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2018/12/08 ケルティック・クリスマス 2018 at すみだトリフォニーホール

 海外から様々なアーチストを招聘するプランクトンが手掛けるイベントで、毎年12月初めにアイルランド系統のアーチストを集めて開かれるクリスマスに向けたライブ。4年ぶり2回目の参加。3階の席から見ました。3組の出演で、各組40分程度。アンコールは全員揃って2曲、ダブルアンコールでセッション1曲といった構成。いろんなタイプのアイリッシュミュージック聞けるうれしさがありました。フィドルの音の心地よさ、モノ悲しさ、ノリノリさ加減などたっぷり味わえて幸せと思えた時間でした。ステージ後ろのスクリーンは曲開始の都度、曲名とその曲由来の紹介を映すという親切っぷり。曲のイメージを伝えるような映像も随所に。感想を。
 
 
 初めはThe East Pointers。カナダからやってきた男性3人組でフィドル、バンジョー、ギター/キーボードといった編成。インスト曲とボーカル曲を交互にやってました。2曲ほどでステージ両脇にある台にStephanie Cadmanという女性タップダンサーが登場し踊ります。彼女はタップダンサー兼フィドル奏者というアーチストで、アンコールではフィドルも弾いてました。多彩ですね。The East Pointersの面々も長い台に乗ってのパフォーマンスで足踏みしてのリズムを構築。その場かあらかじめサンプリングしたものかは分かりませんでしたが、足踏みのリズムを足元にある機械でループさせていたりもしました。そういったノリやすいリズムの中、上昇感あるフィドルを軸にバンジョーやキーボード、アコースティックギターの音が心地よくからみます。歌ものは雄大さとか枯れた味わいのあるスロー目なアメリカンロックといった印象のメロディ。フィドル奏者がメインボーカルで、他2人のハーモニーもいい感じ。
 
 
 続いてはCatriona McKay&Chris Stout。スコットランドから来た2人組で女性ハープ奏者と男性フィドル奏者といった編成。今回最もつぼにはまったライブでした。フィドル奏者は陽気なおっちゃんといった感じで曲間ごとに笑顔でMCをしますが、演奏はめちゃストイックな音を聞かせます。ハープ奏者は立っての演奏で、これだけリズム楽器として聞かせるハープは初めて聞きました。リフ的な聞かせ方、低音を強調させるような聞かせ方などおもしろい。そうした音に対しフィドルも何かの情景を描くようなメロディアスな音などを随所に、ハープと繊細に絡むようなアンサンブルで聞かせたりと。特に最初のワルツのリズムで聞かせた曲がすごく良かったです。
 
 
 ラストはAltan。アイルランドから来た4人組で女性フィドル/ボーカル、男性アコーディオン、男性ギター、男性ブズーキ(ギリシャ由来でアイルランドにも伝わるボディ部が梨形状のマンドリンのような弦楽器)といった編成。インスト曲中心にボーカル曲も2つほど。またAltanのライブにもStephanie Cadmanが2曲タップダンサーとして登場していました。こちらはThe East Pointersとは違いタップが無い場面は打楽器音無しで聞かせるので全般に穏やか。ボーカル(フィドル奏者が歌う)曲も聞き入りました。後半になると、お客に手拍子させたりしてほどよいノリがあるように聞かせたりする曲を入れてきて、徐々に熱を帯びてきます。ラストの曲はお客を立たせてノリノリで聞かせていました。
 
 
 Altanのライブ終了後もお客は立ったままアンコールを求めます。全員登場してクリスマスを「きよしこの夜」を最初に歌います。Catriona McKay&Chris Stoutの演奏(ここの導入部も良かった)からスタートして1番はAltanの面々が歌い、2番は全員演奏に加わってThe East Pointersの面々が歌います。Altanの歌は英語ではなかったですね。アイルランド古来の言葉とかでしょうか。The East Pointersは英語で歌っていました。アンコールラストは4つのフィドルで高めていって、途中Cadmanはタップに移り、お客にも踊るよう促し盛り上げます。ダブルアンコールは恐らく決めごとなしのセッションだと思いますが、その熱をさらに高めた音を聞かせて終了しました。
 
 

author:de nudge, category:festival(Others室内), 22:25
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