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2014/04/12 YOKOHAMA JUG BAND FESTIVAL at 横浜VIVRE前広場
 横浜で毎年行われているそうな(13回目になるよう)ジャグバンド(アメリカ南部中心に演奏されている昔ながらの簡素なセットで行うバンド)フェス。初めて来ます。横浜のライブハウス(有料)や街中(無料)複数個所で行われています。自分は昼過ぎの横浜VIVRE前広場で3バンドほど見ました。天候も良く野外で演奏聞くにはもってこいの気持ち良さ。なぜが3週連続で横浜来てますが、いずれも天候恵まれていてラッキー。

 見たのはSteve Gardner and Friends→The TIN MEN→Little Fats & Swingin' Hot Shot Party。各20分ほどの演奏。セットチェンジがものすごく早いのはさすがジャグバンド。

 Steve Gardner and Friends
 ギター弾きつつ歌うSteve Gardnerにギター(バンジョーだったかな)とベースがサポート。ベース奏者は日本人。さらにThe TIN MENのウォッシュボード奏者も加わっています。渋い張りのある声で聞かせます。曲も南部のものなんだろうなーといういい感じに聞ける曲でした。ラストはThe TIN MENの残り2人のギター、スーザーフォンも加わってのお祭り感ある曲で締めました。

 The TIN MEN
 アメリカ・ニューオーリンズから来たウォッシュボード、ギター、スーザーフォンの男性3人組。ウォッシュボード、ギターの2人が曲によりメインボーカルを分け合う形で担当。ともに良い声ですが、特にギター奏者のボーカルが渋みがありながら朗々としたもので良かったですね。1曲目の声の入り方だけで感動するものが。こういった場での演奏を心得た感じで、曲をじっくりと聞かせつつ、ソロ演奏による盛り上げ所もつぼをついていて、多くのお客の心をつかんでいました。

 Little Fats & Swingin' Hot Shot Party
 4年くらい前に見て以来2回目となる日本のジャグバンド。水兵さんの格好で、バンジョー/ボーカル、バイオリン、ギター、サックス/クラリネット、ベース、ウォッシュボードといった編成で愉快に演奏するスタイル。聞いていて楽しいですね。最後はお客立たせて、お馴染みの「線路は続くよどこまでも」に合わせてのひざかっくんを全員でやります。このタイミングが微妙に難しかったりして、それもまた楽しい。
 
author:de nudge, category:festival(Others野外), 10:05
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2014/04/11 Mountain Mocha Kilimanjaro、モミーFUNK! at 元住吉POWERS2
 「男の中の男」である「ヘヴィウェイトファンクバンド」のMountain Mocha Kilimanjaroがアルバム「壱弐参四伍録」発売ツアー。各地でゲストを呼んでのライブを行っているようです。元住吉駅から徒歩数分にあるこのライブハウスに来るのは初めて。オールドアメリカンな雰囲気がありつつ、席もあって食事取りつつ見れる場所でいい感じでした。

 最初はモミーFUNK!というボーカル、ギター、ドラムの男性3人組。初めて見ます、45分くらいのライブ。ボーカルのモミーは太った丸顔の体格で半ズボン。元カリフラワーズのメンバーだそうで、かなり昔ライブ見たことありますね。最小限の編成でノリノリなファンクが演奏され、そこにコミカルな動きと歌がのっかります。モミーは体型に合わず、動きが軽やかでその動きや「フォー」と雄叫びを上げる姿はくまだまさしを思い出したりも。笑いとファンクの相性は抜群だなーと、楽しんで見ました。Sam & Daveによる有名曲「Soul Man」を日本語でカバーするのですが、詩が麺に関することをつらつらと並べていきサビで「中華ソーメン」と歌い上げる曲はベタながらおもしろい。ラストはギターの「モミーサイクリング、モミーサイクリング」とみんなにコールすることを煽り、それに合わせて会場中をサイクリングするかっこで踊りまくったりと、おもしろい。会場女性客多かったのですが、一緒に踊ったりとノリノリな方が何人も。

 続いてMountain Mocha Kilimanjaro。キーボード、トランペット、サックス、ギター、ベース、ドラムの6人編成でリズムがドスコイなかっこよさを持ってそこにファンキーなキーボード、ギターや管楽器隊が色を添えます。アルバム「壱弐参四伍録」からの曲中心で、リズムのかっこ良さ、抜群なブレイクなども堪能。「タイム・イズ・デッド」の最初がつっとしたドラムとブレイクから怒涛の高速ファンクが押し寄せる展開なんかウキウキしちゃいますね。特に今回はキーボードのハモンドオルガンの音がつぼで、しっとりと聞かせる「種」なんかいい感じ、、と聞いていたら、途中でキーボードの演奏が止まり、うーーんと悩んだ表情をします。どうやら、このしっとりとした中でキーボード奏者のMZOが雑談をするのが恒例の展開となっているようですが、この日はネタが思い浮かばないよう。サックスの栗原健がフォローに入りつつ、ネタを広げようとしますが、「今日は限界」とギブアップ。ギターBobsanの告知に切り替わりました。途中の電車に乗っている時に見た広告のサントリー角瓶の菅野美穂について話しかけていた続きが聞きたかったのですが、残念ながらオチが無いと見切ったのが中断してました。

 アンコールはモミーFUNK!のボーカルとドラムも加わってのセッション。モミーのスキャットとサックスの栗原健の対決なんかおもしろいですね。栗原健の笑いが分かっているアクションもモミーのおもしろさを引き出していました。さらにBobsanが「モミーランニング、モミーランニング」「モミースイミング、モミースイミング」など無茶ブリしてその場でモミーが踊らせる展開がありました。しまいには「モミー柔道、モミー柔道」と煽り、どうアクションすれば良いか分からないモミーは迷って受け身をひたすら繰り返してました。。混沌としたラストまで2時間、楽しかったですね。
 
author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 13:31
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