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2012/12/30 COUNTDOWNJAPAN at 幕張メッセ
 幕張メッセで4日開かれる日本のバンドものが揃う巨大フェスの3日目に行ってきました。毎年恒例ですね。大小5ステージが幕張メッセ内にあり、自由に行き来してライブ見ます。

 見たのはチャットモンチー→ORANGE RANGE(ラスト3曲くらい)→佐野元春&THE COYOTE BAND→氣志團→PES→ORGE YOU ASSHOLE(ラスト3分の2くらい)→モーモールルギャバン

 各アーチストの感想を簡単に。

 チャットモンチー
 先週に引き続いてになりますね。ツアーのセットから半分くらい凝縮したもの。「恋愛スピリッツ」から「余談」のつなぎなど見せ所ある曲をピックアップしたものになりますでしょうか。「初日の出」は自分の近くにいたお客さんが「すげぇ」と言っていたくらい、ベースとドラムのみでかっこよく聞かせますね。この曲ではベースラインと歌で「お正月」の一節をさくっと入れてしまうのも良い感じ。

 ORANGE RANGE
 一番大きいステージで多くのお客がガンガンに盛り上がっていました。随分昔にSUMMER SONICで1曲見て以来でしたが、ちゃらい感じも持ち合わせつつ沖縄や民謡感覚をはじけるロック曲にうまいこと取り入れているのがおもしろいですね。

 佐野元春&THE COYOTE BAND
 ギター×2、ベース、ドラム、キーボード、キーボード/パーカッションという6人を率いてのパフォーマンス。PLAGUESの深沼元昭、Curly Giraffeの高桑圭など豪華メンバーですね。こちらも随分昔にROCK IN JAPANで見て以来ですが、その時の渋めなアレンジからエネルギッシュな音になっていました。ただご本人の調子が悪いのか途中から声を枯らしてしまっていました。

 氣志團
 こちらも随分前のRISING SUN ROCKFESTIVALで見て以来になりますね。ボーカル×2、ギター×2、ベース、ドラムの男性6人組でヤンキーなかっこで歌謡曲テイストものをロックな感じで演奏するバンドですが、ネタの宝庫で楽しいですね。最初に3曲やった後は、ボーカル一人残してコール&レスポンスを繰り返しして、NHK出禁になったことをネタにしつつ、「紅白出れないから自分達で紅白やってやる」って言って、コスプレした(きゃりーぱみゅぱみゅやこぶくろなど)メンバーを次々と登場させるという。このコントだけで20分くらいやっていたような。。さらにそこからPrincess Princessの「ダイアモンド」、自分達のヒットナンバー「One Night Carnival」、カラオケでメンバー全員で踊りながらのゴールデンボンバーの「女々しくて」をまんまカバーと、笑わせるためなら手段を選ばない感じがとっても良いですね、おもしろかったです。

 PES
 RIP SLYMEのメンバーのソロライブ。一曲だけゲスト入れてラップした曲がありましたが、残りはDJ一人従えて、ギターを弾きながらPESが歌うライブでした。Ohio Playersな感じの爽やかなファンクのトラックに合わせて、歌うPESの曲は結構いい感じで聞けましたね。

 ORGE YOU ASSHOLE
 ギター×2、ベース、ドラムの男性4人組で、SONIC YOUTHみたいにインスト部分をたっぷりとりつつ、歌をところどころに入れてくるのですが、歌の部分はGRAPEVINEのような印象。全般にサイケな感じが漂う、ギターやドラムの音をひずませつつ上昇していくような展開の演奏はかなりかっこ良かったですね。今度フルできちんと聞いてみたいと思いました。

 モーモールルギャバン
 男性ドラム、男性ベース、女性キーボードの3人組。ドラムがメインボーカルを務めますが、キーボードも結構歌います。一曲目はせつない感じのメロディが漂うものでしたが、そっからは相当はっちゃけた演奏をします。ドラムは海パンいっちょのかっこで、ドラムの脇にある机に時折のぼって雄叫びをあげます。ベースとドラムもステージ駆け巡ったり叫んだりと。どしゃめしゃな演奏をするところでキーボードが叩く銅鑼も効果的でおもしろい。裏打ちがしっかりされたドラムのリズムも乗りよい感じで多くの人が踊りまくりでした。ラストの方ではまたせつない感じの曲を歌い、2年前のこの時期はまだコンビニバイトしていたのにこうやって多くのお客の前で演奏できるようになったことを感謝しつつ、どかーんとはっちゃけて終了しました。彼らは京都のバンドでその先入観があるからかもしれませんが、Turntable Filmsや、くるり辺りの曲とメロディの印象が近いなと思いました。音は3バンドとも全く違うのですが。

author:de nudge, category:festival(Count Down Japan), 11:08
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2012/12/23 チャットモンチー at 鹿児島CAPARVOホール
 二人組になってから初めて出したアルバム「変身」を受けてのツアー。今回のツアーは小さいライブハウスメインで土日開催の箇所のチケットがなかなか取れなく諦めようかな、と思ったのですが、ここだけ取れるタイミングがあったので、思い切って取って鹿児島までやってきました。一個のビルに複数のライブハウスがあるようなところで、アーケード街全体含めてにぎやかな感じ。その中の450人くらい入れる結構広い場所でした。

 オリジナルアルバム発売ごとのツアーは毎回見てきたこのバンドですが、前回のツアーで正直なところ当面控えても良いかな、と思ったりもしました。が、二人組になってからのライブがものすごくおもしろく、可能な限り見ていきたいと思うように。もともとギター橋本絵莉子、ベース福岡晃子という固定の楽器分担だったのを、曲によりあれこれを持ち替え、ギターリフをその場でサンプリングして鳴らしつつ、音を重ねてくるようなことも駆使するようになってアレンジのおもしろさが各段に増しました。

 ライブ開始前のSEでCibo Mattoの「Spoon」が流れていい感じ、と思ってたらそこにアルバム「変身」の最初の曲「変身」のギターリフが重なってきます。そこに二人が登場。橋本絵莉子がドラムに位置して歌います。福岡晃子はべースを担当。「へーんしんするーぞー」と歌う橋本絵莉子の声はのびやか。続いての「ハテナ」は今回のアルバムで最も好きな曲。高らかに鳴る橋本絵莉子のギターやハーモニカと福岡晃子のドラムのかみ合いが良く、メロディも好み、ラストの「ワン・ツー」と掛け声で最後の音を締める展開までつぼにはまりまくり。

 二人組になった当初は福岡晃子がドラム専任みたいな感じでしたが、橋本絵莉子もドラム担当する曲が増えてきました。とりわけかっこ良かったのが、「初日の出」。複雑なリズムと福岡晃子のベースのからみが最高。ざらついた感じの曲調とアレンジはCDでも良いですが、生の演奏はさらに良いです。

 鹿児島ご当地ヒーローの隼人というのがあるらしく、福岡晃子がお気に入りで、「隼人君に捧げます」と言って、「恋愛スピリッツ」。ギターリフをサンプリングしてマイクのみで福岡晃子のベースバックにステージ前方まで出てきて歌います。本当に良い曲。途中からドラムを叩きながら歌う展開も良いです。「恋愛スピリッツ」曲終わりで楽器の音を残したまま次の「余談」につなげるのも見事なのですが、この「余談」の演奏はかなり変則的でおもしろかったですね。曲の冒頭はギターとベースで始めるのですが、福岡晃子はベース弾きながらバスドラを足で鳴らすという。さらにそこから橋本絵莉子がドラムに移動して歌いながら叩くのですが、マイクを左手に持って、右手のみで叩いてました。

 MCも小ネタを仕込んでいて、前日から鹿児島入りして食レポや観光レポを録音した音声のみで聞かせるという「斬新なMC」。「でもライブじゃないね」「そやな」。でもこのライブだけのために仕込むというプレミア感あって良いのではと。あと橋本絵莉子の家の冷蔵庫が鹿児島弁をしゃべるそうで、その中で言ってる意味が分からないものをお客に聞いたり。「この日までネットで調べるのを我慢してきた」というのがほほえましい。さらに鹿児島から桜島へ泳ぐイベントをやる学校があるらしく、お客に聞いたら一人だけ経験者がいたのでプレゼント、痛んだドラムセットの一部をサイン付きであげたりしてました。

 アンコールはお客みんなでコーラスしながらの「ウタタネ」で締め。二人組になって見るのが、4回目になりますが、その都度新しい曲や昔の曲でアレンジを変えてきたものを聞かせてきて、驚きと楽しさ両方味わえましたね。これからの進化も楽しみです。

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 23:59
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2012/12/22 高千穂河原ハイキング
 人生初、九州の地を踏みました。翌日のライブが主な目的なのですが、せっかくなのでちょこちょこと観光を。鹿児島空港に10時半過ぎに着いてからバスで国分駅まで行き、さらにそこから別のバスに乗り換えて霧島神宮に行きます。

 
 
 霧島神宮自体は見ずに入り口付近で売っていた焼き芋買って、高千穂ビジターセンターというところに徒歩で向かいます。直接行くバスは一日2本しか無くてもう終わってしまっていたため、7キロと表示されていたので、行けるかな、と。ただこの選択は間違えていました。。

 
 
 ひたすらうねうねとのぼり道が続く7キロは先が見えず地獄でした。。2時間弱ひたすら歩いてようやく高千穂ビジターセンターが見えてきました。

 
 
    霧島屋久国立公園というおおきなエリアの中の南の入り口に位置する高千穂高原。ここからいくつもの山を歩くコースが用意されているのですが、噴火があってほとんどのコースが立ち入り禁止。高千穂高原周辺のコースを1時間くらい歩き回りました。

 
 
 昔はここに霧島神宮があったらしく、その跡地。

 
 
   山道は整備されている箇所もあり、案内板も充実。

 
 
   と思えば木を分け入らないといけないような道もあり。
 植物などの紹介とともにクイズなんかも書かれています。

 
 
 どんよりとした曇り空で山がクリアに見えないのは少々残念。

 
 帰りは高千穂ビジターセンターからのバスが捕まえられたので、ここからは歩かずに済みました。10キロほどを計3時間坂道、山道を歩いてへとへと、おまけに寒さで体がカチカチだったので、助かりました。
 宿は桜島が見える露天風呂で温まり、宿が作っているという地ビールの城山ブルワリーを堪能しました。食後は前日からほとんど寝ていないこともあり、爆睡。

author:de nudge, category:ハイキング・トレッキング, 14:55
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2012/12/15 ゆあきとい at 代官山 晴れたら空に豆まいて
 ボーカル一十三十一とタブラU-zhaan、ギター藤枝暁の3人組のユニットで初めて見ますが、一十三十一ソロの楽曲を演奏するようです。一十三十一はかなりひさびさですね。5年前の流線形のゲストで見て以来でしょうか、相変わらずのかわいさですね。この日は昼間12時過ぎからのランチライブ。

 ゲストにサックス、フルートの後関好宏を迎えます。シティポップスな手触りの歌を艶のある声で歌う一十三十一は色んな音の担い手と組んで音源出したり、演奏したりしていますが、この変わった編成も歌とよくなじんでいて聞かせますね。余韻の残るハミングっぽいものも効果的に入れ込みます。ジャズっぽいアレンジものが多いでしょうか。今年はカバーアルバムを出したらしく、石井明美の「CHA CHA CHA」、一風堂(もしくはSHAZNA)の「すみれ September Love」、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」などなど懐かしの曲をカバーで歌っていました。「CHA CHA CHA」はU-zhaanのタブラのアレンジがおもしろく、あのちゃっちゃっちゃちゃちゃっちゃちゃをきちんとタブラで表現していておもしろかったです。途中たまたま遊びに来ていたという一十三十一のバンドメンバーベース奏者もステージに呼び込んで、パンデイロを叩いていました。事前の打ち合わせ無しできちっと合わせてしまう辺りプロのミュージシャンはすごいなーと。一曲後関好宏とデュエットがあって、ボックス踏んだ踊りやハモリ聞かせていておもしろかったです。無茶ブリに困るのを歌詞に混ぜ込んで表現する後関好宏の歌も受けました。一十三十一オリジナルの歌ではU-zhaanのタブラありきで作った曲なのでめったにやらないという「なでしこレボリューション」が変わったメロディとアレンジで印象に残っています。

 アンコールのラストは松田聖子の「SWEET MEMORIES」でしっとりとしめ。うーん、改めて聞いて良い曲だなーと。沁みました。にしても今年はチャットモンチーも「CHA CHA CHA」をカバーしてましたし、奇妙礼太郎が「SWEET MEMORIES」をカバーしてたりと、偶然なのでしょうが、波があるんですかね。

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 03:41
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2012/12/01 groundrhythm at 代官山AIR
 DJであるKaoru Inoueのレギュラーパーティー。3年ぶりに行きます。今年出した新譜「A Missing Myth」が素晴らしく、是非このライブセットを見たいなーと思っていたのですが、チェック不足なのかそもそも無いのかDJ出演のものだけでした。それでも音に浸りたいと、この一週間前に東大の学園祭でやっていたKOMAMOというDJが揃うイベントに出向いて、そこで1時間くらいDJを聞いたのですが、さらにがっつり音に浸りたいなーとこの日のAIRにも出向きます。

 深夜12時過ぎに入ります。12時半くらいからDJ YogurtのDJスタート。1時間半くらいのDJでした。2月にUNITで聞いた時よりもいろんな展開を聞かせるテクノだったでしょうか、かっこよいですね、特にラストの曲の気持ちよさは相当なものだったんですけど、なんて曲だったんでしょう。

 2時からKUNIYUKIのPCなどを用いたLIVEセット。ピアノ音を用いたじわじわとした立ち上げから呪術的なボーカルやサックスなど、ジャズやワールドミュージック的な側面を織り込んだハウス、テクノを聞かせていました。ひんやりとしたものから暖かなものまでいろんな感触を1時間くらいの中に聞かせていて、しっかりとした流れを堪能しました。

 3時過ぎからKaoru Inoueと辻コースケのライブセット。DJブースの前にいくつものパーカッションが置かれていましたが、そこにサングラスをかけた辻コースケが小型の鳴り物を振りながら登場。以前から何回かこの組み合わせでライブしていたはずで、機会あれば見たいと思っていました。事前に想像していたのは井上薫のダンス音に、GOMA&The Jungle Rhythm Section、カセットコンロス、Orquesta Nudge!Nudge!などいろんなバンドに参加している人気パーカッション奏者の辻コースケがサポート的な感じでリズムを増幅させるように叩いてくるのかなーと思っていたのですが、違った展開でした。パーカッション音も全面に出てきて、井上薫が出すリズムと拮抗するような印象。これでもかと怒涛のリズムを押し寄せてきて舞い上がりましたねー。中盤ではパーカッションソロの趣きになり、そこでじっくりと生音を堪能した後は、井上薫のテクノ音がメインとなり、そこでリズムをかぶせてくる展開で踊りまくり。1時間15分くらいで辻コースケが退場してライブが終了。この後も井上薫のDJが続いていましたが、自分もここで退場。フロアはまだ盛り上がっていて、みなさん体力ありますねー。

author:de nudge, category:live(Othersクラブスペース), 11:41
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2012/11/23 大分トリニータ vs ジェフユナイテッド千葉 at 国立競技場
 J2今シーズンラストの試合。今年から導入された3〜6位のチームでトーナメント形式で試合をし勝ち上がったチームがJ1昇格できるという、その決勝戦。応援しているジェフ千葉は5位でリーグを終えましたが、4位の横浜FCを大差で下して決勝に上がりました。この試合には勝つであろうことを信じて、決まる前にチケットを買っていたので、バックスタンドの前の方の席で見れました。試合が引き分けの場合、年間順位が上の方が勝ちになるので、6位の大分より千葉の方が有利な形での試合です。お客は2万7千人と結構な動員。この週はずっと夜勤で朝ちょっとだけ寝て昼に現地に向かいました。

 ジェフ千葉は夏場に成績落ち込んだものの、終盤に調子を取り戻してプレイオフに参加できました。その好調を支える固定メンバーでこの試合も臨んでいます。FW藤田、攻撃MFが右から米倉、兵働、谷澤。守備MFが勇人と健太郎のダブル佐藤、DFが右から高橋、竹内、山口智、渡邊、GKが岡本。大分トリニータはあまり状態チェックできていないのですが、3-4-3や3-5-2あたりのフォーメーションでやってきているようです。この日はFW森島、木島、WBの右が三平、左がチェジョンハン、MFは底に宮沢を置いて村井と丸谷がその前に位置、DFは土岐田、阪田、安川、GKは丹野と3-5-2です。

 試合は全般には千葉優勢。シンプルなカウンター、サイド攻撃で時々チャンスを作ります。ワントップ藤田のポストプレー、トップ下兵働のボールさばき、右サイド米倉の当たりの強さと前への推進力、左サイド谷澤のトリッキーなボールキープやドリブルとそれぞれ持ち味を発揮します。ただ、位置が固定化されていて大分としては読みやすいように思えました。ゴールが奪えません。

 一方の大分は巨漢FWの森島を中心にチームを作っていて、彼の動きに合わせて他の選手が連動しているように見えました。森島は常に前線に張るのではなく、中盤まで下がってボール受ける動きも随所に入れ込みます。そこからスピードあるFW木島へパスしたりサイドへ展開したりと。またおもしろいのがコーナーキックの時でペナルティエリアの外に位置していました。コーナーからその位置でボールを受けてミドルシュート放ったりも。

 1対1の戦いは千葉の選手が優位で、大分の選手は激しい当たりで対抗、イエローカードもらう選手も続出でした。それでも点を取られることを食い止め、なんとかすきを見つけて一点を狙うのですが、J2最少失点を誇る千葉の守備陣相手には崩しきれるシーンはなかなか作り出せません。このまま0−0で行けば千葉の昇格なのですが、選手交代後に動きがありました。大分がFW木島に替えてFW林(元千葉の選手ですね)、DF土岐田に変えて長身FWの高松と攻撃モードにシフトします。千葉はそれでも持ちこたえていて、あと残り5分で米倉に替えて荒田と、特に守備的になるでも攻撃的でもない通常の交代。これでフォーメーション変わるわけでもないようですが、この直後千葉の選手全体がポジション確認のためかフリーズしたような感じになります。中盤競り合いからボール持った森島がセンターバックの合間に位置していた林にスルーパス。オフサイドもかけられず、マークもお見合い状態になってしまい、やすやすと抜け出しを許してしまってGK岡本との1対1を冷静なループシュートで決められてしまいました。その後長身(2メートル以上!)FWのオーロイを投入してパワープレイを仕掛けますが、点取るには至らず敗退。これでJ2残留4年目を迎えることになってしまいました。

 毎年のごとく替わっている千葉の監督ですが、今年の木山監督はJ2時代の中では一番良いチームを作り上げてきました。ショートとロングのグラウンダーパスを使い分けてシンプルにサイドから展開する攻撃はそれなりに機能し、またセンターバックにG大阪から山口智が加入(以前千葉にいたので復帰ですね)して安定していたので、攻撃にもうひとアクセント入ればJ2の中では圧倒できるようなチームになりえていたのではないかなーと。それでも5位で終わってしまったのは、下位チームから取りこぼすような勝負弱さ、特に終盤でやられてしまうことがあったり、点を取り切れなかったり。選手層も厚いのですが、その中で攻撃の主軸となれる選手がいなかったのも大きいような気がします。外国人選手が全くマッチしなかった(特に柏でもそれほど働けていなかったロボ獲得は大失敗)責任はおそらく神戸GMにあって、彼が退任はやむなしですが、木山監督は留任してもらって次のシーズンに備えて欲しかったなーと思ったのですが、残念ながら退任のようです。また新しい体制で一から構築し直すことになりますかね。。
author:de nudge, category:Jリーグ, 10:01
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