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2013/01/14 チャットモンチー at Zepp DiverCity Tokyo
 2012年に引き続いてのチャットモンチーツアー。お台場のフジテレビ近くにできたDiverCity Tokyoの中にあるライブハウスに初めて行きます。近くにZEPP TOKYOがありますが、そこより少しせまいくらいでかなり大きいライブハウスですね。ZEPP TOKYOと間違えてしまう人が多いようで、注意の貼り紙があったりも。

 この日はものすごい雪が降った日で、最初お台場ジョギングして大江戸温泉に入った後で行こうかなと思っていたのですが、ジョギングは諦め。大江戸温泉に向かうところから始めたのですが、行くまで大変でした。。品川駅から出ている送迎バスに乗ろうと1時間近くガタガタ震えながら待っていても一向に来ず、同様に並んでいた人が電話したところ、運休との連絡。。仕方無しに東京テレポートまでりんかい線で行って、そこから1.5キロ近く歩いてなんとか辿り着きました。手と足の先が寒さで痛くなる体験はひさびさですね。温泉で温まった後に現地に向かいます。

 2012年ツアーからそれほど間が空いていないということもあって、演奏した曲は順番が違うものの一緒。ただアレンジが変わっている曲と、新曲がありました。違う点を主に書きます。

 ステージ向かって右端にスタンドドラムが置いてあって、それを活用する曲がありました。「初日の出」はイントロ部分でツインドラム形式になったり。「恋愛スピリッツ」は、福岡晃子はベースを弾かずキーボードでサンプリングギターや橋本絵莉子のドラムと合わせていました。ギターとキーボードがサイケな感じでかみ合っていてなかなか良い感じ。「恋愛スピリッツ」に続いての「余談」も同じく福岡晃子はキーボード。「余談」は2012年ツアーで聞いて改めて良い曲だなーと年末年始よく聞いていたのですが、今回のライブでも聞けてうれしかったですね。

 今回の録音MCは、ライブハウスまで向かう道中レポート。当初福岡晃子の車で来ようと思ったところ雪で断念、タクシーで向かうものの大渋滞で一向に進まず、途中で電車に切り替えてなんとか着いた様子がほのぼのとした会話で流れていました。その録音テープが流れ終わると橋本絵莉子がアコースティックギターを弾きながらソロで歌います。澄んだ感じのメロディが良い感じの新曲のよう。この手のタイプの楽曲は珍しいかなという印象。

 アンコールラストは「2人ピースの極み」と宣言した後で「ふたり、人生、自由ヶ丘」。ステージ中央前に置かれたスタンドドラムを福岡晃子が演奏、橋本絵莉子はギターリフループさせた後マイク片手に時折キーボード弾きながら歌います。曲真ん中あたりで、橋本絵莉子がスタンドドラムに寄ってきてスティック一つ受け取って、二人で叩きます。そして、橋本絵莉子がスティック両方持って叩きながら歌い、福岡晃子はベース持って弾くというとてもおもしろい構成で感激しましたね。かわいらしいメロディに遊び心満載の演奏はとても楽しい。

 このツアーが終わった後はまた新しいことを考えるかも、ということでメンバー追加も検討しているようですが、個人的には曲によりサポートメンバーの追加とかは良いかもしれないですけど、2人組のまま当面突き進んで欲しいなーと。もし追加することがあっても、せっかく楽器持ち替えによりおもしろくなったアレンジや演奏形態の良いところは残しつつやっていって欲しいので、マルチプレイヤーが良いですねー。

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 11:05
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2013/01/12 ROBERTO FONSECA at Blue Note Tokyo
 キューバのピアニスト。キューバ、アフリカ、エレクトロの融合を試みている音楽で、音源ちょろっと聞いてかっこよさげだったので行ってきました。午後5時と早いスタートの回。

 メンバーはピアノのROBERTO FONSECAに、ギター、ベース、ドラム、パーカッション、コラという編成。パーカッションとコラ(ハープのような音が鳴るギター形状の弦楽器)があるのがポイントですね。最初は少量音を重ねるダークな立ち上がり。そこからドラムとパーカッションのトライバルなリズムを中心に華やかに展開するラテン色濃厚な曲と緩急つけたセットで聞かせます。機械やキーボード使っての効果音やボーカルなども結構入れてきて、ジャズ中心ながらかなり自由度の高い曲群を演奏します。全楽器でユニゾンで演奏して、ストップして間を取ってゴーする曲なんかはスリリングですし、ピアノのコラがやさしいメロディで輪唱するような曲もいい感じ、パーカッション奏者は2曲ほどアフリカ色濃い歌い方で歌い、それにROBERTO FONSECAがコーラスで合わせる展開も良い。ピアノもやわらかさと速さで聞かせる展開も随所に織り込んでいて良かったですねー。

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 20:18
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