- 2015/01/25 Juice=Juice at 小樽Gold Stone
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2015.01.31 Saturdayハロープロジェクト所属の5人組アイドルグループの単独ライブ。ハロプロコンサートやイベントなどで見たことありますが、単独は初めて。以前から見に行きたかったのですが、休日都心近郊はチケットが全く取れなく、地方なら取れるだろうとチャレンジしてチケット無事取れました。これが取れたので前日のハロプロコンサートのチケットも取って北海道に泊りがけで行くことにしました。小樽の運河沿いにある歴史ありそうな瀟洒な建物(元々明治28年築の旧澁澤倉庫だったとか)の中に作ったライブハウスで隣におしゃれなカフェもあるよい雰囲気な場所。500人のキャパで売り切れ。会場満杯でした。ファンクラブチケット抽選で申し込んで当選。ラッキーなことに整理番号が前の方だったので前方で見れました。
ライブ開始前の注意アナウンスはメンバーの一人が生声でアナウンス。今回はリーダーの宮崎由加担当で、「会場内の写真撮影は禁止でーす」などの注意にお客さんが「はーい」と答える後でさらに「はい」と小さく言って次の注意に移るのが幼稚園の先生っぽくてかわいらしい。ライブ開始前は録音された宮崎の声でラジオのDJ風に本日はJuice=Juiceのライブを中継しまーすみたいに紹介があってからメンバー登場します。宮本佳林は髪を思いきりなショートにしての初めての単独ライブでお客の反応を気にしていました。工藤遥(モーニング娘。'15)と同じで個人的にはロングよりショートが似合う顔立ちだと思います。高木紗友希はハロコンで佐藤優樹(モーニング娘。'15)にアレンジしてもらったというポニーテール基調で少しふわっとさせた髪型で登場。本人もお気に入りのようですが、お客からも「かわいい」と声飛んでいました。
白と黄色基調のかわいらしい衣装(今回のライブからの新しい衣装だとか)で「伊達じゃないよ うちの人生は」からスタートします。ダンスはかわいらしさを主軸としつつ、曲によってはかなり激しい展開で変わる振付も。「初めてを経験中」なんかかわいさ満面のメロディと振付ですが、小節ごとにコロコロと展開が変わる振付は難易度高そう。かなり好きな振付の曲で見るとウキウキしますねー。
「イジワルしないで抱きしめてよ」を聞いてはまったくちですが、3曲目で早くも披露。ウルウルくらい感激しました。「ロマンスの途中」と合わせてのファンク歌謡、「初めてを経験中」「アレコレしたい!」などのオールディーズなポップス路線は間違いなくつぼに入る曲でいつ聞いてもうれしいものがあります。ハロプロ曲に馴染んでくると良いなーと思えるのが「伊達じゃないよ うちの人生は」「背伸び」「天まで登れ!」辺り。「天まで登れ!」は以前ハロプロ研修生が歌っているのを聞いたことありますが、Juice=Juiceバージョンでは初めて。高らかにサビを歌ったり、足を円形にステップする振付など良い感じ。
間近で見て改めて分かるメンバー全員のかわいさと顔の小ささ。特に宮崎の小顔はビビるレベル。汗のかき方がそれぞれ異なり、植村あかりは全身びっしょりで一番の汗っかき。でもこれだけ激しく歌い踊っていると多くの汗かくのが普通で、他の4人があまりかかない方なのではと。金澤朋子も全身に汗かいていますがほんのりとかいているくらい。宮崎と宮本は顔にはかかず首筋から汗が噴き出ていました。高木は全然汗かいていないように見えます。新陳代謝が悪い体質なのかなーと。高木は去年年末太ったので今年に入って気合入れてダイエットしたとか。まだ一ヶ月も経っていないのに8キロ痩せたそうで脅威的です。
MCでは宮崎が風呂長いという話になり、風呂入った後の着替え場所にいる時間も長くて、「私は次お風呂入って上がったらまだ着替え場所にいた」と金澤より。なんでもゆっくりしているそうで、その時は足のマッサージをしていて、「これをやらないと気が済まない」とか。高木はお風呂の時間が短くて5分で上がってしまうそうです。MCコーナーでの金澤のトークはキレあります。お客いじりなんかも含めてしゃべる間と人への振りが抜群でハロプロ以外でのイベント司会とかもこなせそうと思いました。Juice=Juiceメンバー内にもっと金澤にくってかかるくらいのキャラ持つ子がいると、さらにトークはじけるんじゃないかなーと(宮本に期待)。植村はライブラストの方で「みなさん、今回は初めての衣装で登場したんですよー。」とにこやかに呼びかけていましたが宮崎と金澤から「おいおい、それ最初の方に言っていたよ」みたいにツッコミ受けてました。女優さんらしい顔立ちで天真爛漫なキャラ全開な瞬間はほんわかさせられます。
まだ持ち曲が少ないこともあるのかカバーも披露。2人とか3人とかの編成で歌った曲もありました。DEF.DIVAの「好きすぎて バカみたい」とか懐かしい。太陽とシスコムーンの「Magic of Love」という曲知らなかったのですが、哀愁あるシティポップスな感じでJuice=Juiceに合っていて良い感じでした。1人ソロで歌っている中で残り4人でクルクルと回っている箇所なんて幸せ感溢れてました。またラスト近くの高木のフェイクは迫力あり。5人それぞれ良い声を持っていてバランスも良い感じですが、そこに一段上の声量の高木のボーカルが突き抜けていく展開があるはグループとしての強みですね。
1時間半ほどの完成度高いライブ堪能しました。2日間遠出して見て良かったなーと。小樽の地ビールや札幌でのラム肉やブルーチーズの蜂蜜がけなどおいしかったです。
- 2015/01/24 Hello! Project 2015 WINTER at 札幌ニトリ文化ホール
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2015.01.29 Thursday冬の北海道まで遠出してきました。土日でそれぞれコンサートを。土曜は今冬で3回目の参加となるハロープロジェクトのコンサート。札幌は東京よりはさすがに寒いですが、天気も良くて風がなくて思ったより快適でした。中島公園、藻岩山などを観光。雪見るとテンション上がりますね、ただ雪道はよくすべる。。普通の道でもつまずくたちなので、何回かコケました。地元の人はスタスタ歩いていたり、自転車こいでたり、ジョギングしている人までいたりして、よくコケないなーと。藻岩山の山頂からの札幌の町光景は圧倒的でした。
夕方に会場着いてライブ開始。一般発売のチケットで取っていて一階の後ろ目の席ですが、前が通路だったのでステージへの視界は良好でした。この回はDance Modeというタイトルがついた回。出演者はいつものメンバーと回替わりゲストでBitter&Sweet。インフルエンザの流行も終わりメンバー全員揃っています(モーニング娘。'15の鈴木香音はけがで座ったままのパフォーマンス)。ポツポツと感想を。
最初のアクロバット部コーナーは前回遠目&お客の隙間から見てる感じだったので、誰がやっているかいまいち分からなかったのですが、今回はかなり分かりました。片足をキレイにまっすぐ上に上げる鞘師里保と小田さくら(ともにモーニング娘。'15)、ハンドスプリングをする矢島舞美(℃-ute)と石田亜佑美(モーニング娘。'15)、バク転する生田衣梨奈と野中美希(ともにモーニング娘。'15)などすごいなーと。野中は英語もできてバク転できるほどの運動神経の持ち主となかなかの万能っぷり。この回のバク転は生田よりもキレイに決まってました。
アンジュルムの「大器晩成」は2月初に発売されるシングルですが前回ライブで聞いてかなり気に入りました。Youtubeにあるプロモーションビデオかライブ映像をほぼ毎日見ていて今回またライブで見れるのをものすごく楽しみにしていました。中島卓偉というソロシンガーをやっている方が作詞作曲を手掛け、ハロプロの多くの曲をアレンジしている鈴木俊介が編曲担当とのこと。あのメロディに大器晩成ってフレーズを当てはめたのがばっちりだし、この言葉自体の歌で使われる珍しさとキャッチーさも良い感じ。モーニング娘。の「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」「The 摩天楼ショー」などを手掛けた鈴木俊介のアレンジとダンス(どなたが振付したんでしょう?)との組み合わせも良くて、サビの手をくるくると回しながら足をステップするダンスの部分はすごくウキウキとなれます。モーニング娘。「ここにいるぜぇ!」を初めて聞いた時と同じくらいのワクワク感がある曲で、メンバーのダンスもキビキビとやっている人やルーズにやっている人がいたりと、きれいに揃えるのではなくバラバラしているのが(バラバラな私服風衣装と合わさって)パーティー感があってすごく好き。
℃-uteの「I miss you」は2つや3つのメロディが同時に歌われる展開を全面に押し出したかなりの意欲作。すごいなーと思いつつもうちょっとポップなメロディでこういった構成で聞いてみたいかな、と思ったりも。カントリー・ガールズは6人全員のパフォーマンス。嗣永桃子はももち結びでなくおろした髪型での登場で初めて見ました。すごくかわいい、ももち結びよりも格段に美人になります。ただ周りにもかわいい子だらけなので、ももち結びの方がインパクトあって目立ちますね。ライブ後半は元のももち結びに戻っていました。カントリー・ガールズでは髪降ろした姿で行って、Berryz工房ではももち結びと使い分けていくのかなと。
ダンス部のパフォーマンスからモーニング娘。'15の「One・Two・Three」の流れが最高です。ヒップホップっぽいトラックに乗せて踊るダンス部のメンバーはかっこ良い。モーニング娘。'15からは鞘師、石田、譜久村聖の3人がダンス部ですが、その3人がステージに残ってポーズ決めている中に残りのメンバーが登場して歌に入るのですが、いち早く颯爽と入ってくる生田の立ち姿が良いですし、道重パートの「る」を引き継いだ石田はめちゃかっこ良い表情を決めます。ひな壇に座っておちゃらけている石田とのギャップがいい感じ。
ステージ両サイドの階段をひな壇、応援席的にメンバーが座っている時がいくつかの曲やコーナーであるのですが、全般にモーニング娘。'15とアンジュルムのメンバーが遠目に見てもやかましさが伝わってきます。メンバー全員座ってのコーナーで、あるテーマでベスト3を発表(メンバー間で投票)するみたいな企画がありました。この回は「おかえり」のセリフが似合うメンバーベスト3の発表。生田と和田彩花(アンジュルム)がなんやかんやとしゃべっていたり、石田と竹内朱莉(アンジュルム)がお互いに「おまえは呼ばれないー」とでっかいアクションでつつき合っていたりと。実際に呼ばれたのは清水佐紀(Berryz工房)、稲葉愛香(カントリー・ガールズ)、宮本佳林(Juice=Juice)。一位になった宮本はもともとショートだった髪をさらに短くしてスポーティーな感じで登場。目がくりっとしていてどんな髪型でも似合いそうですが、こういったショートもいい感じですね。しゃべり方や仕草を見ていて少し松浦亜弥っぽいなーと初めて思いました。
ラストの曲はメンバー全員登場してBerryz工房の「cha cha SING」を。メンバー一部は通路席にも入って歌うので間近で見ることができます。恐らくあまり前で見たことない後方席のお客さん(女性が多い)からは「顔小さい」「かわいい」と感激の声が飛びます。前回も通路に面した席で見ていてその時自分の近くにいたメンバーはお客と近すぎて照れてる感じがあったのですが、今回自分の近くに来たメンバーはキビキビ踊りつつガンガンに目を合わせてきましたね。宮本や佐々木莉佳子(アンジュルム)、田村芽実(アンジュルム)など。真っ直ぐに目を合わせられると、気弱なおじさんとしてはスミマセンゴメンナサイと謝りたくなる感じになってしまいました。。でも近くのメンバーと一緒に「cha cha SING」のサビをピョンピョン跳ねながら踊るのすごく楽しかったです。また近くでは高木紗友希(Juice=Juice)と島村嬉唄(カントリー・ガールズ)が向き合って踊っていて、高木がこれくらい張り切って踊るのよくらいの手の振りを島村に見せていて、それを島村は不安げな眼差しで見つつ踊る2人のやり取りが師弟関係のようで微笑ましかったです。
- 2015/01/16 fox capture plan、Mountain Mocha Kilimanjaro at 渋谷La.mama
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2015.01.18 Sundayインストバンド2組の対バン。このライブ会場は初めて来ますが、かなり昔から名前は知っていました。ウッチャンナンチャン、爆笑問題などを輩出した(コント赤信号の)渡辺正行主催のお笑いイベントとして使われている会場で、個人的には伝説的なイメージを持っていました。普段は音楽ライブをやっているようで150人も入ればいっぱいなスペース。両バンドとも女性人気が高いようで客席前方はほぼ女性でした。
最初は「男の中の男」である「ヘヴィウェイトファンクバンド」のMountain Mocha Kilimanjaro。最近「埼玉の粗大ゴミ」を名乗らなくなったのはベースとサックスメンバーが変わって全員埼玉出身者じゃなくなったからでしょうか、見るのは4ヶ月ぶり8回目になります。このバンドは広い会場でも野外で見てもかっこ良いですが、こういった古めな狭い会場だとすごくはまりますね。とりわけこの日の鳴っていた音がつぼでデッドなギター、ベース、ドラムのリズム音に、ファンキーなオルガン音が重なるところは気持ち良く、そこに荒ぶるトランペット、サックス音が重なるのはウキウキと聞けました。アルバム「壱弐参四伍録」からの曲がほとんどだったかと思いますが、このアルバムのライブモードもかっこ良いですね。「用心棒にピストル」「タイム・イズ・デッド」あたりは体を揺らさずにはいられない感じ。
続いてはfox capture plan。キーボード、縦ベース、ドラムの男性3人組で見るのは1年半ぶり2回目になります。キーボードが出すハウスのDJが好みそうなきれいなフレーズを軸にジャズ、ダンス、ロックなどを混在させたリズムが重なるのですが、オシャレな感じもありつつかなり前のめりなビート。特にドラムはロックモード全面に押し出したような激しい叩き方でこのアレンジの中で響かせる音としておもしろい(ドラムの方はnhhmbaseのメンバーでもあるそう)。キーボードと縦ベースはエフェクター通して音をその場で加工したようなことも聞かせますが、サンプリングは行わず手から出す音のみで勝負といった感じ。
ポップス的な親しみやすい世界も持っていて、有名曲のカバーもやっていました。この日はOasisの「Wonderwall」とYMOの「東風」。ともにこの編成ならではのアレンジでおもしろかったですね。また合間のMCもユニーク。キーボードとベースがマイク持って漫談風に語るのですが、いかにも京都出身な風貌としゃべり方(くるりの岸田繁に少し似てる)をするキーボード担当者が素っ頓狂なことを言って笑いを誘い、ベース担当者は普通のトーンでぼやき風に話を膨らませたりツッコミ入れたりしてました。まだ「本人たちを甘やかさないで下さい。こんだけ笑いが起こると調子に乗ります。」とまだまだMCの完成度を高めていきたいようですが、今後どれだけおもしろくなっていくんでしょうか。
- 2015/01/13 alt-J at 渋谷O-EAST
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2015.01.17 Saturdayイギリス・リーズ出身の男性4人組バンド。と思いきや紹介写真が3人しか映っていないので、なんでかなと思って後でネットで調べたら内1人は2014年にバンドを脱退して、サポートメンバーを入れているよう。キーボード/小型の鉄琴/コーラス、ギター/ボーカル、ギター/ベース/ドラムパッド、ドラムといった編成。2013年のSummer Sonicで見て以来2回目になります。
会場に到着するのが遅れてオープニングアクトは見れませんでしたが、alt-Jはフルで見れました。アンコール含めて1時間15分ほど。当日券で入れましたが会場は満杯。外国人のお客さんもたくさん。
全般に曲はミドルテンポ。ギター担当者が担うメインボーカルは幻想的な声と地声を使い分け様々なメロディで歌いますが、キーボード担当者がつける音とコーラスは幻想モード一辺倒でalt-Jの世界の主軸を担っているかなという印象。時に2本になるギターの音もその辺の世界を押し広げていますが、そこに入り込まない音がドラム。余韻を残さないセッティングになっていて、他の音と対比的な聞かせ方をします。それがおもしろい。
曲も前聞いた時よりバリエーション広がっているなという感じで、4曲目にやった「Left Hand Free」はブルースな曲で今回のライブで一番印象に残りました。中盤にやった「Ripe & Ruin」は演奏無しでキーボードとギターの2人のみで歌う曲でケルト音楽な味を持つメロディでいい感じ。後でセットリスト調べて、え?と思ったのですがアンコール1曲目がBill Withersの「Lovely Day」のカバーだったんですね。聞いていた時全然気づきませんでした。情緒的なモードに染まったアレンジでオリジナルとはかなり違うものだったような。もう一回聞いてみたいですね。
- 2015/01/11 Hello! Project 2015 WINTER at 中野サンプラザ
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2015.01.12 Monday毎年恒例ハロープロジェクトに所属するアーチストが揃うコンサート。先週に引き続き見ます。この日3回公演の3回目を見ました。HAPPY EMOTION!というタイトルがついた回でその名の通りハッピーな曲多めな印象でした。こちらの回がシャッフルユニット中心の回なのかなと思っていたのですが、2,3組のみとほとんど無し。新しいメンバーがどかーっと入ってきたので、今回のハロコンは自分のチームを固めることがまず優先ということでしょうか。
出演者はBerryz工房、℃-ute、モーニング娘。'15、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、ハロプロ研修生。回替わりゲストが2組でTHE ポッシボーとLoVendoЯ。インフルエンザで欠席者が何人かいました。ポツポツと感想を。
今回通路に近い席でそこに進出して踊るメンバーをばっちし見れました。3曲ほど通路にメンバーが出て来るあり、自分がいた位置だと飯窪春菜(モーニング娘。'15)、島村嬉唄(カントリー・ガールズ)、田口夏実(ハロプロ研修生内新ユニット)がものすごく近くに。他のお客さんどうか分かりませんが、ここまで近いのは照れくさいものがありますね。各メンバーも恥ずかしがっていたような。
何の曲か忘れちゃいましたが、全員が歌う曲で宮本佳林(Juice=Juice)、佐々木莉佳子(アンジュルム)がステージ前方隣同士で踊る場面がありました。この2人の溌剌としたダンスは本当に好き。見てるだけでウキウキなります。
メンバーの中から特技を見せるというコーナーがありました。嗣永桃子(Berryz工房/カントリー・ガールズ)と岡井千聖(℃-ute)が司会。今回は宮崎由加(Juice=Juice)、生田衣梨奈(モーニング娘。'15)が特技を見せていて、宮崎が野球場のウグイス嬢の声を、生田がゴルフクラブでゴルフボールをリフティングしていました。生田は安定のいじられっぷり。嗣永に「次誰ですかー?」「はーい」「あれ?いないんですかね?」と最初無視されてました。嗣永にいじってもらうのは初めて見ます。
カントリー・ガールズは嗣永含めた6人組ですが、Berryz工房の活動終わるまでは5人で歌うことになっています。ただメンバーの内の1人小関舞がインフルエンザで昨日と今日のコンサートは欠席。そこで急きょ嗣永が加わっていました。突貫で練習したそうですが、違和感なく加わっていました。一番の売れっ子で外部仕事が多いのにすごいですね。
Buono!というユニットが1曲歌っていました。嗣永、夏焼雅(Berryz工房)、鈴木愛理(℃-ute)の3人組で人気ユニットのよう。カラオケからの音出しなのでごわごわしていますが、ロック調の曲でベースとドラムの疾走するリズムがかっこよかったです。
アンジュルムは前回見たのと別の新曲を。こちらはテクノ音主体でヘンテコな気持ち悪さを織り込んだおもしろそうな曲。やはり3人3組(この日は相川茉穂インフルエンザで欠席のため実際には8人でしたが)となる踊りの場面が良い。最初のサビ終わりで田村芽実が迫力のある高音、中西香菜が落ち着いた低音で歌っていましたが、そこの2人のボーカル組み合わせが良かったです。
THE ポッシボーは5人グループ。内1人の煽りが素晴らしく、会場をうまいこと盛り上げます。対バンやフェスなどいろんなところでライブを続けているグループのようで、自分達以外のファンを乗せるのもお手の物といった感じ。グループだけど長めのソロボーカルを入れ込む珍しいかなという曲をやっていました。
モーニング娘。'15は工藤遥がインフルエンザで欠席ですが、左足首の靭帯断裂で休んでいた鈴木香音が復帰。まだ足を引きずっていて、曲やる時は座りながら歌っていました。予想以上に早い復帰のようで、本人うれしいでしょうね。これからリハビリしてダンスに復帰かと思いますので、大事にしていって欲しいです。「TIKI BUN」のサビでは陣形をずらしてまでも、脇にいる鈴木にメンバーが寄り添って肩くんで踊るのを見ていて、このファミリー感が良いよなーと。
各グループが次々と歌う形式のライブですが、全員揃って歌うのもあれば、一部に他メンバーが加わって踊っていたりと、お祭り感が楽しいですね。Berryz工房の「ロマンスを語って」という曲ではイントロ部分でその前に歌っていたモーニング娘。も半円を描いたような陣形で踊っていて、ラスト部分ではその次に歌う℃-uteも加わって二重の円みたいな形で締めた構成が良かったです。
℃-uteはリズムがころころ変わる曲多く、個人的にはうまく乗れないのですが、メンバーがきびきびと踊る様はすごいですね。よくあの展開に合わせて歌いながら踊ることができるよなーと。「THE FUTURE」の曲展開と踊りも複雑ですごいです。ラストはその℃-uteの「JUMP」という曲を全員で歌って締めでした。多幸感溢れるラストでウキウキと聞けました。
- 2015/01/04 Hello! Project 2015 WINTER at 中野サンプラザ
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2015.01.04 Sunday毎年恒例ハロープロジェクトに所属するアーチストが揃うコンサート。今年はメンバーが大幅増してなんと62名だとか。ステージにかわいい子がたくさん揃うのを見ると圧巻。また野暮な心配ですが、この人数にかかる(スタッフ含め)人件費など考えるとやっていけるのかしら、、と。まあチケット代高くまたグッズの売れ行きもすごそう(毎度行列がすごい)なので、大丈夫なんでしょうけど。この日は3回公演。自分が見たのは朝一(11時半スタート)のもので、Dance Modeというアッパー中心のセットリストのよう。
出演者はBerryz工房、℃-ute、モーニング娘。'15、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、ハロプロ研修生。加えて日替わりゲストでアップアップガールズ(仮)。ハロプロ研修生からは8人グループの新ユニットができたことも発表されていました。2人ほど恐ろしいほど顔が小さく足の長いメンバーがいました。遠目の席(1階のかなり後方)で見ました。混合メンバーでの曲は少なくそれぞれの組が2〜4曲程度歌います。ポツポツと感想を。
オープニングは歌とアクロバティックなダンスを交えてのパフォーマンス。180度開脚や側転、ブリッジなどを何人かやっていました。運動神経いい子こんなにいるんですね。その中でも目玉となるのが、生田衣梨奈(モーニング娘。'15)のバク転で、前日までやっていたようですが、この日はハンドスプリング3連発になっていました。マットがあるわけでもないので、危険ということで取りやめになったのでしょうか。ハンドスプリング3連発も充分すごいですけど。アクロバティックやってた中に石田亜佑美、野中美希(ともにモーニング娘。'15)もいたと思いますが、今後のモーニング娘。'15の曲はダンスがさらにアグレッシブになっていきそうですね。
ステージは階段がいくつもあって小さなステージが何ヶ所かに(段差で)区切られているもので、曲によっては他メンバーが後方上段の階段に座って応援するスタイルになります。ハロプロ研修生がやっている中で、応援席に座っていたモーニング娘。'15の飯窪春菜、石田、生田、譜久村聖、小田さくらの5人が遠目にみていてもわちゃわちゃしていてやかましさが伝わってきます。石田中心にノリノリでここぞという時には立ち上がって踊っていました。
アンジュルムは新しい名義、9人体制になって初めてのシングルとなる「大器晩成」という曲を披露。ロック調モードの曲で3人3組となるダンスが3ヶ所に分かれているステージにうまくはまっていて、良い感じでした。逆に段差があってちょい苦しいなと思ったのがモーニング娘。'15。元々フォーメーションダンス中心なモーニング娘。のパフォーマンスはハロコンのステージセットではやり辛そうな印象でしたが、12人(鈴木香音が靱帯断裂のためコンサート欠席)と人数増えてせまい空間でのダンスを強いられていて、またお互いの距離感を測り兼ねているようで'14の時の絵より嵌っていない感がありました。見る側の慣れもあるかもしれませんが。でも「One・Two・Three」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」の楽曲自体が持つパワーのすごさで会場はすごく盛り上がりました。「One・Two・Three」はフルコーラスで1パート目の「る」を道重さゆみから引き継いだ石田、2パート目引き続き「る」を歌う生田ともにセクシーな表情でばっちり決めていました。
カントリー・ガールズは6人体制。内一人の嗣永桃子はBerryz工房の活動終了してからの本格参加ということで当面は5人でのパフォーマンスのよう。全員小柄でひょっとすると嗣永が一番背が高いんじゃないかと思えるほど。この日歌った「愛おしくってごめんね」という曲はもろ1980年代アイドル歌謡曲のノリ。メロディだけでなくアレンジやダンスもそんな感じ。「ごめんねー」というサビのメロディは、ゆうゆ(おニャン子クラブ)の「天使のボディガード」という曲の「守ってー」というサビのメロディと一緒でした。
アップアップガールズ(仮)はゲストで2曲。一人インフルエンザで欠席ですが、ステージ中を周り座って応援しているメンバー含めて煽りまくり。煽られて途中から立ち上がってノリノリになる佐々木莉佳子(アンジュルム)、牧野真莉愛(モーニング娘。'15)、稲場愛香(カントリー・ガールズ)の3人がいい感じ。2曲目にやった「全力!Pump UP!!」という曲はPerfumeの「Party Maker」を思わすような出だしのボーカルの入り方と曲構成でした。
モーニング娘。'15の12期4人、アンジュルムの3期3人、カントリー・ガールズ嗣永除く5人で「行くZYX! Fly High」を。ZYXというグループの曲でめちゃくちゃ懐かしい。当時この曲好きでよく聞いてました。当時メンバーは矢口真里しか知らない状態で聞いてましたが、今メンバー確認したら嗣永、今やハロプロリーダーとなった矢島舞美(℃-ute)、清水佐紀(Berryz工房)などがいたんですね。
さらに懐かしい「Say Yeah! -もっとミラクルナイト-」は全員で。メンバーがステージ脇からはけて会場内の通路に登場して踊っていました(自分のいた位置では見えず、ステージ後ろのスクリーンに時折映る映像で確認)。メンバー入れ替わりがすごくて、移動が大変そうでした。これと同じ通路出入りパターンがラストの「cha cha SING」でもありました。Berryz工房のこの曲は前にも聞いたことありますが、踊り含めておもしろいですね。
- 2014/12/31 Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2014 〜 GOOD BYE & HELLO ! 〜 at TOHOシネマズ日本橋(Live Viewing)
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2015.01.03 Saturdayハロープロジェクトが年末に行っているカウントダウンイベント。2部構成で1部が神戸と大阪の会場で同時開催、各アーチストが入れ替え形式で行うもの。2部が大阪会場のみで日をまたぐ本当のカウントダウンイベント。時間帯の関係から18歳以上のメンバーのみで行われる形式。そのイベントが全国各地(海外でもやっていた会場あるよう)の映画館でライブビューイングされていました。1部のライブビューイングを見に行って来ました。16時半から21時15分くらい。間20分くらいの休憩ありましたが、4時間以上のライブでした。
ライブビューイングの中継先は大阪の会場。現在二人目のお子さんを身ごもっているモーニング娘。OBの中澤裕子が司会(神戸会場は吉澤ひとみ)。メンバーと会うのがひさびさなようですが、さすがの司会っぷり。現役モーニング娘。'14のメンバーともちゃんとからんでいて、生田衣梨奈との「お腹さわらせて下さい」「断る」みたいな会話受けました。また石田亜佑美に対して「髪切った?」とちゃんと前の髪型を覚えているのすごい。℃-uteは小さな頃から知っているので「大きくなったねー」と親戚のおばさん状態な会話受けました。まあ現在18歳の萩原舞が7,8歳だったころから知っているわけでそりゃ言いたくもなりますよねーと。
見た順番はJuice=Juice→アンジュルム(スマイレージから改名)→Bitter&Sweet→LoVendoЯ→℃-ute→カントリー・ガールズ(カントリー娘。から改名)→モーニング娘。'14→アップアップガールズ(仮)→吉川友→THE ポッシボー→Berryz工房。恐ろしいほどたくさんいますね。初見の方々も多く、また既存アーチストもメンバー追加あったりととにかく大人数のお祭り感。各アーチスト2曲から6曲くらい歌っていました。トリのBerryz工房だけは10曲と大判ふるまい。
印象に残った箇所をポツポツと。
アンジュルムは新たに3人加入して9人体制になりました。まだ多くの曲を9人でやるのはこれからといったところで3人加わったのは4曲中2曲のみ。室田瑞希と佐々木莉佳子はダンスかなりうまいですね。特に佐々木は研修生でやっている中でも目立っていたキレあるダンスですが、アンジュルムの中でも同様の印象。どうでも良い感想なのですが、改名発表時に「アンジュルム」という名前を初めて聞いて連想したのが、出川哲朗が内村さまぁ〜ずという番組限定でやってる一発ギャグ「こんにゃろめー」なんですよねー、「ン」しかかぶってないですが。
LoVendoЯはボーカル×2、ギター×2の女性4人組バンドですが、ボーカルの一人田中れいながインフルエンザでお休み、もう一人の岡田万里奈一人で全パート歌っていました。あまり曲を知らない自分が聞く限りそれほど違和感なく聞けました。リズムなどのトラックをカラオケで流してそこにギターをかぶせる演奏ですが、単独ライブやハロプロ以外の場ではベースとドラムも入れた編成でやっているそうで、機会があれば聞いてみたいですね。
1部の後半初めはモーニング娘。'14の生田衣梨奈と工藤遥仕切りでのプレゼント抽選会。生田と工藤が会場を掌握しているように司会しているように見えていい感じでした。その後の曲のパフォーマンスまでよく見えたりして。12期4人が抽選のくじを引く係りを担当。羽賀朱音は表情やか細い声が加入当初の道重さゆみに似ていますが、水平にマイクを持つ様も同じなような。
モーニング娘。'14は2015年から'15になるのでこの日で'14としてはラスト。佐藤優樹が足の捻挫で椅子に座ってのパフォーマンス、鈴木香音は左足首の靭帯断裂で治療のためしばらくお休みと12期4人加わったものの体制揃わない中でのパフォーマンス。鈴木の靭帯断裂は厳しいですね。。無理させずにまずはじっくり治療かと思いますが、春ツアーに間に合うかどうかが照準となってくるでしょうか。2月か3月に新曲出してくると思いますし、MV撮影やプロモーション活動、ツアーリハーサルなどをどうやりくりしていくかが難しそう。12期はアンジュルム新メンバーと同様に全部の曲に加わらず「TIKI BUN」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」の2曲のみでした。スクリーン通して見ただけなので、まだ無難に加わっているかなといった感のみでした。9期〜11期を知り過ぎていてどうしてもそちらに目がいきにくいってのもあるかもしれませんが。「ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。」という曲はたぶん今回初めて聞きました。メンバー間がわりかし自由に動くことができると思われる珍しいタイプの曲で、踊る中で生田と飯窪春菜、石田亜佑美と小田さくらの恒例の仲悪いネタ(どつきあったり)や、生田と石田で腕立て伏せを入れたり、椅子に座っている佐藤に工藤や小田が寄り添ってなんやかんやとやってたりと微笑ましい場面がいくつかあっておもしろかったです。
アップアップガールズ(仮)は初めて見ましたが、体育会系を全面に押し出したようなウェイトリフディングでもやるんじゃないかといった衣装でかなりアッパーに攻める楽曲を繰り出します。縦ノリやオイコール大好きな人がつぼにはまりそうなパフォーマンス。見ていてステージ真ん中にオードリーの春日がひたすらボディビルダーのポーズを取り続けてその周りを彼女達がパフォーマンスする絵がはまるかもと妄想してしまいました。
Berryz工房は今年出したシングル曲、全てダブルA面なので3シングル×2の6曲を全部やっていました。「大人なのよ!」をまた聞けてうれしかったですね。今年出したシングル曲の中ではあんまり人気ある方ではないらしいので、もう見れる機会ないかなーと思ってました。ファンクテイストな楽曲が好きという個人的趣味もありますが、サビの振付とかかっこよくておもしろいと思うんですよねー。
- 2014/12/30 COUNTDOWNJAPAN at 幕張メッセ
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2015.01.02 Friday幕張メッセで4日開かれる日本のバンドものが揃う巨大フェスの3日目。
見たのはSCANDAL→宇宙まお→チームしゃちほこ→(1曲目途中から)→チャットモンチー→tofubeats→TM NETWORK→ONE OK ROCKと、かっこに見た時間が無いものはフルで。それぞれ簡単に感想を。
SCANDAL
3ヶ月ぶり3回目に見るギター×2、ベース、ドラムの女性4人組。ライブは今まで見た時と同様の印象。それぞれの笑顔でさわやかなパフォーマンス。
宇宙まお
初めて見ます。女性シンガーソングライターでギター、ベース、キーボード、ドラムをバックに率いた編成。明るめの曲を軽やかに。ラストの曲は一人での弾き語りでしっとりと締め。
チームしゃちほこ
名古屋で活動する女性6人のアイドルグループで初めて見ます。ステージほとんど見えない位置で聞きました。ちょい見える風貌と声から16歳前後辺りかなと思わせられました。歌声は舌足らずな幼さありますが、どのメンバーも音外している感はあまりなく結構しっかり歌えている印象。曲は盛り上げ系のものが中心。Base Ball Bearの小出祐介提供の曲では一人歌う中、他メンバーがマネキンのように止まって、歌っているメンバーが他メンバーの腕の形状を変えながら歩いていく振付がおもしろい。小出は去年見た東京女子流というアイドルグループにも曲提供していたり、自身がBerryz工房のファンだったりとアイドルどっぷり浸かっている感が。
チャットモンチー
4ヶ月前のROCK IN JAPANで一年半ぶりに活動再開したチャットモンチー。今回もその時と同じくドラムに恒岡章(Hi-STANDARD、Cubismo Graphico Five)、キーボードに下村亮介(the chef cooks me)を迎えた4人編成。まずヒップホップなビート曲を流しつつ橋本絵莉子と福岡晃子が登場。そのまま二人でラップっぽい合いの手入れた歌を歌います。なかなかおもしろい入り方。そして恒岡が入って、福岡がベースを持ち「初日の出」の演奏開始。この2曲の流れ最高でしたね、ゾクゾクきました。マラカス振りながら歌う橋本はかわいらしいですが、曲自体はタイトでかっこ良い。そこからはお馴染みのチャットモンチーのライブ。2人でやってた時のライブが特に好きなのでその時に作ったアルバム「変身」からの曲が一番ウキウキできますね。この日は「初日の出」の他に「ハテナ」もやっていました。「ハテナ」は4人編成でのアレンジなのでオリジナルよりも音が厚くなっていました。その代わり良い意味のスカスカ感が減じて、あと橋本のハーモニカも無くなっていたのがちょい寂しい。とはいえ4人での完成度もどんどん高くなって2人ではできなかった曲も増えていくのでしょうし、新年明けて発表されていましたが、シングル・アルバム発売、ツアー、武道館、自主フェスの開催などいろいろ活動していくようなので、楽しみです。
tofubeats
4ヶ月前のSummer Sonicで森高千里と組んだライブ見てますが単独は初めて。DJセットなど使いつつ、ヒップホップ中心にディスコやポップ感覚溢れるライブをします。自身のボーカルも交えてお客を盛り上げます。音源では別ボーカルの「Don't Stop The Music」(森高千里)や「ディスコの神様」(藤井隆)なども「すみません、本人来れないので僕が歌っちゃいまーす」と。ヒップホップのビートを突き詰めたかっこ良い音だけで染めることもできそうですが、あくまでもダサかっこよさやポップな感覚を前面に押し出してくるライブで、サイバートランスな音を入れ込んでダンスまでしちゃったりもしてました。ラストではゲストに神聖かまってちゃんの2人が登場してお客を煽りつつ2曲歌って終了でした。
TM NETWORK
ボーカル、ギター、キーボードのベテランテクノポップユニット。初めて見ます、ライブ見る機会があるとは思いませんでしたねー。ベースとドラムを加えた5人編成。テクノ音全面に出してくるのかなと思いきや、パワフルなドラム主軸に思いのほかフィジカルな演奏を聞かせていました。宇都宮隆の艶のある声も健在。「Be Together」「Get Wild」など多くの人が知っている曲では歓声が上がっていました。個人的におおーっと思ったのはラストの「Self Control」。あのキーボードのフレーズはわくわくしたなーと郷愁に浸ることができました。
ONE OK ROCK
2年ぶり2回目に見るボーカル、ギター、ベース、ドラムの男性4人組。ライブは前回見た時と同じ印象ですが、音はこの日のライブの方が格段に良かった気が。とにもかくにもすごい人気っぷりにびびります。ラストにやった「The Beginning」という曲はサビの部分が耳に残りやすいですね。
- 2014/12/29 COUNTDOWNJAPAN at 幕張メッセ
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2015.01.01 Thursday幕張メッセで4日開かれる日本のバンドものが揃う巨大フェスの2日目。
見たのはゲスの極み乙女。(最後の1曲前まで)→℃-ute→Zazen Boys(2曲目から)→LAMP IN TERREN→tricot→GRAPEVINE→Scott & Rivers→サンフジンズ→ACIDMANと、かっこに見た時間が無いものはフルで。それぞれ簡単に感想を。
ゲスの極み乙女。
1年半ぶり2回目に見ます。1万6千人と多くの人が入れる会場がなんと満杯。入場時に制限をかけつつ入れるくらいの混乱っぷりととんでもない人気でびっくりしました。前見たつくばロックフェスでは結構のんびりと見てた感があるのですが、この間にすごい人気になったのか、元々すごかったのか。そういえばあの日に出ていたアーチストがこの日5組(他にthe chef cooks me、tricot、Czecho No Rupublic、赤い公園)も出ていることに気づきました。ジャズベースに複雑なリズムも入れつつ、Tokyo No.1 Soul Setのようなポエトリーリーディング調のラップとフックなどを織り交ぜつつ、ポップに弾ける展開も多々あるといったライブ。お客さんのノリもすごかったです。
℃-ute
ハロープロジェクトに所属するアイドルグループで去年に引き続いての出演のよう。ハロプロのアーチストが一見客が多いフェスものに出演するのは珍しく、こういった機会を見れるのうれしいですね、登場時にはウルウル来るものがありました。メンバーカラーを基調とした衣装で登場。「The Future」から始まったライブは「ベーグルにハム&チーズ」がかわいらしいミドルテンポもので、あとはロックフェス用に盛り上がり重視の選曲。鈴木愛理は先月モーニング娘。を卒業した道重さゆみと同様に歌やダンスをしながらの表情の付け方が豊かなタイプ。客席に振りまく愛嬌も一番多いですね。逆に客席に手をあまり振ったりせずにストイックなパフォーマンス(人見知りな性格もあるよう)に徹する感があるのが中島早貴で、真ん丸のキリっとした表情がかわいい。萩原舞は一番お人形さん感がある帽子、髪型とメイクでお客に小さく手を振るのがかわいらしい。そんな個性も感じつつキレイに揃ったダンスとしっかりした歌を堪能しました。
Zazen Boys
今年はフェスで見る機会が多かった、今年だけで3回目になるZazen Boys。このバンドならではの変拍子やミニマルリズムをひたすら展開する楽曲などいろいろ繰り出します。へたをするとお客置いていきぼりになりそうなのに、多くのお客が熱心に聞くのは向井秀徳のキャラや歌と小ネタを織り込んできたり、鉄壁の演奏陣が鳴らすリズムによるところが大きいでしょうか。なんかの曲でもろヒップホップな展開になりラップまでしてたのは新鮮な展開。ゆらぎを感じさせるキーボードのフレーズをベースに小音でひたすらにリズムを刻んでいくラストの「Asobi」では、ギター吉兼聡が最初からギターを置いてヘンテコダンスをひたすらにしたり(その後向井秀徳もまた別のヘンテコダンスしてました)と、新しいおもしろ要素を入れていました。それでも耳は真剣に聞く方向に向けられる演奏となっているのが良いですね。
LAMP IN TERREN
ギター、ベース、ドラムの男性3人組で初めて見ます。歌の世界はBump of Chicken系統(なんかバンド名もそんな系統な気が)を感じさせます。各楽器から出されるリズムや響き方に気持ち良さがあって、がらっぱちな武骨さと端正さを併せ持つ印象があるボーカルとともに初聞きの自分もはまれる、いいなと思える音空間でした。壮大さがあるメロディで構成された各楽曲も好みで、MCの心意気も良い感じでした。ラストの「これ終わったら好きなところに行ってこい」ってなMCもなんか良かったです。
tricot
半年ぶり3回目となるギター×2、ベースの女性3人組。この日もドラムのサポートは山口美代子(Detroit7)。このバンドは気合入れて見たくなります。真ん中ではないですが一番前で見ました。後ろからのモッシュの圧力がすごくて、こんな感じで聞くのもひさびさだなーと思ったり。いきなり「爆裂パニエさん」で始めたライブは爆発感ありました。メンバーお得意の客席に入ってのパフォーマンスは(このフェスの性格もあるのか、ステージと客席間に距離あるためか)無かったですが、アクションと笑顔交え気合たっぷりのパフォーマンス。各メンバーの煽りや変拍子交えたダイナミズムありまくりの演奏が楽しいです。
GRAPEVINE
2年半ぶりに見るGRAPEVINE。ボーカル/ギター、ギター、ドラムの男性3人組。ベースとキーボード/ギターが付くお馴染みの5人編成で盤石のライブ。セッティングもスムースなようで、ライブの最中のスタッフに対する音調整指示も自分が見ていた限り無かったような。良い音だなーと浸れますね。来年発売予定の新曲だったかと思いますが、力強いベースラインの曲がかなりかっこ良かったです。ラスト「光について」で終了。派手さないですけどライブはいつ聞いても良いなと聞かせる要素多々あるバンドですね。
Scott & Rivers
アメリカのポップ寄りなロックバンドALLiSTERとWeezerのボーカルが組んだバンド。この2人は日本の音楽にはまっているようで(WeezerのRivers Cuomoは奥さんが日本人のよう)、それが縁で組んだバンドのよう。バックには日本のベース、ドラム(tricotでも叩いていた山口美代子)、キーボード(Schroeder-Headzの渡辺シュンスケ)がついて5人編成で演奏してました。2人は交互にボーカル取るのですが、いずれも日本語の楽曲。オリジナルやカバー交えているようで、カバーには「ドラえもんのうた」や「雪が降る町(ユニコーン)」、「Buddy Holly(Weezer)」など。「Buddy Holly」は自分の曲なのにご丁寧に日本語に訳した歌詞で歌っていました。ALLiSTERのScott MurphyはMCでよくしゃべっていました。日本語がめちゃめちゃうまく、二重否定「誰も知らない人はいない」がうまく言えなくて「みんな知ってる、と言いたかった。日本語難しい」と言ってましたが、あれだけしゃべれれば充分な気が。
サンフジンズ
奥田民生、岸田繁(くるり)、ドラムの伊藤大地が組んだバンド。カバーメインのバンドかなと思っていたら、全部オリジナルでした。前半は奥田民生がギター、岸田がベース。後半は逆になっていました。この2人がベース演奏するのを見るのはレアですね。曲は(特に歌詞が)力抜いて作ったような感じで、アレンジもシンプルなものが多かった気が。このバンドならではと言えるものでしょうか。ボーカルも奥田メインと岸田メインが半々でしたが、伊藤がソロボーカルを取る場面もありました。最初の曲がドロドロとしたブルース曲展開があるもので、インスト部分の奥田のギターがかっこ良かったです。
ACIDMAN
2006年のカウントダウンジャパン大阪(当時は幕張と大阪の同時開催だった)以来2回目に見るACIDMAN。ボーカル/ギター、ベース、ドラムの男性3人組。渋めの声で絶叫を時折入れるような真っ直ぐに突き進むロックをやるという感じで、心意気が伝わってくるパフォーマンスが良いなーという印象でした。今回も同様。歌をじっくり聞かせる場面も入れつつ、ドカンと盛り上げるポイントを熟知していて縦ノリする瞬間がつかみやすい。各メンバーが煽る様、特にベースのアクションが激しい、もいい感じでカッコよさは変わらないですね。