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2008/03/30 ジェフ千葉 at 川崎フロンターレ (テレビ観戦)
【結果】
 0-2で川崎フロンターレの勝ちでした。

【感想】
 川崎は、層が分厚いと思われたFW陣が、フッキの退団、相次ぐケガ人などで、鄭大世のみになってしまい、ここに左サイドMFなんかをやる久木野と組ませます。トップ下に大橋を配置した3-5-2。
 
 千葉は、結城と斉藤をストッパーにした3-5-2です。米倉をリーグ初スタメンに持ってきました。なんとボランチの底を務めます。下村の方がやや上がり目な配置。
 
 試合開始後は、川崎が中盤からの厳しいプレスをかけます。これは去年の試合ではあまり見られなかった(どちらかというと守備ラインから組み立てていくサッカーが多かった)展開です。千葉はそれに戸惑ったのか、ボールをうまく回せません。開始すぐに鄭大世は下村から激しい寄せでボールを奪い、そのままロングシュート。足を出したDFボスナーに当たってドライブがうまいことかかってしまい、GK立石も触れずゴール。
 
 なんとか点を取られず持ちこたえて、カウンターを狙いたかったであろう千葉には厳しいスタートです。下村はこの後も何回かボールを奪われていました。相手ボランチの中村憲がワンタッチ、ツータッチでボールを回すのと比べると、不用意に持ちすぎていることがあるなーという印象です。ただ、時折良いキープができるとうまく前線へパスが回せることもあり、そこからチャンスも回ってきました。右ウィングバックの松本は相手左サイド(元千葉)の山岸相手にトリッキーなドリブルでまた抜きした場面もありましたが、全般に押し込まれていたので、攻撃でそれほど見せ場は見せられず。FW青木孝はサイドで固定させられるよりも、2トップの一人として自由にやる方が性に合うようで、あちこちのスペースに進出してドリブルを仕掛けたり、おしいシュートも一本(GK川島がはじいた)ありました。
 
 徐々に千葉も押し返し始めたかなーというところの30分過ぎに米倉がバックチャージで相手を倒して2枚目のイエローで退場です。1枚目の同じようなチャージの仕方だったので、この辺の守備は今後の課題でしょうか。10人になってしまいどうするかと思いきや、なんとボスナーをボランチの位置に上げて4バックにします。これは強気の采配、、と思っていたら前半終了間際に、川崎右ウィングバック森のセンタリングにFW久木野が合わせて2点目を食らってしまいました。千葉にとっては最悪の、川崎にとっては理想的は展開で前半終了。
 
 後半に入って千葉は、トップ下工藤に代えてFWレイナウド投入して3トップと2点差あるので、当然といえばそうですが、10人の中かなり強気な采配です。ボスナーをセンターバックに戻して、左サイドバックの坂本をボランチに、斉藤を左サイドバックに移動させます。が、その千葉の左サイドを森にずたずたに切り裂かれます。後半はほぼやりたい放題に攻め込んでいました。が、中央を固めているおかげでなんとかしのぎます。その後、谷澤、楽山と攻撃的な中盤を入れますが、シュートにもほとんどつながらず、結局このまま終了でした。
 
 この日は雨が降って足元が悪い中のサッカーということで、パスやドリブルなどがいまいちでした。その他に、坂本、下村、米倉などが放ったミドルシュートはかなりのホームランっぷりでしたし(足元が悪い場合は転がした方が可能性ありだと思うのですが)、ヘディングを期待されて最後まで使われたFW巻もポストプレーでうまいことつなぐ役割以外は、いまいちと攻撃に関してはほめる部分が無し。千葉のパスがいまいちと書きましたが、相手川崎の中村憲は雨に関係なく、正確なパスを連発。どこにパスを送るのかについて、ボールを持つ前から絶えず予測していますし(なのでワンタッチでスルーパスができる)、予測できずに持ったとしてもそこからの見極めが早く、イメージを描いた通りにボールを届けるためのキック技術がすごいです。またいろんなパスコースに走りこんでいる他のメンバーも素晴らしい。
 
 千葉は、とにもかくにもいろんな選手を試している段階ということでしょうか。ナビスコ杯には登場した(が退場してしまった)フルゴビッチはレギュラーで使われるでしょうし、今後どのようなメンバーで固めていくかは、楽しみではあります。が、もうちょい勝ち点を重ねていきたいですね。。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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2008/03/15 清水エスパルス at ジェフ千葉 (現地観戦)
 【結果】
 2-1で清水エスパルスの勝ちでした。

【感想】
 ホームでの開幕です。早めにチケットを取ったこともあり、バックスタンドの一番前で観戦。いつもは応援の音にかきけされるボールの蹴る音や選手が体をぶつけ合うガシッとした音、選手の怒号なんかも聞こえてきて迫力あります。
 
 清水は中盤がダイヤモンドの4-4-2。前シーズン底に居た伊東が右に位置して、底には新人の本田拓。左は藤本で、トップ下に枝村です。
 
 対する千葉は、前節のガンバ相手の3-6-1ではなく、4-1-4-1という布陣に見えました。中島を底に据えて、その前に右から下村、馬場、工藤、青木と並べてます。下村の右というのが意外。馬場はケガから復帰してすぐに先発です。監督の期待度が高いのでしょうか。
 
 試合初めは中盤でボールを奪い合う一進一退の攻防。清水は売り物のショートパスを、あちこちに動き回るFWフェルナンジーニョにつなげて前線に何度か進出します。ただし、中島とセンターバックの斉藤、ボスナーでシャットダウン。前回もそうでしたが、まずは中央を固めるというのはかなり効果があります。ただ、ラインコントロールがまだおぼつかない感じがあって、中盤でボールを奪った場合にもうちょっと早くラインを上げて欲しいなーと思う場面が何回か。奪い返された場合に、中盤ががらあきになってしまいます。そのラインがずるずる下がってしまって中盤の藤本のマークがはずれた時に、藤本は思い切ったロングシュートを。これが決まってしまいます。自分の見てた位置からすると、GK立石はじいて欲しいなーと思うくらいのシュートだったのですが、かなりブレがあったのでしょうか。
 
 15分過ぎた辺りで、下村と馬場の位置を入れ替えます。やはり下村はサイドよりも中央目でプレスをかける役目の方が効果的。これで中盤の競り合いは互角以上になりますが、攻撃につなげられません。両サイドの馬場、青木も縦への突破はほとんど見せられず、特に馬場はあまり目立つ場面も無く、前半30分で谷澤と交代です。その交代が成功して、神出鬼没にあちこちと動き、サイドのドリブル突破もできる谷澤は効果がありました。左サイドバックの坂本は中盤でボールを持ったら、すかさず(相変わらず)ファーサイドで待ち受ける巻へアーリークロス。これに競り勝ってボールを中央へ落としたところを走りこんだ谷澤に、藤本がつっかけてしまい、PK。これを巻が決めて同点です。
 
 後半に入ると、下村はボランチの位置に下がって4-2-3-1の形になります。清水も伊東と藤本の左右の位置を入れ替えます。伊東が谷澤を警戒する意図でしょうか。試合全般そうだったんですが、伊東はすごい選手ですね。運動量自体は少ないのですが、自分がどこ入ればいいのかのバランス感覚が抜群。相手が攻め込んだときもするっとボールを奪ってしまう守備もすごい。他への選手の指示も的確で、まさしくフィールド上の監督。セットプレイで、センターバック2人に目で前線へ行ってこいという合図なんかはすごみと分かりやすさがありました。
 
 千葉はパスが思うようにつなげられません。特に中島は何度もパスミスがあり、後半最後は自信をなくしているかのようでした。守備面では効果的だっただけに、残念です。ショートパスはつなげられないので、FW巻をサイドに張り付かせて、ロングキックをサイドバックと競り合わせます。そのこぼれ玉を工藤や谷澤が取ろうとする意図が感じられましたが、そこは清水の守備陣にガッチリと抑えられてしまいます。終盤にお互いに選手交代をして、一点を取りに行こうとしますが、それが当たったのが、清水の方。枝村に代えて、FW岡崎を投入。フェルナンジーニョをトップ下にします。その岡崎はペナルティエリア外で千葉の右サイドバック松本と1対1。松本との距離が開いた瞬間に右足を一閃。これがものすごいシュートとなり、決まってしまいます。このシュートは絶対に止められないというほど見事なドライブシュート。GKは責められないです。ただ松本はもうちょっとタイトについていたら、あそこまでのシュートは打たせられなかったでしょうねー、ここは課題です。
 
 その後、清水は守備的な選手を投入してきて、守りきられてしまいました。なんかこう書いてしまうと、千葉の攻撃が全然ダメだった印象になってしまってますが、そんなことはなく何度かシュートまで持っていってます。ただ、もうちょっと増やしていきたいですねー。今の前線のメンバーはサイドアタックよりも中央でボールを持たせた方が良い選手が揃ってしまってる印象があるので、これをどのように効果的に配置させるかでしょうか。もうそろそろ左サイドアタックを担うであろう、フルゴビッチも出るでしょうし、今後が楽しみです。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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2008/03/08 斉藤由貴 at 渋谷PARCO劇場
 先のJリーグ観戦が終わった後、渋谷に移動。代々木公園でフリーライブをやっていたSTROBOを30分ほど見て(ひさびさ。音が小さいながらも気持ちよく踊れる音でした)、渋谷PARCO劇場へ向かいます。
 
 生まれて初めて行ったコンサートが中学2年か3年の斉藤由貴でした。それ以来となる2回目、そーとーにひさしぶりになります。ご本人にとっても13年ぶりだとか。お客さんはさすがに30代以上ばかり。お子さん連れの方もちらほらと。バンドは、ピアノ、ギター、バイオリン、チェロ、バックコーラスというクラシックチックな編成。曲によっては機械で音を流しつつ、演奏陣が合わせるのもありました。
 
 一曲目はピアノの素朴なメロディから始まります。それだけで「少女時代」(原由子が作った曲で、アニメ「YAWARA」のエンディングテーマにも使われていた)とすぐに分かり懐かしい気持ちに。斉藤由貴はステージでは無く、客席の真ん中横の入り口から現れて歌い始めます。これはびっくりしました。自分の目の前を通り過ぎて、ステージへ。
 
 とにもかくにもひさしぶりで、リハーサルもほとんど出来なかったということで、前半は「MAY」「土曜日のタマネギ」など高音部のところはやや厳しい印象。ただ後半に入ってからはだいぶ落ち着いてきたようで、「予感」あたりの声の伸びなんかは身にしみてきました。このコンサートのプロデュースはデビュー当時のマネージャーさんだったということもあって、思い入れたっぷりな演出が隋所に。シングルばかりではなく、「AXIA」「ブルー・サブマリン」などアルバム収録の曲もたくさんありました。「ブルー・サブマリン」なんかは当時そんなに好きな方ではなかったですが、こう十ウン年ぶりに聞くといいですねー。びっくりするのはもう全く聞いていないのに(なにせカセットテープでしか持っていないものが多く、再生するプレイヤー自体が無い…)、口ずさめてしまうところですね。今とは違って、同じ曲をアホみたいに繰り返し聞いてましたからねー。
 
 知らない曲は3曲ほど。自分が聞いていたのが、「TO YOU」というアルバムあたりまでだったので、それ以降の作品からでしょうか。バートバカラックの曲に日本語詩とつけた曲というのもありました。「卒業」では後ろのスクリーンに「当時の」歌う斉藤由貴を映しながらでした。途中でそれを見て「今の」斉藤由貴は涙ぐんでしまいました。「えー人間は訳も分からなく泣いてしまうときがあるもので」と後でコメントされてましたが、思うところがあったのでしょうか。恐らく一般的には一番有名なデビュー曲。多くの人がカバーもしているはずです。それを本人はどれだけご存知なのかなー(二階堂和美がカバーしていることとか)と思ったり。
 
 アンコールは「初恋」と「家族の食卓」。「家族の食卓」は絶対に最後にやるだろうなーと思ってた曲でした。アルバム「風夢」に収録されている最後の曲で当時斉藤由貴がホストを務めるトーク番組(「斉藤さんちのお客さま」。ドラえもんと時間帯がかぶっていてどっちを見るか悩んでいた記憶が)のエンディングテーマにも使われていて、ニュース23でもアコギ一本をバックに歌っていたのを見たことあります。スクリーンには夕暮れの川岸や駅の改札などの風景に、「当時の」斉藤由貴がところどころに出てくる映像が。これにはぐっときましたねー。本人がいろいろ話されていた内容(「人生はゆっくりと上る階段のようなもの。振り返ることは出来ても降りていくことは絶対に出来ない」みたいなコメントが特に印象に残ってます)も合わせて、行って良かったなー、チケット取れて良かったなー(偶然発売日にネットのぴあで見て買いましたが、発売後すぐに売り切れてました)と思ったコンサートでした。
 
 最後に、その「家族の食卓」ですが、ハナレグミ(永積タカシ)もこの曲は知っていて好きだったのかなーと思ったり。ハナレグミの曲で「家族の風景」があるのですが、テイストが似てるんですよねー。世代的には近いんで、知ってそうなんですが。。初めて「家族の風景」を聞いたときにそんなことを思ってなつかしくなってしまいました。両方とも好きな曲です。
 
 youtubeのリンクです。
 ハナレグミ「家族の風景」
 斉藤由貴 「家族の食卓」
 こちらが実際にコンサートで使用された映像です
author:de nudge, category:live(Othersホール), 00:00
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2008/03/08 ジェフ千葉 at ガンバ大阪 (テレビ観戦)
 いよいよ、Jリーグの開幕です。スカパーでしか放送されないので、スポーツバーに行ってみてきました。キルケニーとグリセットなんとか(うまいです)と昼間っからビールを呑みながらの観戦。
 
 ガンバは昨年と同じ中盤が台形の4-4-2です。右サイドバックにはケガの加地に代わり、今季加入してきた佐々木という選手が先発でした。これまでの練習では4バックに取り組んできたジェフですが、試合では3バックでした。スイーパーにボスナー、ストッパーに斉藤大輔、青木良太でガンバの2人のFWにつきます。これは相手にとって予想外だったのではないでしょうか。クゼ監督は、ガンバ時代も3バックと4バックを併用(斉藤大輔や宮本はボランチ、センターバック、サイドバックなどあちこちのポジションで使われた)してきたので、ジェフでも試合相手によっていろいろ変えてくるのかもしれません。
 
 試合全般はガンバが支配しますが、ジェフが2人のFWをきっちり(斉藤、青木良太、そして青木良太負傷に変わって出た結城も)抑えて、センタリングやロングボールはボスナーがはじき返す。中盤はこれまでのジェフと違って、かっちりマンマークというよりはゾーンを組んで受け渡していました。何度かあぶないシーンもありましたが、バーに助けられたり、GK立石の神がかり的なセーブもあって、無失点で切り抜けました。攻めはFW巻のワントップに、後ろをMF青木孝太と工藤がフォローするという形です。基本カウンターでの攻めのみでしたが、2、3度ほど好機を作り出していました。特に中盤でボールを奪って、ボランチ下村と左サイド坂本のワンツーで切り崩したシーンは良かったです。残念ながら坂本のシュートは角度が無いこともあって、GK正面でしたが。坂本はやはりバランス感覚が抜群。後半はほとんど自陣に引っ込んでしまいましたが、前半は前線への進出と、後ろへのカバー両方で効いてました。下村もやはりボランチを組む中島が後方でカバーしてくれるので、より前目でプレスをかけることができていましたね。右ウィングバックは松本がJリーグデビュー。スピードを生かして前線を上がるシーンもありましたが、前任者の水野のようなドリブル突破は見せられず。ただ守備面では上のように見えるので、これからに期待でしょうか。ワントップのFW巻は、前季までジェフにいたDF水本とガチンコの勝負。もう一人のDF山口がフォローするので、ボールキープはできませんでしたが、迫力ありました。試合最後の方にはGKまで詰め寄って足を伸ばしてロングキックをはじき返すなど、気合も充分。青木孝太はガンバの強いセンターバック、ボランチの4人相手でも時折効果的なドリブルをしかけることができていました。今季は攻めに人数をかけることは難しいので、どうしても個人での突破が必要になってきます。その点で一番期待度が高い選手ではないでしょうか。

 ガンバは2人のFWのコンビネーションがいまいちで、ショートパスをびしばしつなげるようなことはできず。それでも決定的な場面を作り出す(MF二川が中盤からサイドに流れる飛び出しに、DFがロングボールをつなげてきて、キープ。サイドからセンタリングして、FWバレーがヘディングシュート。FWルーカスがペナルティエリア付近でボールキープからすかさず反転、強烈なミドルシュート)のはさすがです。右サイドバック佐々木は独特なリズムを持つ選手で、特に前半は活躍しました。ドリブル突破だけでなく、アーリークロス(DFがついているのもおかまいなしに上げてしまう)が正確でした。加地の控えというのはもったいないタレントに育つのではないでしょうか。
 
 ジェフはまず徹底的に守り抜くということが開幕戦でいきなりできた、しかもあのガンバ相手に、しかも4人FWになっても中島や坂本が下がってきっちり対応したというのは、これから明るい材料です。何度も好機を作られていてギリギリでしたが、これからはこのような試合を続けていくことでしか、勝ち点を重ねていけないと思いますし、攻撃にもまったく材料が無いわけでもないので、これからも期待です。
 
 にしても、ガンバのセンターバック2人(水本、山口)が元ジェフ、ジェフのストッパー2人(斉藤、青木良太)が元ガンバと入れ替わり状態でしたね。。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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2008/03/07 Broken Social Scene at 渋谷Club Quattro
 会社帰りでヘトヘトになりながら着くと、STARSというバンドの演奏がちょうど終わったところでした。会場はパンパンです。
 
 Broken Social Sceneの準備の合間にそそくさと比較的スペースがある隅っこへ移動。ステージはほとんど見えない状態で聞きました。フジロックで見たときにかなり感激されられたカナダのバンド。厚みのあるギター(2,3本重なる)、ベース、ドラムなどの他に曲により、キーボードや管楽器隊、女性ボーカルなどが入ります。インストものやメインボーカルも入れ替わったりするのですが、KEVINと呼ばれてた方がバンド全体をコントロールしているようでした。メインボーカルも多めで、最後の方ではキーボード引き語りも。
 
 Sonic Youthなんかと思い起こすちょいせつないギターのリフが重なったり、Natsumenのようなぐわーっと押し寄せるような管楽器の盛り上げなど、演奏面でかなり感激、興奮させられました。歌もどの方が取るボーカルもちゃんと聞こえてきて良かったです。ゲストもたくさん呼んだようで、見えないし、英語があまり聞き取れないので自信が無いのですが、STARSのメンバーや日本人の管楽器奏者、ギターなど。日本人のギター奏者はズボンズのドンマツオでした。過去、オーストラリアのRegurgitatorやアイルランドのKILAにも飛び入りしてましたが、交流範囲が広いですねー。ここでは無茶苦茶英語のラップなど前に出てくることはせずにギターとコーラスのみに徹していましたが、コール&レスポンスをしたりと独自の色をちょっと出してました。女性ボーカルは客席にダイブしたりと、お祭り騒ぎでしたね。1時間45分くらいはやったと思いますが、もっと聞きたいと思わされました。
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 00:00
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Jリーグ 2008シーズン開幕 その二
 いよいよ、来週からJリーグ開幕その二です。
 今回はジェフ以外のチームにも触れます。といってもそんなに詳しいのではないので、ジェフ以上に適当な感じで書いてしまうことをご了承下さい。順位予想をしつつ、各チームについて短めに。
 
1.川崎フロンターレ
 元々攻撃力が売りのチームにFWフッキ、MF山岸が加入。攻撃の選手ばっかり加えるとかえってバランスがおかしくなって点が取れなくなるのはよくあるパターンですが、関塚監督はうまくチーム作りしてきそう。左前目のエリアがフッキ、ジュニーニョ、山岸とかぶってしまいそうですが、その辺をどう解決するか楽しみです。
 
2.鹿島アントラーズ
 去年とほとんどメンバーは変わらず継続したチーム作りで今シーズンも強そうですが、アジアチャンピョンズリーグや代表(内田、岩政)と前シーズンより負荷が高くなるのをどうするかですね。それでも豪華なMF陣は一人も代表に呼ばれてないですし、コンディションを保ちやすいはずで、引き続き強いはずです。
 
3.大分トリニータ
 かなりの選手の流出があった大分ですが、今シーズンは押します。高松、ウェズレイと重量系FWと、強力両サイドの鈴木慎吾、高橋大輔(右ウィングながら去年は10得点)など魅力のある選手が多いです。選手層は薄いですが、シャムスカ監督の指導がそろそろ結果に結びついても良さそうな気がします。と書いていたのですが、高橋大輔も家長に続いてケガをしてしまったようですね。うーん厳しいか。。
 
4.ガンバ大阪
 センターバックをこれでもかと補強してきました。代表に何人か取られてもそれをカバーする選手層があるので、引き続き強力そうですが、シーズン終盤のFWバレーのプレーぶりがいまいちと感じたこともあって、得点力が落ちるのではないかと。前シーズンの浦和と同じく、アジアチャンピョンズリーグの方に力を裂きそうな気もしますので、この位置にしてみました。
 
5.浦和レッズ
 FWワシントンが抜けて、MFポンテがケガでシーズン前半は棒に振るということでかなり厳しいかなと。補強した選手(FW高原、エジミウソン、MF梅崎)は強力ですが、エジミウソン以外は彼らが在籍したチーム自体があまり良い順位にいなかったこともあるので、どうでしょうと(そんなことを言ったら、ヴェルディから来たワシントンはどうなんだと言われそうですけど…)。良い材料は、日本代表に余り人を出さないようにしていることでしょうか。この前日本代表の試合が何試合かあったようですが、出たのは鈴木啓太だけで、あとのメンバーは自チームのキャンプに専念できていたようです。
 
6.ジュビロ磐田
 FW前田がケガせず、一年通して出られるのであればもっと上を望めると思います。ボランチ上田は要注目。

7.ヴィッセル神戸
 4-4-2のゾーンで連動した選手の動きが良いです。松橋章太、キムナミル、鈴木規郎、吉田という補強も効果ありそう。

8.清水エスパルス
 セットプレーも含めた完全ゾーン、ワンタッチでつなぐショートパスが売りですが、新加入のブラジル選手やフェルナンジーニョがボールを好き放題持ってしまうと、今までのバランスを崩すのでは無いかと危惧してます。また、新加入選手にはじき出されるように、MF兵藤や枝村の出番が減っていきそうなのもマイナス。彼らはショートパス攻撃を体現する動き(スペースを見つけて動きながらボールを受けたり、パス出した後にすぐ動くことができる)のする選手なので。

9.横浜F・マリノス
 3バックに移行するということで、中澤、松田、栗澤の3バックは強力です。が、控えが薄くなる気がします。今期より指揮する桑原監督はかつてジュビロを指揮していたことがありますが、あのサッカーをやるとなると、恐らく藤田に相当する役をやる、山瀬功治をどの位置で使うか見ものです。
 
10.ジェフユナイテッド千葉
 こうやって各チームを並べてみると、10位も厳しいような気がしてきました。。
 
11.アルビレックス新潟
 エジミウソンや坂本などが流出した上に、マルシオリシャルデスのケガが辛いですね。ただ前シーズンからの継続したチームのベースがあるので、前線で大ブレイクするような選手(田中亜土夢あたり)がいれば、もっと上にいけるでしょうか。

12.柏レイソル
 かなり選手層が厚くなりましたが、FWフランサ始めケガ人が多いようです。前線が固まるのが遅れそうな気がします。

13.FC東京
 今期より指揮する城福監督はパパオシムに近い考え方を持っているよう。詳細は不明なのですが、もしそうだとすると、相当に選手があちこちに動き回るサッカーになると思います。新加入MF羽生はもちろん、MF今野、栗澤あたりはフィットしそうですけど、縦一直線のMF石川や、動きに欠けるMF梶山やFW平山はうまくはまるか不安です。

14.大宮アルディージャ
15.京都サンガF.C.
16.コンサドーレ札幌
17.名古屋グランパス
18.東京ヴェルディ

 すみません、書くのが力尽きてしまいました。。名古屋は監督初めてのストイコビッチというのが興味ありですが、あまりにも未知数なのでこの位置に。清水の長谷川監督も初監督で、いきなり結果を出していたりするので、この位置ではなく大躍進する可能性もあります。それはかつて札幌での指揮がかなり頂けなかった、ヴェルディの柱谷哲監督についても同様かもしれません。あの時から成長している可能性もあるとは思います。
 
 以上、適当なコメント失礼しました。。なんにしても来週から楽しみますー。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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Jリーグ 2008シーズン開幕 その一
 いよいよ、来週からJリーグ開幕です。
 いつものごとく、当たらない予想を交えて、だらだらと個人的展望を書いていきます。
 
 まずはファンのジェフ千葉。
 オフシーズンの主役といっていいほど、いろいろ動きがありました。前シーズン終了直後に社長がGMと監督を一気に解任するというところから始まって、フル代表と五輪代表に選ばれている選手たち(羽生、山岸、佐藤勇、水本、水野)が別チームへ移籍となりました。新たなGMには昼間強化部長を昇格させて、監督にはかつてガンバで監督をしていたクゼ監督、穴を埋める補強もかなり(青木良太、馬場、谷澤、ボスナーなど)してきました。そして、なんといっても大きいと思えるのが、坂本の復帰。ありとあらゆるポジションをこなせる選手で、他の選手の位置を絶えず気にして、自分の動きができるバランサーである彼は貴重です。そして、3人目の外国人選手として左キックが強烈らしいフルゴヴィッチ(ガンバにもちょっといたことあるそう)の加入で、それなりに整ったのではないでしょうか。朴は残念ながら今年はリザーブ扱いのようです。
 
 いきなりGMと監督を解任した時はどうなっちゃうんだろうと思ってましたが、きちんとチームに関わってきた人物をGMに据えて、人事はまかせているようなのでひとまず安心ですね。Jリーグに限らずですが、社長が人事権を持つとうまくいかないケースを多々見てるので。契約などのビジネス面と、サッカーの各選手力量を見定めること両方に長けたGMを据えることは必須と考えてます。後は、このチームをどうやってクゼ監督が作り上げていくかでしょうか。

 今までの練習試合の結果等を見まして、開幕スタメンの予想は、、
  FW:巻、レイナウド
  MF:工藤、谷澤、下村、中島
  DF:坂本、斉藤、ボスナー、松本
  GK:立石
 です。
 ・斉藤はガンバ時代にクゼ監督の下でプレーしているので、一番戦術を熟知している選手として多用されそうです。ここに結城、市原、池田が後半にかけてレギュラーを奪っていけるかどうか。
 ・ボスナーは巨漢のDFらしいですが、まだプレーを見てません。当然に期待してます。
 ・4バックに移行するとなると、サイドバックの人材が不足してます。なんでジョルジェビッチを解雇したんだー右サイドバックなら適正なのにーと思ってたら、フルゴビッチを獲得したので、左サイドバックをやらせるのでしょうか。その場合は坂本が右に回ります。今までの練習試合では松本という選手が使われていたようですね。
 ・ボランチは下村、中島のコンビで良いと思います。下村はセレッソ時代の2005年にファビーニョとコンビを組んでいて、大活躍してましたが、その時はもっと前に出ていました。去年のジェフではコンビを組む相手が佐藤勇や工藤だったので、後ろに控えていることが多かったのですが、プレスすることと、パスさばきに長けた下村はもっと自由にやらせたいところです。下村の奔放な動きを中島やあるいは伊藤がカバーするので当面は良いのではないでしょうか。後半にかけてもっと攻撃的にいけるようでしたら、工藤や馬場を据えるのもありですが、それはショートパスで相手を支配することができるくらいになってからでしょうか。
 ・前線はどうなるかわかりませんが、当面はレギュラーを固定せずに調子の良い選手を入れ替えしていって欲しいですね。で、結果を出した選手で徐々に固めていくと。サイドを深く攻めるというのはある程度諦めてしまって、工藤、谷澤、馬場あたりはミドルシュートをガンガンに打っていって欲しいですね。で、こぼれ玉を泥臭く巻が拾っていくと。

 新戦力だらけですし、前線は不安ありですので、カウンターサッカーにならざるを得ないと思います。オシム親子監督時代は、スイーパーを余らすマンマークベースのサッカーだったので、中盤でボールを奪うことはあまりできてなかったのですが、今度のサッカーではできるだけ前で奪うことが点を取るために必須になります。そのキーマンは下村ですね。ゾーン基調で守っていくことになると思いますが、ここぞという時に中盤で複数で囲んでボールを奪ってカウンターを繰り出したいところです。
 
 10位くらいでフィニッシュすれば上々かなとも思いますが、新戦力がうまくはまってもっと上位に食い込まないかなーと淡い期待も持っています。戦力は落ちたかもしれませんが、代表に取られてしまうのが巻だけというのはプラス(代表に取られると、コンディション面、練習不足面で懸念ありになってしまう)です。いずれにしても最初の5試合がかなり厳しい相手になってしまってますので、なんとか引き分けに持っていってこつこつ勝ち点を重ねていって、徐々にチームを作っていって欲しいなーと。
 
 長くなりましたので、他チームは別の機会に。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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