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2018/02/23 Predawn at Billboard Live TOKYO

 女性シンガソングライターのPredawnの単独公演。いつもはギター弾き語りでのライブですが、この日は活動10周年を記念してとのことでバンドを率いたセット。ベース、ドラム、ソプラノサックス/フルート/クラリネット、チェロ、ピアノ/キーボードを率いた6人編成。前3名を率いたライブセットは以前見たことありますが、チェロやピアノが加わった編成は生では初めて見ます(ライブDVDでは見たことあります)。
 
 アンコール含めた1時間15分くらいのセット。いつもはアコースティックギターで演奏するPredawnですが、この日は最初の3曲と本編ラスト2曲ではエレクトリックギターを弾きながら歌っていました。最初の「Tunnel Light」は抑えめなエレキの音と縦ベースとチェロが弓弾きで拮抗するようなアレンジ。3曲目の「Apple Tree」は音は控えめながら高らかに鳴るギターリフのソロからスタートし、そこから同じく控えめながらロッキシュなリズム隊の音が加わって、かっこよく聞かせていました。本編ラストにやった「Hope & Peace」「Universal Mind」の2連続もエレキでの(控えめな)ロッキッシュモードで、元々けだるいUKロックな「Universal Mind」のはまり具合が良いのはもちろん、それよりもより一層なけだるめさを持つ白昼夢的な「Hope & Peace」とエレキでの相性も良かったです。
 
 この日のバンドセットのアレンジを手掛けたのはピアノのRayonsだそう。Predawnの大人し目でけだるさや瑞々しさを持つメロディをうまく引き立てたバンドサウンドで、曲によりいろいろと聞かせます。「Autumn Moon」は、ピアノ、フルート、チェロのみで聞かせていてPredawnは歌のみに専念させたり、「Suddenly」と「Keep Silence」は楽団といった感じの心地よくかわいらしく跳ねるようなアレンジで、楽しく聞けました。バンドメンバーがそれぞれ2〜3曲ずつコーラスを取っていたのもおもしろい。いろんな声がPredawnと重なっていく楽しさがありました。Rayonsの曲(音源ではPredawnがゲストボーカルとして参加している)も2曲ほど歌っていました。
 
 Predawnはいつもはラフな格好ですが、この日はジャズクラブということもあってか、白基調に花柄模様のカットソー、薄いウグイス色のロングスカートとパンプスという清楚な恰好でした。慣れないヒールを履いていたせいでか、Rayonsに替わってピアノの位置に移動するところでこけていました。「慣れないもので。」と照れつつ、ピアノ弾き語り曲としてお馴染みの「Sigh」を歌います。ピアノにフルートとチェロが重なるこの日ならではのアレンジで聞かせていました。
 
 アンコール最初の曲はこの日唯一のアコースティックギターソロでの弾き語り曲「Deadwood」を。初めて(だったかな?)手掛けるCM曲のようで、その告知も。10周年を迎えたことに当たって少ししゃべってもいて、「バイトを転々としていた時は、働いていると必ず失神していた。失神して働けなくなってやめることになるパターン。ステージに立ってまだ失神したことは無い。だから向いているのかな、と。」。ツアー中に体おかしくなって検診した際に失神したことはあったそうですが、音楽活動自体ではないそう。そんなにしょっちゅう失神してるって怖い気もしますが、、とにかく「あの…」を繰り返し、何かと弱気な清水さん(Predawnの本名で、本人はアーチスト名よりも苗字で名乗ったり呼ばれたりすることを好む)の素敵な歌声とメロディをまたいろんな形で聞けたらと思います。
 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 08:18
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author:スポンサードリンク, category:-, 08:18
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