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2016/02/14 柏レイソル at ジェフユナイテッド千葉(ちばぎんカップ)
【結果】
 0-3でジェフ千葉の勝ちでした。

【感想】
 今月末より開幕するJリーグ。2週間前に行われたプレシーズンマッチとなります。千葉県の2チームで毎年行われる(去年は柏レイソルがアジアチャンピョンズリーグ出場のため無かったですが)恒例の試合です。朝は雨風が強かったものの試合始まる時は快晴。風は多少強めですが、この季節ではありえないほど暖かく春っぽい陽気の中行われます。お客も12000人以上と盛況。

 去年J2を9位という過去最低の成績で終えたジェフ千葉は新しいGM高橋悠太を迎えて大きな改造を実施しました。24人もの選手が去って、新たに19人の新しい選手を迎える(千葉県出身選手が多いよう)というびっくりな措置。去年後半はもう試合全く見る気が起こらないほどの状態で、これはもうどうしようも無いなーと思っていたのでなんらかの手を打つ必要はあると思っていましたが、ここまでの大きな変化は予想していませんでした。新しいGMは関塚監督始めコーチ陣は留任のまま選手のみを入れ替えするという決断をしました。

 これが正しい判断かどうかは今シーズン終わってみないと分からないですが、いずれにしてもコーチ陣留任は良い選択だと思います。選手もコーチも全部入れ替えという完全なリセットは継続性が全く無い上、万が一うまくいっても今後低迷するシーズンに陥った時にまた全部入れ替えすれば良いやという考えが出て来るのが危険かなと。今回は監督の意向に沿った選手入れ替えという継続性があったものと考えたいです。それにコーチ陣もここまでやっておいてまた低迷は許されないでしょうし、関塚監督は監督生命を賭けた一年というプレッシャーがあると思います。

 先発メンバー。千葉はGK佐藤優也、DFは左から阿部翔平、若狭、イ・ジュヨン、多々良、ボランチはアランダ、山本真希、攻撃MFは井出、小池、FWはエウトン、船山という4-4-2。井出以外は全員新戦力です。柏はGK中村航輔、DFは左から輪湖、中谷、鎌田、伊東、MFはボランチが大谷と小林祐介、攻撃MFが左から大津、茨田、エデルソン、FWがディエゴ・オリヴェイラと4-5-1です。

 試合開始直後は早い仕上がりを見せる千葉のペース。高いラインを保ちつつ中盤でボール奪ってのショートカウンター、遅攻の場合はサイドに人数かけて攻めるという基本的には去年と同じやり方ですね。ただ新しいメンバーは攻守ともに1対1の対応が粘り強く、攻撃時はドリブル仕掛ける姿勢があり、守備時は粘り強く張り付くことでボール奪ったり他の選手のサポートを呼び込む時間を作れてたりとこの試合を見る限りは去年よりレベル高いような気がします。特にMFとFW陣は各段にレベル上がった印象。去年は中盤の選手がやたらバックラインにボールを下げていたのですが、この試合は少なくなっていて見てて楽しかったです。右サイドバック多々良は一回行き詰ったと見るや逆サイドに大きく展開する見事なキックをして観客のどよめきを誘っていました。

 FWエウトンはがたいよいポストプレータイプかと思いきや、足元が結構よくてスルーパスなんかも何本か送っていました。周りも良く見えている感が。そして運動量はそれほど多いわけではないのでしょうけど守備意識も高い。体の向きがちゃんと他の選手と連動した動きになっていて、ボール持つ選手に向かっていました。

 MF小池やFW船山はフリーランニング、とりわけ守備ラインの間をダイアナゴナル(斜めに切り込み)に入ってくる動きが良いです。右サイドはこの2選手の他にサイドバックの多々良、そしてボランチの山本もかなり進出して攻めたてます。山本は守備ラインに入ってボール回したり、最前線に進出してきたりとものすごい動きっぷり。ただ体力が尽きたのか、守備のバランスを気にしたのか前半20分過ぎからは大人しくボランチのポジションを取っている場面が多かったです。

 GK佐藤は新規加入の中で一番の補強と思っています。ここ数年の一番の弱点はGKだったと思っていたので、ここに新たにレギュラーを奪取する(しかもキャプテンに就任)選手が現れたのは良いなと。長身でキャッチとパンチングの使い分けも適切で信頼感抜群でした。先発メンバーで唯一去年からの選手のMF井出は攻守ともに良い出来と思いました。果敢に仕掛ける姿勢も目立っていましたし、守備も3ラインを意識しつつボールを奪うことにトライできていました。ただ残念なのはボールを実際に奪える場面がほとんど無かったこと。これは他の新加入選手の方がボール奪えていました。

 他の選手の印象はまたシーズン始まってから書きたいと思います。試合は前半20分過ぎからは一進一退、やや柏が攻め込む場面多いかなという印象でしたが、セットプレーを3回決めたジェフの勝ちでした。柏も結構新戦力多いようで、また新監督ミルトン・メンデスを迎えたばかりということもあって、チーム作りはこれからの印象。なので、試合結果はお互い気にしなくても良いかなと思えるものでした。

 柏の選手では、大津、エデルソン、ディエゴ・オリヴェイラ辺りはうまいですね。積極的にドリブル仕掛けて、守備ラインが乱れたところで空いた選手にパスをつなげる展開が多くて点こそ取れなかったものの、攻撃は完成度上がってくれば楽しそうです。両サイドバックもガンガンに上がっていました。ただ守備はやや不安感がありました。ボランチ大谷は安定感ありますが(本当に良い選手)、センターバックは新加入鎌田がやや馴染んでないところを見せていて、前半で交代。後半から登場した今井は去年途中から大宮から移籍したようですが、あれ右サイドバックの選手じゃなかったけかと思ったり。FW登録の伊東を右サイドバックに起用していたり、かなり攻撃的な選手を配している印象ですね。後半少しだけですが大津をボランチの位置に持ってきていたりした場面があったりして、さすがにここまでやるとJ1チーム相手にしたら守備崩れそうと思ったのですが、どうなるのでしょうか。

 ジェフ千葉は毎年春くらいまでは好調でそこから徐々に下降し夏にドーンと落ち込むパターンなので、現段階の好調は全くあてにならないのですが、せっかくなのでそこまででも楽しむという姿勢で。でもなるべくならこの感じを続けて欲しいと願いつつ、シーズン開始を楽しみにしたいと思います。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:01
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