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2018/04/27 Four Tet at 恵比寿Liquid Room

 イギリスの男性ソロユニット。12年ほど前、本名のKieran Hebden名義でドラマーSteve Reid(2010年に亡くなられたそう)と組んだライブは見たことありますが、Four Tet名義では初めて見ます。
 
 特殊なセットで客席中央にステージセットが組まれ、それを四方八方から取り囲んで見る形式。4方向にスピーカーがあるので中央目に行った方がサラウンド体験できそうですが、客席として開放されていた通常のステージに登ってそこから見ることにしました。こんな感じの視点になるんだなーと。チケット売り切れで満杯。SEKITOVAのDJ(硬質なビートにメランコリックな上音がかぶさってかっこよい世界観)を聞きながら、ライブ開始を待ちます。
 
 客をかき分けるように中央のステージセットに入ったFour Tetのライブはアンコール含め2時間。ほぼ知識無しで見たライブになったのですが、おもしろい音が行き交う聞き入ったライブとなりました。断続的なリズム音から開始して、そのまま抽象的な世界観続くのかな、と思いきや乗りやすいビートを早々と展開していきます。リズムを出す音にエフェクトかけて立体感出しつつ、上音となるボーカルや、ガガガと鳴るような工事中みたいな音、コラ(西アフリカの弦楽器)の音、トランペットなどをあれこれと足していきます。
 
 前半はレゲエベースの音が多かった印象で、機械から出す揺れあるリズムと意外な組み合わせとなる前段の音を堪能。後半からはスピード感あるリズムが出てきて、それに合わせてお客の反応も熱烈になっていきます。時にはぶっとんでいると言いたくなる壊れた機械のような音を出したりして、その変化のさせ方もおもしろい。本編ラストはオリエンタルな女性ボーカルに気持ち良い音を乗せて恍惚状態で聞かせて大団円。拍手喝采を浴びて、360度のお客に手振って挨拶した後10分ほどのアンコール。そのオリエンタル女性ボーカルものを継承しつつ、落ち着いたビートで聞かせていました。
 
 ここまで真っ暗な状態でクラブのような状態でライブ行われていたのですが、アンコール開けて淡い照明がステージセットを照らします。さながらリングで勝利したボクサーがお客さんに勝鬨を上げているような光景でした。一個だけ少々残念だったのは、暗闇ライブなのにカメラで映すお客さんがひっきりなしにいたことです。せっかくの真っ暗な状態で、チラチラ光るものが見えるのは無粋というか興がそがれるというか。暗闇の状態で写真撮っても大したもの残せないと思うのですが。

 

author:de nudge, category:live(Liquid Room), 10:56
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