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2016/09/25 モーニング娘。'16 at ハーモニーホール座間

 前日から始まったモーニング娘。'16の秋ツアー。この日2回公演の1回目に行ってきました。モーニング娘。のツアーは2パターン用意することが定例で、この日はBセットと呼ばれているパターンのよう。自分が見た席は1階席の立見席で、ステージはお客の隙間越しの遠目で見える感じでしたが、楽しみました。セットリスト振り返りつつの感想を。
 

 

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author:de nudge, category:live(ハーモニーホール座間), 22:35
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2016/09/23 西恵利香Presents「re:LISTEN UP〜わりと朝まで〜」 at 代官山UNIT

 西恵利香という女性シンガーが主催するオールナイトイベント。この方は初めて知る方で、ラインアップされた仮谷せいら目当てで行ってみました。どんな雰囲気かな?と全く想像つかない状態で参加しましたが、最初から最後まできっちりと楽しめたイベントとなりました。

 

 23時過ぎに入場して28時半近くまで。前半が女性シンガー5組、後半がDJ4組で合間に西恵利香のライブがちょこっと入るという流れ。見た順は、

 

 WHY@DOLL→仮谷せいら→浦郷えりか→星野みちる→西恵利香→DJフクタケ→DJ HIYOCO→西恵利香→DJ KO KIMURA→松井寛

です。

 

 西恵利香がKO KIMURAにリミックスアルバムを作ってもらって、その発売記念イベントということで集まったメンバーのようです。全般には黒っぽい感覚も随所に入るこじゃれたトラック、というところが共通軸としてありつつ、バラエティに富んだアクトといった印象でした。

 

 バンドもののイベントでDJ入れると、DJタイムが休憩時間みたいになってしまって、DJの方が気の毒になる時もよくあるのですが、このイベントはクラブイベントに近しく(客層は違います。特に客席脇に大量の荷物が置かれているって光景が独特でした)普通にDJの音に踊っている人達が結構いました。一番最後に西とDJ陣がちょこっとトークするコーナーがあって、DJで盛り上がってもらえるか心配していたが思っていたより盛り上がって聞いてもらえて良かった、みたいなコメントされていました。自分も後半は普通のクラブイベントなノリで体揺らして聞いてました。

 

 最初の2組以外は見るの初めて。初めて見るアクトについては、KO KIMURAと松井寛の2人以外はお名前も今回初めて知りました。最初5組の女性シンガーは20代中心のよう。西はアクトの切れ間にステージに出てきて、各アーチストを紹介していました。しゃべりがうまく、気配りもできてしっかりしている方だなーと。また、ステージに立たない間は、別の階でサイン会までやっていたりしてフル稼働。かなり大変だったのではないでしょうか。

 

 順に感想を。
 

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author:de nudge, category:live(Unit), 08:37
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2016/09/22 Little Creatures at 東京グローブ座

 今年デビュー25周年、来年には結成30周年を迎えるというLittle Creatures。アルバム「未知のアルバム」リリースと25周年記念兼ねたツアーの初日。会場は劇もよくやっているところで、着席してのライブ鑑賞となりました。

 

ギター/ボーカル、ベース、ドラムの3人編成。ベース鈴木正人はこのバンドではキーボードを弾くこともあったりしますが、この日はベースのみ。アルバム「未知のアルバム」はシンプルにギター、ベース、ドラムだけで録音したということもあり、そのスタイルをライブにも反映しているよう。ギター青柳拓次とともに、楽器チェンジも行わず、弦の調整もほとんど行わずにライブ行っていました。

 

 アンコール含めた2時間くらいのライブはもう本当に素晴らしいと思えるものでした。鳴っている音にドキドキしたり、じんわりと聞いたり。シンプル編成が織りなす音は端正さ、隙間ある音で構築すると思わせておいて、ロックなカタルシスが存分に味わえる展開もどんどん入れてきます。

 

 「foolish king」で途中スピードアップする展開におーっとなるし、ライブお馴染みの「mosquito curtain」「house of piano」は毎度アレンジを変えてきて、今回の聞かせ方もかっこ良かったです。アルバム「Night People」はベースレスで作ったアルバムですが、その中の曲「Night People」「Four In The Morning」あたりを今回ベースを入れた形のアレンジでやっていたのも興味深く聞きました。

 

 最新アルバム「未知のアルバム」からもたっぷりと。このアルバムは全曲日本語詞で、これまで英語詞のみでやっていたLittle Creaturesにとって新たなチャレンジということですが、英語詞の曲ともそれほど違和感なく、ライブの中では聞けます。ほとんどの曲を青柳が手掛けたそうですが、鈴木とドラム栗原務は1曲ずつ作っているそう。鈴木はitunesでアルバム曲の人気係数をチェックしたら、栗原の作った曲「嘘の朝」の方が、自分の作った曲「わずかばかり」より人気高かった、とジェラシーを表明していました。いろいろなライブサポートで見る鈴木がしゃべるのが見れるのはこのバンドだけで、いつもは紳士然な佇まいをしているのに、10代の頃から活動しているメンバーと学生時代みたいなノリで話をしているのがおもしろいです。

 

 シンプルな音の鳴りをしている「未知のアルバム」の楽曲群ですが、かっこ良いアレンジでありながらヘンテコな要素も多々入っているんだろうなーと。本編最後にやった「かんちがい」とかのギターリフをこれだけ端正さのある世界の中でやるってのもすごいよな、と思ったり。青柳のボーカルもバンドのカラーに合った良い声だなーと思うもので、とりわけアンコール明けに一人で出てきたやった弾き語りはすごく沁みました。歌い終わりに出てきた2人も「いいねー。」と感心していて、鈴木は「バンド捨ててソロにならないデネ。」なんてお茶目なことを言っていたり。栗原の「もうソロ出してんじゃん」という突っ込みも味有りました。

 

 恐らくバンド結成当時からある確固たるスタイルを継続させつつ、各々いろいろなフィールドで活躍した結果をこのバンドにフィードバックさせているんだろーなーと感じます。大人な味わいと、音楽に対するやんちゃ精神が混じったようなライブを堪能しました。自分は「Night People」の頃から知り始めたので、過去音源も少しずつ追っていきたいです。
 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 06:10
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2016/09/19 IDOL Pop'n Party Vol.13 at TOKYO FM HALL

 女性アイドル5組が出演するイベント。お目当てのsora tob sanaka以外は初めて見るグループでした。この日Tokyo Callingという渋谷のライブハウスで同時並行に進められるライブイベント(sora tob sanakaはこちらにも出演していた)を見ようと思っていたのですが、チケット売り切れていたため、こちらに回りました。ただ、前日一日中雨に打たれっぱなしで、この日も丸一日ライブイベントは体力的にも厳しかったかもしれず、また昼間他の用事もこなせたので、結果夕方からのこちらのライブに行けたのは良かったです。椅子席が多く置かれていて、後方にちょっとだけスタンディングエリアがあるような客席となっており、自分はまったり座って見ました。
 
 見たのは順に、
  パンダみっく→sora tob sakana→amiinA→あヴぁんだんど→フィロソフィーのダンス
 オープニングアクトのパンダみっくのみ15分で、後の組は30分ずつのライブでした。しかしアイドルのグループ名って表記が難しいものが多いですね。。5組中3組はひらがなとカタカナが混じったグループ名。他2組はアルファベットのみですが、sora tob sakanaの「tob」が「tobu」じゃなかったり、amiinAは最後の文字だけ大文字だったりと。順に感想を。

 

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author:de nudge, category:live(TOKYO FM HALL), 00:12
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2016/09/18 大宴会 at 会津山村道場 うさぎの森オートキャンプ場

 福島県南会津にあるキャンプ場で行われる野外フェス。2年ぶり2回目の参加となります。朝6時半過ぎに家を出て、電車乗り継ぎ会津山村道場という駅に10時半に到着。駅から10分ほど坂道を上った先にキャンプ場があります。

 

 お客はたぶん500人くらいという小規模ですが、その分のんびり感あって場の雰囲気も良いです。豪華なアーチストをまったりと聞く感じも良いですね。この日はたまに止むこともありましたが、ほぼずっと雨でした。それでものんびり感は変わらず。手作り感あっていいフェスだなーと。

 

 見たのは、
  Saigenji→青葉市子→ハンバートハンバート→高田漣→吾妻光良トリオ+1→初恋の嵐
 です。トリのbonobosは帰りの電車時刻のために残念ながら見ずに帰宅。順に感想を。

 

 

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author:de nudge, category:festival(Others野外), 10:33
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2016/09/17 Sui Zhen、Pepe California、cuushe、miaou at 渋谷O-Nest

 オーストラリア・メルボルン出身の女性シンガーSui Zhenと、日本のグループ3組が揃うライブイベント。miaou以外は初めて見るアーチストになります。順に感想を。

 

 
 miaou
 3年ぶり3回目に見る、女性2人、男性1人の3人組インストバンド。前回見た時は曲により楽器のポジションチェンジをあれこれしていましたが、今回はベース/キーボード/小型木琴、ドラム、ギター/キーボードと複数楽器操るメンバーいるものの固定ポジションでした。日常の中に潜むファンタジーと称したくなるインスト曲達で、出て来る音がすごくつぼにはまります。かわいらしさや暖かさもありつつ、ギターやキーボードの音色に体が心地よく包まれていく感がありました。

 

 
 cuushe
 ソロの女性アーチスト。ライブは男性トラックメイカーを率いての2人編成。男性が機械からトラックを流しながら(スタンドドラム叩く場面もあり)女性がギター弾きながら歌う形でライブ進められます。トラックはハウス、The Fieldみたいなテクノ、エレクトロニカなどいろんなタイプのものが曲によりありますが、もの悲しげさや涼やかさがある印象で統一されていたような。ボーカルとギターはトラックに溶け込むような感じもありつつ、時折伸びて来る声が前面に出てきて存在感を発揮します。メロディもトラックに合ったもので、ハウスなトラックにはソウルフルなもの、エレクトロニカなトラックにはポストロックタイプ、クラムボンやSpangle Call Lilli Line辺りに印象が近しいメロディのものがありました。

 

 
 Pepe California
 ギター、ベース/ボーカル/小型キーボード/ピアニカ/タンバリン、キーボード/スティールパン/PCという男性3人組で、ライブは男性ドラムが加わった4人編成。いろんな楽器を使い分けて曲により、アメリカンロック、ファンク、ポストロックなどのカラーはありますが、バンド名にカルフォルニアが入っているようにカラっと晴れた天気の海岸が思い浮かぶような曲、特にギターの音色が酩酊感あって気持ち良いミドルテンポのインスト曲で統一されている感ありました。2週連続でスティールパンの音を聞く機会となりますが、いろんなタイプのバンドで聞けてうれしいですね。

 

 
 Sui Zhen
 キーボードやギター弾きながら歌うSui Zhenに、コーラス/キーボード/トラック出し担当する女性、ギター/ベース担当する男性の3人編成です。チルウェイブっていうんでしょうか。かわいらしいノスタルジックなトラックをベースに、オリエンタルなキーボードやギターの音を入れ込んで、そこに甘めな少しけだるさもある声で歌い上げます。メロディは結構いろんなタイプのものを歌っていて、個人的に良かったなーと思ったのが、中盤ギター弾きながら歌ってたボサノバなメロディものと、Rickie Lee Jonesを思い出すようなメロディものの2曲でした。何回も来日しているようで、MCもたくさんの日本語しゃべっていました。うまかったです。

 

author:de nudge, category:live(duo,O-Group), 21:14
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2016/09/10 guru host presents 「First Gallery」 at 落合Soup

 キーボード坂口光央とドラム一樂誉志幸のインストバンドguru host主催のライブ企画。半年ぶり2回目に見ます。落合駅から裏通りすぐにあるこの会場初めて来ました。地下1階にある小さなスペース。地下に降りる階段途中にコインランドリーがあるのですが、そことほぼ同じくらいの広さ。この日はその半分がステージとして使われていたので、残り半分の客席は30人くらいでいっぱいになるほどでした。4組出演で各45分ずつくらいの演奏。順に感想を。

 


 松本一哉
 打楽器奏者のソロパフォーマンス。床に胡坐組んで座って、いろいろな鳴り物を演奏するスタイル。巨大なタンバリン、ドラ、そしてお寺にありそうな小さな鳴り物などを使います。前半はじんわりとしたもの。タンバリンとドラは叩くということをほとんどせず、こすっての音出し。それと鳴り物を叩く時の音と組み合わせた倍音効果がすごい。その場で音の加工したりしていないのに、この響きの空間が出せるのにおおーっとなりました。和な楽器を使って、東南アジアな倍音世界を構築しているような印象。そして後半は鳴り物をリズミカルに叩きます。ミニマルなフレーズを積み重ねていって、Steve Reich的な印象も。この展開も素晴らしいなと思いました。

 


 Cal Lyall  ×  町田良夫
 カナダ出身の男性ギタリストと、日本の男性スティールパン奏者のセッション。Lyallはバンジョーを使っての演奏。シンバルなどの小道具を使って弦を押さえてドローン音をじんわり出すところから始まって、町田が木で出来た半円の打楽器(ボワボワした音が鳴る)をほんのりと叩いて色を添えます。夕暮れの風景が浮かび上がるような音に聞こえ、町田がスティールパンを叩くとその世界が一層と。こういった中のスティールパンの響きは本当つぼ。

 


 guru host
 ドリーミーさとスペーシーさが絡む音世界で、聞いていて心地よさとウキウキ加減が味わえるのが良いですね。テーマ部的なものに入る前のフリー目なセッションパートのキーボードフレーズとか、小道具やシンバル使っての打楽器音の一音一音が聞いていてうれしいというか。ポップという世界では無いかもしれないですが、出て来る音自体やフレーズは親しみやすさ満面で、すごく好きな世界です。

 


 石橋英子trio
 キーボード弾きながら歌う石橋英子に、ベース須藤俊明、ドラム山本達久という3人組。guru host企画ですが、なぜかこのバンドがトリです。山本も「なんで我々がトリなんでしょう?」とMCで言ってました。この3人はいろんなバンド形態で揃って演奏していたりしますが(Jim 0'RourkeとGaman Gilbertoなど。Jim 0'Rourkeはこの日客席で見てました)、このバンドは石橋の歌をメインに置いたもののようで、今度音源も出すとのこと。石橋の素朴さある囁き声とそれにあった朴訥なメロディの歌、歌に寄り添ったアレンジが中心ですが、時折複雑な展開を聞かせてくるのがこのメンバーならではといったもの。インスト部分もたっぷりと聞かせてきて、びしっと展開を変えて来るアレンジを堪能しました。
 

author:de nudge, category:live(Others), 11:14
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2016/09/04 Juice=Juice at 福岡Drum Be-1

 福岡滞在2日目。この日も台風はやって来ず。雨が降っていた時間帯もありましたが、風が無かったんで快適でした。朝、大濠公園をジョギングしようとして宿を出ますが思いっきり逆方向に行ってしまい、気づいた後元の位置に戻ってきたらヘトヘトになってしまい、挫折。。45分ほどのジョギングで切り上げて戻りました。

 

 昼過ぎに歓楽街の天神から少々北側へ歩いたところにあるライブハウスに行きます。ハロープロジェクト所属の5人組アイドルグループJuice=Juice。2年弱の期間で単独ライブを220公演行うという過酷なツアー真っ只中、Last Codeという文字通り最後のフェーズのコンサートでこのフェーズでは初参加。1日2回公演の1回目に参加。昨日のSunset Liveという野外フェスに行っていて、そこにいたお客さんで若いギャルっぽい女性の方が、「明日はJuice=Juice行くんだー」とウキウキして語っている会話が聞こえてきて、自分と同じ行動パターンだーと思ったり。

 

 夏のハロプロコンサートでは見ていますが、単独では4ヶ月ぶりとなります。ライブハウスは満員、かなり後ろの方で隙間越しにステージが見えるくらいの中で聞きましたが、ライブは相変わらずの素晴らしさ。かわいい女性が全身全霊で素敵な歌声とダンスをぶつけてくるパフォーマンスを堪能しました。そして他のハロプログループと違い、全曲フルコーラスでやっているのもお気に入り。感想を。

 

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author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:24
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2016/09/03 Sunset Live 2016 at 芥屋海水浴場・キャンプ場

 週末1泊2日で福岡に行ってきました。土曜は福岡県糸島市にある砂浜で行われる野外フェス。以前から行ってみたいなと思っていたフェスで初参加。2日間行われるフェスの初日。直前まで台風直撃の予報が出ていましたが、台風やってくるのが遅くなりこの日は雨も降らず。ずっと曇天で快適な一日となりました。

 

 福岡空港から筑前前原という駅まで45分ほど電車に乗り、そこから会場近くに行くバスに乗って20分ほど、そこから徒歩で1.5kmほど歩いて会場に着きます。自宅から出発後5時間くらいかけて現地に着きました。砂浜や奥まった木々のあるスペースなどに計7ステージあります。また、海の家があったり、海辺での遊びもいろいろ提供していて、パドルなんかも貸し出していたり。普通に海水浴場な雰囲気もあるフェスってな感じで良いですね。

 

 また女性客多かったです。男女比率半々か、もしかすると女性客の方が多いんじゃ、てな印象もありました。ステージの司会やアナウンスは何人かの芸能人を起用しているよう。どこかのステージで流れていたアナウンスが聞いたことあるな、、と思ったら「おったまげー」で分かりました。ウッチャンやナンチャンが司会しているネタ番組で最近よく見る平野ノラの声でした。

 
 見たアーチストは以下です。カッコが無いものはフルで見ています。
 Crowd Lu(最後の1曲)→DJダイノジ→Rample Note→Humble Soul→Leola→Bloodest Saxophone(後ろ30分ほど)→D.A.N.→ペトロールズ→Mishka→Zazen Boys(最初の3曲くらい)→Crystal Kay
 

 順に感想を。

 

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author:de nudge, category:festival(Others野外), 23:31
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2016/09/02 東京JAZZ ROCK THE JAZZ at 東京国際フォーラム 地上広場

 毎年、東京国際フォーラムA、COTTON CLUB、東京国際フォーラムのある地上広場の3ヶ所で行われるジャズフェスティバル。2年ぶりの参加。3日間開催初日の金曜日、地上広場で開かれる無料コンサートに行ってきました。東京国際フォーラムA、COTTON CLUBは有料。
 
 この日はRock The Jazzと銘打たれた公演で3組中最初の2組を見ました。それぞれ45分ほどのライブ。ともに盛況(特にMountain Mocha Kilimanjaroはとんでもなく集まってた感が)で偶然見た会社帰りの人も多かったのでしょうか、ライブ終わりのCD販売列も長かったです。感想を。
 
 
 Bastien Baker
 スイスの男性シンガーソングライター。初めて見ます。サポートにキーボード/ハーモニカ、ベースを率いた編成でBakerはギター弾きながら歌います。若手の爽やかイケメン(25歳)で、陽性なパワーを感じさせる声でフォークソング中心に歌います。合唱も結構させていました。印象に残ったのは、Eurythmicsのようなちょっと影がありドラマチックなメロディタイプのものをアコースティック編成アレンジで歌っていたタイプの曲でした。2曲くらいあったような。ラストはLeonard Cohenという有名シンガーソングライターのカバー「Hallelujah」で締めていました。日本語をかなり織り交ぜたMCでお客へのアピールもおもしろく「シゴトナイ、オカネナイ、カノジョナイ、デモイケメン」ってMCは笑っちゃいました。
 
 
 Mountain Mocha Kilimanjaro
 こちらは日本の個人的にお馴染みインストバンド。「男の中の男」である「ヘヴィウェイトファンクバンド」のMountain Mocha Kilimanjaro。1年半ぶりとちょい久々に見ます。ギター、ベース、ドラム、キーボード、サックス、トランペットの男性6人組で前回からベース奏者が替わっていました。口角を上げた決め顔がワルな感じを出していてバンドの雰囲気に合った方ですね。バンドの音にも馴染んでいて、キーボード、ベース、ドラムのピアノトリオな音を出している場面なんかかっこ良さ満点でした。ライブはいなたーい感じのセッション的な音出しから始まり、「(Ain't Got Nobody)Just A Rambling Man」でスピード感あるリズムに、ファンキーなギターリフと高らかに鳴る管楽器音で会場を沸騰させて、そこから「Lie On The Side」(だったかな?自信無し)でちょいっとテンポ落としつつ、横揺れが楽しい展開に持っていきます。
 
 中盤はミドルテンポの比較的落ち着いた曲多めでしたが、この辺りも聞かせますね。終盤ではキーボード奏者が合図を出すのに合わせて、メンバーが音を出していく「うるさいばかやろう」という曲を披露していたのですが、ちょっとマイクトラブルがあったこともあり、音源よりしつこく冒頭のインスト部分を繰り返して客を煽りまくっていましたね。「この曲なんて名前だったかなー、あ、『うるさいばかやろう』だ。」と曲中に言ってましたが、あの展開と言い方、そしてこの曲名だと信じなかった人もいたのでは、、と思っちゃいました。久々にライブ見てやっぱかっこ良いバンドだなーと。

 

author:de nudge, category:festival(東京JAZZ), 22:05
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