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2010/01/16 Yeah Yeah Yeahs at 品川ステラボール
  ニューヨーク出身の3人組バンド。初めて見ます。
 
 音源も持っていず、テレビでちょっと見たことあるのみでした。当日券あったら行こうくらいに思っていたのですが、売り切れ。すごい、そんなに人気あるんだー、あきらめかなー、と思っていたら追加で販売された2階席が取れました。
 
 女性ボーカル、男性ギター、男性ドラムのメンバーにサポートでギター/ベース/キーボードなどマルチにこなす男性メンバーが一人加わる形(曲によっては抜けていた)。機械音もとりまぜていますが、事前のイメージよりは生の音が前面に立っている感じ。サイケな感じ、ダンサブルな感じ、ガレージな感じと多彩な曲群を繰り出していきます。全く曲知らなかったのですが、かなり楽しめましたねー。
 
 かっちょよい演奏をするメンバーをバックにボーカルがぶちきれたパフォーマンスしながら、ややダミ声かかったものやセクシーな声などで歌います。派手目なタイトスーツ(ボディコンみたいな感じ)を着て、そこにいろいろポンチョみたいなジャケットやラメのついたキラキラマフラー?みたいなものを次々とまとい、水を口に含んで、ぶわーっと上に吐き出したり、マイクを口にくわえ込んだりとこれでもかと楽しませます。演出もちょこちょこ入れられていて、でっかい風船を客席に入れたり、ボーカルの方が足元にあるクラッカー発射装置を踏んで、派手に撒き散らしたりと。お客ののりも良く、上からみていて壮観でした。

author:de nudge, category:live(品川ステラボール), 10:29
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2010/01/09 Gato Libre、First Meeting、Satoko Fujii ma-do、Satoko Fujii Orchestra Tokyo at 新宿Pit-Inn
  藤井郷子(ピアノ)と田村夏樹(トランペット)のご夫婦コンビが組む数多くのバンドの中で、4つのバンドが同日にCDを発売するということで、その発売記念合同ライブ。1時間のライブと30分のセットチェンジで計5時間半以上に及ぶ長丁場でした。お客も「1年分のお客が来た」とおっしゃられるくらいの満員っぷり(ってかいつもが少なすぎという話も)でした。
 
 10分ほど遅れて到着してしまったのですが、既に最初のバンドのGato Libreが始まっていました。こちらはトランペット田村夏樹主導のグループのようで、メンバーは他にアコーディオン担当の藤井郷子、ギターの津村和彦、ベースの是安則克。ドラムレスで、キレイなフレーズを織り込んだ静か目の演奏。端正でスパニッシュな感じもあるギターが良いです。ここにユニゾンでベースやアコーディオンが重なったりします。
 
 続いて、First Meeting。見るのは2回目になります。去年同所で見たライブがCD化されたということで、当然に購入(合わせてオーケストラ版も)。この日はゲストということで、Nels Clineというギタリストが参加。Wilcoという4月に来日するバンドのメンバーということで、そのプロモーションとかで来日されたついでの参加なのでしょうか。テーブルにいろいろなスイッチがついた機械を置いて、それで音色を変えながらの演奏でした。こちらは即興を売りにしていて、20分、30分の長いセッションと、5分少々の静かなセッション。長いセッションはいろいろスリリングなやり取りがされるのですが、分かりやすいリズムで展開されることが少なく、それでもかなり聞かせます。Nels Clineのギター、ケリー・チュルコのギター、山本達久のドラムは時にロックなうるささを前面に出してきて、それも快感。ケリー・チュルコはザクザクとした余韻を残さない弾き方を多用している印象で、時にメタルな音色になったりも。ピアノとトランペットとのからみも存分に楽しみました。
 
 続いて、Satoko Fujii ma-do。こちらは2年前の横濱JAZZ PROMENADEで見て以来の2回目。メンバー的にはGato Libreからギターがはずれ、ドラムの堀越彰が加わった形になりますが、音楽性は違います。複雑な演奏を展開している曲が多く、即興とはまた違った緊張感のあるやり取りがされていました。こちらが一番ジャズ的な要素多かったですかね。
 
 最後はSatoko Fujii Orchestra Tokyo。ニューヨークや名古屋など別々の場所でオーケストラを組まれているようですが、こちらは12年くらいから組んでいるらしい東京バージョンのオーケストラだそうで、初めて見ます。16人編成ということで、メンバーは割愛しますが、指揮をする藤井郷子を筆頭に、ギター(First Meetingでも演奏したケリー・チュルコ)、ベース、ドラム(ma-doの堀越彰)、サックス5人、トロンボーン3人、トランペット4人の大所帯。各楽器のソロ演奏もありつつ、そのバックでいろいろと複雑な演奏を入れ込むような展開でかなりおもしろかったです。管楽器隊はかなりがらっぱちというか、自由奔放な方が多く、他の演奏者のソロ中にガヤガヤと茶々を入れたり、ソロを変なカッコ(トロンボーン奏者がそうだったようですが、自分のいた位置から見えずでどんな風かは分からず)で演奏したりと。でも、藤井郷子の指揮で吹くところはしっかりと吹きと。またギターの音色はジャズのオーケストラからはかなりはずれたものをいろいろと入れ込んでいて、それもおもしろかったですね。とりわけ聞き入ったのが、アンコール前の「Inori」という曲。アルトサックスの泉邦宏(渋さ知らずにも参加していたことあり)のかすれるような音から情感たっぷりのメロディへつなげる素晴らしいソロからオーケストラの面々の音が加わっていき、そこを心地よいリズムの中いろんな感情が入った音が展開されて感動しましたねー。アンコールはトランペットの田村夏樹が指揮を執り、藤井郷子はステージ脇で見てるだけ、、と思いきやわーわーわめくソロ(っていうのかな?)が展開されたところで、田村夏樹が藤井郷子に振り、同様にわーわー入れたり、民謡っぽいメロディを歌ったりと。にぎやかに締めたアンコールでした。
 
 多用な音楽をこれでもかと詰め込んだイベントでしたが、各バンドにフルで参加されていた藤井郷子と田村夏樹はかなり大変だったのではないでしょうか(First Meeting以外は譜面も用意しないといけなかったりと事前準備も含めて)。また機会があれば楽しませて頂きたいと思っています。

author:de nudge, category:live(Pit-Inn), 14:04
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NFL 2009-2010シーズン レギュラーシーズン終了
 今年は熱心に見ようと思っていたNFLですが、結局あまり見ませんでした。。
 
 NFLが提供している有料インターネット放送で見るのですが、NFLネタだと一般の話題よりは分かるとはいえ、いかんせん英語なので眠くなってしまうという、中学生時代から培われた習慣?のために、なかなか最後まで見れませんでした。後は、自宅ノートPCが10インチディスプレイということで、スポーツを楽しむには迫力不足。。ブラウン管テレビの映りが悪くなったこともあるので、PCとつないで見れる液晶テレビを今年は買おうと思ってます。
 
 今シーズンGreen Bay Packersは11勝5敗で、地区優勝は逃したもののプレイオフ出場を決めました。取り合えず最低限の目標は突破したものの、Minnesota Vikingsに2敗してしまったのがくやしかったですね、ともに完敗と言える内容でした。QB Aaron Rogersは充実のシーズン。レーティングも100突破、昨シーズンは勝負弱さもあった感じですが、見事な逆転ドライブも決める試合もあり、また3rd Conversionもばしばしとパスを決めていく見事なプレイぶりでした。特にOLが前半不安定ななか、ケガもせず、粘り強くドライブを重ねていったことは賞賛に値します。OLは前半パスプロテクションがメッタメタだったのですが、右TのMark Tauscher復帰後は段々と安定してきました。WR,RB陣は去年と同じくらいのパフォーマンスでしたが、TEで2年目のJermichael Finleyがブレイク。スロットの位置で多用されて、WR陣を抑えて第一ターゲットになることもしばしばでした。
 
 守備陣は今シーズンから就任した守備コーディネーターDom Capersが3-4を導入。見事にトータル2位(ラン1位、パス5位)に導きました。これまでのスターDE Aaron Kampman(4-3のDEが適正ポジション)が活躍の場を失ってしまったのが悲しいですが、代わりに両OLBに新人(Brad Jones,Clay Matthews)が良い活躍、特にMatthewsは10サックとドラフト1巡に見合う素晴らしい結果を残しました。両DEについたJohnny Jolly,Cullen Jenkinsもこれまでの4-3のDT,DEよりも合っているのではと思うくらいの充実したシーズンでした。また彼ら以上に大活躍したのがベテランCBのCharles Woodson。シーズン通して神がかりと呼べるくらいのパフォーマンス(74タックル、2サック、9インターセプト、3タッチダウン)で、今季守備MVP間違い無しでしょうと言えるくらいのものでした。
 
 そんな好調な攻守陣に比べ、足を引っ張る形になってしまったのが、スペシャルチーム。PのJeremy Kapinosは元々期待されていなかった割には、そこそこのパフォーマンスで、昨シーズン(Jeremy Kapinosは途中から加入で、それまでのDerrick Frostがひどい出来だった)よりはましになったので、良しかなと思いますが、KのMason Crosbyはルーキーの昨シーズンはなかなか良くて、今年飛躍が期待されたのですが、2年目のスランプと言えるような状態で、勝負所のキックをはずす場面が何回かありました。また、KRはJordy Nelsonで良かったのですが(アベレージ25.4ヤード)、PRとしては向かなく(同5.3ヤード)いまいちでした。Jordy Nelsonは縦一直線のスピードはありますが、ステップをきざんで小回りをきかすことに欠けるので、PRは来シーズン新たな人材を探したいところですねー。またスペシャルチームのカバーリングでは、途中加入したDerrick Martinが良いプレーを見せていました。彼は今負傷しているようですが、なんとかプレイオフには復帰して欲しいですね。
 
 他のチームはあまりチェックできてなく、語ることができません。。プロボウルのメンバーを見ると、結構知らない名前が入ってきていて、世代交代が一気に進んでいるようでした。PackersのルーキーClay Matthewsはお父さんもNFLの有名選手(名前も同じくClay Matthews)で、活躍っぷりを見ていましたが、Billsのルーキーでプロボウルに選ばれたFSのJairus Byrdのお父さんはかつてSandiego ChargersのCBとして活躍したGill Byrdと知ってびっくり。親子でNFL選手になるケースは結構ありますが、ともにプロボウルに入る活躍ってのは少ないと思います。チームの成績で見ると、Indianapolis ColtsとNew Orleans Saintsがとてつもなく強かったようです。ともにパッシングが売りの攻撃チームですが、守備も良かったようです。特にColtsはこれまでSのBob Sandersが欠けると不安定になっていた守備が、今シーズンはヤードは許しているものの(18位)、得点を許さない(8位)粘り強い守備になっているようで、どんなチームになっているか、プレイオフでは見てみたいと思います。

author:de nudge, category:NFL, 18:03
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