- 2008/01/26 ベツニ・ナンモ・クレズマー、マイノリティ・オーケストラ、フレイレフ・ジャンボリー at 吉祥寺GOKサウンド
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2008.01.27 Sunday本当はこの日にティアラこうとうでブラスフェスタというイベントが開かれる予定で、それに行ってみよっかなーと思ってたら、なんと中止になったらしく、その代わりとして急遽出演予定のメンバーが企画したライブだそうです。会場はライブハウスではなく、レコーディングスタジオ。こうゆうとこに入るのは初めてですねー。
最初はフレイレフ・ジャンボリー。いろいろな管楽器隊(クラリネット、トランペット、トロンボーン、サックス、チューバ)、バイオリン、アコーディオン、パーカッション×2という9人編成。ジプシー音楽などいろいろなヨーロッパの民族音楽などを取り上げているようです。クレズマーという音楽の簡単な解説もしてくれました。ユダヤの音楽にアメリカで起こったジャズの要素が入り込んだとかなんとか。モーツァルトのトルコ行進曲なんかもやってました。じわーっとしたメロディや、管楽器のユニゾンで盛り上げ、踊れる感じなどおもしろかったですね。
続いてはマイノリティ・オーケストラ。ドラム、サックス、トランペット、トロンボーン、アコーディオンの全て女性の5人組。若いなー10代の子もいるんじゃあと思ったら、全員10代の同級生とか。MCを務めるアコーディオンの方はとにかくしゃべりが立つ、マシンガントークですね。路上演奏を普段されているそうで、たくましさ満面というところでしょうか(仲良くなったホームレスの方から演奏後いろいろ差し入れもらってたりとか)。中学生の時にシカラムータを聞いて、そんな音楽をやりたいとバンドを結成されたそうで、ちんどんっぽい感じもありつつ、迫力は前後のバンドには負けてますが(人数も違いますし)、かわいらしい感じがあって良かったです。
最後はベツニ・ナンモ・クレズマー。クラリネットやサックスを演奏する梅津和時を中心に結成されたクレズマーバンドらしいです。せまいステージにたくさんの人数が入り込みます。クラリネット×2、トランペット×2、トロンボーン、サックス、チューバ、バイオリン×2、チェロ、マリンバ×2、ドラム×2、ボーカルという大編成ですね。それぞれにキャリアがありそうな方が揃い(シカラムータの大熊亘、関島岳郎、渋さ知らずの北陽一郎など)、かなりにぎやかな音楽を繰り広げます。せまい会場にドラム2台ってのも迫力ありですね。中にはセカンドラインでの曲やボーカル巻上公一が歌うロシア民謡(だったかな?)などありました。最後はフレイレフ・ジャンボリーとマイノリティ・オーケストラのメンバーも加わって2曲ほど。管楽器隊は客席の練り歩いたりして、盛り上がりました。
- 2008/01/13 Seattle Seahawks at Green Bay Packers(テレビ観戦。現地時間は12日)
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2008.01.14 Mondayプレイオフ2週目です。いよいよGreen Bayの登場。先のライブ会場を4時に出て、自転車で恵比寿まで移動。最近はまりはじめているビールパブで時間をつぶした後、前回も行ったレストランZESTに6時に入ります。朝早いのに、席は埋まってました。Green Bayファンの方が多い印象です。
試合はいきなりGreen BayのRB R.Grantの2回連続ファンブルでターンオーバーをしてしまい、それをSeattleにタッチダウンされて14-0。これはやばいー、負けてしまうかもーと思ったのですが、チームはたんたんと点を返していきます。最初はQB B.Favreが冷静にパスをつないで、最後はランを警戒する相手にオーディブルでWR G.Jenningsへのパスをコールして、CB K.Jennings(ややこしいですが、この日のSeattleのCBはKelly Jennings)に1対1で競り勝ったWR G.Jenningsがパスをキャッチして、6点返します。それからは安心して見ていられるGreen Bayの一方的な展開でした。Seattleはだんだんと降りしきるようになった雪に苦しんでいるのか、レシーバー陣がパスをぽろぽろと落として(特にTE Pollardはファンブルしたりと大ブレーキ)、ドライブができません。Green Bayはその雪も見越したのか2人のFBを入れた隊形を多用してランを進めます。RB Grantは初めの汚名を余裕で挽回する200ヤードラッシュ。結果は42-20と圧勝でした。
その他の選手でもケガから復帰したTE Franks(ブロックも良かったですし、パスキャッチも腕を懸命に伸ばしてファーストダウンを奪うナイスなプレーで貢献しました)、ハードヒット連発のS Bigbyなど良かったですね。OL陣もSeattleのDLやLBをよくコントロールしてました。
何もいうことは無い勝利でした。このままスーパーまで突き進んで欲しいですね。レストランZESTでは次の試合のJacksonvilleとNew Englandとの試合も放映するようでしたが、さすがに疲れてきたで退場しました。
- 2008/01/12 Euphorium Vol.2 at 代官山UNIT
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2008.01.14 MondayBuffalo Daughterが主催するオールナイトイベント。去年に引き続いての開催です。23時すぎに会場につきますが、長蛇の列。スペシャルゲストのゆらゆら帝国目当てでしょうか。自分は前売り券を買っていたのでスムースに入ることができました。オールナイトイベントということで写真入りのIDが無いと入れない(当然に事前のお知らせに書いてあります)のですが、持ってきていなくて名刺じゃだめなの?としつこく係員にからんでいる方がいました。あれだけの文句言いっぷりだとごり押しして入れたとしても、頭の中に不満がグルグル渦巻いて、楽しめないんじゃー(おまけに会場が混みこみだし)と思いましたが、どうだったんでしょう。会場内のロッカーだけじゃ足りないということで、クロークサービスをやって頂けたのはありがたかったです。
会場は地下2階と地下3階の2スペース同時進行。地下2階に行くとmoog山本のDJでした。Blond Redheadの「23」とMy Bloody Valentineの「SOON」を続けざまに流していました。大音量で聞くMy Bloody Valentineは初めてでなかなか気持ち良いですねー。
続いて、珍しいキノコ舞踊団 with Buffalo Daughter。Buffalo Daughterの演奏をバックに女性5人ほどのダンスパフォーマンスです。脇の方にいたので、あまりよく見えず。Buffalo Daughterはヒップホップ調のものやブルースちっくなものなど、この日のために用意したものかな(あるいは自分が知らないだけかも)という曲が多かったのですが、最後に聞いたことのある曲(「Super Blooper」)を。気持ちよいほどよく踊れる感じでした。
その後地下3階に下りて、中原昌也のDJとSunshine Love Steel Orchestraのライブを聞きました。Sunshine Love Steel OrchestraはBuffalo Daughterの大野由美子とLittle Tempoの土生"TICO"剛、田村玄一が組むスチールパンのみのバンド。大野が低音、田村が中音、土生が高音という(たぶん)楽器での演奏。曲によってはチープでかわいらしいリズムトラックを流しながらでした。まだ組んだばっかで、オリジナルが無いとのことですが、気持ちよくききました。大野は以前Little Tempoのライブにも参加してましたが、自分はその時のライブを見てないんですよねー。
地下2階に戻って、コンピューマのDJの後、Buffalo Daughterのライブ。Buffalo Daughterは同じ曲でも毎回アレンジを変えてくるので、いつでも新鮮なのですが、今回はかなりSugar吉永のギターがはちきれているようでかっこよかったです。中盤2曲ほど(たぶん)新曲がありましたが、それも良かったです。「303Live」が終わった後一回引っ込んで戻ってくると、にせんねんもんだいとのセッションに入ります。ドラムは一台しかなかったので、交代で一曲ずつでしたが、それによって色がどちらのバンドよりになるかが分かっておもしろかったです。
その次のDJは篠原ともえだったのですが、人ごみで姿は見えず。まー前見たことある(前見たBuffalo Daughterのライブで近くに客としていました)のでいっかと思ってました。踊れる曲をそつなく流していた印象ですが、最後に「歌っちゃってもいいですかー」とDJ台に立ち上がって、一曲。セクシーなドレスと気合の入ったかっこで歌ってて大うけしてました。さらに「もう一曲、スペシャルゲストを迎えますー」となんと鈴木亜美が登場。これは会場がどよめきました。2人で一曲。そういえばBuffalo Daughterは以前鈴木亜美に一曲提供してた記憶がありますんで、その時の縁なんですかね。2人ともかわいかったです。
続いては、にせんねんもんだいのライブ。相変わらずのミニマル、ゴリゴリな感じでかっこ良いです。ほとんどの曲でひたすらハイハットを刻み続けるドラムって無いのではないでしょうか。今回割と近くで見たのですが、ギターをその場でサンプリングして、いくつも重ねてました。あれって前からそうだったんでしょうか。
にせんねんもんだいのライブ終了が夜中4時。夕方寝てから来たので、まだ眠気はなかったのですが、まだ個人的に先は長いので、イベントは続きますがここで退場。
- 新年の妄想(2008フジ)
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2008.01.01 Tuesday年が明けて早くも夏フェスの日程が発表されました(昨日行ったCOUNTDOWNJAPANでも夏のRock In Japanの日程が張ってました)。
そんななか、フジロックも7/25-27に決まったようです。
で、去年と同じくラインアップの妄想をしてみようと思います。そんなに詳しいわけではないので、全く聞いたことの無いバンド、ネットとかで名前を見たことあるだけのバンドもたくさん入ってます。なので見当違いなことが多いことはご了承下さい(あくまでも素人が考える予想・妄想・希望のラインアップということで)。
予想・妄想・希望なラインアップ(Mock Lineup)
一日目
レッド(昼):Stereophonics←Grapevine←Edgar Jones←Radio Caloline←Earl Greyhound←Detroit 7→ザ50回転ズ
グリーン:Alicia Keys←Jack Johnson←Patti Smith←中島みゆき←Jamie Cullum←ACIDMAN←The All-American Rejects
ホワイト:Faithless←Aswad←Deeder Zaman←Pushin←The Hello Works←Sandy Smith←Vermilion Sands←Japonicans
ヘブン:Rickie Lee Jones←Animal Collective←I am Kloot←Carnation←二階堂和美←Fuana Molina←Spangle Call Lille Line
オレンジ(昼):El Negro & Robby←Los Amigos Invisibles←東京パノラママンボボーイズ←Surf Coasters←BAGDAD CAFE THE trench town←旅団
レッド(夜):Goth-Trad←RUMI←DJ Spinna←The Streets←DJ BAKU←Kokujin Tensai←DJ Cherryboy
オレンジ(夜):Nogera←SAIKO-POD←DJ PATIFE←Spirit Catcher←DJ NOBU←Strobo
レッド(昼)は渋めのロッケンロール、グリーンはバラバラです。Alicia Keysはまずありえないでしょうが、生で見たこと無いのでフジで見れたらなーという希望です。テレビでやってたブラジルかどこかでのフェスに出演したAlicia Keysはすごかったです。ホワイトはスカ、レゲエ、ダブなどなど。トリのFaithlessは違いますが、過去金曜のホワイトトリでGroove ArmadaやBasement Jaxxが来たのと同じ感じで。ヘブンはまったり歌もの。オレンジは後半ラテン強め。レッド(夜)はヒップホップ。オレンジ(夜)はダンスもの。
二日目
レッド(昼):The Birthday←Cato Salsa Experience←The Dead 60's←mojave 3←Zoobombs←Little Man Tate←monobright
グリーン:OASIS←Travis←Hard-Fi←Feeder←1990s←Polysics←The Go! Team
ホワイト:The Hives←Zazen Boys←Converge←The Used←Wrench←Asparagus←Maritime←Electric Eel Shock
ヘブン:Galactic←ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND←SUPER BUTTER DOG←The New Mastersounds←scoobie do←Wack Wack Rhythm Band
オレンジ:Buddy Guy←吾妻光良&The Swinging Boppers←Sleepwalker←Zu←キヨシ小林&ジプシー・スウィング・ギャング←ロレッタセコハン←Satoko Fujii Quartet
レッド(夜):Satoshi Tomiie←Deep Dish←Tom Middleton←Sound Tribe Sector 9←Kaoru Inoue
レッド(昼)はロック。グリーンは、今年日英修好150年記念企画でイギリスのバンドで揃えるとのことなので、Polysics以外イギリスものを並べてみました。ホワイトははげしめのロックが多め。ヘブンはファンク一直線。オレンジはジャス、ブルース。レッド(夜)は金曜オレンジ(夜)と同じくダンスもの。
三日目
レッド(昼):Ian Brown←Placebo←Joy Heights←Tapes n' Tapes←Beyonds←SPOON←Moderndog
グリーン:忌野清志郎←White Stripes←Incubus←Brahman←Dropkick Murphys←GOGOL BORDELLO←Seun Kuti & Egypt80←Little Tempo
ホワイト:My Bloody Valentine←System 7←Royksop←rei harakami←PARA←Dirty Three←Mono←にせんねんもんだい
ヘブン:Moe.←Town And Country←Erik Mongrain←Aurola←キセル←アナム&マキ←今沢カゲロウ
オレンジ:Seun Kuti & Egypt80←Calexico←Vincent Atomics←Flying Rhythms←朝崎郁恵←Very Be Careful←Sihar Tah!
レッド(夜):Iwaki Kentaro←The Heavy Manners←Chris Clark←Autechre←Yokota Susumu
レッド(昼)はロック。グリーンは、民族系の要素が入ったバンド多め。ホワイトはひずんだノイズ多めとダンスもの。ヘブンはまったりギターもの多め。オレンジはエキゾチックな感じ。レッド(夜)はヘンテコ電子音楽とダブ。
ということで、繰り返しになりますが、あくまでも素人の妄想です。
去年は10組くらい当たったので、今年もそれくらい当たれば上等かなーと思ってます。。
実際にこんなラインアップが実現したら、どうかというと、
・見たいものだらけで、体が2つ3つ無いと回れない…
・知らない音楽と出会ってこそのフェス…
ってことで、(こんだけ書いといてなんですが)実現したら困りますね。。
- 2007/12/31 COUNTDOWNJAPAN at 幕張メッセ
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2008.01.01 Tuesday今年のライブはCOUNTDOWNJAPANに始まり、COUNTDOWNJAPANに終わることになります。幕張メッセで開かれる(大阪でも同時開催)日本のバンドものが揃う巨大フェス。
31日は、昼から朝方までやっているのですが、自分は14時〜19時半までの滞在でした。見たものは、iLL→the brilliant green→岡林信康→unkie→木村カエラ→ART-SCHOOLと、木村カエラ以外は全て初めて見るバンドばっかりでした。
木村カエラを見るのは3度目ですが、圧巻でした。最新アルバムからの曲が多かったように思いますが、自分は未聴でした。それでも良い曲だなーと思えるものが多かったですし、本人の歌や客のあおり方、MCなんかも風格ある感じ。バンドの演奏もかっこいいですね。3曲目辺りにやった曲なんかはバンド(ドラムはtoeの柏倉隆史 )の持ち味を生かした感じで良かったです。
他には、3種のパーカッション(日本の太鼓、ブラジルのスルド、韓国の何とか…聞き取れず。フジロックで見たPuriも使用していました)に、三味線、尺八という変わった構成で、ギターを手に歌う岡林信康(「ここはライブ会場じゃなく、盆踊り大会だと思って下さい」のMCにのせられて、結構盛り上がりました)、ギター、ベース、ドラムの編成でかっこよいロックインストをやったunkie(ベースはたたずまいがかっこ良いTOKIE)が好印象でした。