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2017/07/28 Fuji Rock Festival at 苗場スキー場(一日目)

フジロックの長めの感想文です。

 

【7/28(金)】
以下のような順番です。カッコが無いものはフルで見ています。
 ASA-CHANG&巡礼→Rei→train→OGRE YOU ASSHOLE→Gallant→Sampha→Gorillaz(一曲目途中から)→ARCA DJ & JESSE KANDA AV
 
 

 東京駅に朝7時頃新幹線に乗って越後湯沢駅に8時過ぎに到着。苗場プリンスホテル行きのバスに乗って9時くらいに現地に到着。宅急便で送っていたキャンプ道具を受け取り、テントサイトに行ってテントを立てます。確か去年からだと思いますが、現地でチケットとリストバンドを交換する必要が無くなり、(早割で買うだけもしれないですが)初めから自宅にリストバンドが送られてくるようになったので、交換時間削減できてスムースにここまで進められました。

 

 
 ASA-CHANG&巡礼
 キャンプサイトから苗場プリンスホテルを横切って到着するピラミッドガーデンでASA-CHANG&巡礼を見ます。タブラ/トランペットのASA-CHANG、サックス/フルートの後関好宏、バイオリンの須原杏の3人組ですが、この日は須原が欠席で代打でショルダーキーボードを弾く小田朋美が参加します。小田が加わった編成を見るのは2回目。この日のライブは2,3曲ほど以前の単独ライブの時にも出演したダンサーの菅尾なぎさも出演しました。3人がそれぞれボーカル取る曲も披露。ASA-CHANGボーカルの「アオイロ賛歌」、後関ボーカルの「まほう」、小田ボーカルの「告白」。
 
 巡礼トロニクスから出る摩訶不思議なトラック、断続的なリズムやメロディ、声に合わせてそれぞれの楽器とボーカルが重なります。後関の素朴なボーカルがすごく好きで「まほう」はいつ聞いていても暖かな気持ちになれます。後藤は歌、楽器のみならず菅尾とのダンスも披露する曲もあり受けていました。代表曲「花」は随分世界観の変わったアレンジになっていました。ASA-CHANGが鳴らすベースパッド(っていうのかな?)の強烈な低音がすごくてステージ前にあるスピーカーがビリビリと揺れていました。
 
 
 Rei
 会場に入って、木道亭と呼ばれる山の中にある板で出来たボードウォークの途中にある小さなステージで3ヶ月ぶり2回目に見る日本の女性ブルースギター/ボーカルのライブを見ます。ベース/キーボード、ドラムの2人を率いたパフォーマンス。前回とメンバーは違いました。黒のベレー帽、青基調で花柄のワンピースというかわいらしい格好(20代のようですが10代でも通用しそうな見た目、そして小顔)で、ブリブリのかっこ良いブルース世界を繰り広げます。アコースティックギターの一音、ボーカルの一声だけでかっけーと唸りたくなるパフォーマンスでリズム隊との噛み合わせも良い。英語主体の歌詞にちょっとだけ日本語の歌詞を入れ込むってのもおもしろい。
 
 基本どすこいブルースな世界ですが、ギター音をサンプリング、ループさせて聞かせたり、ロカビリーな曲を聞かせたりと一辺倒にならず飽きさせません。かっこ良く振る舞ったかと思ったら笑顔でピョンピョン跳ねたり、ダンスしながらギター弾いたりとお茶目な面を見せるのも良い感じ。最後の曲はスピーカー越しに歌ったり、笛鳴らしながらギター弾いたりする場面もありつつ、かっこ良いギターをこれでもかとかき鳴らして、たくさんのお客が詰めかけた小さな会場は大いに盛り上がって終了しました。
 
 
 train
 15000人収容の2番目に大きいホワイトステージに移動します。アメリカ・サンフランシスコ出身のボーカル、ギター、ドラムの男性3人組バンド。ライブは男性ベース、男性キーボード、女性コーラス×2の7人編成でのライブです。彼らは4年前にハワイへアメフトNFLのプロボウルを見に行った時に試合開始前のショーで出ていて、それ以来に見るということで今回なにげに楽しみにしていました。ボーカルはアメリカの郷ひろみってな外見で、伸びやかな声でポップロックを歌います。音自体のおもしろさや刺激などはないかなと思いますが、どの曲も親しみやすいメロディとそれに合った演奏が素直に耳に入ってきます。ベースラインがVanilla Iceの「Ice Ice Baby」の曲が始まり、あれ?「Ice Ice Baby」の元ネタである「Under Pressure」ってtrainの曲だったのか、、と思っていたらオリジナルはQUEENで彼らはよくカバーするよう(帰って調べてから知りました)。
 
 ハワイでも聞いた、ウクレレの音をバックに誰もが一発でメロディが入ってくるであろう「Hey, Soul Sister」も良いなーと浸りました。彼らはお客に曲以外でも楽しませることもやっていました。間奏の間にボーカルがステージ脇に一回引っ込み白いTシャツを着て登場。長い間奏が続く間、ボーカルはTシャツをバンバン投げるサービスっぷりを見せます。自分が来ているTシャツにはサインを書きいれます。さらに演奏しているメンバー一人一人からもサインをもらいます。そしてそのTシャツを脱いでお客に投げる、、フリをして地面にポトリと落として歌に入るタイミングが絶妙でした。おもしろかったです。そして歌っている途中に不意打ちに床からサインの入ったTシャツを拾って客席に投げ入れていました。
 
 
 OGRE YOU ASSHOLE
 主要ステージの中で一番奥地となった5千人収容のフィールドオブヘブンに移動して、日本のギター/ボーカル、ギター、ベース、ドラムの男性4人組バンドを見ます。2週間ぶり4回目に見ます。このライブの間、途中から土砂降りの雨にたたられたのですが、それでも音に集中して浸ることができる素晴らしい演奏。サイケ感や立体的に感じられる音を中心に、爆裂ギターや演奏に合った高めなボーカルなどを聞かせます。リズムをどんどん積み重ねて上昇感を煽るような曲が多く、この場に合ってますね。ここ数年のフィールドオブヘブンは椅子を持ち込んで座り込むお客が多くなりすぎて、居心地良いステージじゃなくなってしまったなーと思っていたのですが、今年からPA席の辺りより前方は椅子持ち込み禁止区間と定めて、柵で案内が掲示されていたり、こまめに注意するスタッフを常駐させた効果もあって、ライブ楽しむのに良い空間に戻っていました。
 
 
 Gallant
 ふもとを降りて5千人収容する屋根付ステージのレッドマーキーに移動。アメリカ・コロンビア出身の男性ソウルシンガーのライブを見ます。男性ギター、男性ドラム、女性キーボードを率いた編成。電子ドラムやロングトーンのキーボード音などを使いつつ、隙間あるアレンジでソウル曲を歌うのがJames Blakeっぽいと最初の印象で感じたのですが、エフェクトやサンプリングは使っておらず、生っぽい感触が強調されます。甲高い叫び声のようなボーカルがこのアレンジの中に響くのがかっこ良い。曲によっては中音域のものもあり、どちらも感じよく聞かせます。そして歌いっぷりが派手。ドラムの音にシンクロするような痙攣するような動きを随所に見せつつ、ステージ左右を徘徊しつつ歌います。ペットボトルを持ちながら痙攣する動きを見せるので、水もあふれ出します。キーボード奏者とデュエット形式で歌う曲やラストの曲ではサビが大合唱になったりと盛り上がりポイントも満載。さらにびっくりしたのがMCがほとんど日本語だったこと。子供の頃から日本が憧れだったそうで、初来日となる今回一生懸命日本語勉強してきたそう。その日本への愛情っぷりと気合の入ったパフォーマンスに感化されて熱い反応をするお客さんたくさんでした。
 
 
 ここで一旦キャンプサイトに戻って2時間ほど仮眠取ります。雨で体が冷え切ったことと、深夜帯に備えてのつもりでした。結構寝れてスッキリ。
 
 
 Sampha
 この日のレッドマーキーのトリであるイギリス・サウスロンドン出身の男性ソウルシンガーを見ます。1時間ほどのライブは感激ポイント満載で相当に浮かれて聞いたライブとなりました。本人は主にキーボードを弾きながら、バックにドラム、ドラムパッド、キーボードの男性3人を率いた編成で歌います。その編成からも伺えるエレクトリックフューチャーソウルってなアレンジで好みの音。去年のSummer Sonicで見たKINGともリンクするような世界観ですが、ドラムがある分KINGよりも曲ごとの多彩さを感じさせました。
 
 メランコリックなキーボードが漂う中、ステージ前方に飛び出して巨体を揺らしつつ歌ったり、電子ドラム叩いて歌ったりと。一曲ソロでキーボード弾きながら歌っていたのもありましたが、その聞き心地も非常に良い感じ。声の良さを随所に感じさせつつ音のおもしろさも味わいました。後半に進むにつれてリズムの強い曲も盛り込むようになっていきます。4人でステージ上手にあるスタンドドラムセットに集まって、全員で叩きながら歌う曲なんかもあって、それもすごく楽しい。生のボーカルですが、ループ気味に同じフレーズを歌っていくような曲もあって、その飛躍していくような感じも良い。このセットでまた単独ライブでも見たいと思わせられる素晴らしいライブでした。
 
 
 Gorillaz
 一番大きな4万人収容のグリーンステージに行って、BlurのDamon AlbarnとイラストレーターのJamie Hewlettが始めたそうなカートゥーンバンドを見ます。5年前一部メンバーが集ったGorillaz Sound Systemという名義のライブを見たことありますが、Gorillaz名義でのライブ見るの初めてです。アニメのキャラに扮してバンドをやるってなコンセプトですが、ライブはメンバー特にキャラに扮しているわけではなく生の姿。ステージ後ろのスクリーンにアニメもの中心に歌っている姿とリンクするように演奏、歌うスタイルのライブでした。ステージにはコーラス隊が何人いるんですがってなてんこ盛りのメンバー。ステージ全部見渡せる位置で見ていたわけではないので把握できませんが、他にドラム×2、ベース、ギター、キーボード×2などがいてDamon Albarn中心にパフォーマンスしていたようです。
 
 ソウル、ヒップホップ、ゴスペルなどの要素をAlbarn流のポップソングに仕立て上げたような楽曲の印象です。Albarnは客席に(何回も)入り込んで歌ったり、ギターやショルダーキーボード、小型ピアノなど弾きながら歌っていました。2,3回ピアニカ弾く場面もあって、その辺りの音の聞かせ方もポップさに拍車かけていて良い感じ。前半は映像で歌うメンバーとAlbarnの歌う声をシンクロさせたようなものを随所に、後半はゲスト的にラッパーやボーカルが入る曲をいくつか入れてきました。コーラス隊からもメインボーカル張るメンバーもいたでしょうか。コーラス隊が入れ替わり立ち替わりメインボーカル張るスタイルを見てRUDIMENTALを思い出したり。一人長髪の女性っぽいメンバーが体くねらせつつ踊っていたのですが、それはカツラで、それを脱ぎだすとおっさんになっていたのに少々びっくりしました。その男性は普段の姿を見せた後もおネエモードでくねくねとした踊りを見せつつ歌っていました。アンコール含めて1時間半ほどのライブは、おもちゃ箱をひっくり返したようなってな印象の見せ所聞かせどころ満載な楽しい時間でした。
 
 
 ARCA DJ & JESSE KANDA AV
 深夜帯のレッドマーキーに行って、ベネズエラ出身ロンドン在住の男性DJを見ます。ARCAは3日目グリーンステージトリのBjorkとも組んで曲作っていたりするので、その流れの出演のようです。JESSE KANDAという映像を映し出すメンバーも伴ったDJはグロさ満載ってな評判だったので警戒して後ろの方で見ました。その評判通りな映像もありつつ、変態的なDJもありつつですが、なんだかんだ1時間半丸々楽しんでしまいました。映像は動物ものが多かったです。ヤギが古い田舎町の人が行きかっている道路をのんびり歩いている映像から始まり、たくさんのピョンピョン跳ねる動物(なんだったか失念)が集団移動するものとか、深夜の船で網にかかった大量の魚を水揚げする映像など、普通のものもあるのですが、、豚の死骸が腐って液状化していく様子を上から映したものとか、ヒルみたいな生き物が人間の手に乗っかって血を吸っていく様子とか、ホームレスっぽい男性が足を負傷して怪我部分に大量のウジが沸いてそれを取り除いていくものとか。。どうやって撮影したんだろう恐いなと思いつつ、一歩引きつつ、なんだかんだと見入ってしまいました。
 
 そうした映像に載る音楽もカオス。4つ打ちビートもの、トライバルなビートもの、断続的なビートものなどあれこれと曲を流しつつ、時折ARCAはうねうねと体をくねらせつつギャギャギャギャーと叫んでみたり、低音のウーとした声で歌ったりとライブ感満載のDJ。南米っぽい要素がある曲もかけていて、クンビアものをまんまかけていたり、サンバにダンスビートをかぶせたものや、Clap! Clap!のような南国風味ありながら固いリズムを前面に押し出したような曲もありました。ラスト近くでは普通のUKロックもの(Stereophonicsっぽかった)を流したりと、曲のつなぎ、流れなんか関係ないというオレ様世界ながら、でも映像とも不思議なリンクを見せる確固とした味のあるDJでした。ただ、もう一回見てみたいかと思うと、刺激が強すぎるので遠慮したいかなと。。
 
 
 この時点で25時半。本当は27時からスタートするDub Squadも見たくて夕方仮眠を取ってたりもしたのですが、体力限界来たので引き上げました。
 

author:de nudge, category:festival(Fuji Rock), 11:43
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