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2012/07/26-29 Fuji Rock Festival at 苗場スキー場
 3日間、苗場の山で繰り広げられる大規模野外フェス。今年は前夜祭(木曜の夜に盆踊り、花火、無料ライブ等があり、地元の方もお祭り間隔で遊びに来てらっしゃいます)も参加してきました。今年はほぼ雨が降らない珍しいフジロックになりました。土日は夜かみなりが異様に光っていて、いつ降ってきてもおかしくないなーと覚悟してたのですが、ちょいパラついた瞬間があった程度。お客さんの会話で「フジロックのくせに雨降らないなんてー」みたいに聞こえてきて、そのおかしいながらも納得できるコメントに受けてしまいました。

 今年は木曜から休みが取れたので、金曜パワフルに動けたのがうれしかったですね。いつもはほぼ寝ない状態で金曜に苗場到着することが多いので。でもはりきりすぎて金曜にかなりのパワーを使ってしまい、土日は足が終始痛く立ってることが辛い時間が多かったです。。また、いつもフジでは食べすぎてしまうことが多いのですが、今年は暑いこともあり(酒含む)飲み物摂取は多かったものの食べ物摂取は少なめだったので、帰ってきて体重量ったら出かける前から1.3kg落ちてました。

 今年も素晴らしい特別な3日間(+前夜祭1日)でした。個々に見たバンドの感想も今後書いていきたいですが、特に自分がはまった、良かったなー、すごかったなーというものを列記して今回は終わります。今年は晴れたこともあって2000年代前半のフジロックの思い出がいろいろ蘇って来ましたね。その辺もちょろっと書ければと思います。
 (順不同)JAMES BLAKE,FACTORY FLOOR,LINDIGO,ROVO,ELVIN BISHOP,LOSTAGE,GALACTIC,井上陽水,RADIOHEAD

   出演アーチスト、スタッフ、いろんな音楽を貪欲に楽しむお客さんに感謝しつつ、来年もまた楽しみにしたいと思います(いつまで行けるやらですが…)。
author:de nudge, category:festival(Fuji Rock), 14:27
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2012/07/21 Soul II Soul at Billboard Live TOKYO
 1990年前後に流行ったグラウンドビートの先駆者として知られるJazzie B率いるSoul II Soulのライブ。初めて見ます。

 ライブメンバーはトラックを流すJazzie Bに、キーボード/ドラムパッド、ギター、バイオリン×2、バックボーカル×3という変わった編成。そこにメインボーカルとしてCaron Wheeler、Charlotte Kellyが曲により入れ替わり歌います。じわーっとした立ち上がりからグラウンドビートが鳴ってきたところからウキウキ、ライブという場でこのビートを聞くのは初めてかもしれないですね。そこにCaron Wheelerが登場して「Keep On Movin'」を早くも披露して盛り上がります。ダウンテンポなこもったビートにソウルフルなボーカル、曲がのっかるのは、懐かしいという気持ちが先に立ってしまうものの、聞いていて心地よいですね。Jazzie Bがボーカルを取る曲もあり、ラップ調に歌ったりも。最も個人的に盛り上がったのはキーボード奏者が歌った「JOY」。当時ラジオで聞いていて最もつぼにはまっていた曲でした。アンコールは全員揃って大団円、ボーカル陣が下がった後でインストのみが結構長く続いたのも展開的に良かったです。

 自分は中学生の時はアイドル歌謡曲どっぷりで、そっから高校になると3年生くらいまで音楽自体に興味を無くしてほとんど聞かなくなり、3年生くらいから受験勉強とともにFM局のラジオを聞き始めてから洋楽に触れる機会が出てきてその時にグラウンドビートも聞くようになった記憶がありますね。初めて買った洋楽のCDがシングルで、Suzanne Vegaの「Tom's Diner(DNA Remix)」(とRoxetteの「Joyride」。スウェーデンの男女デュオの元気良いロックナンバー)でした。オリジナルはSuzanne Vegaのアカペラ曲だったのをDNAというグループがグラウンドビートをかぶせた曲で当時ものすごくお気に入りで何回も聞いていましたねー。
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 21:35
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2012/06/30 Mountain Mocha Kilimanjaro at 渋谷WWW
 前述のチャラン・ポ・ランタンのライブ見終わった後、渋谷へ移動。ビール一杯飲んでほろよいで、渋谷WWWに向かいます。「埼玉のスーパーダイヤモンドあるいは粗大ゴミ、埼玉県加須市の観光大使、男の中の男」である「ヘヴィウェイトファンクバンド」のMountain Mocha Kilimanjaroのライブを見に行きました。書く度に形容詞が増えていきますね。。新しいアルバム発売直前のワンマンライブ。会場内では先行発売していました。

 前回見た時からサックス奏者が抜けています。が、ベースと一緒でサポートを入れて編成は変わらずのキーボード、トランペット、サックス、ギター、ベース、ドラムの6人編成。小気味良いギターカッティング、端正に響くドラムなどおいしいファンク音が散りばめられていて横ノリ全開で気持ちよい。アクションもかなり派手になっていて、ギターの踊りながら弾く動きがかっこ良いですし、大柄のベース奏者がソロの時に足を交互に無表情で上げながら弾くのもユニーク。小ネタも新しいのがあって、楽器音と動きで野球のヒトコマを演じたり、ウネウネと鳴るベースとドラムをバックに残り全員で剣道の振りをしたり。多くのお客も追随していておもしろかったです。トランペットが指示出しをしてリズムチェンジやブレイクが行われる曲やアンコールでお馴染みLed Zeppelinのカバー「IMMIGRANT SONG」では管楽器二人が客席に入り込んで吹きまくったり、見所聞き所たくさんありましたねー。

 いなたい感じの曲も織り込みつつ、全般にファンキーにぶっとばした2時間のライブは最高でした。

 おまけです。
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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 10:48
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2012/06/30 チャラン・ポ・ランタン at 代々木公園
 アコーディオン小春とボーカルももちゃんの姉妹デュオであるチャラン・ポ・ランタンの投げ銭ライブがあるというので行ってきました。アースガーデンというイベントが代々木公園内で開催されていて、そこの中の1ステージ。公園内に屋台やいろんなショップが出ていた中、4ステージもあったのにはびっくり。

 見るのは1年ぶり2回目となるこのデュオですが、野外初めてになりますね。回りのお客からかわいいーと声が聞こえる中、ボーカルのももちゃんはトレードマークのぶたのぬいぐるみを持ったまま、パイプ椅子に上がって歌い始めます。昭和テイスト漂う歌をびっくりするくらいの迫力あるこぶし聞いた声で聞かせます。見た目とのギャップありまくりの世界に多くのお客さんは驚いたのではないでしょうか。哀愁漂うアコーディオンは多彩なリズムとメロディを響かせていてすごいです。歌はカバーもあるのかもしれませんが、オリジナルもたんまりあるはずで、20台前半(ももちゃんはまだ10代か)のお二人がこの歌詞を書いているとなると、どんな世界で育ってきたのかしら、、と思ったり。一曲だけ路線をはずれるカバーがあり、The Monkees の「Daydream Believer」を英語詞のまま歌います。いい感じで聞こえましたねー、有名曲のカバーをいろいろするのもありですね。

 アコーディオンの小春はMCのおもしろさが抜群、この方がまだ10代の頃に別バンドでのライブを見たときでのMCで、すごすぎこの人には何をやってもかなわないんだろーなーくらいの切れ味を聞かせていましたが、この日もぼやき節で客席に座り込んでいる子供達をいじり倒して笑いを取っていました。ラストの曲はノリノリのバルカンビートの「ムスタファ」。それまでライブ中もあちこち移動したり、砂いじりの方に夢中だった子供達が一気に踊りだしたのも壮観でしたね。
author:de nudge, category:live(Others野外), 10:19
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