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2017/03/28 Esperanza Spalding at Blue Note Tokyo

 アメリカ・オレゴン州出身の女性ベーシスト/ボーカリストのライブ。1年ぶり2回目です。去年見たライブの中では一番感激したライブでまた見る機会があるのを楽しみにしていました。前回は演劇的要素が入ったショーアップされたライブでしたが、今回はジャズクラブでギターとドラムを率いたシンプル編成でのライブ。1日2回公演の2回目。
 
 メンバー登場して、いきなりSpaldingのソロボーカル、オフマイクから歌が始まってギターの音が重なり、そこから縦ベースを弾きます。スタートの歌と演奏からおおーっとなりました。茶色がかった黒髪のドレッド、黄土色のオーバー、白のネックレス、白の腰に巻いたベルト、白のパンツという姿で、ボディ部が明るい茶色のベースを弾くという色彩も良い感じ。ベースの色含めたコーディネートでしょうね。
 
 曲は歌から始まり中盤に長いインスト、そして終盤に歌に戻るといった構成の曲が多かったです。カバー曲メインのよう。不定形に断片的な音を重ねるジャズ、心地よいビート感覚があるジャズ、ボサノヴァっぽいもの、ソウルものなどいろんなタイプの楽曲繰り出します。各楽器は特段音を大きく主張することは無いのですが、そこかしこに刺激ある音を重ねていくもの。スリリングさとかリズムに体をゆだねるものなど、いろんなタイプの楽曲で色を変えつつ確固たる味わいもあります。そして、その演奏に乗っかる歌がもうとてつもなくすごくて、聞いていて一番好きな声と思ったり。一曲英語以外の曲(ポルトガル語かな)を歌っていました。
 
 各楽器のソロも組み込まれますが、他楽器も音を出している中のアンサンブルな中で一つの楽器を照らすようなソロで聞かせます。ドラムのソロは元のリズムをギター、ベースで感じさせつつ、その中でものすごい手数のものを入れて来るもので、きちんとリズムキープしている中のその叩き方がすごいと唸ったり。Spaldingは縦ベースとエレクトリックベースを曲により使い分けます。どちらも立ち姿、出す音がかっこ良い。
 
 自分が持っている音源が「EMILY’S D+EVOLUTION」のみなのですが、そこから「Unconditional Love」も披露していました。艶のあるボーカルがとっても似合うジャズ、ソウル、ブルース感がある曲ですごく好きな曲。メロディが似ているってわけではないですが、Cynda Williamsの「Harlem Blues」を思い出す曲で、こういったゆったりした雰囲気や歌心あるボーカルのある曲がタイプです。
 
 アンコールはSpalding一人で登場。縦ベースのボディ部を叩いてリズムを作り出します。パン・パンと2拍普通に叩いて、続けてパンパン・パンパンと2連続で細かい拍子を取るものでお客さんもまねして手拍子しますが、ちょい難しいものでおもしろい。そこから普通のパン・パンといった手拍子にするようSpaldingが促して、お客の手拍子の中ベースを弾き歌います。ベースのみでの独唱って良いですね。ひとしきり歌を堪能した後に、元のボディ部叩いてのリズム出しをして終了しました。こういったしめやかながら楽しい要素があるアンコールも良い感じ。素晴らしいライブ堪能しました。またの来日を楽しみにしたいと思います。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 08:54
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