- 2011/08/20 VAKULA , FLYING RHYTHMS, Moodman at 恵比寿Liquid Room
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2011.09.12 Monday新宿時代から続いているパーティーHOUSE OF LIQUID。自分は初めて行きます。この日は昼間自転車で1時間弱かけて恵比寿へ行き、そこで昼ごはんをごはん大盛りで食べてしまい、その直後に皇居を1周ジョギングして、その後に松戸へ電車で移動して(途中吐きそうになる)、ひさびさに会う地元の友達と飲んで、終電で恵比寿に戻って当イベントに参加するという若干無理なスケジュール。翌日ぼろぼろでした。
深夜12時くらいに着くとMoodmanが既にDJしていました。最初はガラガラだったのが徐々に埋まっていっての2時間15分ほどを堪能しまくりました。そんなにクラブミュージックになじみが無い自分もこの人のプレイはいつまででも聞いていられますねー。心地よいスピード感のビート、甘すぎず渋すぎずなシンセ音の曲と次々と繋げてきて、非常に気持ちの良い時間を過ごしました。
続いてはライブアクトでFLYING RHYTHMS。1年ほど前に同所で見て以来になりますね、5回目くらいになるでしょうか。ドラム、パーカッション、ダブミックスという特殊編成の3人組。ドラムの久下恵生は風貌も恐く何かキレまくっているようなドラムの叩きぶりですが、この日もシンバルなどを蹴り上げたり、ドラムキットの一部をはずした上で残りのもので叩いたりと不穏感満載。パーカッションのLATYR SYはそんな久下恵生に目を配りつつ、パーカッションを叩いたり、呪術的な歌を重ねてきます。そんな彼らの出す音をその場でダブミックスする内田直之との取り合わせは、各自どのような感じで息を合わせているのかしら(練習で合わせるのではなく即興でやっているはず)と思うくらい、リズムとダブ化された音が渦巻いて独特な世界を見せますね。
そして3時過ぎにメインアクトとなるVAKULAのプレイが始まります。ウクライナからやってきた新鋭ということで体格はがっしりした感じですが、見た目は若い。ディープハウスということを事前に聞いていましたが、その印象を強く抱かせつつ、ボーカル曲やフュージョンっぽいシンセ音も重ねてきましたねー。心地よかったのですが、4時過ぎたところで疲れが限界に来て退出。もう1時間くらい聞いていけば良かったかなーと後で後悔。外もどしゃぶりで自転車で帰るには厳しい状態だったし。。
- 2011/08/13 Summer Sonic at 幕張メッセ、マリンスタジアム
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2011.09.11 Sunday幕張メッセとマリンスタジアムなどを使っての複数ステージで繰り広げられる恒例の夏フェス。3年ぶりと結構ひさびさになりますね。7回目になります。土日2日間ありますが、初日のみの参加。
会場は混雑しっぱなしで、屋台も行列続きの時間帯が多く会場から出て外で飲食してました。会場内で食べ物飲み物一切買わなかったのは、フェス参加で初めてかもしれません。見たのは、BoA→Perfume→MILES KANE→DEATH FROM ABOVE 1979→THE STROKESと少な目。ゆったり楽しんだ感がありましたね。
BoA
韓国のソウルシンガーで初めて見ます。日本でも長年活躍していますね、もう10周年だとか。テレビで見る顔はすっきりしたかわいらしいという印象でしたが、ステージはメイクが濃い目。サビ部分は聞いたことのある曲がいくつか。キーボード、ドラム、ベース、ギターにダンサーも曲により従えて歌います。踊りながら歌っている姿を見るだけですごいなーと。
Perfume
でっかい会場内がぎゅうぎゅうに押し込まれる中で、かなり前目で見ます。すごい人気ですねー。カラオケ、口パクでユニークな振り付けをしながらつぼなメロディが多い曲を歌います。3人のダンスのコンビネーションも抜群、おもしろいです。唯一ちゃんと歌う、フリーで客とコール&レスポンスするコーナーでは前聞いたTRFの「Survival Dance」やB'zの「Ultra Soul」に加えて小泉今日子の「渚のはいから人魚」の一節も加わっていましたねー。あーちゃんは今回特に「渚のはいから人魚」を押していましたね、ライブ終わりに引き上げる時にも歌っていました。脇の方ですが、前から2列目とかで見たので、のっちとかしゆかのスタイルの良さも堪能しました、、とこうやってメンバーの名前が覚えるようにようやっとなりましたね。
MILES KANE
イギリスの男性ソロ。ギター、ベース、ドラムを従えていかにもなブリティッシュロックを展開します。メロディが立つもの、リズムが立つものとバラエティ豊かでかっこ良いです。The Beatlesの「Hey Bulldog」のカバーもありました。
DEATH FROM ABOVE 1979
カナダのドラムとベース/シンセサイザーの2人組ロックバンドで本日一番のお目当て。地を這うベース音にドカスカなドラムが重なり、そこに絶叫気味のボーカル(ドラムが歌う)が重なります。ベースやシンセのノイズ音も効果的に使われて、前方では暴れる人も多いくらいのダイナミズムあふれるロックを繰り出します。確か一回解散して最近何年ぶりかの再結成をしたバンドのはずですが、コンビネーションもよく楽しめました。
上記4組は幕張メッセ内の会場で、そこからメインとなるマリンスタジアムへ移動します。移動途中でRiver Side Gardenというステージに寄ります。ここのステージはライブ終了していますが、ろうそくっぽい明かりで文字が書かれていたりと夕暮れ時に感じ入るようなライティングがされていてなかなか良い空間。マリンスタジアム方面に見える月もいい感じ。そこにFinley Quayeの「Even after all」が流れてきてつぼにはまりましたねー。
THE STROKES
マリンスタジアムの観客席前方の方で座ってアメリカから来たTHE STROKESを見ます。初めて見るのですが、以前フジロックに出たときの映像を見てかっこよかったので、生で見たいと楽しみにしていました。会場はぱんぱん。アルバムは1枚目「Is This It」のみ聞いたことあるくらいで、後は3枚目あたりに収録されている「Juicebox」がかっこよいなーというくらいしか知らなかったのですが、ライブかなりすごかったですね。ボーカル、ギター×2、ベース、ドラムの編成でニューヨークの洗練されたガレージロックと言ってよいのでしょうか。メンバー基本直立不動で淡々と演奏しているように(遠目には)見えるのですが、リズムやギターも立っていて、しわがれたボーカルとの組み合わせが良いです。「Juicebox」は残念ながらやらなかったですが、「Is This It」からの曲はたっぷり。アルバム聞いていたときはメロディはひっかかるものがあるものの、演奏・アレンジはペラペラな印象が漂っていてであまりつぼじゃなかったのですが、生で聞くと全然違っていて曲もいい感じで入ってきましたね。「Hard To Explain」なんか特につぼでした。最後の曲の途中から花火が上がってきてクライマックス感満載で終了しました。
- 2011/08/01 CONGOTRONICS vs ROCKERS at 渋谷Club Quattro
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2011.09.11 Sundayフジロック2日目オレンジコートで熱狂の渦を巻き起こしたCONGOTRONICS vs ROCKERSの単独公演。朝フジロックから帰ってシャワーを浴びて、渋谷に向かいます。
会場は満杯。お客さんはいろんな年代の方が集まっていますねー。メンバーはフジロックからDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsのメンバーが抜けた形と発表されていましたが、DeerhoofのギターJohn Dieterichは参加していましたね。
フジではドラムはDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsで行っていましたが、この日はKonono No.1とKasai Allstarsのメンバーで1台を入れ替わりで叩いていました。オルタナメンバーが減った形(Juana Molina、Skeletonsのみ)でバンド音はコンゴ勢に寄った印象になりましたが、強力なままでしたねー。楽曲はDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsの曲が無い分短くなったセットになりました。
Kasai Allstarsのメンバーがバイクに乗るようなパントマイム的なことをしていて、そこにギターでエンジン音を演出したりと、フジでは気づかなかった面もあって、改めての堪能で良かったです。会場は当然のごとくの大盛り上がりで、アンコール後も退場を促すアナウンス後も拍手やさらなるアンコールを求める声が続いてましたねー。
Konono No.1のメンバーはふだんむっつりとした顔で演奏しているかと思いきや、カメラに向かってニカって笑ったり、アンコールを求める声に応じてステージに登場、、と思いきや荷物を取って引っ込んだりとおちゃめ度満点でした。
そして、今回聞きながら思ったのは、コンゴ、スウェーデン、アメリカ、アルゼンチンと揃ったメンバーの公演を楽しんだのは実は彼らがいない国だけなんじゃないかと。。ネットで調べたらベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、スペイン、日本と回っていたようですね。日本に来てもらえて幸せでしたが、彼らがいた本国でもそれぞれやる機会があれば良かったんじゃないかなーと思いました。