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2017/02/26 ジェフユナイテッド千葉 at FC町田ゼルビア

【結果】
 1-0でジェフ千葉の勝ちでした。

 

【感想】
 Jリーグ開幕。ファンであるジェフ千葉はJ2所属8シーズン目となりました。監督、コーチ、選手をどんなに入れ替えしても、序盤好調、春過ぎからつまづき、後半の夏には体力がた落ち、けが人続出というパターンをほぼ毎年のように繰り返している感がありますが、今年はどうなるでしょうか。
 
 選手をほぼ全面入替した前シーズンとは異なり、センターラインの中心選手(船山、町田、アランダ、近藤)などが残り、ほどよく補強した感がある選手構成、そして新監督にアルゼンチン出身のフアン・エスナイデルが就任しました。残った選手としては去年突如得点力をアップさせた(リーグ戦で、それまでの4シーズン合計1点のみが2016年シーズンだけで11点)町田也真人が大きい。J1のチームに行ってもおかしくないくらいの活躍だったので。その他、期待の新戦力としてFWラリベイ、清武功暉、MF高橋壱晟(高校選手権で優勝した青森山田高校出身の新人)、DF溝渕雄志(慶応義塾大出身の新人)、西野貴治(ガンバ大阪からレンタル)、GK山本海人などが加入しました。皆さんにとっても期待したいところですが、それも毎年のことなので控えめに期待したいと思います。
 
 町田のホーム野津田公園にある町田市立陸上競技場は初めて来ました。8000人以上の観客が集まります。1時間ほど前に到着して公園を散歩、スタジアム周辺は屋台や、たくさんの子供たちがボール蹴っていたりと試合開始前のわくわく感が溢れていました。開幕戦ということで町田市の市長さんが挨拶と始球式(とは言わないのかな?PK2回やってました)していました。ゼルビアの応援隊から熱烈な市長コール受けてました。人気あるんですかね。挨拶がスパっと短かったのが好感でした。
 
 試合開始。相馬監督率いるゼルビアは(相馬がかつて選手として所属した)鹿島アントラーズ直系の4-4-2。コンパクトな陣形を保ってゾーン中心に守ります。MF谷澤とFW戸島は元ジェフの選手ということもあり、選手紹介時にはジェフの応援席からも拍手が起こります。対するジェフは3-5-2。ジェフで3バックを用いる監督はひさびさ(クゼ以来かな)で、3バック(右から西野、近藤、多々良)の前はMFアランダがアンカー的に位置して、そのやや前目のインサイドMFとして町田と高橋。両WBが左サリナス、右北爪、FWに船山と清武という布陣。GKは新戦力の山本ではなく、佐藤優也がポジション守りました。
 
 オフシーズンの練習映像もちょっぴり見ていて知っていましたが、ジェフ千葉は生で見ると改めてびっくりの浅いライン。3バックをセンターラインまで上げてオフサイドをガンガンに取っていきます。ゼルビアはFW戸島に浮き球を競らせて、こぼれ玉をFW中島が拾って、MF陣とともにラインを抜けようとしますが、オフサイドの網にかかりまくります。ゼルビアの選手は時折突破できますが、GK佐藤がこれまたびっくりするくらい前に出てきてクリアします。試合中何回かピンチ迎えるのは承知の上の戦術ですね。ゼルビアもジェフほどでは無いものの浅いラインを引くので、GK除く全選手が縦10メートル以内に固まっている時もありました。
 
 ジェフの攻めは縦と横を広く使う戦術。バックラインやMFが細かくパスを回したりもしますが、あまりこねくりまわすようなことをせずに、コンパクトに守るゼルビアの空いたスペースをガンガンに突きます。両WBがワイドに広がってのサイドチェンジや、FWを縦に走らせてのロングボールを頻繁に試みます。特に右WB北爪にボールがよく回ります。先制点取れたのも、北爪がサイドチェンジのパスを右サイド中央で受けて、右サイド沿い前方を走った清武に気を取られたセンターバックDF藤井の背後を突いて走り出していた町田(ややこしいですがジェフ千葉の町田選手です)にパスを通したところが決定的でした。そのまま町田はゴール前まで運んで、ペナルティエリアでパスを待ち構える船山に気を取られたゼルビアのDFとGKの隙をついて、ニアサイドにシュートを突き刺しました。
 
 前半は有利に進めていたジェフも、後半は体力落ちたこともあり、選手交代で活力生まれたゼルビアに攻め込まれましたが、終始高いラインを崩さず、ゼルビア選手の決定力不足にも助けられて失点ゼロで切り抜けました。DF西野が途中足をつって交代するほど、3バック(とアンカーを務めるアランダ)の負荷が高いシステムで、これからもスリル満点な試合が続くでしょうね。ライン突破された時にDF陣がダッシュをしなくてはならない大変さがあるものの、競り合いに負けた瞬間にゴール前でピンチでなく、相手選手がドリブルする間に追いついてカバーする余地がある分、ゴール奪われる危険は抑えられるのかな、と。スーパーなFWいると厳しいかもしれませんが、一人で長いドリブルからシュート簡単に決めることができる選手はそうそう(ましてやJ2では)いないですし、良い戦術ではないでしょうか。とにかく見てておもしろいサッカーですし、今シーズンは成績関係なくこのスタイルを続けていって熟成させて欲しいなと思います。もちろん良い結果を残し続けることが一番ですが。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 23:04
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