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2016/06/10 indigo jam unit at Billboard Live TOKYO
 3ヶ月ぶり6回目の大阪出身のピアノ、ウッドベース、ドラム、パーカッション/ドラムの男性4人組ジャズバンドを見ます。彼らはこの夏で活動休止を宣言していて、現在ファイナルツアー中となります。この日1日2回公演の2回目に参加しました。

 indigo jam unitの曲名はシンプルなものが多く、またインスト曲ながらその曲名から想起しやすい曲となっていて、さらにステージ後ろのスクリーンに曲名を出したりするので、音源持っていない曲でも覚えやすいです。この日やった曲順は(間違ってたらゴメンナサイですが)「Escape」「Horizon」「Stomp」「Rio」「Raindance」「Raindrop」「Nostalgia」「Sepia」「Danza Eterna」「2×2」「Trailer」「Rush」でした。

 スモーキーなベースラインから始まるジャズな「Escape」からスタート。じわじわと他の楽器が重なって終盤に目がけてドラム中心に爆発する展開はこのバンド必殺ともいえる持ち味ですが、何度聞いてもおーっとなれる素晴らしさがあります。続いての「Horizon」はリズミカルなピアノからスタートする曲ですが、リズム隊とのからみがよくそこから展開するピアノフレーズもキレイ。「Stomp」は小気味よいドラムから始まる曲でそこにクラシカルなピアノフレーズが乗っかるのが良いですね。

 と、曲により様々な展開や音を凝らしているのですが、ライブ全体では統一された音の質感がありバラバラな感じがせず流れるようにライブが進みます。細かいことは詳しくないので分かりませんが、シンプルな黒と白で統一したバンドのイメージカラーや固定カメラを使用した映像の見せ方とともに、音に対する聞かせ方もこのバンドならではのこだわりがあるんだろうなーと感じさせられます。

 中盤のRもしくは水シリーズ(「Rio」は「日本語で言うところの川」です。MCでは「スペイン語で言うところの川」といって笑い誘ってました)の3曲や「Nostalgia」「Sepia」などのシックな曲などでも、情緒的な面をたっぷり織り込みながらもそこに流れすぎないのは音のセッティングによるものが大きいのかなーと思ったり。そしてそこでのツインドラムの使い方もおもしろいなと。ピアノのメロディによってドラムを交替して展開する「Nostalgia」なんか特にその面がありました。

 終盤は鉄板の盛り上がり曲を持ってきます。「2×2」は何度聞いてもおーすげーとなりますね。ベース×ドラム、ピアノ×ドラムのコンビで替わる替わる演奏して、その間隔が徐々に短くなって4つの楽器で爆発する展開が最高です。

 今、出ているツアー日程だとこの日が自分にとってはライブ見るの最後かなーと思ってたのですが、まだ出ていない日程もあるようです。あと1回くらい聞ける機会があるでしょうか。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:48
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2016/03/31 ハンバート ハンバート(Special Guest 大工哲弘) at Billboard Live TOKYO
 女性ボーカル、男性ギター/ボーカルの2人ユニットであるハンバート ハンバート。ゲストに沖縄の八重山民謡を歌う大工哲弘という方を迎えての特別版ライブ。1日2回公演の2回目に行って来ました。

 まずはハンバート ハンバートの2人で3曲ほど。毎度のボヤき漫才から始まり、2人のボーカルがじんわりと心に届く歌を堪能します。そして大工哲弘を呼び込みますがなかなか登場せず。マイペースな方なようで、登場までトークでつなぎます。その時のエピソードは今日会場に行く前の待ち合わせでスターバックスで待ち合わせていて、なかなか大工が来ないなーと思っていたら別のスターバックスに来ていたとか。確かに街によっては、近くにスターバックスが複数あったりしますね。

 大工登場でまずはソロ一曲。三線を弾きながら歌うメロディはいかにも島唄の音階なのですが、聞き味がこれまで自分が聞いた島唄と少々異なります。メロディは童謡感があるというか素朴さが増したもので、歌声は浪曲とソウル風味のものが合わさった力強いものという所感。

 そこからはがっつりと3人でパフォーマンスします。主に大工の持ち曲メインでしょうか。大工の演奏と歌は自由奔放な感じでハンバート ハンバートの2人が合わせるの難しそうでした。リズム感が独特というか。それでもハーモニーやら佐野遊穂のハーモニカ、佐藤良成のギターとフィドルなどで組み合わさったアレンジが八重山民謡にうまくマッチしていました。MCはダンディな風貌を持ちながらダジャレを次々と繰り出す大工に対して、「大工さん、トークも良いですが、次の曲のチューニングを」など、マイペースなトークをするハンバート ハンバートの2人にツッコまれていたのがおもしろかったです。

 ハンバートの曲も2つほど。「おなじ話」「生活の柄」を。本来佐藤が歌うパートを大工が歌います。特に「生活の柄」の世界がその前にやっていた「国民の煙草新生」という昭和歌謡と少しつながっている感もあって良かったです。アンコールは2曲ほど。おそらくそれぞれの曲を1つずつ。ラストの「おいらの船」というハンバート ハンバートのブルース風味な曲はウキウキと聞けて良い締めでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 13:37
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2016/03/16 カルメラ at Blue Note Tokyo
 大阪出身のエンタメジャズバンド。初めて見ます。1日2回公演の2回目。以前笑っていいともの1コーナーにメンバーが1回出てたり、Black Bottom Brass Bandとツアーやってたりしてほんのりと名前を覚えていて、音源もほとんど聞いたことなく、今回初めてライブ見に行ってみました。彼らがブルーノートで公演するのは初めてのよう。MCではこの場所でライブ出来ることをすごく光栄で感謝していることを再三伝えていました。

 メンバーはアジテーター/トランペット/パーカッション、トランペット、サックス、トロンボーン、キーボード/ピアノ、ギター、ベース、ドラムの男性8人組。赤、黒、白の縦のストライプ柄のお揃いジャケットを来たメンバーが登場。陽気なノリでライブを開始します。

 エンタメジャズという名のとおり、ジャズを基軸としつつエンターテイメントあふれる要素満載。ポップなフレーズの管楽器の音がそこかしこに埋め込まれ、ダンスやソロなども織り込んできていろいろ見せてきます。音楽的にはサンバっぽいもの、シティポップスなもの、ドリフな要素を感じられるものなどあくの強い面がおもしろいなと思ったり。特にシティポップスな要素のものは、日本の歌謡曲なメロディものも多くて親しみやすいです。

 「SUNSET DRIVER」という曲は恐らく彼らの代表曲で、ファンキーなノリとアメリカ西海岸ってなイメージのアレンジ、ユニークなダンスなんかを盛り込んだ一発で印象に残る曲。アイドルソング好きとしては、どことなくせつなげなファンキーなノリの世界観がJuice=Juiceの「イジワルしないで抱きしめてよ」、サビのメロディがPerfumeの「不自然なガール」、ちょいヘンテコなファンクなダンスがこぶしファクトリーの「チョット愚直に!猪突猛進」を感じさせました。

 ストレートなジャズも盛り込んでいて有名曲「MOANIN'」のカバーも。後半スピードアップして怒涛のソロを展開した場面は熱かったですね。ドラムンベースなドラムをバックにサックスの長いソロは歓声が一際高かったです。アンコールではそれぞれの楽器がはじけまくる曲をやっていたりして、良い締めでした。

 ちょっと変わったジャズバンドってなことを強調されていましたが、自分としては割りと王道感あるバンドと感じました。まあ王道ってなんだという話ではあるんですが。自分が子供の頃ジャズという単語を知っていたかどうかも覚えていないですが、遊園地とかでこういったバンドの演奏聞いたら、すごくワクワクして聞いていただろうなーと思ったライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:57
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2016/03/01 Ibeyi at Billboard Live TOKYO
 フランス出身(キューバでも暮らしていた時があるそう)の双子姉妹のデュオ。初来日だそうです。1日2回公演の2回目に行きました。

 お父さんはBuena Vista Social Clubメンバーだったそうで、キューバの影響がかなり色濃いようです。その辺の音楽に明るくないので恐らくですが、キューバのみならず様々な民族音楽からも影響受けつつ、ポップスやジャズ、ヒップホップなんかの魅力もたっぷり織り込んだライブでした。

 まずはアカペラで一曲、姉妹のハーモニーにぐっと来ます。そこから楽器を使ってのパフォーマンス。姉はキーボード、妹はドラムパッド、カホン、バタドラム(3つある横向きのパーカッション)を使い分けてリズム出し。プリセット音も使いますが、基本は2人から出す手作り感がある音がメイン。ジャジーなもの、エレクトロニカっぽいもの、アフリカンなものなど多彩さを感じさせつつ、ハートウォームな小さな大切な世界を描いたようなアレンジでした。体や手を叩いてのリズム出しなんかも効果的に織り込まれていて、妹がカホンと腿と拍手なんかを交互に入れ込んだリズムや姉が鎖骨当たりを叩いた音をサンプリングさせてリズム構築したりとかおもしろいです。

 そこにのっかる歌もいろいろ。Dirty Projectorsの女性ボーカル陣が歌うようなアフリカンな節回しのメロディやSadeのようなジャジーソウルもの、ラガマフィンを効かせたラップっぽいものなど。2,3曲ほど「チャンゴ」という単語が聞こえましたが、後で調べたらキューバ音楽系統での礼拝(ダンスしながら)の対象とのこと。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 07:29
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2016/01/25 Chris Dave and the Drumhedz at Billboard Live TOKYO
 Robert GlasperやD'Angeloのライブでバックを務めているのを見ており、また3年半ほど前に同所でソロ名義のライブを見たことあるドラマーChris Daveのライブです。すごく好みな叩きっぷりで今回も見るの楽しみにしていました。1日2回公演の2回目。

 メンバーは前回とがらっと替わり、ドラムのChris Daveに、パーカッション、ベース、キーボード、トランペットといった編成。ライブの最初と最後にChris Daveから丁寧なメンバー紹介ありました。キーボード奏者は親戚、パーカッション奏者は日本に来るのが初めて(どころかアメリカから外に出るのも初めてって言ってたかな)とか。ライブは1時間40分ほど曲間を空けずほぼノンストップで繰り出しました。アンコール無しですが、本編のみでやり切った感のある素晴らしいライブでした。

 冒頭はトランペット奏者のソロボーカルから入ります。ソウルフルな声でメロディとともにP.M. Dawnっぽいなーとか思ったり。そこにメロウなキーボード、ベース音が入りボーカルからトランペットに切り替わります。じわーっと聞かせる中で切り込んでいくようなドラムとパーカッション音。ベースやキーボードのリズムに時より寄り添いつつ、そこから離れまくりに激しく叩く展開を存分に聞かせます。シンバルをひたすら切り刻むような音に刺激受けまくり。パーカッション奏者は手で叩くよりスティック使って叩く場面の方が多く、ツインドラム的な迫力ある音も存分に聞かせてました。またChris Daveのドラムセットの特徴である両脇にあるらせん状の金物の一つをChris Daveと共有して叩いていたりも。

 そこからはいろんなタイプの曲を聞かせる、音楽世界一周みたいに言いたくなるような展開でした。各楽器のソロも存分に織り込みます。キーボード奏者は3台あるキーボードを駆使して(内1台はオルガン)、ファンキーさ、ノイズ、ギターのアルペジオみたいな音などを入れ込みます。パーカッション奏者のソロはアフロなソロボーカルも入れつつアフロビートなリズムで叩きまくり、そこから他楽器の音が入った時にそのままアフロビートモードに入る、、かと思いきや一回サンバなモードにちょっと入ってからアフロビート展開に入ったのがおもしろい。そこでのトランペットのフレーズはいかにもな感じでした。ヒップホップやジャズ、ソウルなノリも随所に織り込みます。細かく刻むシンバル音に小気味よく入るスネアの音もかっこ良かったです。

 いろんな指示をしつつ楽しそうに演奏するChris Daveの姿が良い感じで、他演奏者も楽しんでやっている様が伝わってきて、ウキウキと聞けたライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 22:24
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2015/12/30 indigo jam unit at Billboard Live TOKYO
 3ヶ月ぶり4回目の大阪出身のピアノ、ベース、ドラム、パーカッション/ドラムの男性4人組ジャズバンドを見ます。1日2回公演の1回目。最近「Lights」というアルバムを出して、そのフォロー公演かと思いきやアルバム発売ツアーは年明けからで、こちらは年末特別企画ライブといった趣き。この日のライブ参加者についてくるというトートバッグをもらっちゃいました。アルバムジャケットが特にもそうですが、黒基調で統一されたホームページやグッズ、映像など渋さとかっこ良さがありますね。

 ライブスタート。前作の「indigo jam unit」から「10」「Gladiator」「Horizon」を立て続けに。骨太なリズムを軸にそれぞれの楽器が持ち味出しつつ、時には情緒面もありつつ、混沌さもありつつ、渾然一体となって音の塊となって聞く場面などもありつつ、それら全てがなんともかっこ良くゾクゾクする瞬間が多々味わえます。印象的なリフを刻むベースに激しく鳴らされるパーカッションやドラム、リズミカルなピアノともうどの音も好きと言えるもの。

 新作「Lights」からは「Underground」「Cafe Habana」「commons&sense」。あと「End of Fall」もやったかな。重いベースリフにツインドラムがからむ「Underground」、ラテンなピアノフレーズとパーカッションが暑さを感じさせる「Cafe Habana」。恐ろしいほど手数の多いベースとドラムがからんで、ブレイクなんかも織り込んで混沌さに拍車をかけていく展開がスリリングな「commons&sense」。アンコール含めて1時間20分くらいのライブがあっという間に感じられました。

 今年どはまりしたバンドですが、来年夏に活動休止を予定しているそうで、残念。それまでに後何回か見に行きたいです。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:30
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2015/11/22 チャットモンチー at Billboard Live TOKYO
 前述のフェスを途中で抜けて新木場から六本木へ移動。女性2人組のロックバンド、チャットモンチーを見に行きました。翌日がちょうどデビュー10周年を迎えるということでBillboard Live TOKYOでの特別な企画のライブを2日間4公演。初日の2公演目に行って来ました。

 この回はひさびさの2人編成のライブということで楽しみにしていました。現在のサポートメンバーを加えたライブももちろん良いのですが、自分は「変身」を出して2人のみでやっていた頃のライブに強い思い入れがあって、また見れる機会があるというのがうれしいです。

 テーブルにはチャットモンチーの簡単な年表が置いてありました。それ見ながら10年を振り返るトークをしつつ過去のアルバムから1曲ずつ8曲(+アンコール2曲)ほど演奏するという趣向。ギター、ドラムの編成が1曲、ギター、キーボードの編成が1曲、キーボードを2人で弾く編成が2曲で、後はギターとベースの編成でした。

 高校の同級生、でもクラスが違っていて最初橋本絵莉子が結成したチャットモンチーを福岡晃子は客として見ていたとか。メンバーが脱退したことに伴い、福岡が加入することになって最初はベースを橋本に教わっていたそう。そして橋本の作曲は歌詞が無いとダメということで(歌詞が作れない時はチラシの文字にメロディ付けることをやっていたとか)、ほどなく福岡も作詞をすることになり、その最初の頃に作った曲が「迷迷ひつじ」。

 大学生になって、ドラムメンバーが抜けて当時福岡の大学の先輩だった高橋久美子を(お酒で)口説き落として加入してデビューまで駆け上がっていったそう。デビュー前からやっていて、ある時からアレンジを大幅に変えたという「恋愛スピリッツ」をやります。今はバラードなのですが、最初はパンクロックなアレンジで相当に印象が変わるものだったんですよね、ネットで1回聞いたことありますが、びっくりした記憶が。

 加入した高橋は作詞がうまいということでたくさん書いていたそう。当時よく結婚式に呼ばれて演奏する曲に困っていた時に高橋作詞で作った「バスロマンス」を演奏します。「結婚式に(ヒット曲の「シャングリラ」で)『希望の光なんてなくたっていいじゃないか』と歌うのもまずいよなーと。」という話がおもしろかったです。

 アレンジおもしろいな、と思ったのが「バースデーケーキの上を歩いて帰った」。リズムボックスからビートを出して、その上にギターとベースを重ねるのですが、最初のイントロ部分のギターとベースのユニゾンのフレーズにおおっとなりました。「歩くオブジェ」はキーボードを2人で弾きながらのスタイル。会場に響き渡る橋本の声にウルッとくるものありました。

 アンコール最初の曲はお客からリクエストを募ってやるということで、「久々の曲とかもバンドスコア持ってきたからチャレンジしますよー。」と呼びかけると、次から次へとやって欲しい曲の声が上がります。思いの他、いろいろ声が上がってしまってどれにするか悩んだ2人は、「three sheep」を。橋本はipadで歌詞を検索して見ながら歌いますが、演奏面はばっちりでした。

 ラストは「サラバ青春」。キーボードでしっとり締めた曲は、アルバム「生命力」のツアー時もアンコールラストにやっていてその時を思い出しました。当時はギター、ベース、ドラムのフォーマットにこだわっていて、あまり他の楽器を入れなかったのですが、この曲についてはキーボード、クラリネット、ピアニカを使って演奏していておもしろいな、と思ったんですよね。

 アルバム「You More」のライブツアー後にドラムの高橋が抜けることになって、そのフォーマットを壊さざるを得なくなり2人でいろんな楽器を演奏するようになって、個人的にはバンドとしてすごくおもしろくなったと思っています。もちろんその前の3ピースロックなスタイルもかっこ良かったんですけど、アレンジのおもしろさは段違いに。今回の2人だけで聞かせられるライブがあるからこそ、そこを軸として変化をつけれられるサポートを入れた形態もおもしろく聞けるというか。今後もっとおもしろいアレンジや演奏が聞けるんだろーなーと、楽しみを新たにしたライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 23:58
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2015/09/26 indigo jam unit at 渋谷JZ Brat
 前述のライブを昼間見て渋谷に移動。ビール飲みがてら晩御飯を食べた後に、大きなビルのセルリアンタワーにあるジャズクラブに行ってきました。3ヶ月ぶり3回目の大阪出身の男性4人組ジャズバンドを見ます。1日2回公演の2回目。ここのジャズクラブは初めて来ました。1回目は座席付き、2回目はスタンディングとライブ形式を分けたようです。スタンディングでも300人も入ればいっぱいなスペース。

 ピアノ、ウッドベース、パーカッション/ドラム、ドラムという編成で骨太なリズム中心に展開するジャズ曲がかっこ良い。「Roots」という曲からスタートしましたが、一発で心持っていかれますね。「10」「Rio」「Raindance」「Raindrop」など前回見た時の曲もやりつつ、新曲もいくつか持ってきました。特集があった雑誌にちなんで名付けたという「commons & sense」という曲は恐ろしいほどの早く細かいベースとドラムのからみを軸にした曲。他にもかっこ良い曲が並んでいて、それらは12月発売予定のアルバムに収録されるそう。

 ぶっといベースのリフは1曲の中ではストイックなまでに同じフレーズを繰り返すのですが、曲ごとで見ると多彩なフレーズさがあります。このベースを軸として各楽器のからみ方や間の取り方がなんともかっこ良い。2組に分かれてピアノとドラム、ベースとドラムが交互に演奏する展開のある曲(「2×2」)とかありましたが、そういったのもおもしろいです。ツインドラムでの叩き方も交互な展開があったり、ユニゾンや一方がリズムキープでもう一方が自由目に激しく叩くなど、爆発感ある場面が多々ありました。そういった中でもにぎやかな音が収束してピアノソロを固唾を飲んで聞く場面もあるなど、聞きごたえあるところがこれでもかとありましたね。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 07:55
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2015/08/01 カーネーション at Billboard Live TOKYO
 過去出したアルバムを曲順通りに演奏するライブ企画があるのをたまに聞くのですが、そういったものに初めて参加しました。ギター/ボーカル、ベースの男性2人組バンドで以前から機会あれば見たいなと思っていたバンドでした。1日2回ある公演の2回目。

 バンド編成は、2人の他にギター、ドラム、キーボード、コーラス×2、サックス/フルート/パーカッションと8人編成。ギターとドラムは脱退した元メンバーで、ドラムの矢部浩志は安藤裕子のバックやControversial Sparkで見たことありますね。端正と言いたくなる叩き方が好きです。コーラスの内のお一人の鈴木桃子はCOSA NOSTRAの元メンバー。カーネーションもそうですが、当時はまだ学生でほとんどライブ行ったことなく東京にも住んでいなかったので、彼らの音楽をテレビやラジオなどで憧れ目線で聞いていたような。

 そして当時カーネーションの「It's a Beautiful Day」が好きで、その曲が収録されているアルバム「a Beautiful Day」の再現ライブということで、これはいい機会とチケット取りました。ライブ開始。軽快な「Happy Time」、スティールパン(ライブではキーボードで近い音を再現)の音が気持ちいい「市民プール」、そしてカッティングするギターとポップなキーボードのフレーズの組み合わせがウキウキとする感じで、そこに渋さのある声で楽しいメロディが歌われる「It's a Beautiful Day」と良いですね。

 そこからラストの「世界の果てまでつれていってよ」までいろんな曲を楽しみました。本編ラストは「It's a Beautiful Day」のカップリング曲、アンコールは1階のお客総立ちで「懐かしめな曲」と言っていた曲を2つやって一際な盛り上がりをして締めを飾りました。インスト部分はサイケな感覚もあったりと、今を見据えたようなかっこ良い場面もありましたが、総じてあの時の感覚を再現する方を重要視していたような印象でした(普段のライブモードを知らないのでたぶんですが)。もう20年前ということで、それ聞くとそんな昔なんだーと驚くのですが、あの時の空気感を生で味わえて良かったです。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 23:08
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2015/06/27 indigo jam unit at Billboard Live TOKYO
 4ヶ月前に見て以来2回目の大阪出身の男性4人組ジャズバンド。前回はライブハウスですが今回はジャズクラブ。上方の席から見下ろすように見ました。1日2回ある公演の2回目。

 ピアノ、ウッドベース、パーカッション/ドラム、ドラムといった編成でインスト曲を繰り広げます。前回は最新アルバム「indigo jam unit」の曲中心でしたが、今回はそこからは3曲程度。オシャレなピアノフレーズやラテンなパーカッションなどを聞かせつつ、骨太なベース、端正さと爆発感が曲展開により使い分けられるドラムのリズム隊が突き抜ける曲がものすごくかっこ良いですね。ピアノも局面によってはリズミカルになり、全員でリズム刻んでいるような迫力ある展開も。

 ステージ後ろにスクリーンがあり、そこでメンバー名や曲名、ほんのりとした映像など使われてそれもかっこ良い。シンプルな曲名から想起される映像と演奏のかみ合い方も良かったです。「10」「Horizon」とアルバム「indigo jam unit」からの曲でスタート。そこから2,3曲置きにMCを挟みつつ演奏します。ベース奏者が2回、パーカッション奏者が1回、アンコール前にグッズ紹介兼ねたMCをドラム奏者がするという順番も前回見た時と一緒で、この辺は毎度おなじみの構成なんですかね。

 「Rio」「Raindance」「Raindrop」と曲が続きますが、その後のMCで「川(Rioはスペイン語で川の意味)が流れて、そこから雨が降るように雨乞いのダンスをして、そして雨が降るという流れです。あ、曲やる前に言えば良かったですね。」と。「Nostalgia」「Sepia」辺りは情緒的、ごじゃれた感などあるピアノソロから始まる曲で序盤はそのイメージを受け継ぐアレンジなのですが、そこから終盤にかけてドラムが激しくなっていく展開に持っていくのがおもしろい。「2×2」「Sphinx」辺りはツインドラムが爆発しまくる展開で、ガンガンに体にリズムが入ってきて気持ち良さまでありますね。

 活動10周年(Perfumeやチャットモンチーと一緒ですね)を迎えたそうですが、CDジャケットのデザイン統一感や活動ペース(毎年コンスタントにアルバムを出してそれを受けたライブツアーをやる)など不変なスタイルでストイックに続けていくのがかっこ良いよなーと。それでいてMCではほんわかした味もあって柔らかさもあるのが親しみやすいというか。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 11:04
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