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2016/08/21 Summer Sonic at 幕張メッセ、マリンスタジアム

 幕張メッセとマリンスタジアムなどを使っての複数ステージで繰り広げられる恒例の夏フェス。土日2日間開催で、今年は日曜日のみの参加。 
 
 見たアーチストは以下です。カッコが無いものはフルで見ています。
 Sunflower Bean→Pop Etc→Slaves→Spangle Call Lilli Line→tricot→King→James Bay→Radiohead(アンコール前まで1時間半ほど)
 
 過去のサマソニは、いまいちうまく回れなかったなーってことが何回か(ステージに行ったらキャンセルのお知らせくらったKeaneとか、開始時刻から30分過ぎてもライブ始まらずそれでも待ってたら機材トラブルのため中止宣言されたThe Killsとか…)あったのですが、この日はほとんどのアクトをフルで見れてうまく回れた感が。トリのRadioheadだけは翌朝早いので、混雑回避のためアンコール前に引き上げたのですが、駅に着いたらうまいこと特急に乗れて思ったより早く家に着くことができました。順に感想を。

 

 

 Sunflower Bean
 幕張メッセ内のソニックステージでアメリカ・ニューヨーク出身の男性ボーカル/ギター、女性ボーカル/ベース、男性ドラムの3人組バンドを見ます。ともに美形の男女ツインボーカルがYo La Tengoやゆらゆら帝国を思い起こすようなサイケ感あるロックを歌います。それを老獪な面はあまりなく若さあふれる感じでやっているのが、ポイントでしょうか。女性ボーカルはいろんな声を使い分けていて、朴訥なメロディにあった声や、気だるい感じや、パンキッシュな歌いっぷりなどで聞いていて楽しい。インストを長めに取る局面などもあり、ギターノイズも挟み込んだ突っ走っている演奏がかっこ良かったです。
 
 
 Pop Etc
 引き続きソニックステージでアメリカ・カルフォルニア出身のボーカル/ギター、ギター/キーボード、ドラムの男性3人組バンドを見ます。バンド名通りポップな曲をいろいろ聞かせるバンドで、機械からのベース音なども使いながらミドルテンポの心地よいリズムと弾けるギター、キーボードの組み合わせがが華やかな世界を描いていて、そこにTodd RundgrenやJellyfish、Arcade Fireなんかを思い起こすようなメロディを聞かせます。ボーカルもそのメロディに合った声で良い感じ。MCはびっくりするくらいうまい日本語でしゃべっていました。日本に何回も来ていると言ってた気がしますが、よくそこまでしゃべれるなーと。後で知ったのですが、木村カエラにいくつか楽曲提供しているんですね。「sonic manic」「OLE! OH!」など。それ知って、おー言われてみればこのバンドからいかにも生まれそうな曲、と思いました。
 
 
 Slaves
 幕張メッセ内のレインボウステージで去年も見たイギリス・ケント出身のギター、スタンドドラムの男性2人組を見ます。去年見た時もその潔いシンプル編成のパンクがおもしろかったのですが、それに一層の磨きがかかっていました。「本気と書いてマジと読む」を実践していると言いたくなるライブ。ガンガンに鳴らすギターに、出始めから上半身裸のドラム奏者がドカスカ叩きながらガナリ声で歌います。Offspring系統(ってパンクバンドをあまり知らないのでこのバンド名挙げてるだけですが)なメロディのものが多かったような。めちゃくちゃおもしろかったのが、「Girl Fight」という曲。曲やる前にステージに翻訳者を呼び込んでこの曲を作った経緯を丁寧にお客に伝えます。ある日坂を歩いていたら女性2人がケンカしていたのに出くわして作ったそう。それを3分くらいかけて説明した後に、それでは曲開始、と始めたら「Girl Fight、Girl Fight、ウギャー」みたいな感じで10秒で曲が終わってました。。また、これだけ男気あふれるライブやっておきながら、ステージ後ろに張り出している幕がかわいい2匹の犬の絵というのもギャップありまくりでおもしろかったです。
 
 
 Spangle Call Lilli Line
 外に出てキャンプ地でもあり、雰囲気的にはフジロックのストーンドサークルやカフェデパリスなどがあるエリアに似ているガーデンステージで、個人的にお馴染みの日本のバンドを見ます。女性ボーカル、男性ギター×2のメンバーに、ベース、ドラム、キーボード×2、コーラスが加わった8人編成。サポートメンバーもお馴染みですね。去年5年ぶりにライブ活動再開して3回くらいやっていましたが、「今年はこのライブが最初で最後です。」だそう。。野外で見るのが初めてで、海も見える気持ち良い空間で見るのもおつな感じでした。結構たっぷりやってくれたのもうれしく、「E」「Lilli Disco」「"Telephone"」「azure」「anthology of time」「eye」「nano」とラストにたぶん初めて聞く曲、と8曲やってました。代表曲「nano」で締めると思いきや、演奏止めずにざらついたギターがミドルテンポのリズムとからんだ気だるめな演奏が始まり、そこに位相が異なるような感じで響く2人のささやきボーカルが印象的な曲で、新曲でしょうか。中盤に「うーららー」とボーカルのみで展開する場面も鮮烈で良かったです。
 
 
 tricot
 ガーデンステージお隣にあるパークステージで先週も見た日本のロックバンドを見ます。ギター/ボーカル、ギター、ベースの女性3人に、男性ドラムがサポートで入る編成も先週と同様。最新EP「KABUKU EP」を中心に「節約家」から始まり「青い癖」で締めるセットも同様だったのですが、間に入れる曲が替わっていました。「庭」や「99.974℃」などの盛り上げ曲をはずしてミドルテンポ曲中心に持ってきた感あります。それでもシリアスに語り掛けるように歌うメロディとブレイクを挟み込むことを効果的に使ったダイナミズム感じさせるアレンジなどのかっこ良さはそこかしこに散りばめていて良いライブでした。ひさびさに「食卓」が聞けたのうれしかったですね。好きな曲で切々とした感情を、いろいろ変化する2本のギターの音とからませて歌う展開が良いです。
 
 
 King
 ソニックステージに戻って、アメリカ・ミネアポリス出身の女性3人組を見ます。ボーカル2人、キーボードという編成。機械からリズム流しつつ、そこに端正なキーボード音が重なって、2人の歌声がのっかる形でライブが進みます。ソウルとスペーシーな感じがからむアレンジの音に、ポップさはあまりなくアレンジに溶け込むようなメロディがすごく合っていて、聞いていてうっとり。心地良さも満面で、初聞きながらその世界に浸ることができました。2人の声もあまーい感じで聞かせていて、好みでした。
 
 
 James Bay
 引き続きソニックステージで、イギリスの男性シンガーソングライターを見ます。ギター、ベース、キーボード、ドラムのサポートを率いた編成。テンガロンハットをかぶったイケメンなシンガーが威風堂々と歌う様がかっこ良い。どすこいアメリカンロックな感じが中心だったかと思いますが、声の通りもよくほんの少ししわがれた感じで会場に響いているのが良い感じ。そんなに馴染みある世界ではなく曲も全て初聞きでしたが、聞き入ってしまいました。
 
 
 Radiohead
 メインステージであるマリンスタジアムに移動してトリのイギリス・オックスフォード出身の男性5人組バンドを見ます。4年ぶり3回目。超がつく有名バンドですが、自分はアルバム聞いたことあるのが「OK Computer」「In Rainbows」のみ。今年アルバム発売されたと前日知って「A Moon Shaped Pool」をダウンロードで買って、2回くらい聞いてからこの日のライブに臨みました。会場満タンで、スタンド席上方のステージをほぼ横向きに見る端っこ席で見ました。その位置でも圧倒させられるすごいライブ。ステージ後ろがよく見えなかったのですが、ドラム2人でやっていたのでしょうか。
 
 最新作から5曲を曲順にやってました。端正に歌い上げるしっとり曲も良いですが、個人的にこのバンドはリズムを突き詰めたような曲を大きな会場に映えるように聞かせる曲がライブでの好みです。最新作で言うと1曲目の「Burn the Witch」と5曲目の「Full Stop」なんてもう圧倒させられました。音源をはるかに超える音像にびびりまくりです。楽器を持ち替え持ち替えやっているのですが、それがスムースに進められるのも(スタッフさん含め)すごい。ボーカルのThom Yorkeは「ドウモドウモ」「コンバンハ」とか飄々と片言日本語でしゃべったりするのですが、曲に入ると一気にモードが変わります。旧曲では初めて「Airbag」聞けたのうれしかったですね。3つのギターと孤高な感じのあるボーカルがからむ曲が良いです。
 
 とにかく好きなアルバムの「In Rainbows」からこの日やったのは「Reckoner」のみでした。ただアンコールでは「Nude」「Bodysnatchers」もやっていたそうで、聞けなかったの残念。ただ本編1時間半でも充分に満足できた素晴らしいライブでした。そのアンコールでは一番の人気曲である「Creep」をやっていたそう。その曲は正直あんまり知らないので良いのですが、「High and Dry」ってライブでやらないんですかね。Radioheadを初めて知ったのがこの曲で、いつか聞きたいなーと。昔テレビでやっていた洋楽ランキング番組で見て印象に残っている曲で、Boo Radleysの「Wake Up Boo」とセットで記憶にあるんですよね、全然音楽性違いますが。
 

author:de nudge, category:festival(Summer Sonic), 10:48
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