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2019/09/23 tricot 9周年企画 爆祭2019(-Vol.12-) at 渋谷O-EAST

 9周年を迎える女性ボーカル/ギター、女性ギター、女性ベース、男性ドラムの4人組tricot主催の対バンイベント。15時半から21時15分くらいの長丁場。O-EASTのメインステージと脇にあるサブステージ交互に7組出演します。10分の休憩をはさんで各組40分のライブを立て続けにやっていくのを見ます。途中の入退場可能ということで休憩がてら晩ごはん食べに行ってたので、全組は見ず以下の順番で5組見ました。
 
 Survive Said The Prophet→赤い公園→Tempalay→ayutthaya→tricot

 

 tricotが好きなバンドに声をかけて、全てのバンドが一発で快諾してくれたそう。各バンドが始まる前に毎回ステージにtricotメンバーが法被を着て登場。内一人が頭に巻いているはちまきを取って広げると次演奏するバンド名が書いていて、どうぞーと呼び込みます。かっこよい音楽やっていながら、こうしたほんわかしたユニークな振る舞いをするのが楽しくて良いです。順に感想を。
 
 

 
 Survive Said The Prophet
 初めて見るボーカル、ギター×2、ベース、ドラムの男性5人組バンド。インスト音流れる中ボーカルのみが登場、それに合わせて歌い上げる中、他のメンバーも登場して繰り出した演奏はラップメタル、ヘビィロックな味のあるもの。低音ブリブリ、メンバー向き揃えて首上下に動かしたり、その中でシンガロングなサビがあったりとちょい懐かしいノリと最初の2曲見てたら、3〜5曲目は打ち込み音ふんだんに使って、トラップなリズム組み込んだもの、シンセポップ調、Aviciiの「Wake Me Up」みたいなアコースティック、ソウル、EDMなんかを組み合わせたようなものを聞かせてきました。それらの音に時折ゴリゴリ感あるものを入れてくるのもおもしろいと思いました。ラストは直球なラップメタル、ヘビィロックな曲を披露して締めていました。
 
 
 赤い公園
 9ヶ月ぶり4回目に見るボーカル、ギター、ベース、ドラムの女性4人組バンド。ボーカルが石野理子になってから2回目になります。前回は素朴さある格好でしたが、今回は髪を伸ばしてウェーブをかけて、お腹ちょい出した格好と派手めなイメージになっていました。ライブの印象は前回と同様で、朴訥というか郷愁誘う歌、歌声にシンプルな音立ちながらそこかしこに入り組んだ音を入れてきて耳が惹かれます。曲を作っているギター津野米咲は、SMAP「Joy!!」、モーニング娘。'16「泡沫サタデーナイト!」、つばきファクトリー「笑って」などアイドルソングも手掛けていますが、それらは素直に聞けるポップソング。
 
 でも赤い公園の曲はそこから何段階もひねくれているような音を入れてくるので、違った味わいありますね。聞いていて、他アーティストに曲提供する時に、曲だけでなく赤い公園のアレンジまで組み込んだらどうなるんだろうって思ったり。こぶしファクトリーとかJuice=Juice辺りで聞いてみたいなーと。tricotとはほぼ同期らしく仲が良いそう。このイベントの前夜祭ということで、tricotメンバーと遊んだとか。人狼ゲームとかババ抜きをやって、石野(18歳と若い)は「大人達から洗礼を受けた」そう。tricot「Break」のカバーも披露していました。赤い公園ならではの味わいあって良いカバーでした。
 
 
 Tempalay
 今年初めてライブ見るようになって、今年だけで5回目とやたら見る機会が増えてきた男性ボーカル/ギター、女性コーラス/シンセサイザー、男性ドラムの3人組(男性ベースがサポートに入っての4人編成)。入場曲がなぜかアニメ「一休さん」のオープニング曲でずっこけます。tricotの中嶋イッキュウからイメージしてこの曲流したんだと思うのですが。そしてジャンクなギターと奇声を上げてライブに入ります。ミドルテンポで酩酊感あるグルーブなノリに高音の男女ボーカルがいい感じに乗っかる曲が軸ですが、そこに暴力的なギターやキーボード、前のめりなリズムを時折入れ込んでくるのが聞いていて、おおーっとなりますね。
 
 
 ayutthaya
 半年ぶり3回目に見る女性ギター/ボーカル、男性ギター、男性ベースの3人組。ライブは男性ドラムがつく4人編成。ayutthaya出演が発表されてこのイベント行こうと決めました。tricot、ayutthayaともに好きな音でイベントで揃うのは感慨深い。ボーカル/ギターの太田美音も呼んでもらえて光栄、しかも私達が今日の出演者で一番知られてないと思うんですけど、いい時間帯でやらせてもらえて感謝、と謙虚に語っていました。そして繰り出した音はtricotファンには受けるだろうなーというオルタナサウンド、かつメロディの良さもあって、贔屓目かもしれませんが、会場の反応も良かったです。
 
 序盤に「海岸線」「mottainai」など激しいギターが切り込んでくる曲を繰り出し(「mottainai」の後半激しいギターリフが切り込んでいく展開が最高)、中盤以降は聞かせる曲多め。右田眞のベースが細やかで聞き惚れます。会場限定シングルとして発売している「devil」も披露。ちょい80年代シンセポップなノリをギターロックな編成でやったらみたいな曲、太田は序盤ギターを弾かず歌に専念、横揺れな感じで聞かせてきます。後半の高揚感あるアラカワシのギターが良い感じ。ラストは定番曲「GUM」。メロディ良く何回でも聞いていたい大好きな曲。もの悲しいベースリフに印象導かれつつ、どこか前向きになれるような歌いっぷりがめちゃ良いです。ライブ終了後、会場限定シングルを買おうとしたら結構な列ができていました。
 
 
 tricot
 トリのお馴染み女性ボーカル/ギター、女性ギター、女性ベース、男性ドラムの4人組tricot。こちらは自身が呼び込みできないということで赤い公園のメンバーが法被を着て、読み込み。赤い公園の石野さん(元アイドルでアイドルネッサンスというグループにいた)は、ロックバンドのボーカリストになってから法被着て笑顔で呼び込みすることになるなんて思ってなかったんじゃないかなーと。翌日同所でフルのワンマンライブをやるtricotはまずはその挨拶代わりといった感でしょうか。聞かせる曲と乗らせる曲をほどよく入れてきました。聞かせるタイプの「おやすみ」からスタートして、ギターとベースがジャーンとするところで右手を揃えて上げる動きが印象的な「おちゃんせんすぅす」は、中盤からスピードアップしていく曲。かわいらしいメロディにそこかしこに変拍子入れていく「ブームに乗って」なんかも良い感じ。
 
 新曲も披露。ボーカル/ギターの中嶋イッキュウがギター弾かずマイク持ってラップ調で歌います。枯れた感じのメロディが印象的。定番の盛り上げ曲「爆裂パニエさん」の次にやった曲も新曲でしょうか。変拍子あれこれ入れつつ、音やメロディの印象が次々変わっていくような曲でした。ラストは「メロンソーダ」で締め。こういった夕暮れ、切なさ、青春がある曲にはウルッと来るものがあります。ayutthaya「GUM」、前日のライブで見たsora tob sakana「クラウンチングスタート」辺りは自分の中でリンクしてる感じです。ライブ終了後はこれまでの出演者をステージに呼び込んで客席バックに写真撮影。お祭り終了となりました。
 
 

author:de nudge, category:live(duo,O-Group), 10:34
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