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2008/04/28 MTV LIVE at 渋谷AX
 MTVというテレビ局が主催するライブ企画のようです。1週間くらいに知ってチケットを取りました。
 
 (前置き長くてスミマセン)この日は有休を取ってました。前日のアラバキロックフェスティバルに参加した後、仙台駅近くの宿に泊まって、この日、地ビールを飲みに仙南シンケンファクトリーへ向かいます。仙台から電車で1時間くらいかかる角田というところに行ってきました。時間がなくてお昼食べてそそくさと帰ってしまいましたが、次来るときはもうちょっと周りを散策してみたいなーと思わされる所でした。地ビールとソーセージを味わった後、仙台に戻って、おみやげを買った後、新幹線で東京に向かいます。一度自宅へ戻って荷物を置いた後、渋谷へ向かいました。
 
 あらばきにも出演していたmonobright、9mm Parabellum Bulletという日本のバンド2組と、サマーソニックに出るThe Subways、フジロックに出るThe Musicというイギリス2組が一同に介し、それぞれ30分ずつくらいの演奏してました。The Music以外は初めて見ます。会場は思ったより混んでなくて、移動もスムース、ライブを見るのも快適で良かったです。
 
 初めはmonobright。ギター×2、ベース、ドラムという4人組。全員眼鏡をかけて、白いポロシャツというお揃いのカッコです。演奏もかなりユニークな動き(特にボーカルの方、MCはなよなよしてた感じで変でした)です。音はカッティングギター、ドラムは裏打ちを多用していた印象でした。
 
 続いては、The Subways。ギター、ベース、ドラムの3人組です。演奏は割合シンプルなアレンジだなー(2ビートっていうんでしょうか、ドンドンと両手を合わせて叩くドラム)と思う曲が多くて、前述のmonobrightと比べるとそれほどうまくないのかしらという気がしましたが、心意気がなんか伝わってくる感じで良かったです。3人とも色男色女という感じで、ギターとドラムの男性は最初から上半身はだかですし、ベースの女性はラメの衣装が似合っててキレイ、で、アクションを派手派手にしてあおる感じ、メロディもなじみやすかった(前方で合唱が起こってたこともありました)です。サマーソニックではマリンスタジアムでやるそうで、そこでもきっと盛り上がるだろーなーと。
 
 続いては、9mm Parabellum Bullet。これで「キュウミリパラベラムバレット」と読むそうです。最初の「キュウ」だけ日本語読みというのも変わってるなーと。ギター×2、ベース、ドラムという4人組。かなりゆがんだギターとベースを激しいアクション交じりで高速で鳴らす演奏と、80年代の歌謡曲やバンド曲なんかをおもわせる懐かしいと感じさせられたメロディのギャップがおもしろかったです。
 
 最後は、The Music。2002年のフジロック以来見るのは2回目です。ボーカルは坊主になってしました(ベースの方は元々坊主だったので、メンバーの半分坊主に)。盛り上がりもこの日一番でした。ぐわんぐわんしたギターと横揺れのリズム、ボーカルのちょいヘンテコな踊りが好みですね。新曲も2,3曲ほどやってましたが、1曲反応が良いのがありました。The Peopleと最後にやった曲のボーカル以外3人でのドラム連打の場面は熱かったです。
author:de nudge, category:live(AX), 00:00
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2008/04/26,27 あらばきロックフェス at エコキャンプみちのく
 去年も行った仙台で行われる野外フェス。今年も湖に面しているキャンプ場で行われます。
 
 前日の金曜帰りが遅く、また土曜も朝一で会社にちょこっと行かなくてはいけない用があり、準備をノタノタしていたら寝ることができなくなり(起きれないのが怖かった)、徹夜でお出かけ、仕事も予想以上に時間かかってしまって、結局現地に着いたのは15時でした。二日目は現地に泊まったので、朝から参加。
 
 主に見たのは(初日)タテタカコ→THE HELLO WORKS→the pillows→チャットモンチー→アンジェラ・アキ(二日目)NICO Touches the Walls→GANGA ZUMBA→MONO→みちのくプロレス→DO MAKE SAY THINK→ELLEGARDEN→原田知世→JUN SKY WALKER(S)でした。
 
 チャットモンチー以外は全て初めて見るものばかり。全て楽しみましたが、特に好印象だったのを列記していきます。
 
 タテタカコ…今回、初めてできたステージ(HANAGASA)で演奏されてました。ここは屋根で囲われた小さなステージで後ろの方だと全くステージは見えません。見えない中で聞いてました。キーボードの弾き語りで、童謡っぽさも感じさせるじっくりとしたメロディーも良かったですし、ボーカルも胸に染み入るような声で良かったです。
 
 チャットモンチー…初めの4曲はかなり早くて複雑なテンポチェンジを織り込む曲(ヒラヒラヒラク秘密ノ扉など)と結構攻撃的な印象でした。3曲目にやった新曲もかなりかっこ良かったです。
 
 NICO Touches the Walls…ギター×2、ベース、ドラムの男性4人組。オーソドックス目なロックバンドですが、しわがれた声や凝ったアレンジなどかっこよかったです。曲も好みな印象でした。ある曲の最初の部分で、ボーカルの方が弾くリフにベースが間をたっぷり置いて一定のフレーズを織り込み、もう一人のギターが川のせせらぎのような音を加える(この他にもギターの方は結構変わった音を出してた気が)部分が良かったです。
 
 DO MAKE SAY THINK…今回唯一日本以外からの参加バンド。カナダのバンドで、Broken Social Sceneのメンバーもいると知って(ベースの方がそうなのかな?)楽しみにしてました。9人組で、担当楽器は曲に持ち替えしてましたが、主にはギター×2、ベース、ドラム×2、バイオリン、トランペット×2、サックス兼キーボードという編成。全てインスト曲で、これがとっても良かったです。ざっくり言ってしまうとボーカル抜きでBroken Social Sceneの世界を味わえると言ってしまえるのかもしれませんが、もうちょっと音の大小、スピードの緩急の使い分けがはっきりしていて、ガーっと盛り上がるところの幸せ感は最高でした。自分も含めて一見さんが多かったと思うのですが(お客さんは思ってたより多かったです)、かなり聞き入ってたり、両手を挙げたりして盛り上がりました。
 
 原田知世…今回はじっくりと何見るかなーと考えてなく、前日やその日の朝にえいやっと行動予定を考えただけなのですが、事前に原田知世だけは絶対に見ると決めてました。唯一事前学習したアーチストで、アルバム「music&me」を聞き込んで臨みました。そのアルバムから6曲ほどのパフォーマンス。やった曲は記憶に自信無しなので、合ってないかもしれませんが、「Cruel Park」「色彩都市」「君と僕」「時をかける少女」「ノスタルジア」「くちなしの丘」だったと思います。バンドはギター、ドラム、バイオリン、ベース、キーボードという編成。ベースが鈴木正人というのがおっと思いました。以前アラバキで小泉今日子が出た時も弾いてましたし、レギュラーメンバーとしてやっているUAもそうですし、女性ボーカルにこの人ありというところでしょうか。にしてもこのステージで前にやってたのがDouble Famousだったので、Little Creaturesメンバー揃いふみだったんですね。歓声の中登場した原田知世は可憐のひとこと。キャリアもかなり長い方ですが、あれだけ瑞々しさを保っているというのは脅威的。時折来る強い風に打たれて髪を掻き揚げるしぐさや、寒いといって手をさするしぐさなんかはかわいいの一言でした。透き通る声も思ってたより力強かったですね。端正と呼べる演奏にも合っていて、堪能しました。「君と僕」「くちなしの丘」あたりはかなり好きな曲です。
 
 で、余談を二つ。

 二日目に同行した(といってもほとんど現地では別行動でしたが)友人曰く、「うちらより年上のお客も結構いるね、ラインアップとかも結構キャリア長い人いるし」と。確かに言われてみれば特に二日目はそうだったかもしれないですね、と。お客が若い人だらけですと、自分らも肩身がせまくなりがちなんで、幅広いお客さんが揃うのはいいことです。といいつつ、ELLEGARDENで見たように、若い方達がぐわーっと盛り上がってこその野外フェスだろーなーというのもありますね。なんか混みこみの前方エリアで肩車で騎馬戦みたいなのをしてたり、後ろの方のスペースで体をぶつけあったり(こちらはおしくらまんじゅう?)してた光景がおもしろかったです。
 前述の鈴木正人もそうですが(前年はUA、今年は原田知世)、他に勝井祐二(前年はROVO、今年はTwin Tail)、中村達也(前年は無しかな?、今年はTwin TailとFricton)、沼澤尚(前年はTHEATRE BROOKと安藤裕子、今年はSUN PAULO)は、多種なバンドで出演されていますねー。彼らはフジロックの常連でもありますが、今年はどのバンドで出演されるんでしょうか(既に鈴木正人は菊地成孔ダブ・セクステットで出演することが決定してますね)。
author:de nudge, category:festival(Arabaki), 00:00
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2008/04/20 月ノ魚 at 代々木公園
 午前中、マラソン大会に参加、10km走った後でヘトヘトになりながら、代々木公園でやるEarth Dayというイベントに出る渋さ知らずオーケストラのフリーライブ見てみようかなーと、帰りに寄ってみました。が、代々木公園は出店で埋まっていて、人がウヨウヨ、さらにステージとその前のスペースも出店等で囲まれて、入り口が限定されてます(いつもは開放的なスペースなので、後ろの方からでもステージが見えるのに)。さらにそこも混みこみでギュウギュウ詰めな印象。
 
 疲れきっていて、荷物も抱えた自分には無理だなーとさっさとあきらめ、帰ろうと原宿駅を目指して歩いていたら、代々木公園の路上で演奏しているバンドで、おもしろい演奏をされていたバンドがいたので、足を立ちとめて5,6曲ほど聞きました。月ノ魚というバンドのようで(フライヤーを配ってました)、ギター×2、ベース、サックス、ボーカル兼パーカッションというドラムレスの5人組。昭和歌謡や沖縄を感じさせる(ギターのお一人が二胡を演奏する曲もありました)曲が多く、女性ボーカルの声の通りも良かったです。染み入るようなまったり曲もあれば、この編成で踊れるような(通り過ぎる人たちも頭を振ったりと反応良かったです)曲が多く、ボーカル以外のメンバーがコサックダンスみたいな踊りをしたり、サックスやベースの方は歩道を練り歩く熱い演奏をしたりとおもしろかったです。渋さ知らずのファンにも聞いてもらえば受けていたのではないでしょうか、時間帯がかぶっていたのが残念でした。原宿駅側の代々木公園の歩道はバンドものが多く、渋谷駅側(NHK前)のスペースは、この日はEarth Dayイベントに占拠されていませんでしたが、ギター弾き語りやアイドルもの、ダブルダッチ(なわとびを二つ回すやつ)など玉石混交な感じ、と住み分けがされているような印象です。どちらも通りすぎるときはなんか平和だなーと実感できて結構好きな空間ですねー。
author:de nudge, category:live(Others野外), 00:00
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2008/04/13 Naht、Wrench at 渋谷O-Nest
 最初は初めて見るNaht。ギター、ベース、ドラムの3人組。全般にミドルテンポのアメリカンロックな印象な曲が多かった気がします。ひりひりするようなギターや複雑なアレンジなどがとってもかっこよいです。ギターが担当するボーカルはBoom Boom Satellitesの人にも若干似てるような好みの声で、時折やるパーカッション連打や鳴り物など鳴らす様も良かったです。曲自体はなじむものが少なかったですが、突然3者がユニゾンで鳴らしたりする場面があったりなど、演奏がスリリングで良かったです。
 
 続いてはWrench。去年の渚音楽祭で気に入って、その後アルバム「nitro」を聞きましたが、それもかっこ良いな、またライブ見たいなと楽しみにしてました。ギター、ベース、ドラム、ボーカル兼キーボードなどのいろんな機械関連という4人組。フレーズ自体は複雑でも、それをこれでもかと繰り返していく、リフで組み立てる曲が多いです。ボーカルの方はAyashigeと言う名でDJをされていることもあり(こちらは以前から何回か聞いたことあり)、激しいあばれんぼうの音ながら、縦乗りではなくダンスミュージックな要素を多々感じさせます。お客さんも体をぶつけ合う場面もありながら、全般に踊りまくっていました。「3027」というテンポを落としたファンクな曲でもいい乗りでした。難しいフレーズを足でステップを取りながらクールに弾くベース(Stroboにも参加されてます)、ここぞという時に暴れまくりながら弾くギターという対比も良かったですし、ボーカルの野生的な咆哮、客席に飛び込んでいくのも良かったです。バンザイするのと、右腕をブンブン振り回す様があれだけ似合う方もいないですねー。
author:de nudge, category:live(duo,O-Group), 00:00
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2008/04/12 NAGISA MUSIC FESTIVAL at お台場OPENCOURT
 今年も野外フェスの幕開けは渚音楽祭からです。フジテレビの前の空き地でやるのは今回で最後とか(ビルが建つとか)。土日2日間に渡って送られる初日に参加してきました。
 
 限られたスペース内に8つのステージを配置して、それぞれライブやDJが音楽を鳴らしています。ちょこちょこ回りつつも主に聞いたのは、DJ WADA→REE.K→DJ KENTARO→CLARKでした。今回楽しみにしてたのは、CLARK。前CHRIS CLARKと名乗ってましたが、名前を取ったんですね。「Empty the bones of You」に収録されている「Early Moss」という曲がかなりのお気に入りでした。凍った感じと表現したくなる音色で展開される電子音楽です。最新のアルバム「Turing Dragon」ではその音色は継承しつつも、暴力的なリズムを前面に押し出していて、かなり変わったなーとライブではどうなるんだろうと楽しみにしてました。
 
 メインステージのトリで出てきたCLARKは機械をたんたんといじくりながら音を出していきます。「Turing Dragon」の曲を中心にスパっと一時間。あの独特な音色を軸に置きつつ、複雑なリズムを割合短い時間でいろいろ変えていきます。それは踊りやすいものではなかったので、ガンガンに踊りたそうな方々は後ろに引いていきましたが、熱心に聞き入っている人も多かったですねー。野外であの世界に浸れたのは幸せでした。
 
 この日は天気も良く、また入場者もいつもより少なく(トイレで列を作ることが無かった)、かなり快適でした。今後はどの会場でやることになるんでしょうか。
author:de nudge, category:festival(渚音楽祭), 00:00
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2008/04/05 CLASH33 at ageha(新木場Studio Coast)
 Studio Coastで深夜にやるクラブイベントは会場がagehaという名前になるようです。朝5時まで勤務だの、朝6時出社だのここ2週間メタメタな生活を送っていて、ちょっと小休止、気持ちに余裕ができての参加。
 
 2年前、RovoやA Hundred Birdsなどが出たイベントに行って以来ですが、DJのみということでいうと、5年前のJunior Vasques以来になります。相変わらずの入念なIDチェック、持ち物検査を通って、25時前くらいに会場に入ると、(たぶん)HITOSHI OHISHIが回してました。前はかなり客席から上に離れた位置にDJブースがありましたが、今回はもっと下位置で見やすくなってます。また両脇に大きいスクリーンがあって、映像(DJの手元をたまに映したりも)を流します。
 
 25時くらいにKen Ishiiに替わります。ちゃんと聞くのはたぶん初めて。2時間くらいやりましたが、かっこよかったです。あまり詳しくないので、表現できる言葉が無いのが残念ですが、ブレイクなどが入るものの過剰な上げ下げにならず、たんたんと踊れますし、きれいなシンセのメロディ、ちょっと変わったビートなどゆるやかな変化を楽しめました。最後の15分はシンセの音がガンガンにせまってきて、感動しましたねー。圧巻でした。
 
 27時くらいにDerrick Mayに替わります。こちらはKen Ishiiよりも曲の展開がめまぐるしいといった印象です。パーカッション連打ものやボーカルものの曲を入れたりと、全般にファンキーな感じだったでしょうか。途中レコードを一瞬止めるヒップホップみたいなこともやってたような気がします。シンセの音がだんだん大きくなって爆発する時に合わせて、会場上部から水蒸気がジョーと出て、巨大ミラーボールがぐるぐる光ったところは盛り上がりました。あれってその機械と操る方とDerrick Mayとのタイミングが合ってこそだと思うのですが、事前打ち合わせとかあったのでしょうか。この後、体力が持たず1時間ほど聞いて退散しました。
author:de nudge, category:live(Studio Coast), 00:00
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2008/04/05 ジェフ千葉 at 鹿島アントラーズ (テレビ観戦)
【結果】
 1-4で鹿島アントラーズの勝ちでした。

【感想】
 鹿島は昨シーズン終盤から圧倒的な強さを見せました。今シーズン入ってからもその勢いは持続して、ここまで4連勝。先発メンバーを固定しています。今回は出場停止の本山に代わり、ダニーロが出場。
 
 千葉は今回3-6-1の布陣ですが、ワントップ巻の後方につける攻撃MFに楽山と米倉を据えます。両ウィングバックはフルゴビッチと松本ですが、フルゴビッチの方が高い位置で、その後方を市原がカバーする4-4-2にも見える時があります。
 
 試合初めは意外にも千葉が攻勢。執拗なプレスから中盤でボールを奪って前線へ攻め込むことが何回かありました。鹿島は複数で囲んでくる千葉の選手に手をやくこともありますが、1対1のシーンではボールを奪われることがなく、パスを長短過不足なくつなげていきます。第三の動き(AからBへパスを送っている合間にCの選手が次のパスをもらうべく動き出している)が見事だなーと。
 
 千葉の優位は15分ほど続きますが、そっからはほぼ鹿島ペースでした。15分過ぎに鹿島FW田代がペナルティエリア外付近から千葉DF斉藤をはずして、ミドルシュートをズドンと決めます。近くにいたMFダニーロはGKの視界を見づらくするとともに、自分についている中島が田代にカバーしにいくのを遅らせるべく背中越しに抱え込むという、バスケットでのポストプレーみたいな影のナイスプレーでした。
 
 鹿島2点目は、現場で見ていた鹿島ファンにとってはたまらないだろーなーと思う、パスをボンボンとつなげたプレーで、最後FWマルキーニョスが決めました(ついていた斉藤は何もできず)。この時にアシストしたのはMF野沢ですが、それにつかなくてはならない下村はボールに気を取られていて、野沢の動き出しについていくのが一瞬遅れていました。3点目コーナーキックからダニーロのヘディングからFW佐々木が押し込んだシーンもそうですが、千葉の守備はボールのみに集中してしまうところがあったのが頂けないですね。
 
 後半からは馬場を苔口を入れて、4-4-2(ボスナーを左サイドバック、中島をセンターバック、米倉をボランチに移動させる)にして攻勢をかけたりしますが、まだ選手の動きがかぶったりと連動性が無いです。FW巻は積極的にいろいろなところへ進出しますが、中央でデーンとかまえている方が良いです。カウンター時では無い遅攻の場合に、サイドでボールを持ったシーン(鹿島に持たされたといっても良いです)では何もできませんでした。また相変わらず、ファーサイドでセンタリング(中央には誰もいない時もあるのに)を待つことが多いのもバツです。後半初めに米倉からパスを受けて胸トラップからミドルシュートを放ったシーンがありましたが、それは中央でかまえていたからこそできたと思います。あーゆーのをもっと見たいなーと。
 
 鹿島は本当に強いですね。全般に相手を支配してやるというものではなく、勝負所が全体で分かっているかのような、守備時のプレスと、攻撃時の人数のかけ方でした。FW田代は先制点の他にも、ドリブルでDFを振り切るシーンがあり、ポストプレーヤーとして、巻を完全に上回っていました。両サイドバックの内田、新井場、ボランチ小笠原、青木は、相手を前に向かせないタイトな守備からボールを奪うシーンも目につきますし、奪ってボールをつなげてから、すぐにボールの受けてとなるべく走り出しているのも素晴らしいです。後半30分過ぎあたりで、新井場が自陣でボールを奪って、何人かにパスが渡って、サイドを駆け上がった新井場につなげたシーンが見事で印象的でした。
 
 千葉はいろいろ選手を試合ごとに入れ替えてますが、固定メンバーはGK立石、DF斉藤、ボスナー、松本、MF下村、フルゴビッチ、FW巻の7人で残り4人を今後も入れ替えていくことになるでしょうか。松本をかなり粘り強く使い続けてますねー。個人的には巻、斉藤、松本を先発からはずしてやってみる試合があっても良いかなと思います。最初の5試合は厳しいと思っていましたので(鹿島だって昨シーズン初めの5試合は勝ちがなかったですし)、これからだと思ってます(自信なし)。ケガ人も徐々に戻ってきたので、選手層はかなり厚くなりました。後はテクニックやスピードなどいろいろ個性のある中盤の選手をどう組み合わせていくかですねー。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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