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2014/11/24 モーニング娘。'14 at 品川インターシティホール
 モーニング娘。'14のアルバム「14章 〜The message〜」発売のシリアルイベント。1日2回ある2回目の方に当選して行ってきました。場所は品川のキレイなオフィスビル群にある施設。仕事からみでも入ったことあるスペース。11/26の横浜アリーナで道重さゆみが卒業するということで(それには行けないので)、自分が見る10人体制のラストとなりました。

 アルバムから7曲を全部フルサイズ、ゲームコーナーがある1時間くらいのイベントでした。秋ツアーでもアルバムからの曲披露はありましたが、1回公演で3曲くらいしかやらないし、フルサイズでない曲もあったりしたので、きっちりとアルバム曲をまとめて聞けたのうれしかったですね。また会場が小さい(600人くらい入れるスペース)だったこともあるのか、普段のコンサートより音圧と残響が抑えめで、ボーカルがくっきりと聞こえたのも普段と違う感じで興味深く聞けました。

 メンバー登場。秋ツアーでやってた私服風衣装での登場です。全員似合っていますが、特に白のワンピースの石田亜佑美とデニム生地っぽいワンピースの飯窪春菜がいい感じです。道重は白基調のスカートにデニムのジャケットで清楚な女の子ってな衣装ですが、そこに髪を結ばない大人な感じの姿が素敵です。

 「TIKI BUN(アルバムバージョン)」「笑えない話」「私は私なんだ」「大人になれば 大人になれる」「キラリと光る星」「恋人には絶対知られたくない事実」「明日を作るのは君」という7曲。それぞれ味があって良いですね。毎回書いてる気がしますが、「キラリと光る星」の鞘師里保と小田さくらのコンビは絶品、「恋人には絶対知られたくない事実」の飯窪はとてもかわいらしくはまってる曲です。

 2か3曲目歌い終わった後にメンバーの自己紹介がありますが、今回は自分の隣の人を紹介するという形式。鞘師が生田衣梨奈を紹介する時の「えりぽんはー、」の声がめちゃめちゃかわいかったです。ゲームコーナーでも変なテンションになって同様の声を出していましたが、あれだけかっこ良いパフォーマンスとのギャップは惚れ込んでしまいますね。

 ゲームコーナーでは3つのゲームをしてました。最初が全員縦に並んで目つぶって、せーので右か左に動き、少ない人数の方が負けで最後に残った人が罰ゲームというもの。最初の一発目では10人全員が右に動くという奇跡。その気の合いっぷりに喜んで全員が輪となってぐるぐると回りますが、鞘師だけ輪の真ん中に取り残されて「私も入れてよー」というコントを。前日のイベントから定型化している集団芸のようで、こういった芸は大切に育てていって欲しいですね。

 続いてのゲームコーナーは(シングル曲数の)56から最大3つまで数字を言っていって、道重の年齢の25と最後の1を言ってしまった人が罰ゲームというもの。道重が狙い撃ちされて、2つとも道重が言ってしまいました。ここでの道重のはしゃぎっぷりが良いですね。普段は一人だけ大人という立場でいることが多いですが、こういったゲームなどの時には一番子供っぽい振る舞いをしたりするのがとても好きです。Hello Project DVD Magagine Vol.42というハロプロメンバーがゲームやる映像があるのですが、そこでピンポン玉を道具使って運ぶゲームをやっていて、その中で一番難易度が高いドライヤーで浮かしながら運ぶパートを小田が担当し何回か失敗した後に成功する場面で、道重の成功した時の喜び方が尋常じゃなく、もうゲームが終わったかのようにものすごいガッツポーズをする姿に「いやいや、まだ最後道重さんの番が終わってないですよ」とメンバー全員で突っ込むシーンがあるのですが、あれ大好きですね。延々リピートしてしまったくらい。

 ラストのゲームは、全員椅子に座ってメンバー一人が順に数字を言って、その瞬間に他メンバーは座ったままか立ち上がるかを選択し、立ち上がった人数と言った数字が一致したら勝ち抜けて、最後に残ってしまった人が罰ゲームというもの。駆け引きおもしろかったです。最後小田と佐藤優樹が一騎打ちになり、言うタイミングをうまいことずらして「ゼロ」と言ってどちらも立ち上がらなくした小田が勝って、佐藤が罰ゲームになりました。罰ゲーム担当の佐藤と道重はそれぞれかわいらしく「明日からの仕事がんばって、キュパ」とセリフを言ってました。

 最後の曲前の挨拶、道重は途中から涙ぐんでいました。その瞬間はつられなかったんですけど、その後のラスト曲「明日を作るのは君」ではウルウルと来てしまいました。10人体制のラスト、このイベント参加にできてうれしかったです。

 おまけで、すごく思い入れのあるモーニング娘。'14の10人について。
 
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author:de nudge, category:live(Othersホール), 07:03
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2014/11/23 モーニング娘。'14 at ラフォーレミュージアム六本木
 モーニング娘。'14のシングル「TIKI BUN/シャバダバ ドゥ〜/見返り美人」、アルバム「14章 〜The message〜」発売のシリアルイベントが2日連続で。幸運にも2つとも当選して行くことに。今の10人編成を見るのは、秋ツアー周南のコンサートをラストと思ってましたが、おまけみたいな感じで見る機会があったのはラッキー。1日3回あるイベントで3回目に参加しました。トーク、ゲームコーナー、3〜4曲歌う45分くらいのステージと終了後の握手会がある形式。ランダムで席が決まるのは11月初旬に見たJuice=Juiceのイベントと一緒ですが、前方半分は着席状態で見なければならないJuice=Juiceと異なり、全員立ち上がって良いよう。

 ラフォーレミュージアム六本木は六本木一丁目駅周辺のお金持ちな人たちが集まってそうな街にあるキレイな施設。イベント開始、全員ツインテールでの登場。佐藤優樹の髪の上げ方がかわいらしい。工藤遥はショートカットから髪を伸ばし中のようですが、まだまだ長くなくて若干無理やり感があるツインテール。個人的好みはショートカット(かつおでこ見せる)の工藤遥が好きですが、このまま伸ばしていくんですかねー。

 「TIKI BUN」「One・Two・Three」を最初に歌います。ライブは楽しい、ウキウキして見れますね。歌った後にトークコーナー。道重さゆみ仕切りで今年残りでやりたいことをしゃべっていきます。わきあいあいとしゃべっていく中、道重が「ちょっと、すみません。」と衣装トラブルっぽい仕草で退場します。残り9人で場をつなぐことになりますが、ちゃんと楽しい場を成立させてました。譜久村聖が仕切る形になって、お題をメンバーに投げかけ、佐藤、生田衣梨奈が自由にしゃべって、それを工藤、飯窪春菜、小田さくら、石田亜佑美、鞘師里保がツッコミや話を膨らませたりと。鈴木香音は生田にだけ厳しいツッコミを入れつつ、佐藤にはいいようにもてあそばれる感じになります。

 このトークの中でダチョウ倶楽部並みに、誰かがドンと足を鳴らすと、残り全員がピョンって跳ね上がる集団芸をやっていました。本人達ももう少し完成度高くしていきたいようで、その後でも一回チャレンジしていましたが、これは是非どこでもできるように仕上げて行って欲しいですね。人数多いのでどうしても一人一人がきちんとしゃべれる場というのは(こういったファンイベントでない限り)難しいので、集団として見せる芸としては有効と思います。

 余談。まだダチョウ倶楽部がこの芸をやっていない、自分が高校生の頃、柔道の授業でデブな男子が前回り受け身をして手をダンとついた後に残りの生徒全員でピョンって跳ねることをやっていて、やっていて楽しかったなーと。その後ダチョウ倶楽部もやっているのを見てうれしくなった記憶があります。

 道重さゆみが戻ります。衣装を変えてきました。「わざとらしい演技でごめんなさい。」と予定されていた退場だったようで、NHKの番組企画で専門学校生徒が作った衣装を着ての再登場でした。白基調でピンクや黄色の泡みたいなふわりとした衣装。それでゲームコーナー(10個の選択肢の内、1位を当てたらダメで当てた人が罰ゲーム)をやります。1位を当ててしまった生田がかわいらしいセリフを言う罰ゲームをいやがり、「こんな髪型ですると痛いしー」みたいに言ってしまって「そんな風に思ってたんだ。(20代半ばで)頻繁にやる私を痛いと思ってたんだね。」とキレる道重に対し、「いや、あの、」とあたふた言い訳する生田のやり取りおもしろかったです。道重は笑いにつなげる機転がすごく働きますね。

 ラストは道重のソロ曲「シャバダバ ドゥ〜」をやりイベント終了しました。かわいらしく歌う道重ソロを見るのもこれが最後になりますかねー。
 
author:de nudge, category:live(Others), 11:53
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2014/11/21 Stanton Moore Jazz Trio at 丸の内COTTON CLUB
 アメリカ・ニューオリンズ出身GalacticのドラマーStanton Mooreが率いるジャズバンド。ピアノ、ベース、ドラムという編成です。Galacticではファンク中心にパワフルなドラムを聞かせるStanton Mooreがジャズ編成でどんなライブやるか楽しみにしてました。1日2回ある公演の2回目の方に行きました。

 Stanton Mooreのセカンドラインなドラムソロから演奏開始。ジャズ用に抑えた叩き方していますが、時折抑えきれないパワフルさや跳ねるリズムを満面に織り込んできます。最初の曲はセカンドラインのリズムから「Paul Barbarins Second Line」でした。この展開だけでウキウキできますね。その後は端正さを感じさせるものや明るいジャズ曲など織り交ぜます。セカンドラインものも随所に。ピアノとベース奏者も達人な弾きっぷり。アクションも派手でお客に拍手やコール求めたりと前へ前へ精神を感じさせる演奏が楽しい。ともに過剰な音量ではなく、やさしい音の弾きっぷりでその楽しさを表現しているという印象でした。

 Stanton Mooreは左手をレギュラーグリップやマッチドグリップと頻繁に変えて叩いてたり、パンデイロを鳴らしながらドラム叩くなど細やかな技を見せつつ、最大の聞きどころは弾けるタムやスネアの叩きっぷりですね。ドラムソロも魅力的でした。アンコールはそれぞれのソロを交えた多彩な展開から明るい締めの曲でした。ベース奏者は指弾き、弓弾き織り交ぜて出したフレーズをその場でサンプリングして、ループさせたベース音を重ねて演奏したりとおもしろいことやってました。

 1時間半大変に楽しんだライブでした。普段はあんまり音楽詳しくなくても、その場で楽しめれば良いや精神でいつもライブを見ているのですが、ニューオリンズの音楽についてはもっといろいろ知ってからライブ見ていきたいな、と思いました。ライブ終了後、会場を出るところで入り口付近にピアノ奏者除くメンバーが座ってCD販売のサイン会をやっていました。この日2回やったライブ直後で体力使っていると思うのですが、にこやかにやっていてタフだなーと。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 09:33
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2014/11/16 Perfume at TOHOシネマズ渋谷(Live Viewing)
 Perfumeのワールドツアーラスト公演がニューヨークで、その公演を日本と香港の各地映画館で生中継するライブビューイングが行われるということで行ってきました。割と最近当たり前に聞く単語ですが、自分は体験したことなくライブビューイングどんな感じかなと楽しみにしてました。

 映画館に入ります。スクリーンにはニューヨークの会場が映し出されています。天井が高いライブハウスでお客ぎっしり。期待感で渦巻いているのが分かります。ライブスタート。みんな立ち上がるのかな、と思いきやみなさん大人しく座って見るよう。立ち上がって見る心つもりでしたが、倣って座ってみます。後でネットで確認したら、バラつきがあるらしく、かなりの人数立ち上がっている会場もあれば、ここと同じく全員座っているところもあったようです。

 ライブセットリストは日本の「ぐるんぐるん」ツアーと少し変えてきています。「Enter the Sphere」からスタート。ステージ後ろの映像をフルで使った演出はすごいものがあります。お客からの歓声もすごく、この時点でウルウル来ました。次の「Spring of Life」はアルバム「Level 3」と同じ流れ。サビの部分の踊りで手を交互に外側にはねるような振りがあるのですが、そこでかしゆかは長い髪をかき上げるようなことをやっていてかっこ良い。

 MCは日本語と英語が半々くらい。メンバー結構英語しゃべっていましたね。ただ決められたセリフだけなんで、フリーに話すところは日本語。お客の中から日本語、英語両方しゃべれる人に通訳に仕立てて、トークしてました。派手なかっこしたお客いじりとか、いつ終わるんだというまったりトークは日本のライブと同じでしたね。あれ、日本でも初めての人はびっくりすると思うのですが、海外の人たちも同様な気が。

 「Hold your Hand」では手の振りに合わせて、飛び上がる絵が浮かんできます。たぶんあれはライブビューイングのみで見える映像で現地の人には見えてなかったと思われます。細かいサービスですね。「ぐるんぐるん」でやってなかった曲として「ねぇ」「GAME」「Dream Fighter」「ポリリズム」「FAKE IT」あたりがありました。「Dream Fighter」かなりひさびさに聞いたなー、改めて聞くとメロディいい感じと思ったり。「FAKE IT」はアンコール一発目だったのですが、イントロ部分の縦ノリはお客が一体となって飛び跳ねていて圧巻でした。

 海外用に映像やセットリストは変えていたところはありますが、基本的に日本と同じようなスタンスでライブをしてそれが普通に受けていました。ライブ中に手の振りとかコールをお客に仕込む調教タイム的なP.T.A.コーナーというものがあるのですが、それも「アナと雪の女王」ネタをはさんだ以外は日本と全く一緒。まさかB'zの「ウルトラソウル」とTRFの「Ez Do Dance」の一節を歌わせるところまでやってしまうとは思いませんでした。

 アンコールラストは長いあ〜ちゃんの英語のスピーチ。あの真摯に語り掛ける姿勢は素晴らしいものがありますね。隣で目をうるませていたかしゆかの姿とともに印象に残りました。アンコール終了後も残って歌い上げる(「Dream Land」を歌っていたよう)お客さんに対して、ステージには出てこなかったものの、マイクで「ありがとー」と答えるメンバーのラストシーンも良かったです。10月にモーニング娘。'14もニューヨークでライブして盛り上がってたようですが、かわいいをとことん極めたかっこ良さが味わえるPerfumeやモーニング娘。'14のライブが海外でも受けているのを見るのは単純にうれしくなっちゃいますね。
author:de nudge, category:live(ライブビューイング), 10:08
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2014/11/15 紫式部ダイアリー at 渋谷PARCO劇場
 三谷幸喜が脚本・演出を手掛ける舞台。長澤まさみと斉藤由貴の2人舞台です。長澤まさみは映画の舞台挨拶、斉藤由貴はコンサートで見たことありますが、舞台で拝見するのは初めて。ここパルコ劇場で斉藤由貴のコンサート見たことあり、来るのがそれ以来というのも少しの縁あり。

 三谷幸喜は「やっぱり猫が好き」「子供、ほしいね」という深夜ドラマではまっていました。その後、「古畑任三郎」「王様のレストラン」辺りは見てますが、ドラマ自体を社会人になってそれほど見なくなってしまったこともあり、縁遠くなってしまいました。舞台はテレビの録画で「笑の大学」を見ただけですね。

 平安時代の作家である紫式部を長澤が、清少納言を斉藤が演じるのですが、舞台は現代。もしも紫式部と清少納言が今の世に生きていたらー、みたいな趣きです。自分は舞台めったに見ない人間ではありますが、めちゃおもしろかったですね。かなり入り込んで見たし、よく笑いました。もう一回見ても同じくらいはまるんじゃ、と思えたほど。

 以降、話を筋を含めて感想を書いていますので、見たい方だけ先をどうぞということで。

 
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author:de nudge, category:舞台・お笑い, 19:19
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2014/11/08 groundrhythm at 代官山AIR
 DJであるKaoru Inoueのレギュラーパーティー。2年ぶり3回目となります。ひさびさにKaoru InoueのDJが聞きたいというのもありましたが、今年「Self Figment」というアルバムを出したInner Scienceのライブが一番のお目当てでした。

 24時頃に入って28時頃までの滞在。スペースに入るとSayuriというDJがやっていました。1時間弱ほど聞きます。四方にあるスピーカーからでかい音が鳴らされているだけでまず快感ですね。こういった感覚がひさびさ。シンプルな四つ打ちに低くくぐもったシンセ音を鳴らす展開から徐々に高音で派手なシンセ音や勢い込んだリズムを重ねてきて、時間経つに連れ多くなってきたお客さんを盛り上げます。

 25時半頃からInner Scienceのライブ開始。1時間ほどのライブでした。PCとミキサー使ってのライブ。この空間で聞けて良かったなーと始まった瞬間に思いました。水が跳ねるようなイメージのキレイな電子音にパラパラと不定形なリズムを足していきます。序盤はじんわりと聞かせる展開でもうこの世界に浸れて幸せといった感じ。後半になるにつれてビートも徐々につけていって目まぐるしい変化をつけていきます。シンセ音とリズム音が拮抗するように大きくなっていって、シンセ音だけカットして嵐のようなリズム音のみになって、そこからシンセ音をまた足していくところの展開なんて最高でした。また終わり近くでは「Unravel A Knot」が流れます。この曲の気持ち良さは格別なものがありますね。こちらの曲でもリズムのみになってブレイクするような箇所があるのですが、そこで次の準備でブースに入っていたKaoru Inoueが手を挙げて煽るタイミングが抜群。お客のたくさんの手が挙がった瞬間が楽しかったです。

 そして26時半からKaoru InoueのDJスタート。1時間半ほど楽しみました(まだ先は続いてましたが)。ファンキーさが感じられるビートの早い展開。そこにKaoru Inoueらしいオリエンタルなパーカッションやボーカル音、キーボードのフレーズなどを時折差し込んでいますが、主軸はがっつりと踊らせるテクノです。いいですねー、すごく踊れますし、かっこ良い音を体感している感が半端ないです。自分が聞いていたラスト近くではKaoru Inoue自身の曲も入れ込んでいて(何の曲か失念。2つくらい聞きおぼえがある曲がありました)、テンションもすごく上がりました。

 もう年なので前々から前後の予定考えつつ、かなり気合入れて行かないと深夜もののイベント参加は難しい(コンディションというものを考えてしまうお年頃…)のですが、こういった場で音に浸るのはやっぱり楽しいですね。
 
author:de nudge, category:live(Othersクラブスペース), 00:08
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2014/11/04 HAUSCHKA at 渋谷WWW
 ドイツ・デュッセルドルフのピアニストHAUSCHKAのソロライブ。プリペアードピアノなるもので演奏するという情報だけで行ってみました。どんな感じの音なのかなと。前後に長めのMC(英語で話してました)を挟んで、40分と30分ほどと2回の演奏、そしてアンコールで10分の演奏でした。

 ステージにはピアノが置かれていて上のふたになる部分が外れています。ピアノの中をステージ後ろのスクリーンに映し出しています。様々な小物が置かれていて、それによりピアノの音がいろいろ変わるよう。弾き方はリズミカルなものでフレーズを繰り返すミニマル感あり。それを少しずつ音とフレーズを変化させるような演奏でした。

 弾くピアノの音に呼応して小物(いろいろありました。具体的な何かって分かるものが少ない。木の洗濯ばさみっぽいものは覚えてます)がドラムやらシタールっぽい音になって響くのがおもしろい。演奏中にも小物である鈴などを置いてある場所の置き換えたりして響き方をいろいろと変えて来たりと。ローテクな一人バンドといった形式でそれをピアノのソロ演奏で実現しているのがおもしろいですね。また、機械も使いつつその場での音加工したりサンプリング&ループさせたりして音に厚みを持たせています。ただ過剰な使い方はせず、あくまでも指先から鳴らす音でどこまで広げられるかが勝負の主体といった感じです。

 響く音の流れ方がおもしろいですね。後半30分セットのラストは弾きながらピアノに載っている小道具を一つずつはずしていきます。そして全部取り切った後にピアノだけの音になって、ここでクラシカルなメロディのある演奏になっていきます。ここの変化がいいなー、これで締めかなと思いきやさらに特別な小道具が。大量のピンポン玉をピアノの上にぶちまけます。その状態で演奏する音と絵がおもしろい。ピアノを弾く強弱に合わせてピンポン玉が高く跳ねたり、低く跳ねたりと。またブクブクと泡立つようなピンポン玉の跳ねたりこすれあったりする音もおもしろい。

 アンコールの曲はガムテープをピアノの上のあちこちに貼っての演奏です。これでピアノの音が響かず、ミュートするような余韻が残らない単音になりおもしろい。そして弾きながらガムテープを剥がしていって、またピアノのみの音になります。そこではロングトーンを多用した演奏になっていて、それまで聞かせた音と対比的なものになっていてその鮮やかな変化が素晴らしかったです。
 
author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 06:43
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2014/11/03 Juice=Juice at ディファ有明
 前日のコンサートで徳山にもう一泊し、朝東京へ戻ります。昼過ぎ家に帰って用事済ませた後、夜に豊洲方面にある倉庫のような大きさのライブスペースに行ってきました。大きな空間で椅子並べてありますが、1000人近くは入っていたのではと。

 Juice=Juiceというハロープロジェクト所属の5人組アイドルグループのCD発売イベント。ハロプロコンサートではお馴染みのグループです。70〜80年代の歌謡曲チックな楽曲主体で、胸キュンなメロディものが多いです。特に「イジワルしないで 抱きしめてよ」はものすごい良くて振付とともに大好きですね。

 「背伸び/伊達じゃないよ うちの人生は」というシングルを買うとイベント応募券がついて抽選に申し込んで当たると無料で行けるというもの。この日3回やっているそうで、自分が行った回は3回目になります。1枚買って応募したら当たったので行ってみたのですが、ラッキーな方になるのでしょうか。客層は9割男性、1割女性といったところでモーニング娘。'14よりは女性比率少ないですね。

 入場列に並んで座席場所の書いたチケットを渡されます。ランダムに渡されるようで早く並んだからと言って前の方に座れるわけではないよう。自分は真ん中からちょい前くらい。真ん中から前は座ってみるようにということで大人しく座って見ました。5〜6曲歌う30分ちょいのステージと、終了後握手会があるという形式のイベントのよう。

 メンバーはステージから登場するのではなく、客席に入って練り歩いてステージに上がります。近くで見ると全員ものすごくかわいい、キレイな印象があります。「背伸び」から歌はスタート。サビが2人と3人で左右に分かれて、輪唱っぽく歌と踊りをするのがおもしろい。続いての「アレコレしたい!」はサビでジャンプしながら手を叩く振付がかわいらしい。この曲でセンターに位置する植村あかりは新垣結衣のような女優さんタイプな顔立ち。全員良い声持つなーという印象ですが、とりわけ金澤朋子と高木紗友希は迫力ある声ですね。中核を担うのはトラックのコーラス部分も担当している曲が多い高木になるでしょうか(モーニング娘。'14でいう道重さゆみと鞘師里保)。

 メンバー挨拶の後に金澤仕切りでトークが進められます。ビブラート聞かせた良いアナウンス声を持つ金澤はMCの進行がとても滑らか。進行の能力だけならハロプロNo.1と言ってよいのでは、道重さゆみや嗣永桃子以上と感じました。また5人くらいだとそれぞれのメンバーのコメントがバランスよく入りますね。和気藹々感があって、仲良し感が伝わってきます。

 抽選をして当たった人2人がソロ曲を歌えるという企画だそうで、この前の回までに宮崎由加と金澤はまだ当たっていなく歌えていないそう。2人が祈りながらくじを引きますが、当たったのは宮崎と宮本佳林。残念ながら金澤は歌えないと。5人全員ステージから一旦はけます。そして一人ずつ入ってソロ曲を歌います。宮本がスマイレージの「私の心」、宮崎が真野恵里菜の「My Days for You」。きっちりと歌い上げますね。宮本はアイドルサイボーグと言われているそうで、目がキラキラしていてダンスもキレある動きで体全体でアイドルやってる感が伝わります。宮崎はリーダーを務めるしっとりとしたお嬢様という感じで、声が歌にも合っていました。

 そして2人の歌終了後、5人全員で登場かと思いきや金澤が一人スキップ風に登場します。おまけということでもう1曲歌えなかった金澤がやってくれるよう。ここで流れたイントロが藤本美貴の「ロマンティック浮かれモード」で、会場が騒然となります。所謂ヲタ芸発祥と言われるこの曲を生で聞くの初めてですね。藤本美貴がソロ時代、よみうりランドイーストでイベントやった時の映像がハローモーニングという番組で流されて、それを見ていた当時モー娘。の加護亜依と辻希美が「おもしろい動きをしているお客さんがいるー」とこの曲の時に手拍子しながらくるくると回っているお客さんを指摘していたのが一般的に認識された初めてと記憶してます。

 ビブラートをきっちりと聞かせる金澤の声は藤本と同じでこの曲に合っているんだろーなーと思っていましたが、実際の歌はビブラートは抑えめで腹から声出してきている感があるしっかりとした声の聞かせ方をしていました。個人的には過剰にビブラートを入れ込むのが好みでないので、良い感じで聞けました。後ろの立っているお客さんチラチラ見てしまいましたが、跳ねている人も結構いましたねー。うれしいサプライズでした。歌い終わった後に他のメンバーも入ってきて金澤が歌えたことを祝福します。自分のソロを差し置いて宮本と宮崎は喜んでいて、良い子たちだなーと。宮本は「朋子様お仕置きキボンヌ」とまで言ってしまってツッコミを受けてました。金澤がSで宮本がMな体質のようで良い関係(?)が築けているよう。

 ラストは「伊達じゃないようちの人生は」で締めでした。フォーメーション的なものは少ないですが、5人のダンス見ていて結構おもしろいですね。メロディ、アレンジ、ダンスのかみ合わせがおもしろい曲多いです。トラックが機械音主体で作られているのが少々残念(アレンジの感じは生バンドでトラック作った方が良いんじゃないかなーというものが多い)なくらいで、まあその辺は予算感からしょうがないんですかね。またフルでもライブ見てみたいです。
 
author:de nudge, category:live(ディファ有明), 17:58
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2014/11/02 モーニング娘。'14 at 周南市文化会館
 前日に引き続きモーニング娘。'14の秋ツアー。個人的にはこのツアーラストの参加になります。山口県周南市で1日に2回ある公演の2回目の方に行って来ました。山口県は道重さゆみの地元になります。こちらはファンクラブの抽選で外れていて、ほぼ諦めつつ一般発売にチャレンジしたところ、立見席ですが確保できました。

 前日の福岡公演が終わったら徳山へ移動、一泊しての参加でした。昼間は隣の新南陽という駅まで電車で行き、徒歩で永源山公園と川上ダムというところまで行って観光。紅葉はまだでしたが、秋っぽい様子はそこかしこに。3時間以上歩いたので、ヘトヘトでした。途中からバスに乗り徳山に戻ります。

 セットリストはCパターンというこれまで見たことのないもののよう。これで全パターン見たことになるのでラッキーですね。印象に残っているところをパラパラと。だらだらと長い文になってしまったので、以下、続きの形式で。
 
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author:de nudge, category:live(Othersホール), 00:07
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2014/11/01 モーニング娘。'14 at 福岡市民会館
 この3連休は運良く取れたチケットの3公演といった感じで、あれこれと動き回りました。まずこの日はひょっとすると人生最大の運を使ってしまったのではという日。モーニング娘。'14の秋ツアー。個人的にはこのツアー3回目の参加になります。福岡で1日に2回ある公演の2回目の方に行って来ました。アルバム「14章 〜The message〜」がようやく発売されてから初めてのコンサートの日にもなります。

 モー娘。は地方出身のメンバーが多く、その地元でやるコンサートは「凱旋ライブ」という位置づけでメンバーを祝福するという形で進められるということで、以前から行ってみたいなと思ってました。セットリスト等全体の進行は他と変わらないのですが、アンコールでそのメンバーカラーのサイリウムで埋め尽くされ、お客さんから名前のコールがあるのと、コンサート終了後にそのメンバーが出てきての挨拶があります。メンバーとファンは凱旋、その日の主役だという心持ちで臨むようです。そして福岡は生田衣梨奈の地元になります。今のメンバーでは生田と鞘師里保が好きで、ここで見ることができてうれしい。

 ファンクラブで抽選申し込んでいて当たったことは分かっていたので、早めに飛行機のチケットも確保。早割のおかげで通常の新幹線より安く行けました。コンサートチケットが届いて前から4列目と、今までのホールコンサート(モー娘。に限らず全ての中で)の中で一番前目の席だ、楽しみーと思っていて会場着いたらさらにびっくり。前から3列目まではステージに近すぎるということもあるのか、お客を入れていないので一番前の位置になります。

 セットリストは前回大阪で見たものと同じ(ネットで見るとAパターンになるそう)。印象に残っているところをパラパラと。だらだらと長い文になってしまったので、以下、続きの形式で。
 
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author:de nudge, category:live(Othersホール), 23:17
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