから来るボールに対してボレーで合わせてゴールを決めるスーパプレー。柴崎のパス、野沢のシュートともに完璧と言えるもので、すごかったです、興奮しました。さらに、カイオがドリブルで切り裂く場面が増えて、カイオのドリブルから前線に走りこんだ柴崎にスルーパス通って、きっちりと決めます。

 会心のゲームをしたと言える鹿島側の盛り上がりはすごかったです。監督のトニーニョセレーゾはスタジアムを出る際に応援席側を煽ったりガッツポーズをしたりとオーバーアクションでうれしさを表現。監督冥利に尽きたゲームと言えるのでは無いでしょうか。
author:de nudge, category:Jリーグ, 14:42
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2013/09/23 ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ at 駒沢オリンピック公園総合運動場
【結果】
 0-1で東京ヴェルディの勝ちでした。

【感想】
 東京ヴェルディは年に何回かホームとして駒沢公園にある運動場で試合をやっているようで、今回応援しているジェフ千葉とやるということで行って来ました。個人的にフクアリより断然近いので、楽で良いですね。また、駒沢公園自体の雰囲気も好きでここでサッカー見るのは3回目ですが、いずれもいい感じです。観客も1万人集めるという、かなりの規模に。前回見たジェフ千葉の試合でプレイオフ狙いと書きましたが、あれという間にそのプレイオフも怪しい状態。長いぐちにならないように、今回はさくっと書いておしまいにします。

 芝が荒れている状態を両チームとも見越してか、ヴェルディはFWに巻と高原、ジェフもFWに森本とケンペスという重馬場に強そうなFWを並べる布陣です。ヴェルディは3-5-2でジェフは4-4-2。ジェフがスタートから2トップにするのも珍しい。ヴェルディは左ウィングバック小池が高い位置を張って、ジェフの右サイドバック米倉に牽制をかけつつ、自ら積極的に攻める狙い。それが奏功してか、前半30分あたりに中央に切れ込んでの見事なミドルシュート。ジェフはそれ以後もうまく攻めることができず、守備も相手から全然ボールを奪えず、バックラインからの攻撃組立のみで、あっさりと敗戦してしまいました。

 選手の位置取り、特に守備ラインとサイドハーフの伊藤が中途半端な印象でした。運動量うんぬんもありますが、ベテラン中心の選手にそれを求めるのは酷なので、無いことを前提にした戦いができれば良いのでしょうけど、もう今季はそれをつかむのは難しいでしょうね。先日横浜Fマリノスの試合をテレビで見ましたが、ジェフ以上のベテラン揃いのチームなのに、非常にうまいことやっていました。中盤の中町、兵藤が運動量豊富でスペース埋めたり使ったりするのがうまいことが、他の選手を手助けているというのもあるのでしょうけど、ベテラン選手もすごい。運動量はなくとも1対1の当たりでは若い選手に負けない力強さを持っていましたね。特に中村俊輔はJリーグ復帰当初よりフィジカルは強くなっているんじゃないかなーというくらい、中央でガツガツと来られても安易に倒れない力強さがありました。

author:de nudge, category:Jリーグ, 20:25
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