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2018/08/12 Rock In Japan at 国営ひたち海浜公園

 茨城県ひたちなかにある大きな公園で7ステージ設けられて、そこに日本のバンドを集めた大型野外フェス。2週連続行われるフェスで2週目の最終日に参加。このフェスは野外ロックフェスというフォーマットを使っての歌謡曲祭ってな感じで楽しめます。テレビで見たことある有名アーチストのライブを野外(しかも音が良い)で体験できる楽しい場って感じがしますね。一時期(8年ほど)行かなくなってた時期がありましたが、この歌謡曲祭感が楽しいかも、と思うようになってから(2014年以降)また行くようになりました。
 
 見たアーチストは以下です。カッコが無いものはフルで見ています。
 GLIM SPANKY→モーニング娘。'18→BRADIO(途中2曲)→宇宙まお(後半15分ほど)→私立恵比寿中学→SILENT SIREN(後半15分ほど)→大塚愛→アンジュルム→Superfly(後ろ40分ほど)→サザンオールスターズ(最初から1時間ちょいほど)
 
 この日は同行者がおり、自分がどうしても見たかったモーニング娘。'18だけ希望を通して、後は基本的に同行者の意向に沿いつつ見ました。個々の感想は割愛して、モーニング娘。'18のみに絞って感想書きたいと思います。その前に他のアーチストで印象に残っていることをちょこちょこと。
 
 初めて見たのはSILENT SIRENとSuperfly(フジロック出演時に通りすがりにちょい見た記憶もありますが)の2組。そして単独のコンサートにもよく行っているモーニング娘。'18とアンジュルムを除くと、後のアーチストはフェスという場で2,3回目くらいに見るアーチストばかりになります。音源も追っていなく(サザンは学生時代よく聞いてました)、数年おきに見るようなくらいでこういった書き方をするのもおこがましいのですが、各アーチストともライブを変化/進化させていって、前見た時とは違う見せ方をしているなーと、楽しんで見ました。
 
 大塚愛は最初と最後の2曲ずつはデビュー当初の甲高いボーカルでノリノリでキュートなロックを歌っていましたが、その間は弾き語り含めたしっとり曲中心で、モードが明らかに違いました。中盤のしっとりモードの歌とボーカルの方が個人的には好み。あと、ドラムは沼澤尚(Theatre Brook)でした。恐らくフジロックで最も多数のユニットで出演しているんじゃないかという方なのですが、本当いろんなところで叩いてますね。キーボードは一時時期クラムボンのサポートしていた皆川真人で懐かしい。
 
 サザンオールスターズは全曲スクリーンに歌詞を出しての名曲のオンパレードで、数万人でのおおはしゃぎカラオケ大会ってな感じで超楽しかったです。おやじバンザイってな感じ。「ミス・ブランニュー・デイ」を生で聞けて大感激だったのですが、ライブとして見て衝撃受けたのは「愛の言霊〜Spiritual Message〜」。音源上でも妖艶な印象ありましたが、ライブならではの音像や、メロディに対する歌詞のはめ方とか聞いていてすごいと思うポイント満載で感動しました。
 
 ということで、モーニング娘。'18の感想を続きで。
 
 

 LAKE STAGEという2番目に大きい1万人ほどのキャパがあるステージで、朝から2番目の出演です。その一つ前のGLIM SPANKYを後ろの方で座ってのんびり見てからライブ終了後、前に行って待ちます。ステージを横から見るような感じの上手側の柵前から。そのさらに脇の奥には関係者スペースがあって、そこには同じハロープロジェクト所属のアンジュルムが見守る中、40分のライブをします。
 
 モーニング娘。がフェスに出るのは、2014年の大阪城ホールで行われたMBS音楽祭以来(と認識しているのですが、当時出演してたメンバーが今回初のフェスって言ってたりするので、MBS音楽祭はフェスとみなしていないんですかね。5月にVIVA LA POPに出た道重さゆみもフェス出演が初めてって言ってましたし)。この時のMBS音楽祭は20分5曲をほぼノンストップでやりきってメチャクチャかっこよかったライブだったのですが、今回その倍の40分を怒涛の11曲、ほぼノンストップでやり遂げました。天気こそ日が隠れた曇りですが、蒸し暑く体力的に相当きつかったと思います。ひたすらすごいと思い続け、熱中して聞いて、感動したライブとなりました。
 
 セットリストも初見のお客が多いことが考え抜かれたもの。登場時横一列で行進してメンバー登場、そして位置についてから「HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜」でスタート。ベタなミクスチャーロックで縦ノリしながら楽しむ曲ですが、野外フェスにはもってこい。へー今のモーニング娘。こんなんだと思わせてからヒット曲の「恋愛レボリューション21」を持ってきます。アレンジこそUPDATEバージョンでしたが、振り付けはオリジナルを踏襲したものに戻して一般客へアピールしてました(入り始めに石田亜佑美だけUPDATEバージョンを踊りかけたのはご愛嬌)。ここでおーっとお客を惹きつけてから、華やかなファンクポップの「泡沫サタデーナイト!」につなげたのも良い感じ。流れでノリノリで聞けますね。この曲は最後のサビ前に長台詞パートがあって、担当するメンバーはころころ変えていくのですが、今回は最年少の羽賀朱音を持ってきたのもナイスでした。長身で満面の笑みとともに良い声ではっきりと、フェスを楽しんでいるようなセリフを言っていてお客を乗せていました。
 
 4曲目から10曲目は今のモーニング娘。'18のコアな部分である曲を立て続けにやります。音もほぼ止めることなく次の曲をスタートするので、水分補給もイントロが鳴っている間に交替交替で。この部分まで事前に決めてリハーサルやっているのではないかと思われます。跳ねたファンクのビートにソウルな良いメロディがのっかる「ジェラシー ジェラシー」、今のモードを決定付ける曲となったせつないメロディとEDMの組み合わせた代表曲の「One・Two・Three」、この路線を受け継ぎつつフォーメーションダンスのすごさを随所に見せつける「Help me!!」、切迫感ありつつ叫ぶように歌う場面があり、アフリカンなビートや飛び跳ねが効果的な最新シングルの「Are you Happy?」も大きなステージに映えていました。
 
 そして自分がモーニング娘。にはまったきっかけとなった2013年に発売された両A面シングルで、いまだに両方ともライブ定番曲である「愛の軍団」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」を続けてやってくれたのもすごくうれしかったです。シンプルながらスピード感あるビートのアレンジと、リズムに寄り添ったメロディ、フォーメーションダンスがかっこよい「愛の軍団」、きゅんとなる要素と大人びた要素と女の子のかっこよさなどを特盛りにしたアレンジとメロディ、歌詞の中「愛されたい愛されたい」とお客が大合唱するところから譜久村聖、佐藤優樹がソロで「あーいされたーーい」と歌い上げるところにカタルシスがある「わがまま 気のまま 愛のジョーク」は何度聞いても楽しくかっこよい。
 
 この辺の曲辺りでつぶされて気を失ってしまったと思われる男性客がスタッフに運び出されていました。白目向いてましたが、大丈夫だったんでしょうか。。アンジュルムメンバーがいた方面に運ばれていて、運ばれる様を目で追いかけた先にびっくりしている船木結の姿を見てしまいましたが、トラウマになっていないことを祈ります(フェスではままある光景ですので…)。
 
 そして軽快さとキャッチーさがあり飛び跳ね系のダンスをしながらサビを歌う「What is LOVE?」(2回あった佐藤の煽りも最高でした)で盛り上げきったと思われるところに「最後の曲です。」と一言話して、ミリオンヒットの有名曲「LOVEマシーン」を歌い始めます。曲始まりの客席から聞こえる「おおー」というどよめきがすごかったです。サビはステージ見ずに客席を振り返って見てましたが、全員で同じ振り付けをするのは壮観すぎました。モーニング娘。を初めて見る人たくさんいながら、これだけ同じ振り付けができてしまうというところにこの曲の浸透度が伺えます。やっぱりヒット曲を持っているって大きい。
 
 とにかくものすごいライブでした。息をつかせない展開で怒涛のライブを見せるのはフェスでは効果的(フェスはMCとか入れるタイミングで離れてしまうお客さんもいがち)で、かつ一曲一曲が見どころ満載といった感じに見せることに成功したと思います。フォーメーションダンスでバシっと振り付け揃うところでかっこよさを見せるだけでなく、ステージ左右に散らばってお客に愛想を振りまくことも随所に入れていて、親しみやすさもあります。自由な動き(拡散)と一箇所に固まってのきっちりとした動き(収束)を繰り返して見せることで、目を離せなくするというか視点をいろいろ変えさせることで飽きさせないというか。たぶん、またじっくり見てみたいと思ったお客さん多かったと思います。
 
 後から知ったのですが、1万人入るキャパがあるLAKE STAGEが入場制限になっていたそうです。ここが入場制限になるのは10年前に同じステージに初登場したPerfume以来なのではないかという書き込みも見ました。これは見たお客さんのみならず、主催者にもインパクトを与えたのではないでしょうか。来年は20周年ということで、5日間と拡大開催するようです。次はメインのGRASS STAGEを狙えるのではないかと。以前のブログにも書いてますが、もしそこで4万人以上動員できたらモーニング娘。史上最大のキャパでやるライブになるんじゃないかなーと思ったり。たぶん全盛期でも3万人クラスの会場のコンサートだったんじゃないかと。またこの日のライブきっかけでこのフェスのみならず、他フェスからも声かかるんじゃないのかなーと。いろいろと楽しみにしてます。
 
 (そして、5日間開催ということで出演数も増えるということで、来年のRock In Japanには他のハロプログループも、特にJuice=Juiceの出演を期待しています。)

 

 

author:de nudge, category:festival(Rock In Japan), 22:30
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