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2010/09/26 BLAFMA Presents ShinKooeN fes 10' at 茅ケ崎市柳島海岸
 茅ヶ崎の海岸で開かれたダンスミュージック中心の野外フェス。夏フェスはフジロックだけだったので、かなりひさびさです。年を取ると夏場の野外はしんどいので、春や秋の方が楽で良いですね。この日はどんよりとした曇りで風もなく、半袖でも長袖でもどちらでも過ごせる快適な天気でした。朝9時から夜7時までの開催。夕方以降は雨も降ったようですが、自分は昼2時から5時くらいまでの短めな滞在でそれも避けれました。
 
 茅ヶ崎からバスで15分、バス停から徒歩10分くらいで現場につきます。海岸に面している場所で4ステージほど。メインとなるステージはそれなりに立派ですが、その他は小さい丸いテントの中にDJが行える場所があり、その両脇にスピーカーがある簡素なステージ。自分はその中でbamboo stageのDJ(INNER SCIENCEとDJ YOGURT)を楽しみにしてたのですが、タイムテーブルがずれまくっていたのと、音が小さい(かなりスタッフの方が苦労されていた感じ)のもあって、そちらはちょっとつまみ食い程度に聞き、主にメインのsea stage2アクトを楽しませてもらいました。
 
 まずは旅団。初めて聞きます。前面中心に位置するパーカッション3人を、横と後ろにエレクトリックバイオリン、キーボード/ディジュリデュ、ベース、ドラム、ギター×2が位置する9人組。パーカッションのお一人はsgt.のドラムの方、エレクトリックバイオリンも(元になりますが)sgt.のギターの方ですね。パーカッションのトライバルなリズムを中心に、周りのいろんな音が交錯して、人を躍らせます。ラストから1曲前のピアニカとエレクトリックバイオリンのユニゾンとアコースティックギターで奏でるミドルテンポの曲がつぼでした。
 
 続いてKaoru Inoue。普段はDJをされている方ですが、去年からPCなどを使ったライブセットを展開するようになって、自曲をがっつりやるようになりました。AIRで一回聞いたことありますが、野外ではライブセット初めて聞きます。最新作「SACRED DAYS」から「Tokyo Diver」「Happenings」「The Sun Goddess」などをつないで聞かせます。気持ちよーく踊らせてもらいました。残念ながら最もお気に入りの「The Invisible Eclipse」は無かったですが、それでも最高の45分間。旧曲も交えて1時間半くらいのセットで聞いてみたいなーと思ったりしました。
 
 海を見るのはひさしぶり。水平線、海岸線や、サーファー、ジェットスキー(かなりおもしろそう)、パラグライダーなどいろんな光景を見ながら、音楽に浸れてひさびさと思える幸せを感じました。

author:de nudge, category:festival(Others野外), 01:22
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2010/09/18 LITTLE TEMPO presents 第三回 ワイワイ祭りスペシャル! at 国立Liverpool
 スティールパンを中心に華やかなダブレゲエを奏でるインストバンド、Little Tempoがこれまで日比谷野音でやってきたいろんなゲストを入れてのお祭り企画が、今回はLittle Tempo発祥の地であるという国立のライブハウスにて行われることに。過去2回のお祭りには参加してなかっただけに、今回楽しみにしてました。
 
 国立は初めて来ますが、駅の南口から一橋大学まで伸びる道がいい感じの町。広々とした道の両脇には大木がそびえたち、そこに日常雑貨屋やカフェなんかがほどよく並んでいます。その中の薬屋さんの地下一階にあるLiverpoolというライブハウスは名がイメージするようにBeatlesで染まっているライブハウス。ロゴや写真なんかが壁一面に張られています。そこに「リトルテンポ」と書かれた提灯が大量にぶら下げられています。200人も入ればいっぱいになりそうな会場はチケット売り切れなのが示す通り、すし詰め状態。
 
 多彩なゲストを入れてのまさにワイワイなライブ。ステージ脇から出る入り口が無いため、会場の後ろから客のいるスペースをかいくぐってゲストが登場するのがおもしろい。Little Tempoのみのオリジナル曲は6曲くらいで後は全てゲストを入れての演奏。まさに箱バンと化していましたね。ちょい音もよろしくなく、スティールパンの響きやダブサウンドをいつものように堪能するところまではいかなかったですが、それでも汗ぐっしょりになってまで楽しみました。オリジナルでは序盤にやった高速版の「JEMINA」が非常に良かったです。ゲストは全員のお名前は知らなかったのですが、ランキンタクシー、こだま和文、Likkle Mai、The K、UAなどなど。個人的に印象に残ったのは、田村玄一のかなでるスティールギターのいなたい曲(なんの曲だったか忘れてしまいました)に合わせて、セクシーなかっこをした踊り子さんがとってもキレイだったのと、みんな前方に押しかけるほどやはりの人気だったUAの一曲目が「甘い運命」だったこと。これUA本人のライブでも聞いたことなかったような。
 
 本編をLittle Tempoの盛り上げ曲「LEGALIZE DAY」「Over The Rainbow」「Musical Brain Food」3連打でひたすら盛り上げてって締めた後のアンコールでは、国立在住のLikkle Maiと浴衣を着た女性、踊り子さんの3人をフロントに「国立音頭」を。いつもはレゲエ曲を中心に歌っているLikkle Maiのこぶし回しが合ってましたねー、これ、実際の地元のお祭りでも盛り上がるんじゃないでしょうか。
 
 ライブは2時間半を超える熱演で汗ぐっしょりになりました。でもさらに道路をはさんだ向かい側のライブハウスで第二部と称したDJ中心のアフターパーティーがあるとか。うーんまさに国立祭り。あとLikkle MaiのMCで初めて知ったのですが、国立って国分寺と立川の間にあるところから名前がついたそう。
author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 02:26
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2010/09/05 クラムボン at よみうりランドEAST
 毎年、日比谷野音でライブを行っていたクラムボンですが、人気が出てチケット困難に伴い、より大きな会場を求めてよみうりランドEASTに移動。8000人入る会場ですが、それでもチケット売り切れたとか。
 
 この週末は慌しく、金曜遅くまで働いて徹夜状態で土曜は山形で友達の結婚式に参加。日曜の昼に東京へ戻って、その足で会場に向かいます。この会場に来たのは2002年のTrue People's Celebrationという野外フェス以来ですが、会場の行き方をすっかり忘れていて、小田急線の読売ランド前駅からどうやって行けば良いのかわからず。バスが出ていましたが、ものすごく混んでいたので、歩いて行こうとします。が、ちょっとした山を越えていかないといけないという、、そういえばあの時も同じルートを通っていたなーと。京王線側からだとゴンドラが出ているので楽で、次来るときはそっちから行こうと思っていたのですが、そんなことをすっかり忘れていました。
 
 会場に着くと、想像以上に人でいっぱい。飲食店への列がとんでもなく、ライブ中もずっと行列でした。ステージには円でできた台に楽器が置かれています。いつもの陣形(左からキーボード、ベース、ドラム)とは異なり、左からベース、ドラム、キーボードという陣形。ライブはゆるーい感じで進められていって、ちょっとしたフェス気分。会場と外の途中出入りもできて、飲み物を外から調達することも可能なよう。途中で、買おうと会場外に出てさまよいますが、自分が出た時間帯はよみうりランド自体は閉園していて、お店はことごとく閉まってました。遠くに「ハレルヤ」が聞こえてくる中、夕暮れの閑散とした遊園地をさまようのもなんか良かったですね。
 
 2時間半以上のたっぷりとしたライブ。「シカゴ」「はなればなれ」といった定番曲からスタートし、今年出たアルバム「2010」からも数曲。つぼだったのは、ひさびさに聞いてその心地良さとシャボン玉(クラムボンの野外ライブでは毎回お客に配られる)がマッチしているなーと思った「Tourist On The 未来'n」、大曲「ララバイ サラバイ」から「バイタルサイン」の流れ、本編ラストを鮮やかに締めた「KANADE Dance」あたりでしょうか。新曲の「たそがれ」という曲は、ジャズっぽい音の重なりから途中でクラムボンらしいメロディをほんのりと差し込んだ曲で、「これ聞いている間にビール買ってきていいよー」、演奏中に「いいって言ったけど、みんな買いに行きすぎじゃね?」「うちらも飲みたい」なんてコメントをしながら演奏していて、箸休め的な曲のイメージですが、最近ポップサイドにはじけているクラムボンの曲の中では、異色な感じで好みでした。
 
 アンコールの一曲目は派手派手なコスプレ(正直みなさん似合っているとは言いがたいような…)で、「SUPER☆STAR」を。ここから台が上下しだします。かなり高い位置まで上がっていました。で、これまたひさびさに聞く「Re:残暑」、アコースティックギターのみの演奏をバックに合唱した「Folklore」で終わりでした。あと、「あかり from HERE」が聞きたかったなーと思いつつも充実したライブでした。

author:de nudge, category:live(Others野外), 10:03
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