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2016/05/01 荒吐宵祭 16 -GOLDEN SUNDAY at 仙台RENSA
 仙台滞在3日目。この日もライブ見て来ました。4/29〜30の2日間で行われたあらばきロックフェスの後夜祭的な位置づけのライブで昼過ぎから700人ほどのキャパのライブハウスで開催されます。あらばきロックフェスのリストバンドをつけたまま提示すると入場料が半額の2000円とお得な料金になります。

 出演者は発表になっていたもののタイムテーブルは全く出ておらず、当日会場でも発表無しでした。何時に終わるかも分からずのまま淡々と進んでいきましたが、本編のフェスよりも混沌としたラインアップとなっており、それを後夜祭だから気楽に見てねというスタンスだったので、まあこの形式でも良いかなと思ったり。客席の後方半分は椅子が並べてありました。これがありがたく、前日歩数計上40000歩近く動いていて足痛い状態での参加だったので、ステージあまり見えなかったもののほとんど座って鑑賞しました。13時から20時くらいまでの滞在でした(イベント自体はまだ続いていた)。見たものを順に感想書きます。続きで。
 
 七尾旅人
 ギターや機械使ったトラックを流したりしてのソロパフォーマンス。見るのはたぶん3回目かと思いますが、変わらずのボヤキ漫談を入れ込んで歌うスタイル。個人的にこのスタイルがどうにも馴染めません。。曲もその場で決めながら歌うのですが、歌っている途中で「やめた」みたいに切ってまたボヤキ漫談に戻ったりするのもえーとか思ってしまいます。またオリジナル曲のメロディもあまるつぼにはまるところが無かったです。歌声が良いなーとかギターの音をいろいろ加工したりするのとかおもしろい要素はあるのですが。一曲tofubeatsっぽいトラックにエフェクトボーカル交えた曲を歌っていたり。客席に飛び込んで担ぎ上げられながら歌ってました。またカバーもあって「When You Wish Upon a Star」「Over The Rainbow」を日本語詞で歌ってました。


 続いて、ステージ前にスクリーンが張られて、そこに染谷将太という役者さんが初めて監督を務めたという20分ほどの短編映画が流れます。恋人の淡々とした一日を描いた映像でした。


 Awesome City Club
 1年ぶり2回目に見る女性ボーカル/キーボード、男性ボーカル/ギター、男性ギター、男性ベース、女性ドラムの5人組。男女ツインボーカルでそれぞれ曲替わりでメインが替わるのですが、いずれもファンキーに弾けるポップソングでウキウキと聞けて楽しいですね。モデルさん風貌な女性ボーカルの方は服もそれっぽいのですが、クールに振る舞うのではなくかわいらしく踊りながらキャピキャピしているのが良いギャップ。ラストは男性ボーカルに男性ギターのコーラスが付いた曲だったのですが、このコーラスの声もすごいいい感じだなーと思いました。


 ステージ脇にはDJブースがあり、セットチェンジ中にはフラワーカンパニーズのグレートマエカワがDJを務めていていろんな曲をかけています。Awesome City Club終わりのDJでは、ステージに上がったり客席の中に入り込んで「幸せなら手をたたこう」「ラジオ体操」「ジェンカ」をかけてお客と一緒に体動かしていました。


 カフカ鼾
 ジム・オルーク、石橋英子、山本達久の3人組インストバンド。各メンバーはいろんなところで見てますが、このバンドは初めて見ます。オルークはギターとシンセ、石橋がキーボードとフルート、山本がドラムでじんわりと音を出しつつ徐々に独自な音世界を構築していきます。聞いていて夜の海を船が静かに進んでいくようなイメージを持ちました。見えない位置で聞いていたこともあり、オルークが出す音がギターとシンセからどうやって出しているんだろう、って不思議な気分になったり。音から生み出される刺激がそこかしこにあり、すごいライブだなーと。


 内橋和久
 UAのバック(あらばきロックフェスにも出演経験あり)や渋さ知らズオーケストラでギタリストとして見たことある内橋和久ですが、この日のライブはギター一切使わずダクソフォンという楽器を使っての演奏でした。初めて見る楽器でしたが、これがおもしろすぎるというか興味惹かれまくりでした。木の留め金みたいなものに、変な形状をした薄い木を取り付けて、弦やすりこぎみたいな棒、黒板消しみたいなもの、指など使って鳴らします。うまいこと例えられないのですが、この音の響きが独特なもので耳を惹かれます。その音をサンプリングして重ねていきます。薄い木はいろんな形状のものがたくさん用意されていて、それを次々と取り替えていって音を鳴らしていきます。ラストの方で、にごった感覚があるかっこ良いビートを構築していったところとか最高でしたね。


 渡邊琢磨 Piano Quintet
 渡邊琢磨率いるピアノと弦楽器隊4人との5人編成バンド。まずは渡邊琢磨がキーボードでクラシックテイストな曲をソロで演奏します。ここでの力強いはねた単音を聞かせたところと、その後のMCから導かれる印象では、せっかちというか豪傑という所感があるのですが、曲自体は端正なもの。弦楽器のみで演奏する曲とキーボードと絡めた曲が半々くらいありました。この日2つ流れる映像作品の音楽も担当しているらしく、なにかの絵が頭に浮かぶような曲が多かったです。


 再度スクリーンが張られて「ディアスポリス 異邦警察」という関東圏では既に放送されているドラマの1回目が流れました。仙台では6月から放送されるそうで、その宣伝も兼ねているそう。ドラマ終わったところで監督と渡邊琢磨が登場して挨拶。監督は東北出身っておっしゃっていたかな(記憶あいまい)。


 チャラン・ポ・ランタン
 アコーディオン奏者小春とこぶしを聞かせて哀愁のあるメロディを歌うももちゃんの姉妹ユニットであるチャランポランタン。1年ぶりに見ます。バックバンド従えたりいろんな形態で聞かせるユニットですが、この日は2人のみのパフォーマンス。ステージ上がってきた瞬間から風格ついてきたなーという佇まいを見せて、そこから歌う「空中ブランコ乗りのマリー」はおーっとなりました。迫力あるボーカルと複雑なアコーディオンフレーズがからんだ世界は鉄板ですね。でもそこからの緩いおもしろMCは相変わらず。先ほど「ディアスポリス 異邦警察」のエンディング曲はチャラン・ポ・ランタンのもので今回ライブで初披露とのことでしたが、この曲が「主題歌」か「エンディング曲」かで姉妹が言い争います。客席後方から見ていた監督が「主題歌ですよー」と言って決着してました。

 5年前の東北震災きっかけで作ったという「人生のパレード」を厳かに歌った後には、わっしょいと盛り上がる曲で一盛り上がりして、ラストは「愛の賛歌」。この曲はしっとりと歌うものなのですが、ももちゃんが恒例といってよい女優モードになり、客席に乱入したりしておもしろいです。今回もめちゃ笑いました。ステージ上で「堂島!孝平!どこなの」と、唐突にあらばき親善大使でこの後のアクトにも出番があったと思われる堂島孝平を呼び出します。客席に乱入してあちこち探しまくりますが、当然に見つからず。その間にステージ脇から登場した堂島に対して、ももちゃんは駆け寄り客席からステージへ手を差し伸ばします。膝まづいた王子様とお姫様みたいな光景の中で、ももちゃんは手を握ったまま堂島に向けてしっとりうっとりと歌い上げます。

 しっとりと歌いあげてはいるのですが、おおよそその内容は以下のようなもの(実際歌った歌詞よりも乱暴目に脚色していることをご了承下さい)。

 「テメー、後夜祭だけ呼びやがって本編のフェスになぜ呼ばなかった。まあ実際に呼べなかったのは知ってるけどよ。姉の小春はその期間Mr.Childrenのコンサートのサポートメンバーに選ばれてそっち行ってたからな。ひまなあたしは何をしてたかって?近所を散歩だよ!来年は本編に呼べよー、いやまた後夜祭だけでもいいや、後夜祭呼んで下さい。」おもしろ過ぎでした。
 
author:de nudge, category:festival(Arabaki), 00:11
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