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会場到着遅れ、オープニングアクトのFinomというバンドのライブは残り2曲しか見れませんでした。同郷シカゴ出身の女性2人組。サポートにドラム(WilcoのボーカルJeff Tweedyの息子さんだそう)を付けて、2人はギター弾きながら歌います。自分が聞いた2曲限りの印象ですが、Black Rebel Motorcycle Clubのようなフィードバックノイズ入りのブルースロックをユニゾンで歌うことを基調としつつ、時折salyu×salyuやDirty Projectorsのような民族音楽的なコーラスワークを入れてくるといったライブで興味深く聞きました。最初から聞きたかったなーと。
Wilcoのライブはアンコール含め2時間。2階下手側の着席して聞く席から見ました。ライブから受ける感覚は他では味わえないWilcoならではのもので、これこれと浸りながら聞きました。カントリーやThe Beatles系なメロディの曲を時には淡々と、時にはオルタナ風味に豪快な演奏を、時にはノリ良い親しみがある展開など入れてきて聞かせます。去年発売したアルバム「Cousin」に収録されている最初の曲「Infinite Surprise」からスタート。仄かな覚醒感ある音とメロディ、そしてTweedyのボーカルがいい感じ。
その後、曲ごとに頻繁にギターとベースを替えて演奏しますが、切り替えがスムースですぐに次の曲の演奏に入ってました。日毎にセットリストも随分変えているようですが、スタッフとの息もあってるようで楽器調整の間がほとんどありません。ギターの一人Nels CineはScott Amendola BandやNels Cline Singers、First Meetingのゲストなどで見ています。Wilcoではかっとんだノイズなどの豪快な音とメロディに寄り添う丁寧な音の使い分けがすごいなーと聞き入りました。2曲ほど座って腿にギターを横向きに乗せてスライドバー使って弾いていました。
ドラムのGlenn Kotcheは左手をレギュラーグリップで叩くことが多いです。ノリ良いリズムを作りつつ、そこから外れた多彩なリズムをいろいろ織り込んでくる叩きぶりがめちゃかっこいいです。「Cousin」というミディアムテンポのやさしいメロディの曲を軽快さある演奏で聞かせる曲だったかと思いますが、Kotcheは両手ともシンバルをひたすら細かく叩いていたのが印象的でした。
「Hummingbird」という曲ではTweedyはギター持たずボーカルに専念します。ウキウキなれるミドルテンポのリズムに枯れた味わいあるボーカルを良い感じに載せつつ歌います。以前よりかなりずんぐりむっくりした体型になった気がしますが、元気いっぱいでこの曲では飛び跳ねたりお客に手拍子促してたりしました。
「Via Chicago」はWilcoのライブといえばこの曲といいたくなるくらいインパクトある曲。淡々としっとりとTweedyが歌い、バンドメンバーも静かに演奏を重ねていくのですが突如何かが崩壊するようなリズム完全無視のドカスカな音を入れてきます。その中でも淡々と歌い続けるTweedy。演奏もほどなく元に戻るのですが、この落差というか展開が毎度すごいなーと思います。
曲によってはトリプルギターになるのですが、曲ごとにそれぞれのギタリストのソロをふんだんに盛り込んできます。長尺インストモードでジャムバンドっぽく聞かせる曲もありました。本編ラストはキラキラしたキーボードと「Maybe all I need is a shot in the arm」と繰り返し歌っていく展開が高まる「A Shot in the Arm」。11年前に見た渋谷AXでの単独公演時もこの曲でめちゃ興奮したのですが、今回も聞けてうれしい。
アンコールは2曲。前回の単独公演ではアンコールも結構曲数あったのに今回2曲だけかーと思ったのですが、どうやら当初は5曲くらい予定していたよう(SNSで見かけたセットリストでラスト3曲やってなかった)。会場もしくは主催者からライブは2時間までと区切られていたっぽいですね。アンコールラストの「Spiders(Kidssmoke)」という曲は、軽快な横乗りリズムの中Tweedyのギターソロをたっぷり聞かせるインストをしばらく聞かせた後、お客に手拍子を促し、そして「パッパッパラパッパッパラ」とみんなに歌わせてました。幸せ空間いっぱいの締めでした。
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三宮駅から近いこのホール会場は初めて来ました。ここでハロープロジェクト恒例の冬のコンサートツアーを見ました。今回のツアーは2チーム、チームA(モーニング娘。'24、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS)、チームB(アンジュルム、Juice=Juice、OCHA NORMA)に分かれて対バン形式でコンサートを行っています。この日はチームAで1日2回公演。2回とも見ました。BEYOOOOONDS一岡伶奈は体調不良で、山?夢羽はインフルエンザで欠席。それぞれ1時間50分ほどのコンサートの感想を書きます。1月初に1回見ているので今回は部分的な記載で、前回触れていないところ中心に書きます。
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MCではそれぞれが長い日本語のメモを用意して読み上げていました。みなさん発音きれいでしたが、とりわけドラムの方が日本語の発音きれいでした。おとなになると純粋な面を失うけど、、とか、10年前に初来日ライブをした時はこの会場の近くでキャパは小さいO-Nestだったのが今回は大きなO-Eastでしかもソールドアウトで嬉しいとか、来月からアメリカツアーするので宣伝よろしくねーこの曲では動画撮っていいからなど語っていました。最年少のベースが現在30歳ということで、初来日時は20歳になります。その年齢で既に海外ライブをしていたってのがすごいなと。
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