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2017/10/12 森高千里 at Zepp Divercity

 活動30周年を迎えた女性ソロシンガーの森高千里。特別企画なライブとして、1991年〜1993年の頃にやっていたツアーの再現企画を3つ行うというライブに参加しました。この日は最終日となり1993年に行った「LUCKY SEVEN」ツアーの再現。アルバム「Lucky 7」の発売に伴うツアーです。当時このアルバム良く聞いていて、そのツアーの再現見られるというのなら、これはいかねばと思いました。当時まだ学生でコンサート行くことできなかったので。25年超しの夢叶うといった感ありました。
 
 客層は年齢高い、そして大半男性です。多くのお客が詰めかけていて、1階のフロアに座席が置かれると思いきや、2日前に同所で見たJuice=Juiceと同じくスタンディング。キャリアを重ねても人気の高さが伺えます。当時このツアーだけで61公演も行ったという磨き抜かれたライブのおもしろさを多くのお客さんが知っているということでしょうねー。先月見た原田知世と同じくアラフィフとは思えないキレイなルックスを誇りますが、原田ともどもそれだけで多くのお客は集まらない、やはりライブの楽しさがあってこそ、と実感できたダブルアンコール含め2時間10分ほどのコンサートでした。感想を。
 
 バックのメンバーはギター×2、ベース、ドラム、キーボード。ドラムの手前にドラムがもう一台置かれ、森高がそこに座りドラム叩きながらのオープニングでした。自分がいた位置からその叩きっぷりがほとんど見えなかったのが残念ですが、あのフロアタムをタタタタタと響かせる音は森高ならではだなーと、決してうまいと言えるドラムでは無いのでしょうけど、なんか聞かせる個性ある音で、自分の音源のみならず、他のアーチストの音源にドラム奏者として参加していたりすることもある、その音を生で体験できるのはうれしい。
 
 そしてギターを弾きながら2曲ほど。「手をたたこう」「ロックンロール県庁所在地」とかわいいノリの良さを感じさせる曲を繰り出します。バンド音も特別に凝ったことをするわけでなくメロディを生かすような王道なアレンジ。森高の声も抑揚が少なく淡々として(でも音程はしっかり)聞かせるのですが、華あるというか他では味わえない感覚があるのは森高の声と歌詞の個性があるからでしょうね。あまり歌詞カードを読んだりしない自分はメロディとともに歌詞が入ってこないと言葉として理解できないのですが、森高の曲は歌詞がメロディとともにがっつり入ってきます。
 
 大半の曲をお客は手拍子しながら聞くスタイル。やんやの歓声も飛んで元気ありますね。そうしたお客さんに対して時折答えたりしながらも、マイペースでMCする森高のしゃべりっぷりがなんか良いです。歌と同じく抑揚抑えた語りっぷりなので、お客に過剰に媚びているように聞こえない、でもちゃんとお客に楽しんでもらおうとする愛情を感じさせる語り口が良い感じです。
 
 衣装は当時のものはさすがに無いので新しく作ったそうですが、当時のものをなるべく再現させようとしたものとか。早着替えなんかも見せていて、「ザ・ストレス」ではCDジャケットにあるウェイトレスの衣装になります。その曲を歌ってバンド音が続く中、森高はステージ脇に引っ込み、次の曲スタートする時に別の衣装になって登場しました。その次の曲だった「私の夏」は当時ANAの沖縄に行こうキャンペーンのCMソングとして使われていましたが、歌詞がもろ行きたくなるような旅行気分にさせるもの。
 
 アルバム「Lucky 7」で最も好きな曲で、この曲を聞くためにこの日来たといっても過言ではない「I LOVE YOU」は生で聞けて感激。イギリスから家族とともにやってきた女の子が、日本の高校生男子に恋をして、帰国する直前に告白するという曲。特別な言葉を使わずストーリーだてている歌詞が森高の声を通して聞くとなんとも切なくなるのがたまらない。
 
 当時森高は「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」というバラエティ番組にちょくちょく出ていてウッチャンナンチャンと共演していました。それを思い出させる曲が2つほど。「ハエ男」は偉い人に媚びる人を皮肉的に描いたロッケンロール曲ですが、ウッチャンが「ハエ男」をキャラクター化して、ハエの着ぐるみ来てやっていたんですよねー。その番組のとある回で、森高のコンサートに乱入するウッチャンみたいな企画があって、通常の番組ではウッチャンがキャラになりきって、森高が借りてきた猫状態なのですが、コンサートだと逆になってノリノリの森高に対して、「あの、、みなさん私知ってますか?ウッチャンですよ。」と、ハエ男の恰好しつつもちょっとだけ素になっていたことを思い出しました。アンコールで歌っていた「Memories」はこの番組のエンディングテーマだったなーと。
 
 アンコール最初の曲はしっとりと聞かせる「雨」で、森高はキーボード弾きながら歌います。「久々なんでものすごく練習してきました。」と緊張しながら弾き始めるのですが、連続失敗して2回ほどやり直ししていました。3つの全然異なるセットリストを短い期間で練習したの大変そうで、歌覚えるだけでもすごいですが、さらに慣れない楽器までこなすってのがすごいですね。これも当時やっていたそうで、あくまでも忠実に再現することを狙ってのもののよう。唯一当時と異なるものが、「その時は今度発売する新曲ということでちょっとだけ歌った曲があるんですよ。皆さん覚えてますか?え、覚えていない?ダメですねー。まあ私も忘れていましたけど。」と笑い取って、「ロックン・オムレツ」をフルコーラスで歌っていました。
 
 アンコールラストは「この街」。インストとサビで簡単な振り付けがあって、お客みんなでやるのですが、「みんな結構手が挙がっていましたねー。」と元気に応えるお客さんを誉めていました。ダブルアンコールは「コンサートの夜」で締め。当時芸能界で自分がどう進んでいったら良いか分からなかった時に、自分はこれだと見出したのがコンサートだったという、その思いは今も変わらず楽しそうにやっていることが存分に感じられた時間でした。
 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 10:19
comments(2), -
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author:スポンサードリンク, category:-, 10:19
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Comment
ウッチャンがハエ男を着て来たのは、いつどこのコンサートでしたっけ?σ∵その場にいたんですけど、失念しまして
流れ星3秒, 2018/05/25 11:51 PM
すみません、私はウッチャンが飛び入りするのをテレビで見ただけでして、その場にはおらず、会場とかまでは覚えていないですねー。

http://www.livefans.jp/groups/42869

このツアーでハエ男をやっているようです。「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」の放送が1993年6月26日までだったようなので、それまでのどこかの会場かと思われますが。。
dendenleroy, 2018/05/26 1:20 AM