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2018/05/06 VIVA LA POP at さいたまスーパーアリーナ

 5/3〜5に開催していたVIVA LA ROCKのおまけ版ということで、今年から始まったそうな女性アイドル中心のフェスVIVA LA POP。行くかどうかは当日決めようと思っていたのですが、3日前に参加したVIVA LA ROCKの会場で、VIVA LA ROCK入場者は1000円割引でチケット買えるという売り場があり、それだったら行こうと決心してチケット購入。この日に臨みました。
 
 会場はVIVA LA ROCKと同じさいたまスーパーアリーナですが、規模は縮小しての開催。メインとなるStar Stageはアリーナと2階席のみ使用。他はアリーナの外にあるフットサルコートを客席にしたGARDEN STAGEのみの2ステージでの同時進行(VIVA LA ROCKは4ステージだった)。Star Stageのアリーナはメインステージから通路つないでのセンターステージまであります。縮小開催でもほどほどの客入りで、どこもかしこも人だらけだったVIVA LA ROCKより過ごしやすかったです。シンガソングライターの大森靖子と、ロックバンド凛として時雨のドラムであるピエール中野の2人がプレゼンターで、2人がこの日の出演者のブッキングも行ったそう。
 
 見たのは、以下。全てフルで見ています。
  こぶしファクトリー→吉川友→Negicco→鈴木愛理→sora tob sakana→Maison book girl→BiSH→欅坂46→大森靖子→道重さゆみ→大森靖子✕♥♥♥コラボスペシャルライブ

 

 吉川友のみGARDEN STAGE、他はStar Stage出演のアーチスト。こぶしファクトリーとsora tob sakanaのみアリーナスタンディングで見て、他は2階スタンド席で座って見ました。各組について感想を。
 
 

 こぶしファクトリー
 ハロープロジェクト所属の5人組女性アイドルグループのこぶしファクトリー。通常のライブではオケをバックに歌う彼女たちですが、この日は初となるバンドセットが予告されていました。現役ハロプログループでバンドセットで見るの初めてで楽しみにしていました。最初の「これからだ!」のみオケで歌い、2曲目以降はバンドセット。ギター✕2、ベース、ドラム、キーボードを率いてのパフォーマンス。バンドバックにライブやること自体初めてだったそうですが、違和感なく聞かせていました。オケのアレンジも原曲イメージを損なうことなく、生演奏ならではの強さもあって良い感じ。バンド音に負けないボーカルも聞かせていて、楽しく聞きました。
 
 「ドスコイ!ケンキョにダイタン」の間奏で相撲を取る場面があり、そこでは突如大森靖子が登場して相撲取っていました。大森はそのまま残って「ラーメン大好き小泉さんの唄」のダンスと歌に加わり、ラストの「辛夷の花」はアコースティックギター弾きながら歌に加わっていました。こぶしのメンバーが大きなステージで楽しそうにやっていたの良かったです。バンドの演奏を締める時に5人でせーので飛んで止めようとしますが、微妙に5人のジャンプが揃ってなかったりしたのが(曲中のダンスはビシっと決まっているのに反して)かわいいグダグダ感あって良かったです。
 
 
 吉川友
 ハロコンのゲストなどで1,2曲歌っているのは聞いたことありますが、まとまった時間のライブを見るのは初めてのシンガー。こちらもバンドセットでギター、ベース、ドラム、キーボードの4人を率いています。バンドのあらかじめ決められた恋人たちへのメンバーが中心のよう。濃ゆい系の顔立ちな美人さんで、自ら「わがままボディ」と言い、ステージ左右を飛び出して傍観者モードで見ているお客さんを煽ったりと、何かとやり過ぎ、過剰感を出してきますが、何よりすごいと思うのが破格と言えるくらいの歌の旨さ。メインステージとは異なり、音環境もそれほど良いステージでは無いのですが、通りすがりの人(野外無料ステージなので誰でも見れる)でもうまいな〜と引きつける声を持つのではないでしょうか。個人的に声質がそれほど好みではないですが、いろんなタイプの曲(ポップス、ラップ、ロックや歌い上げるものなど)を器用に歌いこなしていて、すごいなと。最初と最後に歌った曲が歌声に合っている感あって好みでした。
 
 
 Negicco
 2年ぶり2回目に見る、新潟を拠点に活動する3人組。それぞれ赤、青、黄色の下地に透けている白をかぶせているドレスのようなワンピース、色違いのベルトを巻いた格好で歌います。心地よいポップスを歌うグループで広い会場でもマイペースに淡々と、、と思いきや後半になるに連れてミドルテンポながらノリ良い曲を連発して盛り上げてきました。タオルを回して客を煽る曲もあったりと。歌声はうまさは感じさせないですが、曲にあった心地よさを感じさせるものでした。特に長い髪で黄色の服のメンバーの歌声がいい感じと思いました。
 
 
 鈴木愛理
 去年、解散した℃-uteのメンバーで、今年ソロデビューするシンガー鈴木愛理。ソロはダンスモードとロックモードを使い分けてライブするそうで、この日は両方見せていました。最初の2曲はオケでトラック流し、ダンサー2人従えてのダンスモード。1曲目はステージ後ろの映像に英語の歌詞をデカデカとポップに見せてきて、この辺は安室奈美恵と同じ見せ方だな、と。3曲目からバンドメンバー(ギター、ベース、ドラム、キーボード)が入ってきてロックモードになります。ここで衣装替えまでありました。Buono!時代の「ロッタラロッタラ」「初恋サイダー」も歌っていましたが、他はオリジナル曲のみで勝負していたよう。一聴では個人的につぼに入る曲は(Buono!の曲含めて)無かったですが、曲がどうとか関係ない鈴木愛理すごいとひたすら思わせるパフォーマンス。

 

 歌、表情、ダンス、ちょっとした肩の動きレベルでも見せる聞かせる要素ありまくり。もとからアリーナに人たくさんいましたが、ライブ進むに連れてどんどん人が増えていってました。ライブ終了後「初めて見たけどすごかった」みたいなコメントを何箇所かで聞きました。スターってこうゆう人を言うんだな、と改めて思いました。安室奈美恵のようにソロで成功してもおかしくないと思わせるくらいのパフォーマンスと思いました。あと、意外と思ったのがMCが聞きやすかったです。確か彼女は滑舌が悪いことで有名だったはずですが、ソロになって変身したんですかね。。
 
 
 sora tob sakana
 個人的お馴染み4人組グループ。まさかメインステージで、しかも鈴木愛理の後ろの出番という位置とは思いませんでした。今月メジャーデビューする彼女達にとってはアピールする格好の場。怪我でここ一週間ライブを休んでいた山崎愛もこの場に間に合わせてきて4人揃いました。思い入れがあるグループなので客観的には見れないですが、歌った6曲で確固たる彼女たちの世界観を広い会場で多くのお客さんに伝えることはできたのではないでしょうか。ポストロック系中心の凝ったトラックに、無垢な歌声が乗っかるのは個性ありますし、「広告の街」でのブレイクはさむかっこよさ、「ribbon」で変拍子のトラックの中で歌われる叙情的な要素溢れる世界などおおーっと思う要素たっぷり。緊張はしているのでしょうけど、ステージの前から火花が上がる演出に喜んでいたり(笑顔でびっくりする神風花がかわいらしかった)、お客に広く目を配りながらダンスしていたりと、楽しんでライブやっている感ありました。途中でステージ後ろのスクリーンの(VJ TONTONが手がける)映像が見えなくなるトラブルをものとせずやりきりました。
 
 そして、他のアーチストのライブと比較してsora tob sakanaのライブが特徴的なのはオイコール(お客が「オイオイ」言いながら腕を突き上げる)が無いことと思いました。他のアーチストのほとんどがオイコールをやるように煽っている場面があったかと思いますが、sora tob sakanaは手拍子と簡単な振り付け中心にお客を乗らせます。リズムをほどよく取らせながら曲を聞かせる方に重心を置いている感ありますね。そういったところも好みです。今回は以前からやっていたライブ鉄板曲を並べてきて最近の「Lightpool」「Lighthouse」はセットに入らず。この大きな会場で「Lighthouse」聞きたかったなーと思ったのですが、いつかまたこの場で(願わくば単独で)ライブあることを期待しています。
 
 
 Maison book girl
 3ヶ月ぶり2回目に見る4人組。sora tob sakana以上に複雑な、ポリリズム要素多々あるトラックに歌声が乗っかります。フードかぶって踊ったり、メンバーへのスポットライトも薄暗いもの中心で匿名性が高い印象。前半は淡々とした、演劇めいた要素あるダンスが中心で見せる要素強いなと思っていたのですが、後半はオイコールを積極的に求めるようになったりして、よりお客に訴えるようなパフォーマンスになっていました。トラック複雑な分ポップな要素が抑えめで、トラックを聞かせるための歌とダンスなんて前半部分では印象持ったりしましたが、後半はより自分たちの歌を聞かせる方向にしていたような印象でした。
 
 
 BiSH
 初めて見る6人組グループ。今度横浜アリーナで単独ライブを予定しているくらい人気あるグループのようですが、ライブ見て納得。VIVA LA ROCKの方に出ても普通に受けそうな、所謂「沸きやすい」曲を歌うグループ。満杯になったアリーナでは3ヶ所(ステージ前方左右2ヶ所と、後方PA席横のエリア1ヶ所で、お客がサークルモッシュを何度もしていました(でもダイブは発生しないのがロッキングオン系なイベントの秩序なんだなーと思ったり)。ヘビーロック、パンクなどの激しめなロックにノリやすいブレイクビーツがかぶさったトラック中心で、そこに分かりやすい振り付けや頭を上下に振ったりなどキャッチーな要素を多々入れ込んできます。おもしろいのがほとんどの曲をソロパートのみで構成していて、ユニゾンで全員で歌ったり、2,3人組んで歌ったりするのはほとんど無かったと思います。同じ曲を3回も歌っていたのも変わっているなと。全員激しめなトラックに負けない力強いボーカルを聴かせていて、特に赤毛のみみかぶさるくらいの長さの髪のメンバーの声がいい感じ、と思いました。
 
 
 欅坂46
 1年弱ぶり2回目に見る20人近い大所帯グループ。前回野外で見た時はピンと来なかったライブでしたが、今回スタンド席で座ってじっくり見て楽しめました。少し楽しめる要素がつかめたような。劇場型なライブで、何かに反抗するような少女たちを演じるような見せ方は、それ自体あまりハマる要素は無いものの、組体操的に見せたり、激しいダンスで息もつかせないような印象を与えるところに関心する要素多々あります。テレビの芸能ニュースやCMで曲を何回も聞いているので、「二人セゾン」や「不協和音」などはメロディも耳に馴染んでいて良い感じに聞けます。衣装替えがあり、最初は白Tシャツに黒のパンツに臙脂色のロングコートを着ていて、次は濃いグレーの装束のような制服を着てと、ともに見た目が重そう(実際の服は軽いのかもしれないですが)で、それで激しいダンスするの大変そうだなーと。

 

 ステップが難しい曲もいくつかあり、それを見ていても楽しい、何箇所かでミスしているメンバーいたりしましたが、それもご愛嬌と思えました。メンバー全員無表情でパフォーマンスするのが基本ですが、2曲くらい笑顔を振りまいたり、タオル回したりする曲があって、そこも良いアクセントと思いました。あと、地味に気になったのがMaison book girlとBiSHのライブよりも音圧が高かったです。それもライブが案外楽しめた要素だったかなと。欅坂46のライブは口パクがほとんどと思われるので、ボーカルとのバランス考えることなく遠慮無しに鳴らせるからかな?と思ったり。
 
 
 大森靖子
 4年半ぶり2回目に見るシンガーソングライター。ライブは弾き語りモードとバンドセットモードがあるようですが前回も今回も弾き語りモード。センターステージで3,4曲ほど歌っていました。プレゼンターとしてこのフェスに向けていろいろ準備されてきたことが伺え、この日もいろんなところに顔を出してフェスを盛り上げるのに貢献されて、特にこの後の道重さゆみをフェスに引っ張り出してきたのは、間違いなく大森のご尽力あってこそと思われ、とても感謝なのですが、彼女のライブ自体は全く肌が合わないなーと思ったのは前回も今回も同じでした(スミマセン)。1小節に過剰に言葉を入れ込む、元のメロディからはずれるような崩した歌い方をこれでもかと入れてくるのがとってもとっても苦手で、そして一番苦手なのが何度も絶叫するように歌ってくること。ちょっとくらいこういった要素が入るライブは大丈夫なのですが、こういった要素だけでできているライブは耳が受け付けません。。あくまでも個人的に合わないということでお許しを。
 
 
 道重さゆみ
 3年半ぶり、ソロでは初めて見るシンガー。モーニング娘。'14在籍時のアルバム「14章〜The message〜」発売記念シリアルイベント以来に彼女の姿を見ます。2年くらい前に休業から復帰して活動していたのは知っていましたが、ほとんど追っていませんでした。活動主体が客数少ないジャズクラブでのショー的なライブで、常連客が相手の中心になるので、ライトなファンとしては興味持ち辛いと思っていました。それがまさか不特定多数の客が集まるフェスに出て来るということで最初アナウンスされた時はびっくりしました。久々に見る道重の姿は驚くほど変わらないかわいいまま、うすいピンク基調の足を出しているドレスに黒のジャケットを着て登場し「好きだな君が」を歌います。もうこれだけでうれしくなっちゃいました。
 
 2曲目にはシークレットゲストで、同じく元モーニング娘。の高橋愛を呼び込んで2人で歌います。2人在籍時の曲のみならず、モーニング娘。’16の「セクシーキャットの演説」まで歌ったり。高橋がソロで「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」歌っている間に衣装チェンジまでしていました。高橋がはけた後は一人で堂々と数曲。つんくが作ったという道重に用意したオリジナル曲や、モーニング娘。卒業曲であるフレンチポップスの「シャバダバ ドゥ〜」なんかも。「シャバダバ ドゥ〜」久々に聞けたのもうれしかったです。吉川友のような歌のうまさ、鈴木愛理のようなスケールの大きさは無く、一見さんのお客を引きつける要素は少ないかと思いますが(鈴木愛理、BiSH、欅坂46はアリーナ満杯でしたが、道重は他のグループと同程度)、かわいく儚げな姿をした彼女が大きいステージで歌って踊っているのを見るだけで、ワクワクできました。
 
 
 大森靖子✕♥♥♥コラボスペシャルライブ
 大森靖子とバックバンドで、これまで出たグループから選抜メンバーが出てきて大森と一緒に歌うという1時間くらいのライブ。前述の通り、大森の世界観が肌に合わなく、またゲストもほとんど知らない方々(勉強不足ですみません)ということもあり、印象に残る場面は少なかったです。鈴木愛理と歌った「夢幻クライマックス」は、そういえば大森が℃-uteに提供した曲だったなーと思い返しました。長濱ねる(欅坂46)という方が美少女さんで、歌う曲の歌詞に合わせて私服を用意してきたという清楚なワンピースがすごく似合っていて、ものすごくか細い声で歌うのがはまっていて良いな、と思えました。欅坂46とは全然違う見せ方聞かせ方をしていて、ファンの人にとってはたまらない貴重な場だったのではないかと。道重さゆみとは2曲歌っていました。1曲目はなんとタンポポの「I&YOU&I&YOU&I」。この曲大好きで、この曲をさいたまスーパーアリーナという大きな会場で、かつ道重の歌声で聞けて幸せと思いました。2曲目は恐らく大森の曲かと思いますが、ロック系統の曲をバンド演奏バックに楽しげにはっちゃけて歌う道重の姿が良かったです。
 
 
 ということで、勘所ないながらも長丁場楽しみました。来年もあるとすると、プレゼンターは誰になるんですかね。アイドルファンのバンドマンといえば、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト、赤い公園の津野米咲、Base Ball Bearの小出祐介が思い浮かびます。OKAMOTO'S(にキーボード、ブラス隊なども加わって)をバックにJuice=Juiceのライブを見れたら最高なのですが。
 
 

author:de nudge, category:festival(Others室内), 00:24
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