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2007/11/24 ROVO at 恵比寿Liquid Room
 お馴染みのROVOです。今年の全国ツアーのラストになるようです。
 
 初めはGOTH TRADで、スタートは18:30からだったのですが、1時間半くらいのDJかなと勝手に思ってたので、残り1時間くらい聞ければいいかなと19時に会場に入ったら、なんとドラムを加えたライブセットでした。ダブベースの音に重いドラムが合わさります。おもーい音がぐわんぐわんに響いて良かったですね。自分が聞けたのは15分ほど。初めから聞いておけば良かったです。
 
 続いてのROVO。まずアルバム「FLAGE」から2曲。アレンジも変わってきていて、特にキーボードの音色がいい意味で気持ち悪い感じになってます。それからはずっと新曲でした。過去のライブでも聞いたことのあるものや、初めて聞くものもありました。3曲目でやったファンクなギターメインのもの、4曲目でやったポップで澄んだ感じの(後ろの映像も水色基調で合っていました)キーボードのリフを軸に、他の楽器が自由目に演奏する曲辺りは好きでしたねー。本編最後は、去年のStudio Coastでやった「CONDOR」リリースのアンコールにやったもの。キーボードのソロ、バイオリンのソロときて、いろんなリズムを織り交ぜてグワーと盛り上がる曲。新曲群はこれからアルバム作成のために録音に入るようですが、今までで一番曲ごとの色が分かれそうで楽しみですね。

 アンコールはなんと2回も応えてやってくれました(NA-Xと極星)。ライブは2時間をゆうに超えてました。いつも思うのですが、すごい体力だなー(特にドラムのお二方)と。
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 00:00
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2007/11/18 ハンブン東京 at 池袋サンシャイン劇場
 生まれて初めて舞台を見に行きました。
 
 ウッチャンナンチャンの内村光良が手がける舞台です。「夢で逢えたら」「やるならやらねば」「お茶とウンナン」「笑う犬の生活」でのコント番組をずーっと見てきたファンとしては、生で見る機会に触れることを得るのは夢のようです。
 
 吉沢悠を主役に据えて、初めて知る眞野裕子、近内仁子という方々の俳優陣に、テレビのバラエティーで見る益子利恵、和希沙也、さまぁ〜ず、バナナマン(後者2組は内Pメンバーですね)を合わせた布陣。入場口では、なんと内村光良の奥さん(「元」徳ちゃんですね)が。なぜにあんな目立つところにいらっしゃったのでしょう(客入りとかを心配されてたのでしょうか、チケットは売り切れ状態なのに…)。見とれるほどキレイな方でした。お隣には元ビビる大内が(スタッフとして関われているよう)。
 
 入り口に入ると、ものすごい数の花束が。その有名人の方々の名前を見るだけでもおもしろいですね。印象に残るのは、やはりお笑いの舞台を手がけていらっしゃる伊東四郎と三宅祐司でしょうか。後、舞台終了後の挨拶でも触れられていましたが、他の花束は「祝 出演者 送り主より」の形で書かれているのに、一個だけ「祝 出川哲郎」と出てもいない自分を祝福した「間違った」花束はおもしろすぎです。。
 
 舞台は地方から東京にやってきて、生活している人達を描くお話です。後ろのスクリーンに街の映像を流したりして、うまくシチュエーションを想像させながら展開しました。話はそれほど起伏に富んだものではなく、悪くいってしまうとありきたりでもあるのですが、一個一個のエピソードがつぼでしたねー(この辺はウッチャン監督の映画ピーナッツでも同様に感じました)。お笑いが入るところ以外でもなんとなくウンウンとうなずきたくなるような味のあるシーンが満載でした。さまぁ〜ずはテレビで見せるキャラを生かしきった(そして三村マサカズは明らかにセリフ以外のアドリブ多い)感じで、たくさんの笑いを取ってましたね。会場の笑いは、バラエティー出演者が演じる場面の方が受けが良かったですが、俳優陣の笑い(みんなで食事を取るシーンでの、近内「私38、主婦やってまーす。」三村「おまえじゃねーよ」近内めちゃめちゃ落ち込むのは特に)を取るシーンも良かったです。
 
 内Pメンバーがいますが、映画ほど内Pの要素は無かったかなと。三村の靭帯をきっちゃうとこと、ホットヨガ(たぶん「女性が選ぶオトナの男性ベスト10」の回でやってたホットヨガから着想を得たのかなと)のシーンくらいでしょうか。別の日にナンチャンと出川哲郎も見に来られてたそうですが、いかにも内村(これはウッチャンのみではなく内村宏幸も含む)作・演出だなーと感じるところは多々あったのではないでしょうか。自分は眞野裕子が演じていたトボけたキャラ設定にコント番組で桜井幸子や遠山景織子にやらせていた要素が入っているかなーと思いました。
 
 以上、いろいろと思い入れがあるのでひいき目たっぷりかもしれませんが、このような舞台を見ることができて幸せでした。しかし、余計なお世話かもしれませんが、全5回の公演で採算が果たして合うのでしょうか。関われた役者、スタッフの数、舞台でのセットなんかを考えると絶対無理な気が。これでなんとか採算合うなら、バンドのライブなんかは大もうけになりますね。。
author:de nudge, category:舞台・お笑い, 00:00
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2007/11/17 チャットモンチー at Zepp Tokyo
 アルバム「生命力」発売に伴うツアーです。Zepp Tokyo2日連続から始まったそうで、その2日目です。
 
 ギター、ベース、ドラムの3人組で、それほどこったことはしてないと思いますが、リフ中心のロックな演奏でかっこよく、何より曲が良いバンドです。前作の「耳鳴り」ではまったのですが、そのツアーで見たLiquid Roomからスケールアップして、規模がでっかくなりました。すごいなーという印象がありますが、今度は武道館でやるとか。
 
 ライブはそのフルアルバム2作からが中心で、アンコール含め2時間ほど。長めMC(ベースとドラムがボケツッコミをやりつつ、ギターが天然をはさむというバランス。3人とも話せるバンドというのもめずらしい気が)を何回かはさむので、ずっと曲をやってるわけではないですが。盛り上がる曲あり、じっくり聞き込むありと、いろいろで楽しかったです。「恋愛スピリッツ」の冒頭のアカペラを、みんなでじっと固まって聞くのは、何回聞いてもぞくっときて、良いですねー。アンコールはキーボード、クラリネット、ピアニカを使って「素直」と「サラバ青春」をしっとりと。他の曲は割とCD通りのアレンジですが、この日の「サラバ青春」みたいに、ライブならではのアレンジの曲ももっと聞いてみたいですねー。
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 00:00
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2007/11/10 ゆらゆら帝国 at 横浜BLITZ
 横浜まで足を伸ばして見にいってきました。アルバム「空洞です」発売に伴うツアーですが、未聴のままでした。
 
 一曲目は、ベースとドラムのみでボーカル坂本慎太郎はギターを持たず歌います(途中からギターを弾きだす)。スカスカな感じでおもしろいです。でっかい音のギターも弾く場面も多々ありましたが、まったり目な曲が多かったですね。今回2階の席が取れたので、じっくり見ることができました。後半からは過去の曲も織り交ぜて、そこはモッシュも起こるような激しめな展開に変わっていきました。途中、妖しげなギターのリフ(サンプリングさせてた?)にカコカコと鳴らす(竹とか木でできたなんかを叩いているような)音も入れたドラムが印象的な演奏にたんたんと歌う長い曲(途中からポエトリーリーディング調になる)から「EVIL CAR」につなげた展開が最高でした。音もギターの音圧がすごかったり、ダブ効果を入れたりと良かったですね、会場全体に音が渦巻いているような感じでした。
author:de nudge, category:live(Blitz), 00:00
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2007/11/03 Latin Festival "Animate!" at 品川ステラボール
 スペイン、ポルトガル語圏(イベロアメリカというそう)の文化をいろいろ紹介されている団体が手がける音楽イベント。この日は昼の部と夜の部でそれぞれ2組ずつ出演で、その夜の部の参加です。なかなか聞く機会もないかなーと思ってよく知らずに行ってみました。前述のナビスコカップを見終わった後、自転車で品川まで移動します。チャリンコ日和で、快適に漕いでいきますが、道に迷ってしまってヘトヘトになりながら着きました。。
 
 場所も現地で調べたのですが、品川プリンスホテルの施設の一角にありました。初めて来ましたが、ボーリング場やら映画館やら水族館やらメリーゴーランドやらいろいろあるんですね。その中にこのライブハウスもあるのですが、これがかなりでかい。Zepp Tokyo並ではないでしょうか。縦に長いZepp Tokyoとは違って横に広いので、ライブの見易さではこちらの方が上な気がします。会場のお客さんの層はかなり幅広く、国際色も豊かな感じで、スペイン語も行きかってました。
 
 初めはCABASというコロンビアの歌手。バックはトラックを流す機会とシンバル等をたたく奏者、パーカッション、ベース、ギターという4人で、CABAS本人はボーカルと時折キーボードを弾く編成です。前方はかなりの歓声で、人気あるなーと。ラテンっぽい要素がたっぷり入ったポップスといった感じでした。Stevie WonderのSuperstitionの一節が入ったような曲もありました。残念ながら曲、演奏ともに個人的にあまり入りこめる感じではありませんでしたが、スターのオーラは感じました。

 続いてはCAFE TACVBA(カフェタクーバと読むそうで、TACUBAと書いている場合もあるよう)で、メキシコのバンドです。いろんな要素が入った楽しい演奏をするということで、音源を聞いてないもののおもしろそうかなーと楽しみにしてました。メキシコのバンドで見たことあるのは、2003年のフジロックで見たEL GRAN SILENCIOだけで、そのバンドがなんでもありの(OZOMATLIに近い)楽しい音楽で、それと近いのかなーと勝手に想像してましたが、違う感じのてんこもりバンドでした。メンバーはボーカル/ギター、ギター、ベース、キーボード、ドラムの5人組(ただネットの紹介を見ると4人組なので、それに入っていないドラムはサポートかも)。あまりラテンに感じられる要素はなく、ギターポップなせつない感じの曲や、スカな盛り上げるもの、4つ打ちのもの、ロックなもの、POLYSICSな感じのピコピコしたテクノロックなどの多彩な曲でした。で、これがどの曲も演奏とともに楽しめました。特にドラムと、ピアニカなんかも効果的に入れるキーボードの方(メインで歌う曲も良かった)が印象に残ってます。現地では何万人も動員するというのも納得でしたねー。バンドのメンバーは振り付けも入れたりして、視覚的にも楽しませる要素を盛り込みます。本編最後の曲では、ドラム以外は全員楽器を放り出して(バックトラックで曲を流す)4人で見事なダンスを披露してました。お客さんもスカっぽい曲では前方は体をぶつけあいながら、はしゃぐ盛り上がりでした。
author:de nudge, category:live(品川ステラボール), 00:00
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2007/11/03 ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ (現地観戦)
【結果】
 1-0でガンバ大阪の勝ちでした。

【感想】
 ナビスコカップ決勝です。3年連続の現地観戦。ジェフ千葉がこの場に今回いないことが残念ですが、おもしろそうな組み合わせなので、行ってきました。日差しが少々しんどいくらいで、気温は快適、昼間のスポーツ観戦には理想的な天気でした。

 川崎はここのところ、4バックでもやっていたようですが、この試合は3-5-2の布陣でした。左ウィングバックにストッパーもやっている伊藤を配置。やや引き気味で、その分左ボランチの谷口が高めに位置していました。ガンバはいつもの4-4-2。
 
 試合開始は川崎が優位に立ちます。2FWへそれぞれの持ち味をいかすようなパス(サイドへ流れるジュニーニョへのグラウンダー、パワフルな鄭へは浮き球)を通して、ボールをキープし、そこから大橋や谷口がからんで行きます。特にボランチの位置から長短のパスを配給する中村憲は効果的に駒をあやつっていました。右ウィングバックの森のスピードある突破も時折見せてました。ジュニーニョはガンバDFシジクレイにスピード勝ちして、ドリブルで抜いていくこともあったのですが、点にはつながりません。ガンバは持ち味のショートパスがあまりつながりません。2FW、特にバレーの調子が悪いようで、ボールがほとんど収まりません。川崎の浅いDFをついて抜け出すシーンは2,3回あったものの、点にはつながらず。川崎スイーパーの寺田は目立ってましたね。左右からのセンタリングもことごとく跳ね返していました。

 だんだんガンバも持ち返してきましたが、幅広く動き回ってかきまわしていた二川、大橋と谷口をほぼシャットアウトした明神、橋本のボランチコンビ以外の出来はいまいちに感じました。川崎の方が点を取るかなーと思ったのですが、後半になると様子が変わります。左サイドバックの安田をかなり高い位置に持ってきて、右サイドバックの加地はほとんど上がらず内に絞った形とほぼストッパー。これで川崎の右ウィングバックの森は下がり気味になってしまいます。その分右ボランチの中村憲は上がり気味になりますが(5-2-1-2のような感じ)、サイドから攻めることができなくなってしまって、優位を失いました。二川は前半を上回る出来で前線に進出し始めます。相手ボールもプレスをかけて奪ったりするなど、個人的にはMVPは二川ではというくらい素晴らしい出来でした。先取点はガンバが取ります。右サイドでボールを受けたバレーがグラウンダーのセンタリングを送って、中央に走りこんだ二川がDFと一緒につぶれてボールが流れて、それを左サイドから入り込んだ安田が押し込みました。
 
 その後川崎は選手交代をしたり、4-4-2(中盤はダイヤモンド型)にしたりといろいろ動きましたが、攻め込むことができませんでした。中盤の選手がボールを奪って高い位置から攻撃を始めるシーンがほどんとなく、後ろからの攻撃の組み立てだけなのが厳しいかなーと思いました。試合はそのまま終了。ガンバは初めてのナビスコカップ制覇だそうです。
 
 今回バックスタンドの結構前目で見ましたが、迫力があって、改めてプロの選手はすごいなー、うまいなーと。
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
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