RSS | ATOM | SEARCH
2007/04/28,29 あらばきロックフェス at エコキャンプみちのく
 3年前に一度行ったことのある仙台のフェス。場所は転々としているようで、2年前からキャンプ場になったようです。

 仙台駅からバスで50分ほど(初日は道もすいていて予定通りでしたが、2日目は渋滞で1時間半ほど)で到着。山々に囲まれたキャンプ場です。そのフェスをやるにはやや小さい敷地に4ステージほど。各ステージの音はかぶってますが、その代わり、5〜10分ほどで各ステージに移動できます。
 
 最初に見ようとしたチャットモンチーには間に合わず(ステージに着いた時にちょうど終わりだった…)。そのステージにつながる道は細いので、出るにも時間がかかり、へとへと。メインステージでやっているスカパラを遠くに聞きながらごはんを食べて落ち着いたところで、やっとライブ観戦スタートです。
 
 見たのは順に、(初日)Chara→安藤裕子→吾妻光良&The Swinging Boppers→ハナレグミ→斉藤和義、(二日目)小谷美紗子Trio→Dragon Ash→浅井健一→UA→元ちとせ(後半半分くらい)→ウルフルズ(始めの3曲)。

 ライブを初めて見るのは、ハナレグミ、小谷美紗子Trio、浅井健一になりますが、ハナレグミは他のバンドやゲストで何回か見てるし、浅井健一も他のバンドでちらっと見たことあるので、完全な初見は小谷美紗子Trioのみですね。ピアノ/ボーカル、ベース、ドラムでクラムボンと同じくジャズバンドな編成(ピアノとドラムが向き合う関係でベースが中央にかまえる)です。ジャズ的と思えるアレンジもありますが、演奏は結構早めで激しくもありロックな感じです(ベースとドラムは100Sのメンバーでもあるそう)。小谷美紗子も声が低めで通りも良く、かっこよかったですね。
 
 その他見たアーチストの感想は書いてたらきりがないので、省略しますが、それぞれ楽しかったです。特にUA、斉藤和義、安藤裕子あたりはつぼでしたねー。UAはバンドのアレンジ傾向は最近の流れのまま(ドラム外山明、ベース鈴木正人 、ギター内橋和久は不動で、管楽器隊が(たぶん)入れ替わり3人(トロンボーンの青木タイセイなど)、UAでは初めて見るコーラスがお一人という編成)ながら、新曲がポップな感じになってました。
 
 元々疲れ気味だったこともあって、歌ものアーチストを中心に、かなりまったり目に見ました。が、寒暖の差が激しく(特に初日)、体力も落ちていることもあって、かなり疲れました、宿では爆睡。。うーん、こんなんで夏フェス(特にフジ)は大丈夫なんでしょうか。。

 で、30日は現地集合して同行した友人達と別れて、ひとりで仙台城跡と東北大を散歩して帰ってきました(あらばきに行ったんだろーなーと思われる方たちもいました)。仙台城跡で売ってたずんだシェイクがうまかったです。
author:de nudge, category:festival(Arabaki), 00:00
comments(0), -
2007/04/21 川崎フロンターレ at 浦和レッズ (テレビ観戦)
ジェフファンなのですが、試合は入っていないスカパーのみ放映ということで、代わりに見た試合。この強豪2チームと近々ジェフは対戦するので、その対策を妄想しながら見ました。

【結果】
2-1で川崎の勝ちでした。

【感想】
 前シーズン良い成績を残した2チームですが、今シーズンはアジアチャンピョンズリーグに出て、主力が日本代表に選ばれているなど、負荷が多そうなことから、ともにいまいちなのではと思ってました。が、そんな予想に反してここまで好調です。
 
 ホームで圧倒的な強さを誇る浦和に対して、川崎はどう来るかなーと思ってたのですが、ケガで出場できなかったウィングバック森の代わりに、FWの黒津をサイド(左サイドに配置。村上が右に回る)に置くという強気の布陣です。浦和はオールスター軍団をどう配置させるか苦労しているようですが、最近は4バックにしているようです。千葉から移籍した阿部は左サイドバック。千葉時代も若かりし頃にはやってたポジションですが、かなりひさびさになりますね。
 
 前半始めは浦和が攻勢。川崎の3バックを意識してか、中盤はボランチに鈴木と長谷部、左サイド小野、右サイド永井、トップ下ポンテと配置させてサイドを突く狙いです。が、サイド深くまで攻め込めず、その前のミドルシュートや、FWワシントンのポストプレーからの展開が多かったように思います。名古屋から移籍してきたGK川島の素晴らしいセービングと、オフサイドを積極的に取るDF陣で良く耐えます。最後辺りから、川崎もボールをコントロールできるようになったところで、前半終了。
 
 後半からは川崎が攻勢。左サイドを突破した黒津がゴロで送ったパスにFW我那覇が反応して先制。その時、我那覇をケアしてた阿部は一瞬反応が遅れました。そっから立て続けに2点目。左サイドでFWジュニーニョがキープ。浦和守備陣がセンタリングが来ないだろうと気の緩んだところに、ライナー気味のセンタリング。(長谷部や阿部など)棒立ちの浦和守備陣に対して、反応したマギヌンは当てるだけでした。
 川崎のボランチコンビ(中村、谷口)は得点力のあることが売り(前シーズン二人合わせて23点は驚異的)ですが、攻めあがるタイミングの違いがおもしろいですね。中盤で奪ったカウンターの場合は馬力のありそうな谷口が、バックラインからパスをつなげて組み立てる場合は、中村という印象です。中村はボールを受けてからワンタッチ、ツータッチですぐにパスをつなぎます。その判断は的確ですし、パス自体も正確です。あと、パスを送った後に、すぐ受け手となるべく走り出している所も素晴らしい。
 浦和はコーナーキックからDF堀之内(ケガの闘莉王の代役)が執念で押し込んで1点取りますが(こぼれ玉の処理を中村が誤ったところからボールをつなげられた)、そっから川崎に守りきられて、敗戦でした。

この試合を見て、千葉がどう対峙するのか予想してみました。
続きを読む >>
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:00
comments(0), -
2007/04/20 FUNK MASTERS featuring JAB'O STARKS, CLYDE STUBBLEFIELD & FRED WESLEY at 丸の内COTTON CLUB
 「tribute to "GODFATHER OF FUNK" JAMES BROWN」と題がついた公演。

 この日は前々から会社を休んでSonic YouthとV∞redomsのライブを見に行こうと思ってたのですが、チケットが売り切れていることが発覚し、おまけに会社も休めなく、とほほな状態だったのですが、幸いに早く上がれたので、代わりになんかないかなーと探して行ったものでした。
 ドラム×2、ベース、ギター、サックス、トロンボーンの6人組。二人のドラムが始め即興でじわじわと叩く展開から、トロンボーンがさくっと入って、そっから本格的な演奏開始。もうかなり高齢な方たちですが、ブリブリのファンクを展開。ドラムのCLYDE STUBBLEFIELDは時折場を離れて、ベルを叩きながら客席を回ったり大活躍。それぞれが歌ったりするのですが、それも良い感じ。CLYDE STUBBLEFIELDはJAMES BROWNに声は似ている印象でした(I Feel Goodって歌う曲がこの日唯一自分が聞いたことのあるもの)。盛り上げたり、じっくり聞かせたりと自由自在、楽しいライブでした。トロンボーン奏者のFRED WESLEYは時折、時計に目をやっていたり、アンコール終了後も歓声を浴びせる客に、もう限界だーみたいな表情をされていたところを見ると、かなりお疲れだったようです(ライブ自体は大活躍でしたが)。
 何日か前へとへとになりながら、深夜に家に着いた時にテレビをつけたら、New Orleansのマルティグラというお祭りを、現地に住む日本人ギタリスト山岸潤史を中心にして取材したドキュメンタリーを放送してました。それをぼーっと見ながらいつか行ってみたいなーと思っていたのですが、その雰囲気を味わせてもらったひとときでした。
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 00:00
comments(0), -
2007/04/08 BECK at ZEPP TOKYO
 お台場2連続。行きがけに渚音楽祭を少々外から見ます。昨日より入場者数を多く入れてるので、混みこみです。んー、外から見るとこんな風に見えるんですねー。昨日は自分もあの中にいたんだなーと。

 ひさびさに来るZEPP TOKYOですが、ここはやはりでかいですね。18時開始予定で、10分くらい前に着きましたが、まだ入場を整理番号順に呼んで入れてる段階で、スタートは遅れそうです。会場の中に入ると、物販と飲み物の行列がものすんごい。物販はどうでもいいんですが、飲み物は先にお金を払ってる(500円をコインと交換して、そのコインで飲み物と取り替える)ので、どっしよっかなと思ったのですが、あきらめて見るのに備えます。始めは後ろの方でいたのですが、あまりステージが見えなさそうなんで(どんどん目が悪くなっていく…)、思い切って前の方に行きました。

 ライブスタート。バンドメンバーは出てこず、映像スタッフが5人ほど。彼らは、バンドメンバーの人形を糸で演奏しているように操り、それをスクリーンで流します。そこに流れている曲はLOSER。これだけで大盛り上がり。LOSERが2番に入るところで、BECK含むバンドメンバーが現れて、演奏開始。このスタートは最高でした。

 その後も、とにもかくにも、かっこよくエンターテイメントあふれる内容。
 映像スタッフ(というより、人形係)は終始大活躍。バンドメンバーを絶えず観察して、その動きに合わせて操ります。バンドと映像が合ってるのがすごいなーと。バンドは曲により、楽器をあれこれ持ち替えるのですが、それにもバッチリ対応。

 最新作を聞いていなかったのですが、過去作からも満遍なくやる内容でかなり知ってる曲が多かったです。全般にヒップホップ、ファンキーな感じが多いのも良かったです。

 本編ラスト4曲ほどは、BECKがアコースティックギターのみでまったり目な曲を。バンドメンバーは演奏はせずに、BECKの脇に広げられたテーブルで、なんと食事を始めます。と、その絵だけでもおもしろいのですが、そっから、グラスやらを叩き始めたり、BECKの歌に合わせて、コーラスを取ったりします。最後の曲では主役がBECKと完全に入れ替わり、食卓の皿やらグラスをパーカッション的にみんなで叩きまくります。これがちゃんとした演奏になっていて(グラスに入れた水とかも音階を意識して調節してるのでしょうか)、チャカチャカしたリズムが楽しいです。2005年のフジロック出演時にこれをやっていたそうで、今回もやってくれないかなーと期待していたのですが、想像してた通りのおもしろさでした。

 アンコールの拍手の中、映像が(こちらはあらかじめ作られたもの)。先ほどの人形の内、BECKの人形がゴジラと化して、街を破壊します。そのBECKゴジラと戦う、バンドメンバー達。この映像だけで歓声を浴びた後、再び生の映像に戻って、人形達がステージに歩いていきます。人形達がステージに戻った後、バンドメンバー(だと思います)はきぐるみを着て大暴れ。最後はバンド演奏に戻り、Where It's At(だったかな?自信なし)とE-PROで締めでした。

 BECKを始め、これだけエンターテイメントな要素満載のライブを作り上げたバンドメンバーや人形係の方達、スタッフを尊敬します。来週の武道館も見たくなってしまいました。が、最近平日のライブは厳しいので残念ながらパスです。。
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 00:00
comments(0), -
2007/04/07 NAGISA MUSIC FESTIVAL at お台場OPENCOURT
いよいよ、野外フェスの幕開け。第一弾はお台場で春と秋に開かれているダンスもののフェスです。1年ぶりの参加。

お台場フジテレビ正面にある広場(夏に冒険王とかやってる)を使って、いろんなジャンルのステージを8つほど配置してます。せまいエリアなので、音がかぶりまくりですが、その分あちこちと気の向くままにふらつくだけで、いろんな音楽に接することができるのが魅力ですねー。ただ過去の同フェスは、夕方くらいからは混みだしていってしんどくなってくるので、昼から入って夕方くらいに帰ろうかなーと思ってました。

13時くらいに到着。会場はかなりパワーアップしてます。メインステージはしっかりした作りで、ステージ前には柵が作られたりしてます。他のステージも音もかなりよく(レゲエのステージはスピーカーが横いっぱいに並べられ低音をがんがんに)、すごい豪華になったなーと。

始めはメインステージ(太陽)でクラムボンを。新曲を2,3くらい含む50分くらいのライブ。横でこの日のトリであるSYSTEM 7も見ていたようで、ベースのミトは、「自分のアイドルである方に見てもらえるなんて光栄ですー」みたいなことを言ってましたね。最後はなぜかカラオケをバックに3人は楽器から離れて踊りながら、ミトがメインボーカルを取る曲をやってました。ちょい古そうなディスコ曲(EurythmicsのSweet Dreamsを連想)っぽい印象を受けましたが、あれも5月に発売されるアルバムに入るのでしょうか?

その後はひさびさに会う友達とその連れ達に合流して、各ステージをふらふらと。フルで見たアーティストは無かったので、感想めいたこともあまり書けないのですが、ラスト20分ほど見たREBEL FAMILIAがえらくかっこよかったのと、初めて見るSYSTEM 7が気持ちよい音を出してたのが印象に残ってます。この日は8000人という人数設定だったらしく(入場制限してたのでしょうか)、最後まで会場は混むことなく快適でした。このくらいだったら、最後まで居れますねー。春らしい気持ちの良い天気で(最後の方でちょっとだけ雨降りましたが)、野外第一弾としてかなり良い時間を過ごしました。
author:de nudge, category:festival(渚音楽祭), 00:00
comments(0), -
2007/03/31 VERMILION SANDS , STRUGGLE FOR PRIDE at 新大久保EARTHDOM
VERMILION SANDSについて、音源は聞いたことないですが、「ハードコア・ダブ・オーケストラ」という紹介に引かれてライブやってきました。客にはZAZEN BOYS向井秀徳の姿も。

始めはSTRUGGLE FOR PRIDE。こちらも音源未聴ですが、CD屋さんで流れていた映像が強烈だったのを覚えてます。おもいっきし、ハードコアな演奏の中、ボーカルは客席に乱入。もみくちゃにされる中、額から血を流してるお客さんが笑顔でクラウドサーフィンをやっているという。。ここのライブハウスはステージが低いので、後ろだと全然演奏者は見えません。が、警戒して後ろの方にいました。ライブスタートして、(たぶん)ギター、ベース、ドラムがノイズまじりの轟音演奏をする中、前方半分が大混乱に。ついていけないお客がずざーと下がります。演奏している姿は見えず、時々聞こえるボーカルの咆哮と、クラウドサーフィン(金田一探偵の時に出てくるような、死体が湖で足だけが浮いてるシーンを思い出すほど)が強烈でした。演奏は2曲で10分ほどでしょうか、それでも充分かと思えるほどすざまじい演奏でした。

続いてのセット準備には、DJ(bushmind)ヒップホップを流しています。ラップを生ではさんだりしてました。他の方でのラップでも聞くフレーズですが、「天下を取る」ってどんなことを指すのかなー(権力者になるって印象を受けますが、、首相になること?)と思ったり。

VERMILION SANDSスタート。ボーカル/サックス、詩の朗読、ギター×2、ベース、ドラム×2、キーボード、ミックスと9人組の大所帯。ごりごりのリフが重なっていくなかで、ぐわーんとしたダブがかけられていきます。もろレゲエな曲や、ハードコアな激しめな展開もありました。キャリアのありそうな方達が渾然一体となってせまってくるような印象で、その不穏な空気とともに圧倒されました。また聞いてみたいですね。スピーカー近くで聞いていたんで、耳をかなりやられてしまいました。。
author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 00:00
comments(0), -