RSS | ATOM | SEARCH
2016/04/29 あらばきロックフェス at エコキャンプみちのく
 ゴールデンウィーク前半恒例の仙台旅、今年は2泊3日。観光はほとんどせずひたすらイベント参加してきました。まずは9回目の参加となる、野外ロックフェスティバル。みちのく公園の一角にあるキャンプ場を利用してのフェスティバルです。2日間行われるイベントですが、今年は初日のみ参加してきました。

 入場者数増加に伴い、仙台駅から現地へ向かうバスの行列が年々長くなって、2時間や3時間待つのは当たり前みたいなことが辛くなり、今年はツアーを申し込んで、東京から直接現地へ向かう夜行バスで行ってみました。前日23時東京発で途中サービスエリアでの休憩を3回くらい入れつつ(最後のサービスエリアでは2時間以上止まってた。渋滞無かったんで予定以上に早く着いてしまう調整のためと思われ)、朝8時半に現地に到着。ただ会場のオープンが10時からなので、結局ここで1時間半待つことになります。あんまり変わらないかな、むしろ夜行バスではぐっすり眠れるわけではないので、朝一でどうしても見たいものとかテントの場所取りなど無い限りはメリット薄いかなと思ってしまいました。

 少々余談。翌朝仙台駅でバスに乗るために並ぶ行列を8時台、9時台、10時台、12時台と通りすがりに見ました(今考えるとなぜ4回も通り過ぎたんだろう)が、9時台が一番行列が長かったです。10時過ぎになると結構短くなってくるので、遅くの到着でもかまわないなら10時以降とかがお勧めかなと思いました(年により行列の傾向が違うでしょうから今年限りでの印象で決めつけるのも危険ですが)。とまあ、現地に辿り着くまでが大変ですが、着いてしまえば遠くに雪化粧した山々と近くの湖の景色がキレイで、自分が行ったことある野外フェスでは最高のロケーションと毎度思います。

 見たのは、川崎中学校吹奏楽部→堂島孝平楽団→Polaris→eastern youth→オワリカラ(guest:あがた森魚)→THE COLLECTORS→奥田民生です。午前中は晴れていましたが、昼過ぎから雨が断続的に降り、ひたすら寒かったです。それぞれ感想を、続きで。
 
 川崎中学校吹奏楽部
 最初に見た2組はあらばきならではのアクト。まずは現地の中学校の吹奏楽部で6年連続の出場とか。顧問の先生が指揮して生徒が演奏します。先生は男性でめちゃ陽気でお茶目な振る舞いをしながらの指揮で、生徒から人気あるんだろーなという雰囲気。演奏する生徒は全員女性です。曲は星野源、加山雄三、サンボマスターの曲を演奏していました。2,3年生が主に演奏して4月から入りたての1年生は最後の曲で鳴り物の参加のみ。このライブやる前までのひまな時間に、辻村深月の「タイムカプセルの8年」という話を読んでいて小学生が先生を目指す経緯を描いた話で、じーんとしたところにこの演奏を見たので、なんか(遥か昔の)青春を感じてしまいました。


 堂島孝平楽団
 あらばき親善大使としてフェス期間中だけでなく、あらばきフェス関連でいろいろと活動している男性シンガソングライター堂島孝平が率いるビックバンドのショーです。ギター、ベース、ドラム、キーボードが男性で、管楽器隊とコーラスが女性と左右に位置も分けて対比的な編成をバックに堂島孝平と、彼の呼びかけに応じて「わざわざ1曲歌うためだけに東京からやってきた」アクトが次々と登場します。片平里菜、土岐麻子、バカリズム、PUFFYの4組。この中で圧倒的に異色なのはお笑いやっているバカリズム。サングラス付けて登場するなり笑いを誘ってました。歌った曲は「AV見た回数は経験人数に入れてもいい」という曲。。ブルース調でせつせつと歌い上げますが、この爽やかな空間に朝から何歌ってくれてんねんな感じで、お客さんの笑いを取っていました。PUFFYは2曲歌い「渚にまつわるエトセトラ」と「アジアの純真」。まーこの辺の曲は聞いただけで浮かれてしまいますね。


 Polaris
 すごくひさびさに見るダブを効果的に組み込んだポップス/ロックバンド。たぶん11年ぶり。ボーカル/ギターのオオヤユウスケ、ベースの柏原譲(Fishmans)の2人組でサポートドラムにあらきゆうこを加えた3人編成です。長尺曲を4曲ほどで、いいなーと聞き入りました。ふわっと空に浮かぶようなギターフレーズとボーカルにタイトなリズムががっつり噛み合います。ダブミックスもほんのりと織り込んでいたと思いますが、人力で構築するリズムにぐっと来ます。あらきゆうこはいろんなバンドの演奏で聞いていますが、何度聞いてもかっこ良いなーと。一曲コーラスでも加わっていましたが、その声も好きです(あらきゆうこのソロ名義mi-guの「mi-gu」というアルバムは声もふんだんに聞けてお気に入り)。ラストの曲はそれまでのミドルテンポから離れた構成で早めのリズムで突っ走ってからラスト近くにもろレゲエのリズムになって収束する曲で、これまたおもしろいなーと。


 eastern youth
 去年もあらばきで見た3人組ロックバンドのeastern youthですが、その時からベースが替わっています。女性ベースでキレイ目な顔立ちをしつつアフロっぽい髪型が豪傑な印象を与える方。1曲目でおっとなったのですが、彼女がコーラスを取っていました。eastern youthはこれまでギター/ボーカルの吉野寿の歌声のみで聞かせてきて、コーラス一切無かったので新鮮さがありました。ただこの1曲のみで後は吉野のボーカルのみ。音的には重さより疾走感がある印象で若返ったかな、と思えるくらいの瑞々しさを感じました。吉野の絶叫も絶好調な印象。


 オワリカラ(guest:あがた森魚)
 2年前のあらばきで初めて見て強烈な印象を受けたギター/ボーカル、ベース、ドラム、キーボードの男性4人組ビートロックバンド。その時はチャラン・ポ・ランタンをゲストに迎えていましたが、今回もゲストを迎えてのライブです。あがた森魚というベテラン男性シンガソングライターで自分も名前を聞いたことありますが初めて見る機会を得ました。なんとなく伝説上の人物といった印象を持っていたので、なんとも人が良さそうでのほほんとした感じでセッティングに登場した時は虚を突かれました。あがたは半分くらいの曲で参加。ギター/ボーカルのタカハシヒョウリがあがたのファンだそうで、3年前のあらばきでも共演しているとか。フォーク基調のあがたとの曲とオワリカラとの音楽性はそんなにかぶる印象があるものではないのですが、ライブはいい感じに聞かせていましたね。歌心ある曲(あがたの曲2つとオワリカラの曲1つで共演)を聞かせていました。とはいえ、やはりこのバンドは「踊るロールシャッハ」や「ガイガンボーイ・ガイガンガール」などのぶっとんでいくビートに一番熱くなれます。


 THE COLLECTORS
 ボーカル、ギター、ベース、ドラムの男性4人組。キャリアがかなり長いモッズバンドで、初めて見ます。かっこ良い細かなカッティングギターを軸として達人っぷりを感じさせる演奏っぷりで、そこにのっかるボーカルも艶のあるもので良い感じに聞かせます。メロディはグループサウンズ的なものや戦隊モノの主題歌に出て来そうなもの、などの印象な曲が多かったような。


 奥田民生
 毎年のようにあらばきに参加している奥田民生ですが、他バンドのゲストボーカル参加や弾き語りが主でバンドセットは初めてとか(ユニコーンでは去年出てますね)。ギター/ボーカルを務める奥田に、ベース(小原礼)、ドラム(湊雅史)、キーボード(斎藤有太)という3人が加わる編成ですが、3人はあらばき初参加とのこと。夜出演ということもあり、この日の悪天候も加わってこのライブ時は寒さがピーク。その3人に「(寒いからといって、あらばきを)嫌いにならないデネ」と言ってましたが、その奥田の言い方が少しかわいらしかったのと、あらばきがお気に入りなんだろーなということを感じさせました。そんな緩さも感じるMCもちょびっと入れつつ、アンコール含め1時間のライブは、もうほんとすごい。4人の音ががっつり組み合った圧巻のライブでした。湊の強力なドラムを軸として各楽器の厚みがものすごい。奥田のギターもすごくかっこよく、聞き入りました。またそこにのっかる曲とボーカルもめちゃ良い。今更ですが音源聞いて曲ある程度知った上で単独ライブをきっちりと見たいなと思わされました。
 
author:de nudge, category:festival(Arabaki), 23:48
comments(0), -
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 23:48
-, -
Comment