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2017/12/16 こぶしファクトリー at 山野ホール

 ハロープロジェクト所属の5人組女性アイドルグループのこぶしファクトリーの一足早いクリスマスイベント。1日3回公演の1回目に参加。当日券で入ったので最後方からの観覧。コント15分、ゲームコーナー30分、ライブ30分といった構成。
 
 最初のコントは回替わりで出演メンバーが違うよう。この回は野村みな実、浜浦彩乃、和田桜子の3人と、司会兼ネタも考えてきた上々軍団の鈴木啓太の4人で。テレビのインタビュー収録といったシチュエーションで、鈴木がディレクター、浜浦がアシスタントディレクター、野村がインタビュワー、和田が予定外に現れたラッパーという役。本来インタビューするはずだった人が予定を勘違いしていて現れず、なぜか駆け付けたラッパーにインタビューすることに。3人がボケ倒していくのを鈴木があれこれと突っ込んでいきます。ベタなネタ多めながらうまいこと間も取れていて、会場に笑い声が結構起きていました。鈴木が作ったコントを見るのは中島早貴(℃-ute)のバースデーイベント以来ですが、しっかり作ってきますね。この回は野村と和田のセリフ量が多かったのですが、野村はブリッコキャラ(同じ「みなみ」という名前から連想されるアナウンサーを思い出させる)をうまいこと演じていたし、ことあるごとにしょうもない韻を踏んだラップをあれこれと言っていた和田も良く覚えたなーと。浜浦はセリフ少なかったのですが、やる気の無いAD役でぼそっとした一言が時折笑い取っていました。生でコント見れるのは楽しくて良いですね。
 
 ゲームコーナーは5個ゲームが用意されていて、1人が懸垂台にぶら下がっている間にゲームがクリアできれば、会場のどこかの一列にプレゼントをあげましょうという企画。ここでの野村の傍若無人っぷりが面白過ぎました。他のメンバーへの相談抜きにぶら下がる人やゲームを勝手に決めることはもちろん、「えー、これどうやってやるのー?」などルールをろくに理解しないままチャレンジしていきます。3つ目のゲームが、ハロプロメンバーの中で漢字5文字のメンバーの名前を書いていくというものだったのですが、野村が司会の鈴木に、
 「このゲームって時間制限あるんですか?」
と無邪気に聞いた時は会場中が脱力してました。
 
 ぶら下がり担当を3回もやらされていた和田もニコニコしながらよくやるなーと。野村の人徳(?)のなせる業でしょうか。最後のゲームはあっちむいてホイで、誰かが勝つのを3連続で続けていくというものですが、このルールを理解するのに野村と浜浦がすごい時間かかっていて(一生懸命説明聞いているけど理解できない浜浦の表情がかわいらしかった)、「オッケー、分かった」といいながらいざゲーム始まると、理解できていない動きをした野村に総ツッコミ。リーダーの広瀬彩海が一生懸命説明してましたが、ご苦労様です。。こぶしファクトリーの単独ライブ一回だけ行ったことあって、その時に広瀬と野村のかみ合わないトークコーナーがおもしろかった記憶がありますが、その時と変わっていないですね。結局ゲームは5個中1個のみ成功。それも若干インチキ目。けん玉で一番難しいところに入れるというルールだったのを野村さんが「一番簡単なところにしよーよ。」と司会鈴木に持ち掛け、受け入れられてました。
 
 ライブコーナーは8曲ほど。持ち曲に加えてカバーも。クリスマスソングの「ジングルベル」はアカペラで。井上玲音がボイスパーカッション、野村と和田もリズム面の声出し多く、浜浦と広瀬がハモリありのメインボーカルってな役割に見えました。秋ツアーのライブでも「チョット愚直に!猪突猛進」をアカペラで歌っていたようですが、この曲でも存分に力発揮していました。続けていくと、より一層映えてくるかも、と。モーニング娘。の「ダディドゥデドダディ!」も意外なカバー。この曲生で聞くの初めてかもしれません。ソロコーナーもあって、この回は井上と和田が担当。井上は℃-uteの「EVERYDAY YEAH! 片想い」という曲を。こぶしの中では迫力あるドス聞いた声が印象的な井上ですが、この曲ではかわいさと大人びた声で聞かせていて、こういった声も出せるんだと感心。和田はモーニング娘。の「しょうがない 夢追い人」を歌っていたのですが、これすごく良かったです。切なげな声と曲がうまくマッチしていて、また聞きたいと思わせるほど。
 
 ラストは自分達の曲「シャララ!やれるはずさ」で締め。アンセム的な位置づけの青春ロックってな曲で、モーニング娘。「涙ッチ」、アンジュルム「友よ」、Juice=Juice「Goal〜明日はあっちだよ〜」と並ぶ印象の曲。前も書きましたが、この辺りの曲は個人的に苦手目の曲(こういった曲をやるバンドものが苦手目)で、音源では積極的に聞きたいものではないのですが、いろんなタイプの曲をやるアイドルのライブでこういった曲一個だけ入るのは新鮮に聞こえますね。今回もノリノリで聞いて、お客さん含めて合唱する部分は、か細い声ながら参加しました。ライブ終わりは会場中を練り歩いて、ゲームコーナーで配れなかった飴玉やカラーボールなどのプレゼントを投げ歩いていました。
 
 ここ半年で3人も抜ける、それも抜ける時の公式コメントが穏当でないもの、という事態があって5人組になってしまったこぶしファクトリーですが、今後℃-uteのように5人組として続けていくのか、新メンバー加入があるのか、どうなるんですかね(なんとなく新メンバー入れるとしたら、アンジュルムのように改名もセットになりそうな気も)。個人的には今のハロプログループは人数多いユニットが多くなってきているので、5人組のグループとして、ユニゾンでも個々の声を味わえるようなグループがいても良いんじゃないかなーと思います。残った5人はこぶしという名前のイメージ通り、ドス聞いた迫力ある声を聞かせることができるメンバーでもありますし、この回のライブ見る限りですが迫力も維持している感ありますし。
 

author:de nudge, category:live(山野ホール), 10:49
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