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2018/12/16 sora tob sakana、崎山蒼志 at 新宿LOFT

 おなじみ女性4人組アイドルグループsora tob sakanaが主催の対バンライブ。お昼の開催。対バン相手はsora tob sakanaと同年代の男性シンガーソングライター崎山蒼志。静岡県浜松市在住で現役高校生。チケット売り切れで会場満杯でした。
 
 
 初めは崎山蒼志。30分ほどの弾き語り。メガネをした文系男子ってな風情で登場した崎山は「静岡県浜松市からやってきました崎山蒼志です。」とZazen Boys向井秀徳のような口上を述べてライブスタート。まず耳が惹かれるのが倍音的な響き方をさせる高音目な歌声。歌はサザンソウルとかブルースなどを感じさせる曲調で、そういった曲と歌声の相性も良く、圧倒的な個性を感じさせます。ギターも細かなリフ重ねる聞かせ方中心で指が良く動いていてすごいなと。また歌詞のノリ方も良い感じで、スロー目に歌う「国」という曲で「つくろう」を「つくろふ」と歌ったりするのもおもしろい。
 
 合間のMCは朴訥。同じ番組に出演したことがきっかけで、sora tob sakanaにこの対バンに呼んでもらえたことを話していました。ラストはsora tob sakanaのスローな曲「透明な怪物」を1コーラスカバーしてから激しいリフの中歌う「五月雨」という曲につなげます。「透明な怪物」始まりには客のどよめきが上がります。sora tob sakanaの曲を他のアーチストがカバーするの初めて聞きます。彼の声で歌われるとまた違う味わいがあって、非常に良かったです。「五月雨」はストレートな日本語ロック的印象のある曲で、それを彼の歌声で聞くと不思議な酩酊感と切なさを呼ぶような感じがありました。
 
 
 続いてはsora tob sakana。40分ほどのライブ。非常に良かったです。もう何度となく見ているsora tob sakanaのライブですが、心を持っていかれまくりでした。最高でしたね。ポストロック、エレクトロニカ、ジューク/フットワークなどのアレンジの曲をノスタルジーあふれる歌声で、そしてダンスもステップをがっつり踏みつつ、あちこちに動いてフォーメーションも組み替えて見せてと、見どころ聞きどころ満載。そして11月下旬に配信で発売した曲「アルファルド」を今回初めてライブで聞くことができました。
 
 「アルファルド」はプロデューサーの照井順政が原点回帰と称した曲で、ミドルテンポのポストロックサウンドでいろいろな音が入り込んでいるアレンジに、叙情的なメロディを4人の声で歌い上げます。Aメロ、Bメロがソロパートでサビを4人ユニゾンで歌い上げて空を飛ぶような上昇感を味わえるのは、オサカナの黄金パターンで聞き入ります。1コーラス目の神風花の「ひとりになることが怖いからみんな視線逸らした」と、2コーラス目の寺口夏花の「静かな夜がきて書きためたノートが君を覚えてる」のパートが特にお気に入りでそこの歌いっぷりが良い感じ。ラストで4人が「あーあー」と歌う部分はここだけで泣きたくなるほど。歌の入り始めと終わりで2人1組で手をつないで上下に手を離して地球儀を持つような手の形状をさせる振り付けも印象的。
 
 久々に「silver」を聞けたのがうれしかったです。sora tob sakanaの中では珍しくデッドな音のアレンジなファンク曲で、そこにリズム刻んで踊るオサカナとの組み合わせが最高。特に終盤のインストで足を前後するステップ踏みつつ、手でリズム取るダンスの部分が本当楽しそうで良い。合間のMCはいくつかの発表がありました。一番大きなニュースは来年3月にメジャーで初となるフルアルバム発売がアナウンスされたことでしょうか。初回限定盤には今年7月に東京国際フォーラムで行ったコンサートの映像が付くということで、これは楽しみ。もしかして映像出ないのかな、と思っていました。アルバムに収録されている曲を見たら、全て未発表曲の新曲のみで固められていて、これも期待大ですね。「アルファルド」のフルバージョンのミュージックビデオがYoutubeにこの日アップされることも予告していて、イラストレーターの津田という方が全編を手がけた絵は「私達が好きな世界」だそう。
 
 
 ライブ終了後、2組がステージに登場してのトークコーナーがありました。これがなんとも素朴なやり取りでおもしろかったです。sora tob sakanaのメンバーが予め考えてきた質問を崎山にしていくというインタビュー形式なんですが、さながらクラスでなんか表彰受けた男の子を、かわいい女の子達が取り囲んで程よい距離感ありつつ興味津々で語りかけていくといった感じ。崎山のことを「崎山蒼志くんさん」と呼ぶのもおもしろい。かつて元モーニング娘。の鞘師里保がJuice=Juiceの宮本佳林(同い年ながら先に芸能界に入った宮本、先にデビューした鞘師と先輩後輩関係が複雑)のことを「宮本佳林ちゃんさん」と呼んだのに似てますね。
 
 質問で覚えているのは、
  「好きな学校の科目は」→「国語」
  「部活は何やっている」→「英語部。でもほとんど活動が無い。英語も話せない。」
  「休日な何やっている」→「ハリーなんとか(失念。お客のほうっといった反応から楽器店とかでしょうか)に行っている。」
  「ギターはどうやって選んだの」→「浅井健一さんに憧れて同じモデル」
  「学校ではやっていることは」→「うーん、特に無い」
 最後の質問については寺口が「私達もこの質問よく聞かれるんですけど、はやっているものとか無いって答えちゃいますね。」と。
 
 崎山はsora tob sakanaのライブ見て感激したそうで、「普通にお客として見たいです。」と。どんな育ち方すればあのすごいパフォーマンスを16歳という年齢でできるんだろうと思いながらライブ見てましたが、普段どんな音楽聞いているんですかね。あまりアイドルものは聞いていないんじゃないかなと思われますが、sora tob sakanaのライブを素直にすごいと評していたのが好感でした。
 
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:42
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