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2016/09/22 Little Creatures at 東京グローブ座

 今年デビュー25周年、来年には結成30周年を迎えるというLittle Creatures。アルバム「未知のアルバム」リリースと25周年記念兼ねたツアーの初日。会場は劇もよくやっているところで、着席してのライブ鑑賞となりました。

 

ギター/ボーカル、ベース、ドラムの3人編成。ベース鈴木正人はこのバンドではキーボードを弾くこともあったりしますが、この日はベースのみ。アルバム「未知のアルバム」はシンプルにギター、ベース、ドラムだけで録音したということもあり、そのスタイルをライブにも反映しているよう。ギター青柳拓次とともに、楽器チェンジも行わず、弦の調整もほとんど行わずにライブ行っていました。

 

 アンコール含めた2時間くらいのライブはもう本当に素晴らしいと思えるものでした。鳴っている音にドキドキしたり、じんわりと聞いたり。シンプル編成が織りなす音は端正さ、隙間ある音で構築すると思わせておいて、ロックなカタルシスが存分に味わえる展開もどんどん入れてきます。

 

 「foolish king」で途中スピードアップする展開におーっとなるし、ライブお馴染みの「mosquito curtain」「house of piano」は毎度アレンジを変えてきて、今回の聞かせ方もかっこ良かったです。アルバム「Night People」はベースレスで作ったアルバムですが、その中の曲「Night People」「Four In The Morning」あたりを今回ベースを入れた形のアレンジでやっていたのも興味深く聞きました。

 

 最新アルバム「未知のアルバム」からもたっぷりと。このアルバムは全曲日本語詞で、これまで英語詞のみでやっていたLittle Creaturesにとって新たなチャレンジということですが、英語詞の曲ともそれほど違和感なく、ライブの中では聞けます。ほとんどの曲を青柳が手掛けたそうですが、鈴木とドラム栗原務は1曲ずつ作っているそう。鈴木はitunesでアルバム曲の人気係数をチェックしたら、栗原の作った曲「嘘の朝」の方が、自分の作った曲「わずかばかり」より人気高かった、とジェラシーを表明していました。いろいろなライブサポートで見る鈴木がしゃべるのが見れるのはこのバンドだけで、いつもは紳士然な佇まいをしているのに、10代の頃から活動しているメンバーと学生時代みたいなノリで話をしているのがおもしろいです。

 

 シンプルな音の鳴りをしている「未知のアルバム」の楽曲群ですが、かっこ良いアレンジでありながらヘンテコな要素も多々入っているんだろうなーと。本編最後にやった「かんちがい」とかのギターリフをこれだけ端正さのある世界の中でやるってのもすごいよな、と思ったり。青柳のボーカルもバンドのカラーに合った良い声だなーと思うもので、とりわけアンコール明けに一人で出てきたやった弾き語りはすごく沁みました。歌い終わりに出てきた2人も「いいねー。」と感心していて、鈴木は「バンド捨ててソロにならないデネ。」なんてお茶目なことを言っていたり。栗原の「もうソロ出してんじゃん」という突っ込みも味有りました。

 

 恐らくバンド結成当時からある確固たるスタイルを継続させつつ、各々いろいろなフィールドで活躍した結果をこのバンドにフィードバックさせているんだろーなーと感じます。大人な味わいと、音楽に対するやんちゃ精神が混じったようなライブを堪能しました。自分は「Night People」の頃から知り始めたので、過去音源も少しずつ追っていきたいです。
 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 06:10
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