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2017/03/06 嗣永桃子 at ディファ有明

 この日「25ちゃい」の誕生日を迎えたカントリー・ガールズ嗣永桃子のバースデーソロイベント「ももちのお誕生日会」。1日2回公演の2回目に行って来ました。1時間15分ほどのイベント。カントリー・ガールズの中で一番のお気に入りメンバーで、6月に卒業が決まっています。芸能界自体からも離れるようで、恐らく自分が彼女のソロイベントに参加するのは最初で最後となりそうです。
 
 まず嗣永一人で登場して、カントリー・ガールズ持ち曲の「初めてのハッピーバースディ!」を歌います。嗣永の歌声好きで、歌のおねえさん的な印象の声に、大人な響きが混じるのがいい感じ。そして、司会にはお馴染みの上々軍団鈴木啓太が登場して、ゲームコーナーに入ります。「卒業に向けて歌う機会が増えていくので、このイベントはゲーム要素を多くした。」とのことで、これ一本で1時間近くやりました。嗣永とお客さんの対戦形式でルールがこういったイベントのものでは少々難しめ。
 
 ・5×5のマス目があり、ビンゴとオセロを混ぜたようなゲーム。某番組もじって「アタックももち25」と称する。
 ・嗣永が座席番号が書かれた紙を引いて当たったお客さんと1対1でクイズに答える。
 ・挙手して答える形式で、クイズ正解した方が好きなマス目を指定できる。ただし、既に埋められているマス目と隣り合っている場所のみ指定できる。
 ・オセロ形式で同じ色で違う色が挟まれたらひっくり返る。最終的に色の多い方が勝ち。
 ・お客さんが勝った場合は、お客さん向けに最後のクイズが出される。それに正解するとプレゼントがもらえる。
 ・お客がマス目を指定した時はそのマス目の裏に書かれた以下の3つのいずれかが実施される。
  ・曲名が書かれていたら、すぐさま嗣永がその曲を歌う
  ・カントリー・ガールズのメンバー名が書かれていたら、VTRでそのメンバーからのお祝いメッセージが流れる
  ・罰ゲーム名が書かれていたら、クイズしている間、嗣永はその罰ゲームをやりながら答える
 ・中央のマス目は「ハンデとして」お客さんに最初から割り当てられて、そこからスタート。
 ・「特権として」嗣永には2回、隣り合っていない場所でも指定できる権利がある。
 
 と、お客さんはがんばって答えないと歌が聞けない、勝負事に燃える嗣永さんも手を抜かないので、真剣勝負となりました。1回目のイベントはガチで嗣永が勝ったため、プレゼント(バースデーカード)本当にあげなかったとか。クイズの中身は序盤は簡単な(嗣永桃子のニックネームは?とか)ものでしたが、進むにつれてどんどんマニアックなもの(あの時のコンサートで最初に歌った曲は?とか)になっていきました。
 
 昔のエピソードほとんど分からず、もし座席番号が当たって自分が解答することになったらまずいなーとヒヤヒヤしてました。後で知ったのですが、事前に解答候補者として応募していたお客さんの座席番号だけだったらしいので、そのヒヤヒヤは無意味なものでした。知らないエピソードクイズ多めでしたが、結構のめり込んで見ていました。嗣永のファンが集まったはずですが、嗣永が正解するとブーイング飛ぶくらいのお客さんの真剣っぷり。「カントリー・ガールズ小関舞のメンバーカラーは?」というクイズで嗣永が「青」と答えて正解、、かと思いきやお客さんからクレーム。「ミディアムブルー」が正式名称らしくて、通常なら正解でええやんけレベルの解答も不正解になっちゃってました。
 
 罰ゲームは3回当たっていました。ヘッドフォンしながらクイズを聞く(何言っているか聞きづらくなる)、両手に重いバケツ持って答える、空気椅子の状態で答える、でした。歌は7曲ほど当たって歌っていました。Berryz工房やBuono!の曲が多かったようで、知らないものがほとんどでした。聞いた中で好印象だったのが、サビちょっと聞いたことあるかも、というくらいの「21時までのシンデレラ」。サビのメロディがかわいらしくて嗣永との声の相性もいい感じ。
 
 メンバーからのメッセージは小関と森戸知沙希からのものが当たっていました。森戸は嗣永の横顔が美しいことをひたすら語っただけで誕生日お祝いのメッセージが一切無く、嗣永ずっこけていました。小関のメッセージは2回当たっていて、2回目では「嗣永さん、メンバーの誕生日当然覚えていますよね?言って下さい。」と。これ受けて嗣永は随分時間かけて答えていました。一生懸命思い出しながらですが、一番最後に思い出せなかった梁川奈々美の誕生日は、「確かこの前私のちょうど2ヶ月前って話をしていたなー。」ということをせっかく思い出したのに「2月6日」と答えて不正解になっていました。2ヶ月前だから1月6日ですね。このイベントを森戸と梁川が見に来ていて、梁川が楽しそうにバツ印をするアクションをしていました。懐いているなーと思ったり。
 
 最初は遠慮がちに解答者に正解を教えていた周りのお客さんも、徐々に遠慮なく教えるようになり、司会者と嗣永も放任したので、終盤に入るとお客さんが立て続けに正解し、逆転勝ちとなりました。勝ったお客さんに対する最後のクイズは、お客のマス目の裏だけめくったところだけ見える嗣永の写真を見て、なんのCDアルバムのジャケットだったかを答えるというもの。それ当たらないとお客さん全員カードもらえないので、解答者へのプレッシャー半端無かったです。周りの助けもあって無事正解しました。
 
 最後はケーキが出てきて、全員でバースデーソング歌ってお祝い後、Berryz工房の「ありがとう!おともだち。」を歌って締めました。「おともだち」を「おとももち」に変えて歌います。和やかな締めとなりました。お客に必要以上に媚びず、時には突き放すような態度も見せながら、笑いや笑顔を随所に振りまいて、きちんとイベントの流れを考えて司会者とやり取りして楽しい時間を作る嗣永は本当すごいよなーと。短いコメントで司会者やお客さんとのスムースなコミュニケーションを取る腕に毎度感心させられます。
 
 少々早いですが、ももちの思い出話をおまけで。
 
 

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author:de nudge, category:live(ディファ有明), 10:04
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2017/03/04 Juice=Juice at NEXS NIIGATA

 お馴染みハロープロジェクト所属5人組アイドルグループのJuice=Juiceのライブツアー。「LIVE AROUND 2017〜NEXT ONE〜」というタイトルで各地を回っていて、このシリーズ初参加となります。イベントやハロコンでちょこちょこと見ていますが、単独ライブとなると去年11月の武道館以来。新潟駅から歩いて10分くらいのところにあるこのライブハウスは初めて来ました。400人ほどのキャパのようですが、ステージ高く客席も横に広く見やすいライブハウス。深夜帯クラブイベントもやっているよう。1日2回公演の2回目に参加。
 
 わくわく感、爽快感、歌声の良さなど存分に楽しんだ1時間40分ほどのライブでした。本当いいグループ。5人のかわいらしいルックスが好みなのもありますが、激しいダンスする曲も多くて体力大変そうなのに(ましてや1日2公演)、最後まで安定感のある歌声がすごいなと。5人の声もそれぞれ特徴ありますし、曲のふり幅も広くポップスとして楽しめる要素満載。また、きっちりダンス決めつつ遊び心も随所に見せて、メンバー自身がライブの場を心から楽しそうにやっているのも好感ですね。高木紗友希はお客に対して目いっぱいのアピールしたり、煽ったり、反応良かった時にうれしそうにオフマイクで「ありがとうございます。」とつぶやいていたりと、一瞬一瞬を楽しんでいる感ありました。
 
 ライブ開始前の注意事項はメンバーの一人が生でアナウンスするのがお馴染みですが、この回は高木が担当。思いっきり間違えて「それではLive Mission 220…」と前回のツアータイトルを言ってしまっていました。まあ前回ツアーは長かったから、何度となく言っていて口についてしまうんでしょうねー。
 
 ライブスタート。このツアーのライブは、これまでの定番曲は少な目で、ひさびさに聞く曲と新曲3つ入れてきました。スタートが「背伸び」というのも意外。その他「風に吹かれて」「Ca va? Ca va? (サヴァサヴァ)」「天まで登れ」辺りはレアでないでしょうか。「Ca va? Ca va? (サヴァサヴァ)」はレトロ感あるテクノ+フレンチポップスな珍しい作風の曲で、なんかクセになるおもしろさがありますね。真面目な顔してサイドステップ踏む宮崎由加と植村あかりのダンスがおもしろくて途中一人が抜けていく流れも好き。
 
 3つの新曲は「この世界は捨てたもんじゃない」「あばれてっか?!ハブアグッタイ」「銀色のテレパシー」と個性あるタイトルが並びます。「この世界は捨てたもんじゃない」は中華風なポップスってな印象もある懐かしさのあるメロディもの。「あばれてっか?!ハブアグッタイ」はベタなヒップホップノリからこれまたベタなロックなサビにつなげる曲ってな印象で、ラップの舌まくような早口で歌う部分が難しそうな曲。「銀色のテレパシー」は5人のハモリある「あー」というコーラスから始まる曲で、こちらも懐かしさもある、早見優の「夏色のナンシー」をちょっと思い出す(タイトル的にも似てるので意識してるでしょう)メロディをシティポップス風味な味付けでアレンジしている曲。(たぶん)どの曲もテンポが変わるところあり、リズム取り難しそうと思いました。「あばれてっか?!ハブアグッタイ」で体を左右に揺らすダンス部分があるのですが、そこの植村の表情と腰の動きがめちゃかっこ良いと思いました。
 
 定番曲としてはロッキッシュな「GIRLS BE AMBITIOUS」が印象的。この曲はメンバーがソロで自己紹介的に歌うことを組み込みつつ、楽しくわいわい踊り歌う曲で、歌っている最中にメンバー間でスカートめくり大会(つっても下は短パン履いている)になるのですが、見る度にエスカレートしてますね。後方に位置していた宮崎と植村が真面目な顔で向かい合ってお互いのスカートを持ち上げている絵はシュールでした。その他、ソロ歌っていた金澤朋子に宮本佳林が後ろからちょっかい出して、金澤が座り込んで防御しつつ歌うなんてことをやっていたりも。それから「天まで登れ」ではラスト近く「ラーラララー」と歌う部分をお客のみに歌わせるのですが、そこでのトラックは他の楽器部分の音を抜いてリズム部分だけにしているなんて工夫があったの良かったです。
 
 自分のスケジュール(とお金と体力の面もありますね。遠いところが多いので…)上、今のツアーはこの回だけしか参加できないのが少々残念ですが、春にはホールツアーがあるようなので、また楽しみにしたいと思います。MCで覚えていることを。
 
 一人トークコーナーというのがあり、他のメンバーが衣装チェンジしている間をつなぎます。この回は高木と宮本がそれぞれしゃべっていました。女性客も結構いるのを見て、高木が「男性客にナンパされたことある人?」と聞いたら手を挙げていた人がいたようです。宮本はごはんと何かの組み合わせで食べるというのが「意味がよくわからない」そうで、「例えば梅干しとごはん食べてもそれぞれの味がするだけ」だそう。それでも「梅干しと…(失念)はまだ分かる。明太子とか単品で食べるなら分かるけどごはんと混ぜて食べるとか信じられない。」そう。この話をしている時に着替え終えた他メンバー出てきて、「みんな好き嫌いだめだよー」と金澤が話をまとめにかかろうとしますが、「えー(おまえが言うな)」とお客とメンバーから総ツッコミを受けていました。金澤さんはメンバー一の偏食家です。
 
 アンコールのMCで宮本が汗だくな自分の姿を見せて、「髪の毛が濡れて、ファッサーってならない。汗まみれになっても髪さらさらな人に憧れる。とも(金澤)とか。」と言ったのを受けて、金澤は髪をファッサーとやりますが、がに股で右足を上げてのファッサーだったのでなんともコミカル。「その足はダメ」とメンバーから注意受けてました。この会場近くにある万代バスセンターの名物としてカレーがあるそうで、ライブ前に宮崎は2杯、植村は4杯食べたそうです。1杯どれくらいの量なんですかね。
 
 
 おまけの話。せっかくの遠出ということでライブ行くがてら、新潟を1泊2日で旅行しました。初日朝早くから新潟に向かいます。初日はマリンピア日本海という水族館(本当は別のことをしようと思っていたのですが雨だったので予定変更)に行って、2日目はワイン造りをしているカーブドッチワイナリーといういくつかの施設(ぶどう畑、レストランなど)がある中の、カーブドッチヴィネススパという温泉施設に行ってきました。まったり温泉につかってちょっとだけワイン飲んで満足したのですが、いろんな食べ物やワインが売られている中、おもしろいものを見つけました。前日Juice=Juiceの「Ca va? Ca va? (サヴァサヴァ)」聞いている以上、買わずにはいられませんでした。サバ缶です。

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 06:41
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2017/03/01 Steve Reich at 東京オペラシティコンサートホール

 アメリカ・ニューヨーク出身の音楽家Steve Reichのコンサート。ミニマルミュージックの巨匠である彼は御年80歳を迎えたということで、アニバーサリーとして世界各地をツアーしているそう。その日本でのコンサートです。見るのは初めて。2年ほど前「Sextet」という4人の打楽器(マリンバなど)と2人のピアニストで演じる曲の映像にやたらはまっていた時期があり、今回生で見る機会があると知り、速攻でチケット取りました。2日連続公演の初日。新宿・初台にある高級感あり過ぎなホールにふさわしい、特別感のあるコンサートとなりました。
 
 会場に入った時に配られたプログラムにはこの日行う曲もあらかじめ書かれていて、クラシックコンサートスタイルを感じさせます。おまけに各曲の解説をSteve Reichが(日本語に訳されて)ご丁寧に書いているのもすごい。この日演奏したのは4曲。
 
 1曲目は「Clapping Music」という2人が手拍子だけで演奏する3分ほどの短い曲。Steve ReichとColin Curryという後の曲で出て来る演奏陣を束ねるリーダー的存在のメンバーが出てきて、2人で手拍子演奏をするのですが、ポリリズム的にずらして展開して最後収束するような形で締める曲でした。帽子をかぶって服も特に着飾っていないReichは若々しい。この曲が最初に演奏されたのは1973年と(すっかりおじさんな)自分ですら生まれていない年からやっているとか。Reichが演奏メンバーとして出て来るのはこの曲のみで、後の曲はColin Curry Groupというグループのメンバー中心に演奏されます。
 
 2曲目は「Mallet Quartet」という2台のマリンバと2台のバイブラフォンを4人のメンバーが叩いて演奏する曲。マリンバがベースとなるReichらしいリズムを出して、そこにバイブラフォンがメロディを付けていくような曲。悲しいとかうれしいとかの感情のベクトルがどこに向かっているのか認識できないけど、心の何かが呼び起こされるようなリズムとメロディはつぼに入ります。緻密な打楽器のからみを骨の髄まで楽しみました。曲的にはこれがこの日一番のお気に入りでした。
 
 3曲目は「Quartet」という2台のピアノと2台のバイブラフォンを4人のメンバーで演奏する曲。一人のピアニストの脇に控える人がいて、楽譜を次々とめくっていました。他の3人は自分でめくっていて、めくるタイミング含めて練習重ねてきた感ありました。途中バイブラフォン奏者が自分の担当パートが無い時に、ピアニストのところまでスタスタと歩いていって譜面めくって戻っていくという場面ありましたが、あれだけでも見事と思っちゃいました。この曲はピアノによるミニマルなリズムが持続する場面もありつつ、それほどミニマル要素たっぷりという要素はなく、バイブラフォンのメロディをしっかりと聞かせつつピアノともからんだ複雑な構成、聞かせ方をするという印象の曲。4人の演奏者が断片的に音を鳴らして一つの流れを作るような場面もあって、(全然違う音、世界観ではありますが)ハイスイノナサの「reflection」を思い出したり。
 
 最後の曲に入る前にインタビュアー、通訳者がついてのSteve Reichとのトークセッションが20分ほどありました。Steve Reichはめちゃくちゃよくしゃべり、通訳しきれないからと途中司会者が合図をすると、「おーそうかそうか」みたいに照れて、通訳のために一旦話を区切っていたのもお茶目でした。覚えている話では、Reichは有名サックス奏者のJohn Coltraneに憧れていて、先日のアカデミー賞会場でThird Coast Percussionというグループが「Mallet Quartet」を演奏して、その中にJohn Coltraneの息子のRavi Coltraneが加わっていたのが感慨深いとか、ロックサイドのミュージシャンともからんでいてRadioheadのJonny GreenwoodやThe NationalのBryce DessnerがReichの曲演奏メンバーとして加わったりしたことがあるとか、など。
 
 最後の曲は30分に渡る長尺の「Tehillim」という大曲。Colin Curryが指揮を執り、4人のボーカル、6人の打楽器奏者、2人のキーボード奏者、フルート奏者、ピッコロ奏者、オーボエ奏者、コーラングレ(初めて知る楽器。オーボエの低い音バージョンのよう)奏者、2人のクラリネット奏者、4人のバイオリン奏者、2人のビオラ奏者、2人のチェロ奏者、ダブルベース奏者と総勢28人の大所帯。これがもう圧巻でした。タンバリンや手拍子とソプラノボーカルがからむスタートから様々な展開を聞かせます。
 
 ひたすらミニマルに刻んでいたかと思うと、時折ハッとするようなテンポチェンジするところとかゾクゾク。特にマラカスが効果的で、1個のマラカスの音だけでスピードアップするところは、その音だけで全体の色が鮮やかに変わっていってすごいなと。弦楽器やクラリネットの音もスリリングさや壮大さを感じさせます。細やかに呪術的に聞かせる4人のボーカルは中盤抑えた展開挟みつつ、その後どんどん上昇していくように歌い続けて、ラストにハレルヤを歌う場面は全楽器がキレイな絵を描くような、音のみで飛翔しているかのように組み合わさって怒涛のラストとなりました。そしてこれまた全然違う音、世界観ではありますが、この曲聞いていて世武裕子の「Good Morning World!」という曲を思い出したりしました。
 
 スタンディングオベーションも飛び出すお客さんの拍手喝さいに、Steve Reichも含めてメンバーは何度もステージに戻って挨拶していました。このコンサート聞けたのは良かったなーと感激ひとしおでした。果たしてまた体験できる機会は訪れるでしょうか。

 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 00:37
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2017/02/26 ジェフユナイテッド千葉 at FC町田ゼルビア

【結果】
 1-0でジェフ千葉の勝ちでした。

 

【感想】
 Jリーグ開幕。ファンであるジェフ千葉はJ2所属8シーズン目となりました。監督、コーチ、選手をどんなに入れ替えしても、序盤好調、春過ぎからつまづき、後半の夏には体力がた落ち、けが人続出というパターンをほぼ毎年のように繰り返している感がありますが、今年はどうなるでしょうか。
 
 選手をほぼ全面入替した前シーズンとは異なり、センターラインの中心選手(船山、町田、アランダ、近藤)などが残り、ほどよく補強した感がある選手構成、そして新監督にアルゼンチン出身のフアン・エスナイデルが就任しました。残った選手としては去年突如得点力をアップさせた(リーグ戦で、それまでの4シーズン合計1点のみが2016年シーズンだけで11点)町田也真人が大きい。J1のチームに行ってもおかしくないくらいの活躍だったので。その他、期待の新戦力としてFWラリベイ、清武功暉、MF高橋壱晟(高校選手権で優勝した青森山田高校出身の新人)、DF溝渕雄志(慶応義塾大出身の新人)、西野貴治(ガンバ大阪からレンタル)、GK山本海人などが加入しました。皆さんにとっても期待したいところですが、それも毎年のことなので控えめに期待したいと思います。
 
 町田のホーム野津田公園にある町田市立陸上競技場は初めて来ました。8000人以上の観客が集まります。1時間ほど前に到着して公園を散歩、スタジアム周辺は屋台や、たくさんの子供たちがボール蹴っていたりと試合開始前のわくわく感が溢れていました。開幕戦ということで町田市の市長さんが挨拶と始球式(とは言わないのかな?PK2回やってました)していました。ゼルビアの応援隊から熱烈な市長コール受けてました。人気あるんですかね。挨拶がスパっと短かったのが好感でした。
 
 試合開始。相馬監督率いるゼルビアは(相馬がかつて選手として所属した)鹿島アントラーズ直系の4-4-2。コンパクトな陣形を保ってゾーン中心に守ります。MF谷澤とFW戸島は元ジェフの選手ということもあり、選手紹介時にはジェフの応援席からも拍手が起こります。対するジェフは3-5-2。ジェフで3バックを用いる監督はひさびさ(クゼ以来かな)で、3バック(右から西野、近藤、多々良)の前はMFアランダがアンカー的に位置して、そのやや前目のインサイドMFとして町田と高橋。両WBが左サリナス、右北爪、FWに船山と清武という布陣。GKは新戦力の山本ではなく、佐藤優也がポジション守りました。
 
 オフシーズンの練習映像もちょっぴり見ていて知っていましたが、ジェフ千葉は生で見ると改めてびっくりの浅いライン。3バックをセンターラインまで上げてオフサイドをガンガンに取っていきます。ゼルビアはFW戸島に浮き球を競らせて、こぼれ玉をFW中島が拾って、MF陣とともにラインを抜けようとしますが、オフサイドの網にかかりまくります。ゼルビアの選手は時折突破できますが、GK佐藤がこれまたびっくりするくらい前に出てきてクリアします。試合中何回かピンチ迎えるのは承知の上の戦術ですね。ゼルビアもジェフほどでは無いものの浅いラインを引くので、GK除く全選手が縦10メートル以内に固まっている時もありました。
 
 ジェフの攻めは縦と横を広く使う戦術。バックラインやMFが細かくパスを回したりもしますが、あまりこねくりまわすようなことをせずに、コンパクトに守るゼルビアの空いたスペースをガンガンに突きます。両WBがワイドに広がってのサイドチェンジや、FWを縦に走らせてのロングボールを頻繁に試みます。特に右WB北爪にボールがよく回ります。先制点取れたのも、北爪がサイドチェンジのパスを右サイド中央で受けて、右サイド沿い前方を走った清武に気を取られたセンターバックDF藤井の背後を突いて走り出していた町田(ややこしいですがジェフ千葉の町田選手です)にパスを通したところが決定的でした。そのまま町田はゴール前まで運んで、ペナルティエリアでパスを待ち構える船山に気を取られたゼルビアのDFとGKの隙をついて、ニアサイドにシュートを突き刺しました。
 
 前半は有利に進めていたジェフも、後半は体力落ちたこともあり、選手交代で活力生まれたゼルビアに攻め込まれましたが、終始高いラインを崩さず、ゼルビア選手の決定力不足にも助けられて失点ゼロで切り抜けました。DF西野が途中足をつって交代するほど、3バック(とアンカーを務めるアランダ)の負荷が高いシステムで、これからもスリル満点な試合が続くでしょうね。ライン突破された時にDF陣がダッシュをしなくてはならない大変さがあるものの、競り合いに負けた瞬間にゴール前でピンチでなく、相手選手がドリブルする間に追いついてカバーする余地がある分、ゴール奪われる危険は抑えられるのかな、と。スーパーなFWいると厳しいかもしれませんが、一人で長いドリブルからシュート簡単に決めることができる選手はそうそう(ましてやJ2では)いないですし、良い戦術ではないでしょうか。とにかく見てておもしろいサッカーですし、今シーズンは成績関係なくこのスタイルを続けていって熟成させて欲しいなと思います。もちろん良い結果を残し続けることが一番ですが。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 23:04
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2017/02/24 RC & The Gritz at Blue Note Tokyo

 Erykah Baduのプロデューサーを務めたことあるRC Williams中心に結成されたバンド。初めて知ったバンドですが、これは是非にも見に行かねばと思いました。1日2回公演の2回目に参加。
 
 メンバーはキーボード/ボーカルのRC Williamsにサックス、サックス/フルート、ベース、ドラム、MPC、ボーカルという7人編成。サンプリングマシンを叩いてビートを出すMPCプレイヤーのJah Bornという方はErykah Baduの名曲「On & On」のプロデュースを手掛けたそう。ボーカル以外は男性メンバー。ボーカルの方は後半から参加する構成でした。前半はインスト中心。細かい刻みから固いスネアをスコーンと抜けるように叩くドラムが気持ち良い。MPCのビートも合わさって丁寧にリズムを紡いでいきつつ、そこにサックスとキーボードの音が良い感じで乗ります。音としてはヒップホップなビートもそこかしこに聞かせたジャジーソウルってな印象。長尺のサックス、キーボードソロも存分に聞かせます。時折Williamsが歌ったりもするのですが、ボサノバなサウダージ感漂うメロディを歌っていたのがちょい意外な組み合わせ。
 
 後半から歌姫よろしく登場したボーカルは、音に合ったソウルボーカルを聞かせます。自己主張の強い音を聞かせていたサックスも抑えた感じになり、ボーカルとの協調を聞かせます。お客とのコール&レスポンスも程よく織り交ぜつつ、良いなというメロディに感じ入りました。本編最後は長尺なインスト曲。ベースやドラムのソロも盛り込んでいて、特にドラムのソロは弾けるリズムを堪能できて良かったです。アンコールはRoberta Flackの「Killing Me Softly With His Song」を歌って大団円でした。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 08:07
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