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2018/07/28 Fuji Rock Festival at 苗場スキー場(二日目)

 フジロックの長めの感想文です。

 

 【7/28(土)】
 以下のような順番です。カッコが無いものはフルで見ています。
  Lewis Capaldi→ESNE BELTZA→Roberto Carcasses Trio→トータス松本→ハンバート ハンバート→Carla Thomas & Hi Rhythm(最初の40分ほど)→FISHBONE→BABYLON DEAD(最初の50分ほど)
 
 

 
 8時過ぎ起床。晴れていると7時にはテントがサウナ状態になって寝ていられないのですが、雨降っていたので遅くまで寝てられました。銭湯に入った後、準備して会場に向かいます。その後雨上がって夕方くらいまでは持ってましたが、それ以降崩れて強雨、23時過ぎには強風に見舞われた一日となりました。
 
 
 Lewis Capaldi
 レッドマーキーでスコットランド出身の男性シンガーソングライターを見ます。ベース/電子ドラム、キーボードのサポートを付けてのパフォーマンス。まだ21歳と若い方で、去年デビューしたばかりのよう。Capaldiは曲によりエレクトリックギター使ったり、ボーカルのみ専念したりして歌います。前知識無く見たのですが、歌声に感激しまくりました。歌を活かす控えめなアレンジも良くて渋く力強い声が会場中に響き渡ります。お客はじっと聞き入り、曲終わりとともに大歓声。全般におとなしめの聞かせる曲が続きますが、ブルージーなメロディと歌声のかみ合わせが良くて、リズム無しのアレンジや程よく乗れるリズムものなど聞かせるポイントも曲ごとに変えてきて飽きさせません。一曲アコースティックギター使って歌う曲もありましたが、それも良い。ラストはボーカルのみに専念する曲で、曲終わりは演奏陣が退場して音も無い状態でCapaldiがひとしきり歌って終了しました。
 
 
 ESNE BELTZA
 ホワイトステージでスペイン・バスク地方のバンドであるESNE BELTZAを見ます。トロンボーン、ベース、アコーディオン/ボーカル、ボーカル、ギター、キーボード、ターンテーブル、ドラムの男性8人組。民族音楽系統のミクスチャー、スカ、パンクなどを織り込んだお祭りバンドで、フジロックではこの系統のバンドは鉄板といっても良いくらい盛り上がりますが、このバンドもご多分に漏れずお祭り騒ぎでした。管楽器が一人しかいないのと、ターンテーブル奏者がいるのが個性でしょうか、スカ、クンビア、パンク、ヒップホップなどごった煮で聞かせます。お客を全員しゃがませて、せーので飛び回ったりすることを3回くらいやっていたり、終盤には客席にメンバーが入り込んで3曲くらい歌っていました。その3曲の1つ目はターンテーブルの出す音に合わせての縦ノリ曲、2曲目はしっとりと聞かせる曲、3曲目はボーカルとギターの2人がそのまま残って他メンバーはステージに戻りスカモードで歌います。お客がモッシュでその2人に押し寄せる中歌っていて、かなり無茶感、危険な感じもありました。その流れでステージに戻って盛り上げ曲を2つやった後、ターンテーブルの出す音の中、お客への挨拶、客席バックにしての写真撮影などをやって退場していました。この時にターンテーブルから流していた曲が妙に印象に残るポップな曲で気になりました。バスクのヒット曲とかでしょうか。
 
 
 Roberto Carcasses Trio
 フジロックの最奥地であるカフェ・デ・パリスというワインバーのあるでっかいテント(300人くらい入れるスペース)でキューバのジャズトリオを見ます。男性キーボード、女性ベース、男性ドラムの編成。他の日に出ている大所帯バンドであるINTERACTIVOの別働隊とのこと。自分が聞いたことあるキューバのジャズピアニストはOmar SosaとRoberto Fonsecaですが、彼らの音楽とも聞き味が似ていて軽快さと上品さがあるテーマ部を軸としたラテンジャズで聞かせます。お客に手拍子求めたり、キーボードやベースが歌を入れたりと親しみやすさもいろいろと。歌はクンビア系統のものでしょうか。座って聞かせていましたが、ラスト2曲は立ち上がるように求めて、ほどよいノリのある曲を聞かせていました。
 
 
 トータス松本
 ジプシーアバロンでウルフルズのボーカルのソロアコースティックライブを見ます。客席満杯。アコースティックギターを手に人気曲「バンザイ」からスタート。Sam Cookeの「What A Wonderful World」日本語カバーなんかも入れつつ、後はウルフルズやソロの曲をやっていたんでしょうか。「サムライソウル」のアコースティックバージョンはオリジナルと大分聞き味違いましたね。Aメロ、Bメロ部分が切々と語りかけるように歌っていてこのバージョンも良いな、と思えるものでした。笑顔でギター弾く表情がなんかウルフルケイスケに似ているなと思ったり。ウルフルケイスケは今、ウルフルズとしての活動を休止しているようですが、以前はベースのジョン・B・チョッパーが数年間脱退していたりと、なかなか波乱万丈ですね。ウルフルケイスケがいないウルフルズのライブってどんな感じなんだろう、と思ったり。
 
 
 ハンバート ハンバート
 フィールドオブヘブンでお馴染み女性ボーカル、男性ギター/ボーカルの2人ユニットであるハンバート ハンバートを見ます。いつもは2人だけでライブすることが多いのですが、今回は後半バンドセットでした。まずは前半2人だけで。MCがユニークなのがお馴染みでステージ登場直後にまずMCから入ったりしますが、この日も登場するなり佐野遊穂の第一声が「さっきねー」で、お客を和ませます。佐野の母親から連絡があり、フジロックに台風直撃するそうじゃない、Bob Dylan(翌日のヘッドライナー)ちゃんと来てるの?と聞かれたそうな。たぶん来ているんじゃないかなーと適当に答えた後に、今日のライブYoutubeで生中継するらしいから見てねと言ったら「興味無い」と言われて、え私達に興味無いのとショックを受けたと。よくよく聞いてみたらBob Dylanに対して(曲知らないと)だと思ったそうで、ハンバート ハンバートのライブは見るつもりだ、と。
 
 つかみのミサワホームMC曲「いついつまでも」、Bob Dylan「Blowin' in the wind」をちょい歌ってからの吉田拓郎カバー「結婚しようよ」と来てさらにMongol800「小さな恋のうた」(昨日Mongol800のオリジナルバージョンも聞いてます)を歌います。「おなじ話」まで歌ってからバンドメンバー登場。ベース、ドラム、キーボードの3人が加わります。「ぼくのお日さま」、たまのカバー「さよなら人類」などなど聞かせて、終盤はライブでも聞かせるハンバート ハンバートの中ではノリノリ曲の「がんばれ兄ちゃん」「国語」などからラップを交えて歌う「おいらの船」につなげます。この曲の合間に別の曲を歌ったりするのですが、今回はなんとNirvanaの「Smells Like Teen Spirit」。アコースティックギターでジャージャジャンと佐藤良成が鳴らした時はびっくりしました。ドラム(坂田学)がそれまでとは一変した激しいドラムを叩いて、ロックなモードにシフト。それを日本語詩でサビ手前まで佐野が歌うのですが、「Hello,hello,hello,how Low」の部分を「タロー、ジロー、サブロー、シロー」と歌っていておもしろすぎでした。ラストは「ホンマツテントウ虫」で賑やかに締めました。途中から雨降ったりしましたが、最後まで楽しく良い歌を堪能できました。
 
 
 Carla Thomas & Hi Rhythm
 引き続きフィールドオブヘブンでアメリカ・メンフィスのベテラン女性シンガーCarla Thomasを見ます。キーボード、ドラム、ベース、サックス、トランペット、コーラス×2を率います。さすがの存在感でブルースやカントリーを聞かせます。20分過ぎた頃にシスター紹介する、、と別のボーカリストが出てきます。数曲歌うのを聞いて途中で別の会場に移りましたが、どうやら最初に歌っていたのが妹のVaneese Thomasだそうで、次に歌っていたのがCarla Thomasだったよう。どちらも素敵な歌声でしたが、個人的好みな歌声は妹さんの方かな、と思ったり。
 
 
 FISHBONE
 ホワイトステージに移動して8年ぶり2回目に見るアメリカ・ロサンゼルスの元祖ミクスチャーロックバンドとも言うべきベテランバンドを見ます。30年以上の活動を誇るバンドですが、めちゃくちゃパワフル、時には強い雨が降り注ぐ中のライブでしたが、ものすごく熱中して見たライブでした。ギター、ベース、ドラム、キーボード/トロンボーン、サックス/ボーカル、トランペット/ボーカルという男性6人編成で、曲により管楽器を吹く3人が動きまくり、暴れまくり。のっけからスピード感あるブラックロックに心持ってかれました。キーボードは中心部分のみを棒で支えていて回すことができるようになっていて、それを奏者がクルクルと回しながら弾いたりします。サックス/ボーカルのAngelo Mooreはサックス吹きおわったらスタッフにサックスを放り投げたりと、何かと楽器を乱雑に扱いますが、勢いを大事にしてます(投げたのが原因なのか、途中サックスのピンマイク付ける部分が壊れて、ガムテープで緊急修理してましたが)。ファンク、パンク、スカ、レゲエ、ゴスペルなど混じったミクスチャーロックで、とりわけゴスペル感あるコーラスが勢いある楽曲の中で歌われるのがかっこよすぎ。チョッパーベースや、ギターこすってのスクラッチ音なども楽しい。全ての振る舞いに迷い無くて6人全員の動きに魅せられます。ラストは鉄板曲「Party At Ground Zero」で爆発して終了。ライブ終了後に強い雨も上がって完全燃焼感ありました。
 
 
 BABYLON DEAD
 アンフェアグランドのライブスペースに移動して、強烈なドラムンベースのKELVIN 373のDJを15分ほど聞いた後、1DJと1MCのユニット(イギリスかな)BABYLON DEADを見ました。重いリズムにラガマフィンのボーカルが噛み合う序盤から、アブストラクトヒップホップな音や早いリズムなどを交えた音につなげていきます。あれだけの早口をよく延々と歌っていけるなーと関心。歌い上げる場面もあって、いろいろな変化が楽しめます。客席はかなりカオスな空間になっていて、外国人のキャスト、スタッフが多く踊る中、泥酔の日本人があちこちに顔を出していたりと。
 
 
 ふもとに降りてきて、もう一組くらいなんか見ようかなと思っていたのですが、ものすごい強風が降り注いでこれはテント倒れているかもと戻ることに。苗場食堂でラジオDJのクリス・ペプラーがベース/ボーカルを担当するバンドのNONE THE WiSERを1曲だけ見ました。あまり知らないで書きますがStevie Salasっぽいってな印象を持ちました。さながらクリス・ペプラーはT.M. Stevensといったところでしょうか。
 
 テントサイトを歩くとつぶれているテントがちらほらと。恐る恐る自分のテントの場所までたどり着くと無事でほっとしました。風向きがちょうど自分の建てたテントの向きだと抵抗少ない形になっていてラッキーでした。隣の小さなテントは完全につぶれてしまっていました。建て方ちょっといい加減だなーとちょっぴり思っていたのですが、やっぱり。。25時くらいに就寝。強風でテントが揺れまくりで頻繁に目が覚めましたが、最後までつぶれることなく朝迎えることができました。
  
 

author:de nudge, category:festival(Fuji Rock), 23:07
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