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2019/11/04 OGRE YOU ASSHOLE at EX THEATER ROPPONGI

 前述のイベントを見終わった後、六本木へ移動。長野を拠点に活動する男性4人組バンドOGRE YOU ASSHOLEのアルバム「新しい人」リリースツアーファイナル公演を見ます。2年ぶり5回目に見るこのバンドの単独公演を見るのは初めてです。以前から単独フルセット見たいと思っていて、楽しみにしていました。ギター/ボーカル、ギター、ベース、ドラムという編成ですが、アルバム「新しい人」はシンセ音をたっぷり使っていて虚無的なというか退廃的なというか、でもそこに光は射しているような感覚の曲が詰め込まれていて、ライブどんな感じでやるんだろうと思っていたのですが、いつもの編成で(キーボード使わず)やってました。2階の座ってみる席から見ました。
 
 アンコール含め1時間40分ほどのライブは抜群に良い音で、音源と異なるアレンジであれこれと聞かせます。ボーカル出戸が歌う(コーラス一切つけない)歌、反復するリズムの中から浮かび上がってくるようなサイケな世界観、ここぞというところで入れ込まれるギター馬渕の轟音や良いアクセントとなるドラム勝浦のパーカッションなど、ミニマルな中におっとなる聞き所を入れてきて、聞き惚れまくりました。すごいライブだなーと堪能しまくり。
 
 アルバムにも最初に収録されている「新しい人」からスタート。音数少ないアレンジの中に、情感ありながらどこか無機質的な響きにも感じる歌が歌われます。虚無的でありながら親しみやすいメロディものが多くて「さわれないのに」なんてグループサウンズ的、ピンキーとキラーズ「恋の季節」を思い起こすような曲。「わかってないことがない」はアルバムの中で一番好きな曲で、個人的にいろいろ大変だった先月10月のテーマソング的に聞いていました。ライブでどんな感じかなと期待していたのですが、他の曲とは異なり音源に近しいあっさりめな音で聞かせていました。良いメロディを堪能。
 
 曲によっては歌の後に長尺のインストを繰り広げます。その手法はSonic Youth的でもあるのですが、ギターノイズなんかが入れ込まれるのが共通項なくらいでOGRE YOU ASSHOLEは反復リズムを重ねていくことによる桃源郷といった感で、いつまでもそのグルーブの中に浸っていたいと思わせられるもの。なんの曲か忘れちゃいましたが、Buffalo Daughter「303 Live」のダーク版ってな展開で聞かせる曲があって、それもすげーっと思いながら聞いていました。
 
 本編は轟音ギターと気持ちの良いリズムが炸裂しまくりの大曲「ロープ (long version)」でお客さんをホワイトアウトさせてから、スカスカしたアレンジにほのかなメロウさがある「自分ですか?」で締めました。アンコールはアルバム「新しい人」の最後に収録されている「動物的/人間的」で締め。こちらも静かな曲で、なんか最後お客さんが生霊となって会場を漂うんじゃないかみたいな余韻たっぷりなエンディングとなって良かったです。

 

author:de nudge, category:live(EX THEATER ROPPONGI), 08:26
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