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2018/07/27 Fuji Rock Festival at 苗場スキー場(一日目)

 フジロックの長めの感想文です。

 

 【7/27(金)】
 以下のような順番です。カッコが無いものはフルで見ています。
  neco眠る→ミツメ→Let's Eat Grandma→Parquet Courts(後ろ30分ほど)→Albert Hammond, Jr.→FU-CHING-GIDO→Marc Ribot's  Ceramic Dog→Havana Dub(間1時間弱)→gnkosaiBAND→Post Malone→Hothouse Flowers(5分過ぎくらいから)→Jon Hopkins
 
 

 
 東京駅に朝7時頃新幹線に乗って越後湯沢駅に8時過ぎに到着。苗場プリンスホテル行きのバスに乗って9時くらいに現地に到着。宅急便で送っていたキャンプ道具を受け取り、テントサイトに行ってテントを立てます。土日に台風来るかもという予報があったので、なるべく平面の場所を探してペグもいつもより念入りに地面に押し込むようにしました。いつもより時間かかってしまいました。
 
 一番大きな4万人収容のグリーンステージに行って、ライブ開始前にレコードをレーザーで読み取るターンテーブル使って曲を流すという企画を聞きました。The Beatles、Jimi Hendrix、Janis Joplinを1曲ずつ、そして忌野清志郎が自転車漕ぐ映像とともに「雨上がりの夜空に」が流れて、フジロックスタートのお馴染み曲「田舎へ行こう!」が流れてお客のテンション上がったところでトップバッターのMONGOL800が登場。3.4曲ほど聞いて移動しました。
 
 
 neco眠る
 5千人収容する屋根付ステージのレッドマーキーでギター×2、ベース、ドラム、キーボード、シンセの6人組バンドを見ます。5年ぶり6回目で久々。キーボード奏者が女性に替わっていました。和が感じられるメロディを中心にしつつ、ミニマル感あるアレンジを随所に織り込んだいろんなタイプのインスト曲を繰り出します。ベースの伊藤コーポレーション(株)は相変わらずのトレードマークと言える金色のチェーンネックレスをかけて、大きなアクションで客を煽ります。今まで聞いてきた鉄板曲「SUN CITY'S GIRL」「ENGAWA DE DANCEHALL」なんかはいつ聞いても楽しいですが、他の音源未聴の曲も新鮮味あって聞けました。独特なギターのフレーズを軸としつつハウスやテクノ感だしてきたり、まったり聞かせてきたりする曲など。途中ゲストでnever young beachとAnd Summer Clubのボーカルが出てきて、ボーカル付きの曲を歌っていました。never young beachは以前1回だけライブ見たことあって、その時も感じましたがムード歌謡的な聞かせ方をするボーカルですね。
 
 
 ミツメ
 レッドマーキーで1年ぶり2回目に見るギター/ボーカル、ギター、ベース、ドラムの男性4人組を見ます。5年前にルーキーステージに出ていて、それ以来のフジロック出演とか。ルーキーステージ出身のバンドでどんどん出てきますね。夏の蜃気楼感あるアレンジで、歌部分だけでなくインストもたっぷりと聞かせます。曲によっては打ち込みもほんのりと聞かせたりするのも小技が聞いている感じ。ラスト手前の曲はまったり目に聞いていたら途中で突如轟音モードにシフトしてきてビビりました。ラストの曲もその轟音モードの中で、My Bloody Valentineのように甘い歌声が裏に隠れるように歌っていておもしろいなと。
 
 
 Let's Eat Grandma
 レッドマーキーでイングランド東部ノリッチ出身の女性2人組を見ます。ものすごく若く(18歳とか)かわいらしい風貌。ショートパンツの格好でかわいさも増してます。男性ドラムがサポートについてのパフォーマンス。ともにシンセをいじって打ち込み音とキーボードで弾きながら歌う趣向。それぞれのソロやユニゾンで聞かせます。ドリームポップ感ある揺らぎのある曲で、曲によってはギターやサックスを演奏して生の感覚を折り込みます。それらの音自体のすごさは無くても初々しさあります。最後2曲はダウンテンポで凝ったアレンジとダンス的な動きを織り込んでおもしろく聞かせてました。首うなだれたり、2人でアルプス一万尺みたいな手で叩きあったり。最後の曲は2人が寝るところからスタートするのですが、音出しミスったみたいで一回立ち上がってからやり直ししたのもご愛嬌。長尺な曲で、2人が天使みたいに振る舞いつつ客席前に行ってお客とハイタッチ交わしたり。縦笛の音を入れてきたり牧歌的な雰囲気も入れ込んだりと楽しく聞けました。
  
 
 Parquet Courts
 2番目に大きい15000人収容のホワイトステージに移動します。アメリカ・ニューヨークを拠点に活動するギター×2、ベース、ドラムの男性4人組。ギター2人がメインボーカルを曲によって分けて担当。ドラムが黒いスティックを使っていたり、ガレージロック的な聞かせ方をしたりとThe Strokes直系な曲がメインのようですが、ライブはもっと幅が広いアレンジで聞かせていました。ギターの一人がヘンテコな小さいアコーディオンくらいの大きさの楽器を抱えて演奏するレゲエモードの曲があったり、サポート(ローディーでしょうか)を入れて金物と笛でサンバなインストをやったりと。ラスト手前の曲は長いインストがあり、上手側のギターがThurston Mooreばりにギターを空中に放り投げてのノイズ出しをしたり、ギター置いて踊りだしたりとやりたい放題。最後はガレージパンクな短い曲をビシっと決めて終わらせていたのがカッコよかったです。
 
 
 Albert Hammond, Jr.
 ホワイトステージでThe Strokesのギタリスト、Albert Hammond, Jr.のソロ。ギター×2、ベース、ドラムを率いた5人編成のライブ。Albert Hammond, Jr.はギター演奏する場面は少なめでボーカルに専念している曲がメインでした。The Strokesらしいアレンジの曲が多かった印象ですが、もうちょっとポップに寄っているかなと思いました。親しみやすい要素多く、Albert Hammond, Jr.もステージあちこち駆け巡ったり、マイクぶんぶん回したり、客席手前の柵に登ったりとサービス精神旺盛。ギターを手にすると、The Strokesで見せる腰辺りにギターを抱えて右手ではじくように弾くお馴染みのパフォーマンスを見せてました。
 
 
 FU-CHING-GIDO
 ジプシーアバロンという、フィールドオブヘブンとホワイトステージの間にある客席が傾斜のある芝生席になっているステージで、チューバとドラムの2人組バンドを見ます。ドラムのふーちん(チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン)は、毎年お子さんいる家族が遊ぶスペースのKIDS LANDに大道芸として玩具楽器鳴らしていたりします。チューバのギデオン・ジュークスはOrquesta Libreやシカラムータなどで活動する日本在住のイギリス人。それぞれの演奏は見たことありますが、このユニットは見るの初めて。ジュークスはPCを操りつつ打ち込み音はその場のサンプリング音を重ねたり、ふーちんは胸にピアニカを付けて吹きながらドラム叩く場面を多々織り込んだりと、変則的な演奏で彼女たちらしい民族音楽的な曲をやります。哀愁あるピアニカのメロディに小気味良い時には変拍子なんかも盛り込んで次々変わる曲の展開が楽しい。ミクスチャーロック的なものやサイケものなどをこの編成でやっていたりして、そういったものも楽しい。最後にやった曲はJimi Hendrixの「Fire」という曲のカバーだそう。
 
 
 Marc Ribot's Ceramic Dog
 アバロンからさらに上に行って5000人ほど収容のフィールドオブヘブンに行きます。数年ごとにいろんなユニットで出ているギタリストMarc Ribotが、ベース/キーボード/ドラムのShahzad Ismaily、ドラムのChes Smithを率いたバンドで登場します。フジロックにこのユニットで出るのは初めてですが、自分は5年前に渋谷クアトロで見て以来の2回目。シリアスさを全面に出してきたライブで圧倒されまくり、最初から最後まで聞き入りました。ロックモードでぶっとんだリズムの中、独特な響き方するギターがめちゃくちゃかっこよく、その中で歌うribotのやさぐれた感ある歌声も聞き惚れまくり。IsmailyとSmithのツインドラムの中、Ribotが紙に書かれた長い詩を読み上げたりするのも、英語なんでなんて言っているのかわかりませんが、バリバリの緊迫感あって聞かせます。基本一つのギターでライブするRibotですが、1曲だけウクレレ使ってる曲がありました。その曲もダークなものでウクレレ使ってこういった世界観の演奏って初めて聞くと思いました。途中アンプをスタッフに移動させたり、ベースの音が出なくなるトラブルなんかもありましたが、そういった中でも即興的にギターとドラムだけでつないだりして、緊張感切らさずに確固たるライブを作り上げていたのを堪能しまくりました。
 
 
 Havana Dub
 フィールドオブヘブンからさらに奥に行くと、今年限定の施設のアンフェアグランドという場所があります。怪しげな絵や像が囲む中、DJバーとスペースが一個ずつある巨大テントがどーんと立ってます。イギリスのグラストンベリーフェスティバルにある施設らしいのですが、今年お休みということで特別に持ってきたそう。そこのDJバーの方で一時間弱ほど男性2人組のDJユニットを聞きました。この時間帯なのか、初日でまだあまり知られてないのかお客は少なめ。時々テント専属パフォーマーと思われる怪しげな格好をした人たちが徘徊する中、4つ打ち中心でドリーミーさも時折入った乗れるテクノを楽しみました。
 
 
 gnkosaiBAND
 アバロンで横浜、湘南を拠点に活動しているそうな男性キーボード、女性ベース、男性ボーカル/ドラム、男性ギターの4人組バンドを見ます。レゲエなどいなたい感じで聞かせるアレンジをベースにそのままインストで聞かせたり、ドラムがポエトリーリーディングっぽく歌ったりと。Tokyo No.1 Soul SetとTha Blue Herbの中間ってな印象あるラップスタイルでドラム叩きながらよくあーいった感じで歌えるなーと。終盤ギターが一人ゲストで加わってジャムバンドっぽいノリのインスト曲をやっていました。
 
 
 Post Malone
 ホワイトステージのトリである今、アメリカではとんでもない人気だそうな若手男性ボーカリストのライブを見ます。ステージにはマイク一本のみでトラックを流しつつ歌うスタイル。フジロックでは珍しいライブスタイルですね。ダブステップ、フューチャーベースと呼ばれていそうなトラックを軸にだみ声がかったソウル曲を歌います。個性ある強い声で、高揚感あるメロディとともに一聴で楽しいと思える曲が多かったです。日本でのライブは初めてなようです。日本の国旗などがついていたり、背中にJAPANの文字が書かれているつなぎを着てのパフォーマンスで日本初登場として気合入ってます。曲ごとのお辞儀も丁寧で好漢な感じもひしひしと。途中お客から靴が投げ込まれて、そこにお酒を入れて飲むなんてサービスもしてました。アコースティックギター弾きながら歌う曲も2つほど。こちらの方が元々なパフォーマンススタイルでしょうか。John Butler的な印象ある歌で、トラック流しながらラップ交えたりするパフォーマンスとは異なるものでした。
 
 
 Hothouse Flowers
 ふもとに降ります。苗場食堂(食事どころのオアシスエリアにある苗場食堂の裏にあるステージ)に移動して、アイルランドのボーカル/キーボード、ギター、ブズーキ、ダブルベース、ドラムの男性5人組を見ます。ボーカルのLiam O Maonlaiのソロは見たことありますが、バンドは初めて。ステージ高がないのでメンバーあまりよく見えない中で聞きましたが、感激要素多々ある素晴らしい演奏で聞き惚れました。アイリッシュトラッドを下敷きにしているかと思われますが、ロックとしても力強い演奏で自由自在感もあります。そしてO Maonlaiの歌声もそれを支えるメンバーのコーラスワークも素晴らしいなと思う場面がたくさん。縦笛とバウロンで演奏して盛り上げたり、Johnny Nashの「I Can See Clearly Now」のカバーをしたりとサービス精神も旺盛。ラストの曲はカリプソモードになって各メンバーのソロもたっぷりと折り込みつつ、最後は合図でビシっと演奏を止めて終了していました。彼らは他にもいくつかステージ出る予定でもっと見たいと思わされるライブでした(と書きつつ結局この回だけとなりました)。
 
 
 Jon Hopkins
 深夜のレッドマーキーで前日の単独公演に続いてJon Hopkinsのライブを見ます。やった曲の流れは前日と同じだったかと思います。2回連続で見ても素晴らしい、大勢のお客のうねりを上げるような反応も熱烈で良い感じ、、だったのですが、途中で音が止まるトラブルで5分ほど無音状態が。それが必殺の「Everithing Connected」のところだったので、ちょいもったいなかったなーと。それでも音のキレイさ、強いビートなどライブを堪能できました。
 
 
 ここでこの日は切り上げ。テントに戻って27時半頃寝ました。

 

author:de nudge, category:festival(Fuji Rock), 07:18
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