RSS | ATOM | SEARCH
2010/02/26 OK GO at 代官山UNIT
 シカゴ出身のバンドで初めて見ます。ルームランナーを使ったヘンテコなPVが印象的だったバンド。
 
 メンバーはボーカル/ギター、ギター/キーボード、ベース、ドラムの男性4人。スーツでカチっと決めています。ポップな曲調が多く、演奏もギター/キーボードが器用に、楽器を使い分け色づけをしていきます。
 
 とにかくサービス精神旺盛。よくしゃべって受けていましたし(英語が分からん自分にはほとんど聞き取れんかった、勉強不足…)、ハンドベルを使った演奏(これは見事)やボーカルがPA席まで移動しての弾き語りやら、念入りにお客さん達にコーラスの練習をさせてから(香港の客の方が元気あったぞーとかあおったりして)曲に入ったりと、楽しませる工夫が随所にされてましたね。アンコールでは背中に電飾がついた衣装を着て、スロットっぽく文字が回って、最後に「OK GO」と表示されたところから演奏開始、紙ふぶきが派手に舞い、電飾とレーザー光線が着いたギターを振り回しとにぎやかに終わりました。
 
 アンコール含めて1時間15分くらいだったでしょうか。真ん中辺りでの、ギター無しでゆっくり目なリズムで演奏していた曲が印象に残っています。

author:de nudge, category:live(Unit), 08:43
comments(0), -
Jリーグ番外編 1997〜1998年サッカー日本代表 思い出話
 NFLもシーズン終了で、3月のJリーグ開幕まではスポーツ観戦は一休み状態。
スポーツに関してはその二つしか興味がなく、この時期は書くことがないのですが、テレビを見ていてふと書きたくなった、長文の思い出話です。
 
 日本のサッカーはJリーグだけでなく、日本代表の試合もあるのですが、8年前からは誰が選ばれたかチェックするくらいで、ほとんど試合を見ていません。
 
 加茂監督からトルシエ監督時代まで(1996年〜2002年あたり)は熱心に見ていたのですが、そこからは急速に興味を失って、たまにテレビで試合見ても、途中でやめてしまいますねー。それ以前は興味を持っていて見ていたので、単に嗜好が変わったという話だけなのですが、好きな監督のイビチャ・オシムの時ですら、見ていておもしろくないなーと思ってしまいました(ジェフ千葉でやっていたサッカーとは違っていた印象)。逆にJリーグの方は、それまでより熱心に見るようになりましたね。
 
 で、この間、日本代表と中国代表との試合をやっていて、ひさびさに見てみるかと、チャンネルを合わせたのですが、やはり途中で興味を失い、チャンネルを変えてしまいました(結果は0-0の引き分けだったよう)。ただその時、ふと12年前の同じカード(0-2で日本代表の負け)を思い出して、現在日本代表を率いる岡田監督の12年前を書いてみたくなりました。
 
 前置きだけで長いですが、ここからめちゃくちゃ長いです。
 

続きを読む >>
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:32
comments(0), -
2009-2010 Super Bowl結果
【Super Bowl結果】
○New Orleans Saints vs Indianapolis Colts×
 
 今シーズンは両カンファレンスから第一シードチームが順当に勝ち上がっての対戦になりました。プレイオフはワイルドカードプレイオフ(一回戦)のみ見ただけで、ディビジョナルプレイオフ(二回戦)とチャンピョンズシップ(カンファレンス決勝)は見ていない状態。両チームともほとんど試合を見ていないので、スーパーボウルがフルで見る今シーズン初めての試合になりました。
 
 そんな状態でかつ素人な感想を述べますと、強気な采配を振るうNew OrleansのヘッドコーチSean Paytonの執念が「いつも通りに試合を行おう」とするIndianapolisを上回った形。象徴的なのが、3rdクォーター開始のキックオフでまさかのオンサイドキックを行い、それを成功させたことだと思いますが、その他にも1stクォーター最初のドライブで3rdダウン残り2ヤードになった時にロングパスを狙ったり(これは失敗)、2ndクォーター残り2分にゴール前までせまったところで、4thダウン残り1ヤードをチャレンジしたり(これも失敗)と、早め早めで勝負をしかけていました。
 
 また、強気一辺倒だけでなく、正確無比に攻撃をあやつるIndianapolisのQB P.Manningになるべく出番を与えないように、ショートパスを中心にボールコントロールをしていました。最初のドライブでのロングパス以外はミドルかショート、とりわけ真ん中のゾーンを集中的に狙っていました。Coltsは4-3のゾーンディフェンスですが、そのゾーンの切れ間を正確に突いてましたね。多様な(スピード派、ポゼッション派。でもみんな長身)タイプが揃うレシーバーを散らしたパスがメインですが、ランも強力(NFL全体6位)で、OLの人数を増やしてランを展開する時も多々ありました。
 
 Coltsは、守備の要であるDE D.Freeneyがケガで後半ほとんど働けなくなり、パスラッシュが弱まったところでNew Orleansに攻め込まれた(17点奪われる)のと、直接の敗因になってしまったプレーである、4thクォーター残り3分30秒あたりでQB P.ManningがNew Orleans CB T.Porterにインターセプトリターンタッチダウンを許してしまったのが痛かったのですが、個人的には16-17とIndianapolisがリードしている状態で、3rdから4thクォーターのIndianapolisのドライブが負けにつながってしまったんではないかなーと思います。
 
 このドライブは最後K M.Stoverが51ヤードのフィールドゴールをはずしてしまうのですが、そのキックの失敗自体はあまり責められないと思っていて、それに至るまでの2つのプレーが気になりました。一つは、NO陣内46ヤードと真ん中付近のポジションで4thダウン残り2ヤードでギャンブルをします。成功はするのですが、必ずしも無理しなくても良いんじゃないかなーと思ったのと、ここで繰り出したプレーがWR R.Wayneのスラントインで、それは後にT.Porterにインターセプトされてしまうプレーと同じだったので、ここでタイミングを読まれてしまったんじゃないかなーと(まあここ以外でもスラントインは何回かやっていたのですが。やればやるほどタイミングは計りやすくなるので)。もう一つはフィールドゴールを狙う一つ前の、NO陣内33ヤード3thダウン残り11ヤードでQB P.ManningがWR A.Collieへロングパスを狙って失敗してしまったプレー。ここで失敗しまったせいで、シーズン途中加入でかつベテランのK M.Stoverに51ヤードというかなり無理のある距離でチャレンジを強いることになってしまいました。ここはロングパスを狙うんだったらフィールドゴールは諦めてパントを蹴るか、フィールドゴールを成功させるために5ヤードくらいのパスを通すかのいずれかのプラン実行だったと思います。QB P.Manningはイケイケになっていたので、ヘッドコーチはタイムアウトを取ってでも冷静にさせた上で、その2択を提示して判断させた方が良かったんではないかなーと(通常のチームは攻撃何するかの選択はコーチなのですが、IndianapolisはQB P.Manningが全権を握ってしまっているので)。
 
 なんにしてもNew Orleans Saints初優勝おめでとうございました。ちょっと残念だったのは長年ランを支えてきたRB Deuce McAllisterがこの場にいなかったこと。昨シーズンを最後にケガで去る形になってしまいました。チャンピョンズシップで一時的にメンバー登録されて名誉キャプテンとしてコイントスに参加したようですが、McAllisterとしてはスーパーボウルの勝利の場にエースRBとして立ち会いたかったでしょうねー。個人的にも好きなランニングバックでした。

author:de nudge, category:NFL, 20:56
comments(0), -
2010/02/12 DUB IT!! at 恵比寿Liquid Room
 元Dry & Heavyの女性ボーカリストLikkle Mai企画の低音の宴。ダブ畑の面々が揃ったオールナイトイベント。
 
 夜21時半くらいからオープン。Little Tempoのドラム大石幸司のDJを30分ほど(レゲエ中心)あって、Yossy Little Noise Weaverのライブ開始。初めて見ます。女性キーボード/ボーカルのYossyを中心とするバンドで、ギター(元Dry & HeavyのTHE K)、ドラム(EGO-WRAPPIN’のバックもやる菅沼雄太)、ベース(Magnoliaの笠原敏幸)、トロンボーンという5人組。トロンボーンのicchieという方は、その後Little TempoとLikkle Maiのライブにも出てきて、フル稼働でしたね。ダブ/レゲエからははずれた音で、かなりこったアレンジをするしとやかな音楽が多いかなという印象。レゲエのリズムも時折差し込まれますが、それも効果的。ボーカルはそんなに力強さはなく淡々とした感じなのですが、甘みのないメロディ(好みでした)と合っていて良かったですね。
 
 続いてはTHE HEAVYMANNERS。こちらも元Dry & Heavyのベース秋本“HEAVY”武士が組んだバンドです。GOTH-TRADとのREBEL FAMILIAは見たことありましたが、こちらは初めて。ギター、ベース、ドラム、キーボードの4人編成です。後ろの方で聞いていたのですが、そこまで体がビリビリくる低音ベースの破壊力がすさまじいです。ギターやキーボードのレゲエのリズムを後ろ盾にベースの音が突き抜けていく印象。はっとするようなリズムチェンジなんかもあり、緊張感のある演奏は相当にかっこ良かったです。
 
 ステージ転換の合間にDJがはさまれるのですが、ここでの時間帯はAudio ActiveのMasamatixでした。レゲエベースのリズムにドラムンベースなどの早いリズムを重ねていくアッパーな音が中心で、その激しいアクションとともに踊ってるお客さん多かったですね。ラスト近くどこかで聞いたことあるなーという女性ボーカルの曲が少しはさまれていて、聞いたことあるメロディだなーなんだろうと考えていたら、途中で米米クラブの「浪漫飛行」だと気づく。どなたが歌ったバージョンなんでしょう。意外な曲を組み込んでいて驚きました。
 
 続いてLittle Tempo。数え切れないほど多くのライブを見ているバンドですが、今回見るのは2年ぶり(2008年フジロック以来)になりますね。いつものメンバーにサックス/フルート、トロンボーンの二人が加わります。スティールパンを中心にそれぞれの楽器が力強く響く演奏は相変わらずすごかったです。お馴染みのナンバー(「Over The Rainbow」「Dragon Twist」「LEGALIZE DAY」「MUSICAL BRAIN FOOD」など)が多かったですが、聞いたことないなーという曲が2曲ほど、新曲でしょうか。あと、聞くのひさびさかも、良い曲だなーと思った(序盤にフルートが効果的に組み込まれて、最後はしっとりしたキーボードで終わる)ものがあるのですが、なんだったか忘れてしまいました。。
 
 続いてLikkle Mai。バンドを率いてのパフォーマンスです。これまで出演したメンバーが多々。ドラム、パーカッションはLittle Tempo、サックス/フルート、トロンボーンはLittle Tempoのゲストお二人、ギターはYossy Little Noise Weaverにも出てたTHE K(Likkle Maiのだんなさんでもある)、ベース、キーボード(こちらはTHE HEAVYMANNERSの方かな?)の6人に女性コーラスが加わり、PA席はLittle Tempoに引き続き内田直之。曲はコーラスと一緒にハモリながら歌う展開が多く、なかなかボーカルの響きがいい感じ。ダブレゲエの演奏をバックに割合ポップなメロディが多いなーという印象。Dry & Heavyでは英語詞ばっかりだったんで、それとは違う印象ですね。考えてみればLikkle Maiが歌うのを生で見るのは2002年フジロックでDry & Heavyを見て以来。月日が経つのは早い。。
 
 続いてはイギリスから今回のイベントに合わせて呼んできたというRob SmithのDJ。これまでは後ろの方で座って聞いてましたが、ここから前の立ち席に行って1時間ほどゆらゆらしながら聞きました。最初の30分はゆったりとしたレゲエベースの曲中心。そこから15分ほどLikkle Maiのボーカルも加わってのセッション的な展開、再び一人になってからは、レゲエのリズムに早めのリズムが並行して鳴らされていく(ダブステップっていうんでしょうか)感じになり、お客さんもはげしめに踊ります。4時くらいになったところで力つきて帰りましたが、ダブで染めるイベントは結構めずらしく、充実したラインアップもあり、満足でした。

author:de nudge, category:live(Liquid Room), 13:37
comments(0), -
2010/02/09 Booker T. at Blue Note Tokyo
 テネシー州メンフィス出身のベテランオルガン奏者のBooker T. Jonesのライブ。去年のフジロック以来の来日だそうです。その時は見ていなく、今回初めて。
 
 ステージ向かって左側にBooker T. Jonesが位置し、そこからギター、ドラム、ベース、ギターという5人の布陣。南部メンバーで固めているのかと思いきや、カルフォニアやボストンからのメンバーだそう。渋い声で一曲ずつコメントしてから演奏に入ります。観客の声援ににかっと笑って応える姿は紳士だなーと。
 
 Booker T.は序盤はインスト曲。ゆったりとした南部な感じの曲、ギターの轟音が炸裂するロックなど悠然と展開していきます。4曲目あたりにStevie Wonderの「Higher Ground」のインストカバー、、と聞いていた時は思っていたのですが、ネットで確認してみたら、オリジナルの「Green Onions」という曲だそう。中盤辺りではBooker T. Jonesが4,5曲ほど歌います。一曲はオルガンを弾きながらですが、後はギターを手にしての歌。とりわけ「Jamaica Song」がしみましたねー。他にはOtis Reddingの「Dock Of The Bay」のカバーなど。ドラムがラップを入れたりする曲もありました。それはオールドスクールな感じのラップで好み。ギターを手に歌っていた中間部で、Booker T. Jonesはオルガンに向かい、そのまま逆側から弾いていました。結構めずらしい演奏のような。それから口笛を吹いて、みんなにもやるよううながしていましたが、みんなでコーラスとかはよくありますが、口笛は初めてのような気がしました。
 
 後半はインスト曲でファンク風味たっぷしの曲、南国風味な(オルガンとドラムのユニゾンと掛け合いが良い感じ)曲などで盛り上がりました。1時間半を越える熱演で楽しかったですね。

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 12:03
comments(0), -