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2017/10/08 sora tob sakana at 座・高円寺2

 お馴染み4人組アイドルグループsora tob sakanaのライブ。この日の前後3日間、1日2回ずつ何組かのアイドルでアコースティックライブをやっているそうで、この日のお昼はsora tob sakanaの単独公演の回でした。sora tob sakanaは翌日の2回公演とも他グループと一緒に出演するそう。
 
 先月、恵比寿CreAtoでもアコースティックセットを見ていますが、その時は3曲のみでした。今回は全編アコースティックと予告されていました。高円寺から500メートルほど歩いたところにある会場は演劇関連を中心に行うホールのようで初めて来ます。立派な建物。その中の地下2階にある300人弱くらいの座席がある会場でライブが行われました。段差がありどの位置からでも見やすそうです。
 
 バンドはアコースティックギター、パーカッション(複数シンバル、スネア、ジャンベ、カホンなど)、キーボードの3人編成。先月のバンドメンバーはプロデューサー照井順政がいるハイスイノナサのメンバーでしたが、今回は初めて対面するというメンバーのよう。お三方はこの3日間のハウスバンド的な役割で務める方々ですかね。
 
 8曲で40分ちょいのライブは、sora tob sakanaのお馴染みの曲が相当新鮮味を持って聞ける時間となりました。予想以上に歌に入り込んで聞かせるセットとなって、感激要素多々。バンドのアレンジが先月聞いた照井アレンジのものと異なり、通常のアコースティックライブで聞けるような素直目なアレンジが多く、その分歌に集中して聞けて(照井アレンジのものは出す音自体がおもしろいので、そちらに目や耳が惹かれることも多い)、改めてメロディーの良さと、4人の声の良さを堪能しました。
 
 4人は立ち位置不動なまま歌います。前半と後半で4人の立ち位置を入れ替えしていました。「夜空を全部」からスタート。オリジナルの疾走感も少し残しつつ、しっとりと聞かせます。アコースティックで初めてやるという曲もたくさんあるようで続いてやった「Summer Plan」なんかはそうだったよう。それまで立ち位置不動で歌っていたのが、ラスト近くの肩組んでステップする振り付けは動いてオリジナルと同じように踊っていました。
 
 アレンジがかなり変わっておもしろいなと思ったのが「タイムマシンにさよなら」「ribbon」辺り。オリジナルでは細かいビートが連なるジュークサウンドの「タイムマシンにさよなら」を、ややゆったり目なアレンジで歌うってのが新鮮。「ribbon」はオリジナルはリズムパターンが歌の途中で変わるのですが、今回のアレンジは(たぶん)同じリズムを一気通貫で歌っていました。逆に歌いづらそうな感じもありましたが、バンド音ともうまくかみ合ってサビ前まで持っていて、サビのノスタルジー感爆発するようなメロディとボーカルはウルウルとくるものありました。練習でも一番苦労した曲だったのこと。
 
 MCでは緊張していると言いつつも、いつもの脱力トークでバンドメンバーさんも和ませていました。突如パーカッション奏者にインタビューしたり、「帰り道のワンダー」では、山崎愛が次歌う曲名を言わずに「次の曲は『せーの』って私が言うのでみなさん歌ってくださいね。何歌うかはわかるでしょう?バンドメンバーさんも歌ってくださいね。」と。バンドメンバーさんは次歌う曲が分かっているので、曲始める前に「せーの」「カ・エ・リ・ミ・チのワンダー!」と返していましたが、お客さんは微妙な返しとなってしまいました。自分が常連じゃないから分かんないのかなーと思っていたのですが、「せーの」のヒントだけじゃやっぱみんな分からないよなーと少し安心しました。でも曲終わりで「ちゃんと歌えないとダメでしょう。」と、山崎さんからお客のみなさんへ注意がありました、修行が足りずスミマセン。。
 
 そんな山崎はメンバーの中では一番声量が無く、通常のライブでは声出しに苦労していそうなパートもありますが、アコースティックでは声が前面に出てくるので、自信持って歌っていた感あります。個人的に山崎の声が好きな声質で、中低域で響く声がいい感じ。「夏の扉」などで低音のハモリも担当しますが、それもいい感じに聞かせていました。神風花と風間玲マライカは、高音の伸びがキレイなパートがあって、歌っていて気持ち良いだろうなーと。全般に声が高めな寺口夏花は、リズム感良い印象あり、言葉のつなぎ方が良い歌い方するな、と思う場面がいくつかありました。4人ともそれぞれに特徴ある声で、ソロパートのつなぎもおもしろいですし、なんといっても4人ユニゾンの聞こえ方が最高と思います。
 
 そして今回ステージと近い前方の客席で見たのでメンバーが間近でした。改めて4人ともキレイな顔立ちしているなと。個人の主観ではあるのでしょうけど。数ヶ月前フジテレビの番組のトークゲストでsora tob sakanaが出た時に、司会の(人気アイドルで、自身もアイドル好きの)指原莉乃が「4人とも顔がちゃんとしている」と言ってたのを聞いて、そうだよなーと思ったのを思い出しました。
 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 07:34
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2017/10/07 Predawn at 池袋 自由学園明日館 講堂

 女性シンガソングライターのPredawnの単独公演、「Nectarian Night Tour」という名前で回っている弾き語りツアーを見に行きました。目白と池袋の中間にある昭和2年に建てられたという古い建物。「明日館」は「ミョウニチカン」と呼びます。小道をはさんだ向かい側には大正10年に建てられたという校舎があって、そちらは結婚式などの催し物に使われているそう。以前、この付近に住んでいたことあって、その建物の前は何回も通ったことありますが、中に入るの初めてですね。
 
 講堂の中は教会のようになっていて、板張りの直角の長いすに座って聞くスタイル。アコースティックギターを手に歌うスタイルで、アンコール含めて1時間半ほど。2,3曲連続で歌って一息ついてMCしたり弦直したりしていました。弾き語りなので特に長尺なインストみたいな場面無く、たくさんの曲を歌ってボリューム満点な印象ありました。感想を。
 
 単独公演でも特に気取った格好をせず、Tシャツと、だぼっとしたひざと足首中間くらいまでの丈のパンツで登場。音源はギターだけでなく他のいろんな楽器を使ってアレンジしている曲が多いですが、ライブはギター一本のみ。それでも多くの聞き味は音源に近しく、そこにライブならではのダイナミズムを足したような印象。「Keep Silence」ではリフ部分を弾く音の中の一音に、弦をこするようなほんのりノイズといった感じの高音がありました。その後もいろいろな曲をやります。澄んだ感覚と少しけだるめな要素も入り込んだメロディ、歌声、ギターの弾きっぷりががっつりかみ合って聞かせます。好きな世界だなーと。
 
 最近よく聞かせる「Sky High」はベルギーのバンドMarble Soundsと一緒に作った曲だそう。そのMarble Soundsの曲のカバーを1曲やります。それはピアノ弾き語りコーナーでやろうとしていたのですが、ポロンポロンと試し弾きして「あれ?キーが分からない。」と、どこの音階で弾いたら良いか分からなくなってしまったようです。苦戦して、これで行くか、と弾いて歌に入り始めますが途中でやめてしまいます。「すみません。。キーがやっぱり違くて分からなくなってしまいました。先に別の曲やってから後でギターで歌います。」と、ピアノで歌う曲としてはお馴染み「Sigh」を歌ってから、ギターに戻ってその曲をやっていました。
 
 なんてゆるいシーンもありつつ、お客さんは歌を聞き入っていました。手拍子入ったりする曲も無く、固唾を飲んで聞き入るスタイルのライブも良いですね。講堂の雰囲気にも合っていました。他に印象に残った曲は、去年出したアルバム「Absence」のリード曲「Universal Mind」からアルバムラスト曲「Hope & Peace」への流れです。ほとんどの曲が英語で歌詞がそのまま頭に入ってくるわけではないのですが、その英語のメロディへの落とし込みが絶妙(って英語分かっていないくせにそう書いてしまうのもなんなのですが)って思うところ多々で「Hope & Peace」もそんなこと思いつつ聞いていました。
 
 他にカバーもあって、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の音楽を手掛けたRayonsの曲を歌っていました。そのサウンドトラックにはPredawnも参加しているそうで、「ちゃんとは歌ってはいませんが、『あー』とか『うー』とか声が入っています。」とのこと。この映画の試写会も行ってきたそう。その試写会は築地であって、その日は築地で大きな火災があったと。「出かけた先で火災に遭うことが何回か。あっ、だからといって火付けたりしているわけでは(そりゃそうだ)。その日は寿司食べて帰りました。」と。
 
 MCで他に覚えていることは、「この建物は池袋にありますが、今学校としての自由学園は近くを通っている西武池袋線に乗った先の東久留米にあります。私はそこに住んでいましたが、しがない(という単語ではなかった気がしますが)学生だった私には縁が無い学校でした。」など。
 
 アンコールはもう帰ってお休みなさい、ということで「Lullaby From Street Light」をしっとりと聞かせて終了でした。小走りでステージを去るのもお馴染みですね。「Nectarian Night」というタイトルのライブは毎年やっていますが、そのタイトルのライブではちらしと同じ大きさのカレンダーが配られるのが恒例です。何気に3年連続でもらう機会があって、毎年キッチンワゴンにぶら下げています。小さいのであまりそれ見て日付確認したりしないですが。グッズとかもそうですが、絵のタッチもPredawnらしい世界を反映している感ありますね。

 

author:de nudge, category:live(Others), 09:27
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2017/09/30 モーニング娘。'17 at 桐生市市民文化会館

 前述の野外フェスを15時半過ぎまで見た後、山を下ります。6キロほど歩いて、大間々というレトロな駅に到着。夕暮れ時の光景が良い感じ。わたらせ渓谷鉄道という1両の古い列車に乗って桐生駅に到着。そこから徒歩で会場に到着します。先週から始まったモーニング娘。'17の秋ツアー。この日1日2回公演の2回目に参加しました。1階席の真ん中くらいの位置。
 
 今年20周年を迎えたモーニング娘。は、このツアーを20周年記念コンサートツアーと銘打ち、タイトルも「We are MORNING MUSUME。」と直球のタイトルを付けてきました。そのタイトルからしても過去のベストヒットソングなセットリストになってしまうかなーと思っていたのですが、予想と違い新曲をたくさん入れてくるコンサートとなりました。これはうれしい。20周年を振り返る場面や過去曲も盛り込んでいてその面もおもしろかったですが、これからもどんどん前に進んでいくってな意志を新曲群に感じ取れたのが良かったです。アンコール含めた2時間のライブは、もう熱中しまくりの要素てんこ盛りで、モーニング娘。'17スゴイなーと感じ入った時間となりました。感想を。
 
 オープニングの映像で各メンバーが紹介される中、インストの曲が「歩いてる」のメロディに変わっていきます。そしてメンバー登場して最初にやった曲が人気曲の「わがまま 気のまま 愛のジョーク」。かっこよい疾走感ある曲でドンと盛り上がります。そして次に未発表曲を歌います。翌週に3曲入りシングルが発売されますが、その収録曲では無い曲でした。他に2,3曲ほど未発表曲あり、これは今年中にアルバム発売ありそうですね。願わくばこのツアー前に発売されて、それ聞いてから望みたかったなーと思ったりするのですが、早くても2014年に出したアルバム「14章 〜The message〜」と同じく、ツアー中盤の11月くらいになるんですかね。コンサート前半にやった「CHO DAI」という曲は、工藤遥と小田さくらのコンビ、佐藤優樹と小田のコンビでハモリ聞かせるなんてことをやっていたのが印象的でした。小田の高音パートがきれいですが、低音パートの工藤と佐藤の声も印象的。
 
 来週発売のシングル3曲も披露。この3曲ともとても印象良いもので、それぞれにメロディやアレンジの個性ありつつ、ダンス面での見せ方もおもしろい。「弩級のゴーサイン」はモーニング娘。としては珍しいカラッとした底抜けに明るいサウンドとメロディで、ボーカルとダンスチームに分かれるのですが、ダンスチーム(生田衣梨奈、石田亜佑美、工藤、加賀楓、横山玲奈、森戸知沙希)の6人がチアリーディング的な激しいダンスをしていて、それがすごく魅せるもので楽しい。側転や組体操なんかも交えて、弾けるように踊るのが曲にすごく合っています。
 
 「邪魔しないで Here We Go!」はつんく♂お得意のじめーっとしたような要素ありつつ、1音ごとに区切って歌わせる場面が多い、メロディよりリズムでのおもしろさを重視したような曲で、こういった曲がシングルで聞けるのがモーニング娘。ならではだなーと、音源聞いていく内にどんどんはまりそうな曲。セリフパートを飯窪春菜と尾形春水のダブルはるなコンビが担います。飯窪のセリフパートは、「シャボン玉」でも聞いたことありますが、感情こもった言い方でめちゃうまいですね。
 
 「若いんだし!」はこのツアー終了後に卒業する工藤を送り出す記念的な曲で、℃-uteの「To Tommorow」とも印象が近い、跳ねた心地よいシンセを軸にカラっと聞かせる「笑顔で泣ける」タイプの曲。ソロパートちゃんとチェックできていないですが、(今までシングルではほとんど無かった)羽賀朱音のソロパートがちょこちょこあるのがうれしい。現役メンバーの中では一番好きな声で、明るめな曲もシリアスな曲でもいい感じにはまっている感ありました。
 
 中盤では20年を振り返るVTRが流れます。歴代メンバーが歌っているシーンが流れ、懐かしいなーと。そして現役メンバーの加入時の挨拶シーンが流れた後で、懐かしの曲コーナーが始まります。まずメンバー全員でインディーズデビュー曲の「愛の種」、そしてメンバーが2組に分かれて「Good Morning」と「サマーナイトタウン」を。全員で「NIGHT OF TOKYO CITY」と「抱いて!HOLD ON ME」を。セカンドとサードシングルの「サマーナイトタウン」「抱いて!HOLD ON ME」は、当時モーニング娘。自体にそれほど興味無かった自分も良い曲だなーと思った記憶があります。「NIGHT OF TOKYO CITY」はセカンドアルバムの「セカンドモーニング」に収録されている最初の曲で、シティポップスに途中ラップが挟まるというこの頃の王道路線な曲。たぶんライブで聞くの初めてでうれしかったです。
 
 終盤は最近の曲多めの怒涛の盛り上げ曲を連発。「ジェラシージェラシー」は何度も書いていますが、つんく♂手掛けるせつなげなファンク要素たっぷりの最高の曲。「Oh my wish!」はダンスに専念するメンバーがいる曲ですが、ちょこちょこ入れ替わりがあります。今年冬のハロコンでは生田、石田、加賀の3人でやっていましたが、今回そこにこのツアーが初めての参加となる14期メンバー森戸が加わっています。一時時期ダンスメンバーであった譜久村聖と工藤はボーカルチームへ。森戸は以前(卒業した)鞘師里保の役割を担っていたように思います。肩から腕の辺りが若干堅そうな動きを見せる森戸のダンスですが、上半身と下半身フルに使ったキレあるリズム取りがかっこよいです。この曲の衣装が少しお腹出すものなのですが、生田、石田、加賀、森戸4人ともほっそいなー、腹筋もすごいんだろうなーと見てて思ったり。
 
 本編最後を爽やかな「ENDLESS SKY」で締めます。2015年に鞘師を送り出した記念曲を、工藤を中心に据えて歌っているのに感動。そしてアンコールでは、この日の前日に加入6周年を迎えて、この回の公演が400公演を迎えたという10期メンバー(飯窪、石田、佐藤、工藤)をお祝いする企画が客席から。1階の席を4区画に分けて、それぞれ割り当てられたメンバーの色のサイリウムを振る、2階の席はメンバー全員のカラーのサイリウムを4本持って振る、そして「はるなん、はるなん、あゆみ、あゆみ、まーちゃん、まーちゃん、はるか、はるか」とお客全員で順番に名前を言っていくということをやりました。
 
 この企画は有志のお客さんで進められたそうで、会場に着いて席に行くとサイリウムと、アンコールにこうやってねーという丁寧な説明文がありました。こうしたお祝い企画は今まで何回か経験してきましたが、ここまで凝った演出は初めて。企画した人たちすごいですね、また結構むつかし目なコールの企画に難なく答えてしまう会場中のお客さんたちもすごい。アンコールに登場したモーニング娘。メンバーもびっくりした表情を見せてました。10期メンバー全員は号泣。アンコール最初の「若いんだし!」歌い終わった後でMCがあるのですが、「言ってよー。」と泣きながら言っていました。特に佐藤が号泣しているのが印象的。結構珍しいと思ったり。2階席には10期メンバーをお祝いするコメントが書いた横断幕まで出て、それを佐藤が泣きながら読み上げていました。
 
 そして最後に縦乗りなロック曲「涙ッチ」で締めます。ラストをトラック抜きでお客全員で合唱して締めるのも楽しい。完全燃焼といえるくらい楽しい2時間でした。
 
 MCで覚えていることを。
 
 
 

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author:de nudge, category:live(Othersホール), 00:13
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2017/09/30 MACHIFES.2017 at 群馬 小平の里キャンプ場

 この日は群馬県桐生周辺に朝から晩まで滞在、ライブのはしごをしました。まずはみどり市にあるキャンプ場で開催された野外フェスに参加。元々予定していた、次のブログで書く桐生でのコンサートが夜からあり、せっかく行くので朝から桐生を観光しようとネットで検索していたら、このフェスがあることを見つけ、タイムテーブルと行き帰りの交通を調べて、それなりに見れそうと参加することに。土日2日間ある初日の参加となりました。数百人くらいの小規模フェスに参加するのも久々。
 
 東武特急で赤城駅に到着。そこから出ている会場行きのバスに乗って会場に朝10時過ぎに到着。ステージがキャンプ場にある施設を使っていて、そのステージから傾斜のある芝生席があるほどよい広さの空間。前後にある山々の見晴らしも含め素晴らしいロケーション。屋台もありますが、キャンプ場備え付けの炊事場がお店になっていて、そこでごはんものを作って売っているのがユニーク。
 
 朝から晩まで9組のバンドが出ていますが、15時半過ぎまでの滞在となったので、その内5組を見ました。全て初めて見るバンド。
  バレーボウイズ→MONO NO AWARE→TENDOUJI→SUNNY CAR WASH→すばらしか
 それぞれ25〜35分ほどのライブ。順に感想を。
 

 
 バレーボウイズ
 京都から来たという、男女ツインボーカル、ギター×3、ベース、ドラム(全て男性メンバー)の7人組バンド。後方にドラムがおり、後の6人が横一線でいるので、混雑している感あります。グループサウンズな音にほんのりサイケな味をまぶしたような印象で、ギターメンバー含め合唱して歌う場面が多かったです。特に中央にいるアコースティックギター弾いているメンバーは大半で歌っていて、もしかして彼が曲作っているのかな、と聞いて思いました。ざらっとした感じの声で歌う風情がアコースティックギターの弾きっぷりとも合っていました。
 
 
 MONO NO AWARE
 八丈島出身という男性ギター/ボーカル、男性ギター、女性ベース、男性ドラムの4人組。夏の蜃気楼と言いたくなる淡く幻想的なギターの音色を軸にいろんなタイプの曲を聞かせます。ファンク、フォーク、ソウルな味など入れ込みつつ、くせになりそうなヘンテコ感あるポップさがある歌詞とメロディで、一個の曲の中でどんどん展開変えて聞かせるのもおもしろい。群馬で初めてバンドとして演奏した(だったかな?)そうで、群馬での野外フェスに出れるのは光栄とのこと。彼らは今年のフジロックにも出演したそうで、それ記念して作ったという曲も披露します。「フジロックには無いロケーションで、外なのに箱庭感ある光景が素晴らしい。」とコメントしてました。フジロックでこの空間に近いのは同様に傾斜ある客席のアバロンステージですが、こちらのステージの方が客席広い空間だし、周りの風景の自然観も良いですね。ラストにやった曲は恐らくお客の反応見ると人気曲かと思いますが、ファンキーな味付けアレンジにフォークっぽいメロディをからませて、最後辺りに「ピーパッパパラッパー」とScatman Johnをオマージュしたような歌を入れていたのがおもしろかったです。
 
 
 TENDOUJI
 ギター×2、ベース、ドラムの男性4人組。曲によりギターの2人がメインボーカルを担当分けしています。アメリカ西海岸なんてイメージを抱きたくなる、陽気なミドルテンポのパンク曲を繰り出していました。過剰にビートを早くしたり、ギターの轟音をしたりせず、緩さを維持しつつタテノリで盛り上げていくのがいい感じ。天気の良い野外にふさわしい音楽ってな感じでした。客席前方もビール瓶持った酒盛り状態で沸いてました。
 
 
 SUNNY CAR WASH
 元々、この次はneco眠る出演の予定だったのですが、メンバー都合(海外の飛行機ストップにより来れず)により翌日出演となり、入れ替わりでSUNNY CAR WASHが出演となったようです。それ知らなかったので、あれ、なんかトラブルあった?と思ったら会場内に掲示されていたタイムテーブル見たらこのバンドに変わっていました。前日とかに急遽変更が発表されていたよう。栃木県出身のSUNNY CAR WASHはギター、ベース、ドラムの男性3人組。20歳前後と若いバンドで、生きの良さ一本で直球勝負といった感あるロックバンドでした。最初の曲でいきなりギターの弦を切ってしまったり、3人とも痙攣したような激しい動きを見せたりと。野外で演奏するのも初めてだそうで、粗さありつつ気合入ったパフォーマンスでした。
 
 
 すばらしか
 ギター、ベース、ドラムの男性3人組。男性キーボードが加わった4人編成でのライブです。ドがつくようなブルースで、バンド音にかなりぐっと来ました。ソロを取るギターがやたらでかくなるのも、いかにもブルース。レゲエやカントリーな味の曲もあるのですが、それもブルース方面からの聞かせ方との印象ありました。ぶっきらぼうな感じで歌うギターとそれにコーラス合わせるキーボードの重なりも良い感じ。音の密度が高い感じで特に手数多いドラムがかっこよい。その叩く様が、The Strypesのドラムとちょい印象が似ているなーと思ったり。

 

author:de nudge, category:festival(Others野外), 23:42
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2017/09/23 原田知世 at 山形・シェルターなんようホール

 芸能生活35周年を迎えた原田知世のホールツアー。午前中に現地に到着して、赤湯という温泉街を歩きます。烏帽子山公園という神社もある高台の公園散策、そして公衆浴場に浸かった後に徒歩で会場に向かいました。山形県南陽市の市役所隣にあるキレイなホールで中がヒノキで出来ていて、その香りがします。ホールの天井も高く、クラシックコンサート向きな趣きがありますが、ポップス系のコンサートも数多く行われているよう。
 
 自分が子供の頃から歌手、役者として活躍されているのは知っていて、テレビやラジオで親しんだ曲はいくつか。後藤次利が手掛けた「雨のプラネタリウム」、Tore Johanssonプロデュース時代の「ロマンス」「シンシア」など好きな曲はいくつかありましたが、ライブまで見に行ったことはなく、ライブ見に行くようになったのは、伊藤ゴローがプロデュースするようになってから。2008年にあらばきロックフェスで初めて見る機会があって、その後野外フェスかジャズクラブで3回ほどライブ見て、この日初めてホールコンサートで見る機会となりました。
 
 バンドメンバーは、バンマスでギターの伊藤ゴローに、ベース鳥越啓介、ドラムみどりん(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、ピアノ/キーボード坪口昌恭(DC/PRG、坪口昌恭 TRIO)、バイオリン伊藤彩の5人編成。2部構成で合間に15分ほどの休憩がありました。アンコール含めて2時間のコンサートの感想を。
 
 35周年記念ということもあってか、ステージ後ろのスクリーンに過去の映像を随所に入れてきます。オープニングは映画「私をスキーに連れてって」(2017/10/05訂正:「時をかける少女」の間違いでした。。スキー服着てたのにつられました…)の一場面を映していて、その中初期の有名曲「時をかける少女」を歌います。伊藤ゴローが手掛けるボサノバ、ジャズ主体なアレンジになっていて、その後の過去の曲もアレンジし直したものとなっていました。最近の曲とも馴染んでいて、統一感あって聞けるのが良い感じ。カバー曲もいくつかやっていて、Norah Jonesの「Don't Know Why」、The Beatlesの「I've Just Seen A Face」、キャンディーズの「年下の男の子」など。「年下の男の子」はダンスしながら歌っていてかわいらしい。50歳手前とは思えないほど驚異的に若々しい風貌の原田は、「透明感」とか「瑞々しい」などの単語が出てくる空気をまとっていました。
 
 声もそういった雰囲気を持っていて、声量自体は無いものの良い感じに聞かせる声が、会場中に響いていく感じが気持ち良い。「ロマンス」は当時のPVをバックに歌っていました。レコーディングしたスウェーデンで撮影したと思われる風景で、街の中を自転車漕いだりする姿がかわいらしい。どこか牧歌的に聞こえるポップなメロディと原田の声の相性が抜群な曲で、当時より大人びたアレンジもいい感じでした。他にも初期の頃の曲をいくつかやっていて、「天国にいちばん近い島」は同名タイトルの映画撮影のエピソードを話してから歌います。ニューカレドニアに撮影しに行った時の記憶は今でもよく残っていて、空が星満天だった。上に星があるだけでなく、水平線にまで星がたくさん見えたとのこと。歌っている時にステージ後ろに星のようなライトをいくつか光らせていたのも粋な演出。
 
 自分が音源持っているのは、伊藤ゴローがプロデュースしたオリジナル曲中心なアルバム3作の「music&me」「eyja」「noon moon」ですが、「noon moon」から2曲歌っていました。「うたかたの恋」と「Double Rainbow」。「うたかたの恋」は坪口のジャズモードなピアノソロからスタートするのですが、この音が絶品でうっとりと聞いている中に、原田の歌が入ってくる瞬間は贅沢だなーと思いました。
 
 本編最後はキセルが手掛けた曲の「くちなしの丘」です。この曲は原田がアコースティックギターを弾きながら歌う趣向。普段楽器使いながら歌うことに慣れていない原田は何回かやり直します。それをニコニコ見守るバンドメンバーとお客さんの雰囲気が暖かい。やり直しする時に「がんばってー」と声が飛ぶ中、3回目くらいにようやく成功して、1コーラス目をほぼ弾き語りモードで歌い切ったところで、他の楽器音が加わって盛り上がって終了しました。
 
 アンコールは心地良く跳ねた感じのアレンジで、竹内まりやの「September」を歌って締めます。坪口のオルガンの軽快な音が良い感じ。メンバー全員退場後も、会場のアンコールを求める手拍子は止まらず、再度出てきます。伊藤ゴローのアコースティックギターのみで「時をかける少女」をしっとりと。同じ曲を違うアレンジで最初と最後に歌うってのはおもしろい聞かせ方ですね。
 
 
 MCで覚えていることを。過去の映像が流れていることについて、「前は昔の自分を見るのに抵抗あったけど、最近はもう昔過ぎて愛おしくなっちゃっている。」「角川映画にたくさん出ていた期間はほんの3,4年間だったが濃密だった。今は時が流れるのが早い。早いけど焦らず、目標とかも特に決めずに着実に積み重ねていきたい。」
 
 前半ラストの曲前のMCで、グッズ紹介を。サイリウムも売っていたようで宣伝します。「以前、とあるアーチストさんのコンサート観に東京ドームに行ったら客席一面のサイリウムがキレイで感激した。2回目見に行った時は自分もサイリウム買って振ってみたら楽しかった。自分のコンサートでもやってみたいとグッズに入れてもらった。」と。その宣伝のおかげか、休憩中に売れたようで、後半はサイリウム振るお客さんが増えていました。バンドメンバーも何回かサイリウムをノリノリで振っていましたね。特に坪口とみどりんが楽しそうでした。
 
 35周年ということで、テレビの音楽番組にも積極的に出て、その時の話もいくつか。その中でミュージックステーションに出た話もしていて「たぶん、その時の出演者で私はタモリさんの次に年長者だった。」と。また別の日に、みどりんがいるSOIL&"PIMP"SESSIONSが三浦大知のバックで出演した時があったそうで、その時原田は車運転中で、「運転中だから映像見れないので音だけ聞いていた。信号が赤になって車止まった時にテレビ見たらちょうどみどりんの顔が映っていた。」と。
 
 原田と坪口は、現地に前日入りだったようで、温泉宿に泊まったそう。その説明を原田がかなり省略してしまって「昨日、坪口さんと一緒に温泉入った。」と。坪口は違う違うと懸命に否定、他メンバーが「原田さん、説明端折りすぎて変な風に。。」と指摘しますが、原田は?モードで、自分の説明が変に聞こえたことにしばらく気づきませんでした。
 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 22:38
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