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2013/02/16 Sembello at Motion Blue Yokohama
 ピアノの沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)とサックスの田中邦和(DAD MOM GOD、東京中低域)のデュオバンドのSembello。初めて見ます。20時半スタートの回で見ました。

 二人にこやかに登場。沖祐市はスカパラでお馴染みですが、田中邦和は初めて。大柄でトークがほんわか。サックスは音量の大小を細かく吹き分けるのではなく一定のものを維持し、フレーズをきちっと伝えるような印象。最初の2曲は二人のみで。しっとりとしたジャズナンバー、ほんのりウキウキできるようなピアノのリズムにサックスのメロディが乗る曲でした。3曲目からはゲストを向かい入れての演奏になります。まずベースにtatsu(LA-PPISCH)、ドラムに栗原務(LITTLE CREATURES)を迎えてのカルテット演奏。この編成でやった最初の曲がすごく良かったです。ベースが一定のリズムをキープして、ドラムが不定形な叩き方をするスリリングなリズムをバックにピアノとサックスの音の重ね方がすごくかっこよかったです。

 そしてSchroeder-Headzというバンドでピアノを担当している渡辺シュンスケを向かい入れて沖祐市と二人でピアノを演奏します。最初は二人並んで普通に弾いていたのですが、しばらくすると、弾きながら場所を入れ替わったり、二人羽織みたいに覆いかぶさって沖祐市が弾いたりとおもしろい。他メンバーからも喝さいを浴びてました。その後沖祐市はキーボードに回って5人編成で何曲か。その内の一曲はSchroeder-Headzの曲で「TVG」という曲。その次には「TVG」のVGが漫画ピーナッツ関連の作曲家で有名なVince Guaraldiの頭文字らしく、沖祐市も好きということで、彼のの「Happiness Is」をカバー。Vince Guaraldiが作った「Happiness Is」という曲はこの日演奏した曲と別に同名タイトルであるそう、そうゆうのって珍しいですね。

 ラストのゲストはバリトンサックスの谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)です。田中邦和とのデュオ演奏。サックス二人のみの演奏って初めて聞くかも。事前のほんわかトーク含め楽しい。このまま沖祐市、tatsu、栗原務が加わっての5人編成で何曲か。

 アンコールは全員参加での6人編成で大団円でした。達人達が遊び心を持ってジャズ中心にいろいろと楽しい曲を聞かせる1時間40分のライブはとてもウキウキとなれて楽しかったです。

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 23:49
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2013/02/08 My Bloody Valentine at 新木場Studio Coast
 2008年のフジロック以来となるイギリスのシューゲイザーの代表格と言って良い(のかな?他のバンド知らずに書いてますが)バンドを見ました。新木場Studio Coastは3日間やってそのいずれもチケット売り切れという人気っぷり。この日は2日目になります。入場時に耳栓が配られます。轟音注意ということでしょうか、ライブハウス内に響き渡るノイズを期待してライブ開始を待ちます。一週間前になんと21年ぶりとなる新作を出したらしいのですが、それは聞かずに臨みました。

 ライブスタートしてみると、もちろん轟音なのですが予想より音は大きくありません。耳が痛くなるくらいの音どんと来いモードだったので、若干拍子抜け。またフジロックでは結構クリアに聞こえていたボーカルがCD以上に楽器の音の後ろに隠れてしまい、ほんのりと聞こえてくるくらいになっていました。

 が、だんだん慣れてくるとこの演奏でも楽しくなってきました。ギター二人(Kevin ShieldsとBilinda Butcherのご夫婦コンビ。Bilinda Butcherは50代とは思えないほど若々しい風貌)が歌うせつなく甘いメロディがかすかに聞こえつつ、ギターの轟音を浴び、またそれに負けない力強いリズム隊がうまいことかみ合っています。ライブで印象に残っているのは、Kevin Shieldsがアコースティックギターに持ち替え、ベースのDebbie Googeがギターを持ち、Bilinda Butcherがボーカルのみに専念していた曲。ささやくような声を浮かび上がらせる局面と、Debbie Googeの轟音ギターが全面に出てくる局面が交互に展開していた曲(なんの曲だったんでしょう)。機械の出すビートがCDより後ろに隠れてしまい、演奏部分の生々しい音が前面に出てきたのが意外ながら、そのかっこよさがたっぷりと味わえて良かった「soon」。激しいドラムが印象的でがっつりとしたロック曲になっていた「Feed Me With Your Kiss」。

 ラストの「You Made Me Realize」は途中でノイズ垂れ流しの時間が延々と続きます。これはお馴染みらしいのですが、前回のフジロックではそのことを知らずものすごい衝撃を受けました。今回は事前にかまえていてじっくりと楽しみながら聞くことができました。15分に渡る(時間計りました)轟音タイム。この時間の音量は耳栓必要かもと思うくらいのものになり、緩やかに変化していくノイズを楽しみました。すごいなと思ったのは、これまで結構激しい曲が続いていながら、ここの展開部分で休憩せずにひたすらドンドンと鳴らしていたColm O'Ciosoigのドラム。永遠に続くかのような轟音タイムは突然元の曲のサビ部分に戻り、ライブ終了。アンコール無しですが、素晴らしい1時間半を堪能しました。

author:de nudge, category:live(Studio Coast), 08:28
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2013/02/03 Hostess Club Weekender at Zepp DiverCity Tokyo
 Hostessというレーベルが手がけるライブイベント。2日間行われる内の2日目に行ってきました。海外からのアーチストだけでシンプルに1ステージのみで行われるこちらのフェスは去年から始まってほぼ3ヶ月置きに行われています。自分は初回以来、2回目の参加になります。去年行った時は恵比寿ガーデンホールでしたが、今回はライブ専用のライブハウスにて。こちらの方が音や周りの飲食面含めていい感じですね。見た5組の簡単な感想を順に。

 VILLAGERS
 ギター×2、ベース、キーボード、ドラムのイギリス出身男性5人組。Death Cab For Cutieのような声質に近い印象ですが、メロディやアレンジ面が朴訥、まろやかな印象。ぼんやりと聞いていて心地よくなるような。ラスト曲あたりでは、ボーカル(ギターの一人が担当している)が用意していたスネアドラムを叩く展開ありの長尺曲も聞かせてきて、ライブに起伏を与えていたのも良い感じでした。

 RA RA RIOT
 2011年のフジロックでも見たアメリカ・ニューヨーク出身のバンド。メンバーはボーカル、ギター、ベース、バイオリンの4人組で、2011年の時はものすごくかわいかったチェロ担当の女性がいたのですが、残念ながら脱退したそう。今回のライブでも編成は同じくサポートにドラムとチェロ奏者が加わる形。その時もものすごく陽性なパワーを感じる声とメロディ、バンド演奏がつぼにはまりまくりだったのですが、今回も素晴らしかったですねー。男性ボーカルの声は少し甲高く突き抜けるような印象で、前向きに感じるメロディにもよく合っています。ギター、ベース、ドラムはパワフルにリズムを刻んで、そこにバイオリン、チェロ(たまにキーボードも各メンバーがかわるがわる演奏)のせつなくかつ明るい音がかぶさってきて確固たる音世界が出来上がっていました。

 Ultraista
 Radioheadなどのプロデューサーとして有名で、またAtoms For PeaceのメンバーでもあるNigel Godrichを中心に組んだユニットだそうです。メンバーは機械、キーボード、ベースを操るNigel Godrichに、機械操りつつ歌うLaura Bettinsonという女性ボーカルと、同じくAtoms For PeaceのメンバーであるドラムJoey Waronkerの3人なのですが、直前でJoey Waronkerの奥さんが出産して帰国されたので急きょ2人での演奏になりました。機械から出すビートや混沌とするようなダークな音世界に、ベース、キーボードで色付けつつボーカルが歌います。力が抜けている感じで音量小さ目や音域もせまいのですが、からっとした感じが音と対比的に聞こえてきておもしろかったですね。ここにJoey Waronkerのドラムがどんな感じでかぶさってくるんだろうと思うと、3人編成でまた聞いてみたいですね。途中7月にどうのこうのって言っているように聞こえたんですけど、もしかして7月にまた来るってことでしょうか。とするとフジロックになるでしょうから、Atoms For Peaceと合わせて来そうな感じでしょうけど、ネットで検索したらそんな発言していたような書き込み見なかったんで、聞き違いですかね。。

 Best Coast
 アメリカの女性ボーカル/ギターと男性ギターの2人組で、こちらも2011年フジロックで(3曲程度ですが)見てますね。その時は女性ドラムをサポートにしていてまったりめな曲を演奏していた気がするのですが、今回は男性ベース、男性ドラムを従えた4人編成になっていて、王道アメリカロックな印象になっていてちょいびっくり。ベース入っていると違いますね。ただ曲によっては、ベースがギターに持ち替えトリプルギター+ドラムな編成になったりも。そんな中でも男性ギター(日系な風貌)の出す酩酊感の漂うギターフレーズが海辺でまったりな音風景を描いていて、それがこのバンドの一番の特徴かな、と音源聞いたことない自分は思いました。

 Dirty Projectors
 アメリカ・ニューヨーク出身の男性3人、女性3人の6人組。2010年のフジロックで見て以来になります。去年単独ライブがあったのですが、残念ながら見れなかったので、今回見るのを楽しみにしていました。ギター×2、ベース、ドラム、キーボード、コーラス(と今回鳴り物なども担当していた)という編成で、他のバンドでは聞けない摩訶不思議な世界を堪能しまくりました。単音フレーズでジャングルの動物の鳴き声っぽい音を聞かせるギターにこもった声で良いメロディを歌う男性ボーカル。ユニゾン、ポリリズム、輪唱などを駆使して聞かせる女性ボーカル陣。奇妙なアレンジに確かなノリを与えるリズム隊と各演奏者が魅力たっぷりな曲を展開します。単に奇妙ってだけでなく、バンドとしてのポップさ、ロック加減なども存分に織り込んでくるところが素晴らしい。トリということもあって、会場も盛り上がりました。新作「Swing Lo Magellan」からだけでなく、前作の「Bitte Orga」からも結構やっていましたね。特に終盤の「Useful chamber」での曲展開と「Bitte orca, orca bitte」と繰り返し歌う瞬間はすっかり舞い上がりましたねー。

 と、4バンドの感想でフジロックの単語が出てきましたが、ここから今年に出演するバンドは何組になるのでしょうか。

author:de nudge, category:festival(Hostess Club Weekender), 15:49
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2013/01/27 2013 NFL PRO BOWL at Aloha Stadium
 NFLのプロボウルです。ホノルルからバスで30分ちょいにある1975年にできた5万人収容のアロハスタジアムで、ほぼ毎年開催されてきました。ただ、ケガの多いアメフトの性格上、オールスター戦で真剣な勝負にはならない傾向が強く、試合レベル低下もあってかお客は埋まらず、もしかして今年で最後になるかもと言われている中での開催です。実は自分もプロボウルを最近見てなかったりするのですが、目の前でNFL選手が生で見られるのを楽しみにしていました。

 会場には2時間前くらいに入って練習から見ます。前日練習で最も印象に残ったのは、AFC NY JetsのS LaRon Landry、フォーメーション確認の緩めな練習ながら軽快な動きでパスカットをしていた、だったのですが、この日はNFC Tampa Bay BuccaneersのWR Vincent Jackson。QBからパスを受け取るキャッチボールを繰り返し行っていたのですが、ボールをしっかり受け止める動作、そこから小さくステップを踏む動作をものすごく丁寧にやっていました。

 試合開始前のセレモニーでは、ものすごい人数のウクレレプレイヤーやフラダンサーを配してtrainというベテランポップバンドのパフォーマンス(「Hey, Soul Sister」という曲は一聴でメロディが入ってくる親しみやすい曲)やハワイの歌(州歌かな?)、アメリカ国家(Brian Mcknightによる)斉唱あり。それからハワイ出身のNFLプレイヤーも紹介されてましたね。その中にはウォーリー与那嶺の名前も。自身は4年ほど前に亡くなっているのでご家族の方が出ていました。彼はNFLプレイヤーであるとともに、日本のプロ野球初の外国人選手としても有名ですね。

 選手紹介はチームごとに全員されていました。WashingtonのT Trent Williamsはユニフォームを着ないでの入場。なんでもハワイ滞在時にバーでケンカを起こしてお客にビンかなんかで殴られ負傷してしまったらしく(急きょMinnesotaのT Matt Kalilが追加招集される)、なんともばつの悪い入場。この事件で他のプレイヤーにはハワイでの夜遊び禁止令が出てしまったとか。まあ立っていられるくらいの無事で良かったということで。

 試合はのんびりムードの中開始。NFC最初の攻撃でいきなりNew OrleansのQB Drew BreesからMinnesotaのRB Adrian Petersonにボール渡すところでファンブル、AFC守備陣がリカバー。ゴール前でいきなり攻撃権与えられたAFCはDENVERのQB Peyton Manningはパスを連発。最初のパスターゲットが去年まで長年所属していたIndianapolisのWR Reggie Wayneだったりするのが、やっぱりと。ほとんど前進できず、その後も2回パス失敗するのですが、4th downギャンブルでCincinnatiのWR A.J. Greenにパス通して先制。この先制一個前のプレイがおもしろかったです。HoustonのDE J.J. WattをWRのポジションにセット、スラントインさせてそこにパスを投げました。残念ながらキャッチできずに失敗になるのですが、プロボウルならではの趣向ですね。2年目の今季大ブレイクを果たして、最優秀守備選手に選ばれたJ.J. Wattですが、3-4のDEでここまで目立つパフォーマンスをしたのは、かつてBuffaloで活躍したDE Bruth Smith以来ではないでしょうか。その人気者っぷりは歓声からも伺えました。基本お客が応援するチームがバラバラなので、歓声も一人の選手に集中することはほとんど無かったのですが、その中でもこのJ.J. Watt、Peyton Manning、それから新人で小柄、ドラフト指名も3巡とものすごく期待されていたわけでは無いもののいきなりレギュラー獲得してチームをプレイオフに導いたSeattleのQB Russell Wilsonあたりの歓声は大きかった気がします。

 その後両チームともパスがおもしろいくらいに決まる展開で、充実したWRやTEの活躍が光ったNFCがTDを決めまくっていました。特にMinnesotaのTE Kyle Rudolphはミドル、ロングのパスを取りまくって100超のレシーブでこの試合のMVPに。AFCのWR陣は健康な選手がそれほど揃っていなかったのかCincinnatiのWR A.J. Greenが出ずっぱり。彼も試合終盤けがをしてしまいます。スペシャルチーマーとして選ばれているNew EnglandのMatthew SlaterもWRとして出まくるくらいの駒不足が祟って攻め負けした感がありました。

 その分といってはなんですが、AFCはこの試合のためのスペシャルプレーを繰り出していて楽しませていましたね。先のJ.J. WattをWRに起用したりとか、リターンでラテラルパスや他の選手へのリバース、キックオフで左サイドへのオンサイドキックを狙うと見せかけてClevelandのK Phil Dawsonはわざと空振りして振った足をそのまま逆方向に向けてヒールキックで右サイドへ転がしたりと(まあNFCにリカバーされ失敗に終わるのですが)。

 応援しているGreen Bayの選手でプロボウルに選ばれたのは、G Josh SittonとC Jeff Saturdayでした。Jeff Saturdayはシーズン途中でレギュラーから外されているので正直プロボウルに選ばれるのは疑問なのですが。。ここは選ばれる要素に一般ファンの投票が反映されることの弊害ですね。以前のように選手・監督の投票のみで決定した方が良いように思います。とはいうもののこのJeff Saturdayはこのプロボウルを最後に引退を宣言していて、1プレーだけ、AFCの選手として長年一緒にプレーしたQB Peyton Manningにスナップするということがあり、歓声を受けていて良かったなーと。

 試合は生中継されていることもあり、切れ目のCMタイムで3分くらい待ち時間が発生することがこまめにありました。この試合ではその間も退屈させまいと、スタジアムの隅情報にあるステージでチアリーダーが踊ったり、子供のウクレレ歌手が歌ったり、DJがダンスミュージック流したり。DJは日本にもよく来日しているSteve Aokiが回していました。彼のDJこれまで聞いたことないのですが、人気あるんですね、たった3分間のDJってかなりやりにくいと思うのですが、にこやかにやっていました。一番見てておもしろかったのは、着ぐるみ来たチームマスコットチームとチアリーダーチームのミニアメフト試合。パスちゃんと通していたりして結構盛り上がりました。

 ゆるーい雰囲気で、総立ちになるような時があまり無かったのですが、一体で盛り上がったのが3つほど。試合途中のウェーブ、ハーフタイムで世界各地に配属されているアメリカ軍がフィールドに紹介された時、キックオフリターンでSeattleのLeon Washingtonが92ヤードのロングリターンをした時。

 各地の軍の紹介では、それまでは好き勝手に振る舞っていたお客が一斉に立ち上がり、国歌の時と同じように帽子を取っていた様を見て、軍に対する敬意の深さを感じましたねー。それからLeon Washingtonのロングリターンがどのビックプレーより盛り上がっているのを見て、去年議論があったキックオフ廃止(代わりに4th down 15でのプレーを導入する)の案は、けがの危険を避けることと試合の盛り上がりの要素を減らすこととのトレードオフとして検討されていくのかなと思いました。

 プロボウルは元々ケガのリスクを避けるべく、また選ばれた選手をまんべんなく使うために通常のルールとは異なるものが導入されています。TEは必ず配置して4人のWR同時使用は禁止、守備はベース体系(3-4か4-3か)使用のみなどなど。で、NFL選手の契約額増加とともに、プロボウル出場の名誉と報酬がけがの危険に対して見合わなくなって、プレーレベルの低下がつながったと言われていますが、個人的には近年のパス偏重のルールが拍車をかけていると考えています。00年代中頃までは守備バックの選手がパスルートを走るレシーバーに厳しいコンタクトをすることで邪魔をしてパスを防ぐことができていたのですが、ここをだんだんと厳しく禁じられるようになって、守備の取れる策がボール投げる前に早い段階でQBに対してサックを狙うことと、レシーバーにパスが通った後でハードヒットを行うこと、もしくは一か八かでインターセプトを狙うことになってきて、そこに長けた選手が優れた選手扱いになってきていますが、プロボウルのルールではそこが生きなくなってしまっていることです。なので、攻めたい放題の展開になりがちと。

 これに対する解決策を別に持っているわけではないのですが、せっかくなのであれこれと特別なルールを導入して試してみて、良かったら通常の試合にも導入する試しの場としてプロボウルを活用するのもありかなと思いました。
author:de nudge, category:NFL, 14:26
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2013/01/26 MAOLI at ワイキキ KALAKAUA AVE.(2013 NFL Pro Bowl Block Party)
 NFL(アメリカのプロフットボールリーグ)のプロボウルを見にハワイに初めて行って来ました。この時期に休みが取れそうでせっかくなので海外にと思い、本当は翌週のスーパーボウル狙ってたのですが、あまりにお金がかかることが分かり断念。一週前に開かれるオールスター戦を見に行ってきました。

 この日は日曜に行われるプレイベントということで、午前は試合会場のアロハスタジアムにてチーム練習とちょっとしたイベントがあり、夕方からホノルルのにぎやかな海に面しているカラカウア通りという道を締め切っての大きなイベントが行われました。屋台がたくさん置かれ、テントステージが7つほど。各ステージは地元バンドのライブ、DJ、チアガールのダンス、マスコットキャラクターのプロレス、チャリティーオークションなどなどいろいろやっていました。その中でたまたま見たマウイ島のMAOLIというレゲエバンドを1時間弱見ました。

 椅子に座って歌うボーカルに、ギター×2、ベース、キーボード×2、ドラムという編成。ハワイっぽいメロディやコーラスワークもありつつ、がっつりとしたレゲエ曲をかましてみなさん踊っています。お客はアメリカ人だらけでしたが、自分も中に混じって聞きこみました。かなり腰に来るリズムと親しみやすいメロディが初聞きでも感じよく、日本でやっても受けるのではないかなーと思わせられるものでした。キーボード2人はレゲエ乗りを弾くものと、ホーン的なアクセント音を加える役割分担のように聞こえました。ドレッドヘアーに帽子かぶってはじけて演奏するギターも熱い。ひとしきり盛り上がって終了。

 その後一通り会場を歩きました。Jerryfishみたいなメロディとコーラスワークをするバンド(なんてバンドだったんでしょう)が結構いい感じでそのまま聞きたかったのですが、昼間もカイルアという町に行って出歩いていて、この時点でかなり疲れていたのでちょい聞きで宿に戻りました。部屋に着いても音が聞こえてきて、その時にSly and the Family Stoneの「Everyday People」の曲が聞こえてきて、うーんこれまたどのアーチストがやっていたんだろう、と。気になりつつもすぐに爆睡。

author:de nudge, category:festival(Others野外), 12:38
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