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2017/04/28 DE DE MOUSE at 代官山UNIT

 アルバム「Dream You Up」発売に伴うツアーの初日。これまでフェス、対バン等で見たことありますが、単独ライブは初めて。男性のソロユニットでこのアルバム発売からDE DEの「E」部分は上にアポロストフィを付けた表記になったよう(「デデ」と海外の人にも読ませるため)。会場満タンでぎゅうぎゅう詰めな中、聞きました。ダブルアンコール含めて1時間30分ほどのライブは派手なライトも飛び交うパーティー感覚溢れる楽しさ満面のライブとなりました。
 
 世間とは一日早めでこの日からGW休みに入ったので、昼間はお台場で肉フェスというお肉関係の屋台が出ているイベントでケバブサンド食べながらBlack Bottom Brass Bandのライブを少し見て、その後船橋へ移動。夕方から行われたららぽーとでのJuice=Juiceのシングル発売ミニライブを見てと、無料ライブを楽しんだあとに代官山へ向かいます。20時から開始予定と書いていたので10分くらい前に入ったのですが、どうやらオープニングアクトがあったようで、聞き逃しました。ステージ脇で演奏していたアクトからほぼ音途切れることなくDE DE MOUSEのライブスタート。
 
 このツアーのライブはPC/キーボード担当のDE DE MOUSEに、ドラム、ベース、ギターが加わった4人編成。ドラムはDE DE MOUSEのライブでお馴染みLITEの山本晃紀、ギターとベースはSawagiというバンドのメンバーとのこと。ドラム、ベース、ギターの順で入場し、音を重ねていきます。歓声浴びる中DE DE MOUSEも登場して曲に入ります。
 
 アルバム「Dream You Up」はもし80年代にインターネットがあったらみたいなものをコンセプトにポップやSF感などを盛り込んだ曲が並んでいます。「As You Like It」の持続するシンセ音なんかはMadonnaの「Material Girl」のサビ部分を想起させたりしますし。ただ音の質感は今ならではのもの。DE DE MOUSEはポップでキラキラした要素を盛り込みつつ、強いリズムを入れ込んでいてそこが好きな要素ですね。4つ打ち的な展開もあるのですが、ダダダダと連打するようなリズムをこれでもかと入れ込んでいくのが特徴的で、サイドステップ踏むダンスミュージックというよりは、首をカクカクと振って反応したりと、縦ノリが似合うテクノミュージックです。DE DE MOUSE自身も縦に飛び跳ねながら客を煽りまくります。
 
 また音源自体も良いのですが、ライブでは生楽器が加わったことによるダイナミズムが加わって、聞きごたえ満点。強いベースラインとかで曲が展開されるとおおーっとなります。ポップサイドの親しみやすさとリズムのかっこ良さのバランスが良いですね。時々はみ出すような過剰なギターやドラム、キーボードなんかが(ソロとかでななく瞬間的に)弾けたりするような音も楽しい。
 
 MCは相変わらず人を食ったような感じで、おすぎかと思うようなオカマ口調になったりオラオラ系なセリフ言って笑い誘ったりと。常にキャラかぶって話すように聞こえるので、本心なのかが見えにくいのも特徴的。アンコール最初は一人で登場して「Pump it Up」という曲を。この曲はニューヨークで活動するAnamanaguchiとのコラボ曲ということですが、おもちゃ箱をひっくり返した感がある性急なビートをふんだんに入れつつ、ハウスな感覚もあるというおもしろい曲です。
 
 楽しさが詰まった音を表現仕切ったライブで非常に楽しめました。ツアーが続いて海外公演なんかもあったりするようで、さらに今年のフジロック出演も決まったそうです。夕暮れのホワイトステージとかで照明含めたこのセットで見れたら良いだろうなーと。
 

author:de nudge, category:live(Unit), 10:03
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author:スポンサードリンク, category:-, 10:03
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