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2011/07/16 チャットモンチー at Zepp Sendai
 アルバム「YOU MORE」発売に伴うツアー。5月に行われるはずだった仙台のライブがこの日に延期になりました。元々他の用事とつなげて行くことを考えていたので、行くかどうか迷っていたのですが、今年はあらばきフェス(こちらも延期して夏に開催)が行けそうにないので、せっかくだということで。
 
 行く準備を何もしていず、直前に宿を取ろうとしたら、全く見つからず。まんが喫茶での夜明かし覚悟で、とりあえず現地に向かいます。新幹線に乗りながら携帯であれこれ探して、なんとか宿確保。現地に着いて六魂祭という東北6県の代表的なお祭りが一同に会するというお祭りをやっていて、仙台の町が異様な人出で宿取れないのが納得。この状態だとまんが喫茶の確保すらあやしかったかもしれません。宿取れて良かった。。
 
 仙台駅にくっついた形であるZepp Sendaiは初めて行きます。過去行ったことのある人からZepp Tokyoよりは小さいと聞いていて確かにそうなのですが、かなり大きい。赤坂Blitz並みにはあるでしょうか。チケットは売り切れで会場は満杯。若い人が多く、男女半々といったところ。
 
 ステージの前にスクリーンが張られてシルエットが見える状態から演奏スタート。徐々に幕が開いていきます。最初の「桜前線」という曲はベース福岡晃子がキーボードを演奏していて、ギター、キーボード、ドラムの編成になっていておもしろい。軽快なピアノロックな仕上がり。ポップな歌詞とメロディをギター、ベース、ドラムのシンプル編成で演奏するロックバンドなので、他の楽器も入れて演奏するのはたまにしかなく新鮮でしたね。他にも「謹賀新年」はギター、ベース、和太鼓という編成でおもしろかったです。
 
 「YOU MORE」はからっと明るいミドルテンポの曲が多くて、今までのチャットモンチーのアルバムとはちょっと印象が違う感じですが、ライブでそれを聞いても同様。歌をしっかりと聞くといった感じでしたね。今回のライブでつぼだったのは、おとなしめの曲が続いた「Boyfriend」「バスロマンス」「涙の行方」「染まるよ」でしたねー。アンコールは「恋の煙」「吹けば恋」「ハナノユメ」とノリの良い曲をたたみかけ。「ハナノユメ」で橋本絵莉子はギターソロをとちってしまって、ごめーんと演奏しながら言ってしまうのがおちゃめでした。
 
 無事泊まれた宿で寝た翌日は、近くの広瀬川というところを1時間弱ジョギングして、朝ごはん食べた後に秋保大滝という日本三名瀑の一つという滝を見てきました。水しぶきが空に舞っていて豪快。そこから別の観光地に行こうかな、と思ったのですが、別の場所へ行くにはアスファルトの道を数キロ歩かなければならなく、日差しと体力面から断念(車利用者なら問題ない距離ですが…)。代わりに、ニッカ橋というところへ行くふるさと緑の道というトレッキングルートがあり、これに行こうかなと歩こうとしましたが、草の茂みがすごすぎて、くもの巣にからまれっぱなし。ちゃんとしたトレッキングのかっこをしているわけではなく、こんなのを10KMも歩いていくのはつらいと200メートルも進まずにこちらも断念。。茂みに咲いていたやまゆりの写真を撮って引き返してしまいました。
 
 秋保大滝近くの植物園に入って、多くの植物とすだれ滝という横広の小さな滝を見ましたが、そこでもやまゆりがたくさん咲いていて、ちょうど今が開花時期なんですかね。

やまゆり
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 11:54
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2011/07/09 東京オリンピック生まれの男 at 池袋サンシャイン劇場
 ウッチャンナンチャンの内村光良の一人舞台。ここ数年は1年に1回舞台をやっているウッチャンですが、今年は初めてだという一人舞台。本当は3月に開催される予定だったのが、震災の影響で順延。そのおかげで、3月の時には取れなかったチケットが再度チャレンジして確保できた自分はラッキーでした。
 
 場所は池袋サンシャイン劇場。4年前にウッチャンが出掛けた舞台「ハンブン東京」と場所が同じです。会場は花束の代わりに、プレートが張ってありました。お笑いやテレビ関係者の他に、「ハンブン東京」の主役を務めた吉沢悠や「エルダーソルジャーズ」で共演した入山法子からもお祝いのメッセージがありましたね。あと毎回だと思うのですがテレビで活躍しながらお笑いの舞台も定期的に行う三宅裕司からも。
 
 お話はとある男が生まれてから47歳(今のウッチャンの年齢)になるまでの人生の歩みを時代ごとの大きなニュースとヒット曲を織り込んで、語って演じていくというもの。テレビでのトーンより一段階声を低くした印象で、訥々と語り、そして抑揚をつけて演じていきます。
 
 塩尻に生まれ、小学校1年の時の徒競走で1位を取ってから、なんでも1番になることに快感を見出すようになった自意識過剰な男の子が、才能だけでつっぱしれた小学生時代から徐々に無理が出てきて、落ちこぼれたり、ふとした意外な出来事からみんなの人気者になったりを繰り返して生き抜いていく47年間を描いていきます。
 
 15分の休憩をはさんで2時間近く。47年間様々な出来事を分かりやすく語り演じます。細かいエピソードが時代の前後でつながり、そこが笑いにつながったり、妙な感動を得たり。またピアノを弾いたり、踊ったり、バック転したりとこれまでテレビで魅せてきた動きを随所に織り込みます。今までウッチャンの見てきた舞台ではほぼ必ず踊りが入っていて(生で見てないですが内村プロデュースの舞台でも踊りを入れてた記憶が)、好きなんだろーなーと思いました。これまでの舞台ではその踊り自体に必然性は感じられないことが多かったのですが、今回は話の中にきれいに入っていました。にしてもあの年齢でバック転したりブレイクダンスしたりってすごすぎます。
 
 大いに笑い、関心し、最後はウルウル来るほど感動しました。壮絶とも言えるパフォーマンスをここまで堪能できたのは非常に幸運だったなーと。
 
 舞台終わりの会場の外でウッチャンの奥さん(元徳ちゃん)と出川哲朗を見ました。徳ちゃんは相変わらずものすごくキレイ。この日含めて計3回見にきていたらしいです。出川哲朗は首にコルセットを巻いてましたが、何をやってケガしたんでしょうか。。
 
 その出川哲朗はウッチャンを舞台に立たせるきっかけを作った人間(彼が座長を務める劇団SHA・LA・LAを立ち上げる時に、ウッチャンに声をかけて加入させている)でもありますが、どんな思いでこの舞台を見てたのでしょうか。「これがチェン」と誇らしげだったんでしょうかねー。
 
 以下、細かい話のネタに触れつつ、自分の妄想に近い感想を書きます。

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author:de nudge, category:舞台・お笑い, 00:45
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2011/07/02 Mountain Mocha Kilimanjaro , GREAT ADVENTURE at 渋谷Club Quattro
 「埼玉の粗大ゴミ。男の中の男」である、インストファンクバンドMountain Mocha Kilimanjaroの猛力大決闘と名づけた対バン企画。相手は3年ぶりに再始動したというGREAT ADVENTURE(同じ埼玉出身だそう)。
 
 最初はGREAT ADVENTURE。テレビで少し見たことありますが、生では初めて。ギター、ベース、ドラムでサイケなロックを演奏する3人組。機械音も混ぜて演奏する印象でしたが、生音のみの演奏。最初にドラムソロ、ベースが入ってきて重ねてきて、最後にギターが入ってテルミンを演奏してスタートします。ギターがメインボーカルを取りますが、ベースとドラムもかなり歌います。単なるコーラスだけでなく、サビ部分を担当したりも。ベースの音がでかく、また様々なフレーズを弾いていて目立っていましたね、ステージ前方へ出てくる回数もギターより多かった気が。グルーヴ感あふれまくりでかっこよかったです。
 
 続いてはMountain Mocha Kilimanjaro。ギター、ベース、ドラム、キーボード、トランペット、サックスの6人組。途中ギターの弦が切れたりしてましたが、かなり熱いパフォーマンス。高速ファンクからミドルテンポのぐっとしたものまで、これでもかと展開して盛り上がりました。ギターとサックスのソロバトル、ドラムソロからLed Zeppelinのカバー「IMMIGRANT SONG」につなげて、みんなでジャンプする展開などはお馴染みですが、何度聞いても楽しい。あちこちのフェスにも出て人気を獲得していっているようですが、ドンドン加速させて行って、MCでもおっしゃっていた「次は東京ドームでこの対バンを」実現させていって欲しいですね、、って難しいかもですが。。去年のカウントダウンジャパンでスガシカオもおっしゃっていましたが、「日本でファンクはまだまだ浸透していない」ので、先陣切っていろんな場に登場していって人気をつかんでいって欲しいです。

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 20:57
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2011/06/26 栃木SC at ジェフ千葉 (現地観戦)
【結果】
 2-2で引き分けでした。
 
【感想】
 今シーズンJリーグの試合を生観戦するのは初めて。J2での首位を争う2チームの試合になります。
 
 応援している千葉は、今年から就任したドワイト監督の元、選手も入れ替えてきて、前シーズンより遥に良いチームを構築できている印象です。対する栃木は自分にとっては未知のチームですが、今シーズンは首位を走っていて好調、どんなチームなのか楽しみにしていました。
 
 スターティングメンバーは千葉はGKは岡本、DF左から青木良太、ミリガン、竹内、山口、ボランチはゲッセル、佐藤、攻撃MFは左から深井、米倉、伊藤、ワントップに久保の4-5-1、栃木は4-4-2でともにゾーン守備を採用しています。セットプレイに対する守備もゾーンでしたね。守備のラインコントロールは栃木の方が統制取れていました。センターバック大久保を中心にFWまで連動して一定の距離を保ったまま、チーム全体で前後に連動しています。オフサイドもよく取っていました。ボランチコンビの鈴木、パウリーニョの精力的な動きもよく、特にパウリーニョはボール奪取に優れていましたね。両チームともロングスローができるセンターバック(ミリガン、大久保)がいるというのも珍しい。
 
 千葉も守備ラインは栃木ほどではないものの、いい感じでした。4バックは左サイドバック以外はシーズン当初から固定。前シーズンまでボランチだった山口を右サイドバックへ。センターバックは名古屋からレンタルで獲得した竹内とケガがちで前シーズンは出場機会少なかったミリガンで安定してました。左サイドバックはシーズン当初は坂本でしたがケガでこのところ青木良太が出ています。これまでの試合評を見ると出来あまりよくなさそうな印象でしたが、この試合は安定していました。
 
 ボランチは佐藤と伊藤の小兵コンビでシーズン開始していますが、最近は長身のゲッセルがレギュラーに食い込んできて伊藤は一段前に上がった右サイドの攻撃MFを担うようになっています。トップ下の米倉とともに期待の戦力がきちんとレギュラーとして活躍しているのがうれしい限り。そして左サイドの攻撃MFに固定化されたベテラン深井は絶好調。得点ランキングも首位を走っています。ゲッセルは長身を生かした守備はもちろん、ショートパスがかなり良いですね。状況判断にも優れ、動きはスローモーながら前目に飛び出すことも。佐藤は優れた運動量を生かしてボールによくからんでいました。
 
 ワントップは2メートル以上の長身オーロイがこの日累積警告で出場できなかった代わりに新人の久保が入ります。初めて見ますがこれから期待出来る新戦力でしたねー。線は細いもののロングボールの競り合い、ポストプレーでねばりを見せて、さらにオーロイには無い裏へ抜ける動きがあります。相手選手を背負った形からくるっと回転して抜け出す動きを何回か見せていました。
 
 試合は前半に2点ずつ入ります。栃木FWロボは千葉の守備の隙をうまく突いて2点取ります。特に2点目の角度のないところでゴールに背を向けたところからくるっと回転して強烈なシュートを打ったシーンはしびれました。後半でも同様の動きを見せてあわやのシュートを打っていましたが、すごい選手ですね。ただ後半途中から完全にばててしまって、そこからはほとんど機能せず。対する千葉はスローインから細かいパスをつなげて、深井が左サイドペナルティエリア3メートル離れた位置でボールをもらったところから、うまくコントロールされたミドルシュートで1点。あの辺の位置から今シーズンばしばしとミドルを叩き込んでいますが、すごいですね。さらにFW久保がサイドの裏をうまく抜け出して突破センタリングを上げて中央に詰めた米倉がスライディングでシュートを決めて2点。この時の久保のガッツポーズが印象的、先発で結果を出したのでうれしかったのでしょう、素晴らしい動きでした。
 
 後半に入って最初の20分くらいは栃木がプレスを集中させてボールを奪いまくり、かなり攻め込んでいました。千葉はゲッセルを中央にして伊藤と佐藤をその前目に位置させたトリプルボランチに変えて対抗。そこで守備が安定した千葉の方が徐々に押し返しますが、トリプルボランチにした分攻撃の駒が足りなくなって、得点までは至らずでした。
 
 J2の首位決戦に相応しい熱戦で満足でした。ともにJ1に上がってもある程度通用するんじゃないかなーと、この日の試合を見る限りではありますが思いました。千葉はメンバー固定化されて安定してきているので、あとは控えの選手が交代して結果をバシバシと出してくるようになってくるのが望ましいですね。後半途中で久保に替わって出場した青木孝太はもう一歩の出来でした。
 
 この日昼はお台場をマラソンして、豊洲に初めて行ってビール飲んだ後のヘトヘトほろ酔いの観戦でした。ゆりかもめで移動しながら見下ろす風景はあちこちで開発が進んでいてどんなになっていくのかなーと思ったり。

author:de nudge, category:Jリーグ, 11:35
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