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2007/08/25 yanokami at 恵比寿Liquid Room
2007/08/25 yanokami at 恵比寿Liquid Room

 矢野顕子とrei harakamiが組んだユニット。yanokami名義で見るのは初めてですが、去年のROCK IN JAPANで矢野顕子 featuring レイ・ハラカミとして、何曲か一緒にやってたのを見てるので、実質2回目ですね。
 
 来る途中、家にチケットを忘れてたのに気がついて、引き返してたので遅れての入場。会場内は混みこみで、前座の方と映像コンテスト?かなんかの作品が流されていたようですが、全然見えず。本番ライブもほとんど姿は見えないままでした。
 
 レイハラカミがいつもの機械を使って流す音楽に、矢野顕子が歌う(キーボードを弾きながらだったり、弾かずに立って歌ったり)スタイル。直近で発売されたアルバム全曲やりました。他に、くるりの「ばらの花」のレイハラカミアレンジバージョンなんかも。それぞれソロコーナーも2曲ありました。レイハラカミは「にじぞう」と「Joy」を。「にじぞう」では、最後の方に矢野顕子が出てきて、ピアニカを吹いていましたが、正直それはあまり合っていなかった感がありました。。歌は「David」や「終りの季節」辺りがつぼでした。レイハラカミのトラックに合わせて歌うのは難しそうですが、ゆうゆうと矢野顕子はこなされていて、進むに従って引き込まれましたねー。
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 00:00
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2007/08/13,14 Summer Sonic at 幕張メッセ
 幕張メッセとマリンスタジアムなどを使っての複数ステージで繰り広げられる恒例の夏フェス。個人的には、ライブ集中期間だった4週間のラストとなるイベントです。

 特にどうしても見たいというものは無く、事前にこれ見るというのもほとんど決めもせず、行き当たりばったりで、行きました。
 見たのは、
 初日:BONDE DO ROLE→JIMISEN(最後2曲ほど)→ザ50回転ズ→DON JOHNSON BIG BAND→DINOSAUR Jr.(後半4曲ほど)→MODEST MOUSE→BLACK EYED PEAS
 二日目:TILLY AND THE WALL→MSTRKRFT→ENTER SHIKARI→HINDER(最初の1曲)→BRIGHT EYES→GRAPEVINE→今沢カゲロウ→KASABIAN(前半半分ほど)→PET SHOP BOYS
 
 と、GRAPEVINE以外は全て初めて見る(どころか名前すら知らなかったのも多々)アーチストばかり。全てのステージを回るべく動いてみました。とにかく良かったのは、MODEST MOUSE。主な担当がギター×2、ベース、キーボード、ドラム、パーカッションの6人組。ギターが歌うボーカルは、のどから息を思いっきり吐き出すような独特の歌い方。曲により、トランペットを用いたり、ツインドラムになったり、トリプルギターになったり(それぞれ違うリフを重ねていて、かつ厚みがあって良い)と、いろいろやりましたが、どの曲もおもしろかったですね。進むに連れてどんどん引き込まれました。
 
 今回から出来た新しいエリアのSeaside Villageが雰囲気良かったですね。起伏のゆるやかな丘にテントが張られていて(自由に入って休んで良いスペースもあり)、その下に小さなステージ(River Side Gardenがこちらに移動してきた)がある、「ミニチュア朝霧JAM」という感じ。ステージの奥の景色は東京湾が見えるという、幕張にこんなスペースあったんだな、千葉出身ながら知らんかったと思わされました。自分がここに寄ったのは、2日目最後の出演になる今沢カゲロウだったのですが、その前から来ていたら、お気に入りのスペースとして入り浸っていたかもしれません。その今沢カゲロウは、ベース奏者なのですが、一人のみでの演奏です。いろんな音(ギターのみならずフルートっぽい音も出したりしてた気がします)をベースから出して、それを次々にサンプリングして音を重ねる手法で聞かせます。ものすごいテクニックで引き倒したかと思えば、有名な曲のフレーズ(かえるのうたとキングクリムゾンの曲を交えたり、クイーンなど有名曲のメドレーなど)を織り交ぜるなど、さらに合間に「昆虫漫談」と称したマニアックな昆虫話をしたりと、楽しませます。ちょっとだけ覗くつもりが、最後まで居てしまいました。人数が少ない中でまったり見れてそれはそれで良かったのですが、フジロックでの苗場食堂やアバロンあたりでやったら、かなりの人が集まって大うけしてたのではないでしょうか。年間200本近くライブをやられているそうで、また見る機会があるかもしれません。
 
 と、ここに書いたアーチスト以外にも会場では、お笑いやパフォーマンスをやられている方もいて(お笑いステージの司会をしていた堂真理子がかわいかった)、ミュージシャンを含めて、芸を持つ方はいいな、すごいなーと、無芸な自分は改めて思わされた二日間でした。
author:de nudge, category:festival(Summer Sonic), 00:00
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2007/08/04 METHOD OF DEFIANCEなど at 代官山UNIT
 前述のライブを見た後、代官山へ移動してのオールナイトイベントです。野外フェスほどじゃないですが、なかなかハードです。
 
 PAINKILLERやTABLA BEAT SCIENCEなどで見たことある、ベース奏者のBill Laswellが引きいるバンドのMETHOD OF DEFIANCEを中心にしたイベントです。なんと夕方6時から始めて朝まで。バンドはMETHOD OF DEFIANCE(2セット)の他にFlying RhythmsとEntity of Rudeの2組。合間にDJがはさみますが、そのDJ陣もかなり豪華です。
 
 20時から26時までの滞在。初めはQUIETSTORMのDJ。いろんなジャンルの曲を無理なくつなぎ合わせて聞かせ、踊らせます。全般的にクールな印象があって良かったですね。続いてMETHOD OF DEFIANCEの最初のセット。メンバーは、Bill Laswell(ベース)、Bernie Worrell(キーボード)、Toshinori Kondo(トランペット)、Dr.Israel(ボーカル/機械)、Guy Licata(ドラム)の5人組。初めにBernie Worrell一人が登場して、キーボードのソロを。George Clintonなんかと一緒にやられていた方だそうで、ファンキーに感じる演奏で良かったです。残り4人が登場してから本格的に演奏開始。最初の曲は生ドラムでのドラムンベースでいきなり盛り上がります。Bill Laswellは相変わらずの重厚なベース、Dr.Israelはレゲエベースのボーカルと音出し、Toshinori Kondoもかなり高齢な方に見えますが、吹っ切れたトランペット(電気で加工しているような音)でかっこよかったです。2曲目以降はレゲエベースの曲が多かったですね。いずれも堪能しました。

 終了後、DJ BAKU。ヒップホップベースの曲から多彩な展開を見せてました。こちらは熱い曲が多く、かなりかっこよかったですね。日本語のラップの曲もかけてました。そして、Entity of Rude。LOSALIOSやFRICTIONなどいろいろなバンドをやっているドラム中村達也の新しいバンドのデビューだそうです。かなり後ろに引っ込んでモニターに映ってる画面を通して見ました。メンバーは中村達也(ドラム)、タブゾンビ(トランペット。Soil & "Pimp" Sessions)、日向秀和(ベース。ストレイテナー)、蔦谷好位置(キーボード。NATSUMEN)とかなり豪華です。即興的な感じでやるのかなーと思っていたのですが、あらかじめ作ってきた曲をやっていたように聞こえました。ストレートなロックな感じだけでなく、こったような展開(どんな感じか説明できません…)も多くてかなりおもしろかったです。
 
 終了後、GOTH-TRADのDJ。Rebel Familiaやソロのライブは見たことありますが、DJは初めて聞きます。レゲエベースからいろんなリズムやノイズを差し込む展開から、これまた日本語ラップの早回し(たぶんRUMI)をし始めたとこから、熱く早くなっていきます。ドラムンベースな展開もあり、これまたかなりかっこよかったです。そして、METHOD OF DEFIANCEの2回目のセット。(おそらく)曲展開が1回目と同じでした。Bernie Worrellは初めのソロでピアニカを。素朴な感じの演奏もこれまた良かったです。2回目終了後、アンコールにこたえてもう一曲(Bernie Worrellはなぜか出てこず)。
 
 そして、JUZU a.k.a. MoochyのDJを15分ほど聞いて帰りました。ドラムンベースがかった感じで体が自然に動きます。
 
 ライブ陣もDJ陣も充実していて、かなり楽しかったです。全般的に「硬派」なイメージが漂うイベントでした。
author:de nudge, category:live(Unit), 00:00
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2007/08/04 アクセル・ドゥナー+SACHIKO M+大蔵雅彦、大友良英 NEW JAZZ QUINTET at 新宿Pit-Inn
 新宿Pit-Inn昼間の部のライブは初めてです。ちょっと夢うつつな状態で聞いてしまいました。。
 
 初めは、アクセル・ドゥナーはトランペット、SACHIKO Mはサインウェーブという機械?、大蔵雅彦はアルトサックスという3人での演奏。後者二人は大友良英 NEW JAZZ ORCHESTRAでお馴染みですが、アクセル・ドゥナーは初めてです。管楽器二人は普通な吹き方をせず、息をいろいろ変えながら、主にスーッとするような音が中心。サインウェーブはピーピーピーとした音(健康診断で受ける聴診検査で聞くような音)と明確なメロディーやリズムが一切無い展開で45分ほど。クーラーの音がじゃまになるくらいの弱い音なので、切った中での演奏。じわーっと汗が出る中で聞きました。
 
 続いては、大友良英 NEW JAZZ QUINTET。大人数でのオーケストラでは何回か聞いてますが、5人組では初めてですね。オリジナルの4人にアクセル・ドゥナーが加わっての演奏です。4曲の演奏。知ってるのは3曲目のユリイカのみで、後は知らない曲(もしかして知ってるのでもかなりアレンジを変えているものかも)でした。シンプルな感じのユリイカを聞けたのは良かったです。あと、1曲目の大友良英のギターはあまり聞いたことない(ラテンっぽい音色)ものに感じたのですが、眠気のせいですかね。。
author:de nudge, category:live(Pit-Inn), 00:00
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