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2017/11/07 MOROHA、クラムボン at 恵比寿Liquid Room

 アコースティックギターとラップの男性2人組MOROHA企画の対バンライブ。クラムボンを迎えます。クラムボンはお馴染みですが、MOROHAはクラムボンが武道館でライブした時にゲストで1曲登場したのを見ただけで、がっつりとライブ見るのは初めて。クラムボンはライブによって表記を「clammbon」と「クラムボン」を使い分けているようですが、なんか法則あるんですかね。それぞれ1時間ほどのライブをして、アンコールで2組揃って2曲をする構成。
 
 
 まずはキーボード/ボーカル、ベース/ギター、ドラムの3人組クラムボン。会場到着遅れて1曲目「Slight Slight」の途中から見ました。「Slight Slight」とラストの「タイムライン」でしっとり聞かせる以外は、MOROHAが対バン相手ということを意識しているのか、リズム強めの曲が多かった印象です。ライブ鉄板曲として「シカゴ」「KANADE Dance」「波よせて」。「波よせて」はベースのミトがラップする曲で、Small Circle of Friendsのカバー。サビはお客が合唱状態になるお馴染み曲で、この対バンという場でも「すぐ覚えられるから歌ってー」と呼び掛けてました。他にもカバーあって岡村靖幸の「カルアミルク」を。こちらは恵比寿から六本木に行くことを歌っているからとセレクトしたそう(恵比寿って単語歌詞には出てこない気がしますが)。
 
 今年出したアルバム「モメントe.p. 2」からは「タイムライン」の他に「レーゾンデートル」「nein nein」も披露。このアルバム買って聞いてからライブ見るの初めてで、多めにやってくれたのうれしい。「nein nein」は「トラップミュージックっぽい曲」とミトが言ってましたが、その単語初めて知りました。テンポ遅めなヒップホップ系統のリズムに電子音もまぶしつつ、言葉過剰気味に若干メロディ寄りにラップするスタイルってな印象を受けました。ポップスとして聞けることを主眼に置いている曲が多いクラムボンですが、演奏がものすごく毎度唸ります。「レーゾンデートル」なんて生でライブ演奏を見ると、ビビるくらい複雑な展開。
 
 
 続いてMOROHA。アコースティックギターとラップのみというシンプルな編成で1時間がっつり聞かせるのはすごいですね。時にはスパニッシュギターっぽくボディ部叩いたり弦をはじくように弾いてリズム強調させますが、全般には情緒あふれる抒情性高いギターが前面に出てきます。その中でポエトリーリーディングな要素強めなストーリー性高い歌詞をラップします。フックに当たる部分もメロディは付けず、同じ歌詞を繰り返すことで生み出していました。声の個性が強くで耳を惹かれまくり。よく声持つなーというくらい突き抜けた感じで声を絞り出しています。曲の合間のMCコーナーもちょいありました。
 
 通常のライブではラッパーのアフロのみがMC担当してギターのUKはしゃべらないそうですが、この日はしゃべっていました。この日楽屋でしゃべったUKの下ネタがスタッフに受けたという話で、それをライブ会場でも話しかけますが、アフロに途中で止められていました。アフロは元々クラムボンのファンのようで、以前ライブ見に行った時に自分達のCDをスタッフさんに渡したらミトまで幸運にも届いて、しかもその日に聞いてくれて、興味を持って声掛けてくれ、クラムボンのアルバム曲参加にまでつながったそう。
 
 
 アンコールは2組共演で2曲。アルバム「triology」に収録されている「Scene 3」をまずやります。この曲はクラムボンの武道館ライブでやって以来かと思いますが、その時と同様にチェロの徳澤青弦も加わった6人編成。武道館の時はミトは縦ベースで弾いていましたが、この日はエレクトリックベースでした。切迫感あるアフロの独白的なラップに、こだまのように響く原田郁子のラーララーという声が印象的で、演奏の展開もスリリング。そして最後はMOROHAの曲で締めていました。キーボード、ベース、ドラムが加わった音でも力強い声とギターを聞かせているのを聞いたMOROHAのファンの人たちは、バンドセットもありなんて感想を持ったんじゃないでしょうか。相性良く聞かせていました。
 

author:de nudge, category:live(Liquid Room), 08:10
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