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2018/08/17 Sonic Mania at 幕張メッセ

 毎年、千葉と大阪で同時開催している大型フェスSummer Sonicの前夜祭であるSonic Maniaに参加しました。Summer Sonic千葉(幕張)で使う幕張メッセ内の4ステージを使っての、金曜日オールナイトイベント。別ステージではNine Inch NailsやMy Bloody Valentineなどの大物がラインアップされていましたが、それら全て諦めて、RAINBOW STAGEで行われているBrainfeeder Nightにずっといました。アメリカ・ロザンゼルスのFlying Lotusが主宰するレーベルBrainfeeder所属のアーチストが勢揃いするということで、これは行かなくてはと楽しみにしていました。

 

 22時半前くらいから29時までの滞在。合間にDJありつつ以下のアクトを見ました。
  Dorian Concept→George Clinton & Parliament Funkadelic→THUNDERCAT→Flying Lotus→Ross From Friends
 それぞれ感想を。

 

 
 Dorian Concept
 6年ぶり2回目に見るオーストリア・ウィーン出身の男性ソロアーティスト。PC、キーボード、他機械使ってのパフォーマンス。45分ほどのライブ。不定形、転調、ブレイクなどを盛り込んだビートに親しみやすいキーボードの音を織り込むライブ。前半はトラップっぽいアレンジにカラフルさ弾けるような世界観を出してきました。中盤辺りからシネマチックな音やメロウな感覚のある音を随所に入れてきて、ダンスフロア向けなビートもちょいちょい聞かせてきます。次どんな展開で来るのかな、という楽しさあるライブで、ラストにシンフォニックな音で締めたのも良い感じでした。
 
 
 George Clinton & Parliament Funkadelic
 初めて見るPファンクの創始者率いるライブ。George Clinton & Parliament Funkadelicは2002年のフジロックに出演していますが、別のアクトを見ていて見逃しています。ただその時食事スペースのオアシスエリアでのトークショーやRed Hot Chili Peppersのライブに飛び入りする姿を見ています。その時も元気いっぱいなおじいちゃんだなーと思ってたのですが、あれから12年経つんですね。来年ライブ活動を引退する予定ということで、これが最初で最後に見る機会となりそうです。1時間ほどのライブは特濃なファンク空間で盛り上がりました。ステージは15人ほどのメンバー。ギター×2、ベース、ドラム、キーボード、トランペット、トロンボーンという楽器隊がいて、あと半分くらいのメンバーは(曲により楽器持つことあるものの)ボーカル。入れ替わり立ち替わりステージに出てきたり、前出たり引っ込んだりと賑やかに繰り広げます。
 
 演奏開始直後もったいぶらずに登場したGeorge Clintonは時折椅子に座って休憩するものの、歌わない時でも手を振り上げお客を煽りまくります。ソロの歌も随所に披露。渋みのある声でうなるように歌います。賑やかなファンク中心ですが、中盤は落ち着いた感じの曲を2つほど披露。1つ目は女性メンバー(2人)がメインボーカルを張りつつ、途中からギターのソロが爆発する曲なのですが、御大はスタッフにもっとギターの音量上げるよう指示したり、マイクをアンプに当てたりと裏方的な役割もしたりします。2つ目は男性数人でメロウな曲を歌います。その後はフィナーレ感ある「Flashlight」「We Got The Funk」など自分でも知っている名曲群を繰り出して、会場爆発。ボーカル陣引っ込んで楽器隊(ドラムの怒涛感あるソロが印象的)だけでもう一盛り上がりさせて終了しました。
  
  
 THUNDERCAT
 Flyning LotusやErykah Baduのサポートで姿は見たことありますが、ソロ名義のライブは初めてのベーシストのライブ。キーボートとドラムを率いての3人編成。1時間ほどのライブ。遠目に見たので服装まで見えてなかったのですが、漫画「ドラゴンボール」のベジータの格好をしていたよう。そういえば2011年のFlying LotusのライブはFlying Lotus、THUNDERCAT、Dorian Conceptの3人でやっていて、3人ともドラゴンボールのコスプレしてた記憶があります。震災直後で多くの外国人アーティストがキャンセルした中、彼らは意気揚々とライブしに来てくれて、ものすごいライブをしてくれて、最後に「カメハメハー」と叫んでくれたのに元気づけられたなーと。
 
 今回のソロ名義のライブもものすごかったです。THUNDERCATが歌うところはジャジーソウルでメロウな感覚がありながら、ひとたびインスト場面になると3人の超絶技巧な速弾きが次々と繰り広げられ、すごいなーと聞き惚れます。フュージョンな感覚もある単音でのユニゾン、入り組んだ細かい音なども随所に聞かせます。特にドラムの手数はものすごく、通常の歌場面でも細やかな叩き方をしていました。歌もののメロディも良くて、終盤の3人でウーウーウーとユニゾンで歌う曲や、ベースでの弾き語りっぽいものなど印象に残っています。「トウキョウ」「ドラゴンボール」などの言葉も入れて歌っていました。ラストは爽やかさあるメロディの曲でこれまた好印象でした。
 
 
 Flying Lotus
 Brainfeederの総本山Flying Lotusのライブは5年ぶり5回目に見ます。毎度毎度ものすごいライブで心打たれるのですが、今回もすごかったです。今回はRainbow Stage入場時に箱に置いてあった3Dメガネをもらって、それつけてのライブ鑑賞。ステージ後ろの映像がその眼鏡通すと立体的に見えておもしろい(3Dメガネなくても問題なく楽しめる映像です)。逆三角形の岩みたいな台に端末載せて、それ使っての1時間ほどのライブ。前半はこれまでの不穏、混沌さは少し抑えめでキレイな音、賛美歌やソウルなメロディの音などを入れて聞かせます。そんな中でもころころとビート変わったり、Flying Lotusが煽ったり。
 
 以前はFlying Lotusがラップしたりするライブもあったりしましたが、今回は煽りを時折入れるだけでインスト音をたっぷりと聞かせます。ポップに聞ける展開もあって、派手なレーザーと3D映像を効果的に見せていました。ラスト15分くらいの時にはスクリーンに大きなFlying Lotusとアルバムタイトルである「You're Dead!」の文字が出て、そこからは鉄板な世界。怒涛感あり、急展開と言いたくなるくらいダイナミックに展開を変えてくる音をこれでもかと聞かせてきます。「You're Dead!」からの曲もやっていました。ステージ脇にいたTHUNDERCATもちょっとだけ姿を見せて、盛り上げていました。
 
 
 Ross From Friends
 初めて見るイギリス・ロンドンを拠点に活動する男性ソロアーティスト。サポートに2人入れての3人編成。機械をいじって音を出すことを主軸としつつ、サポートメンバーはギターやサックス、笛なんかも使って世界を広げます。これまでのアクトの混沌さはなく、ストレートなハウスの音がメイン。夜が明けていく中でのライブといった感あって、それまでの埋まりまくっていた客席は余裕ある空間にもなっていて、心地よく体揺らしながら聞きました。Flying Lotusが時折ステージ脇に出てきて、写真撮ったり、お客煽ったりしてました。
 
 

author:de nudge, category:festival(Summer Sonic), 23:05
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