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2019/08/28 内村文化祭 at 昭和女子大学 人見記念講堂

 ウッチャンナンチャンの内村光良が2年前から始めた、好きなことを詰め込んだ芸をオムニバス形式で行う舞台。去年に引き続きの参加となります。2日3回公演の初回公演。お笑いの舞台で2000人クラスの会場ってすごい。1階席真ん中辺りの席から。近くが関係者席のようで、見たことある芸能人がわんさか。
 
 カーテンコール含め2時間くらいの舞台。去年はウッチャンの地元熊本県人吉を取り上げてノスタルジー的な要素をお笑いの中に振りまいていましたが、今回はそういった要素は無し。若かりし頃5年くらい住んでいたという三軒茶屋での舞台ということもあるのか、その頃の血気盛んなモード全開。出演者はウッチャンの他に、お笑い舞台が初となる女優の桜井日奈子、ウッチャン所属のマセキ芸能社から、ニッチェ、せとたけお、パーパー、きしたかの、バックダンサー務める内村ダンサーズ12名、アクションを担当するメンバー5名といった大所帯。

 

 カーテンコール含め2時間ほどの舞台はスカッとしましたね。自身がやりたいことをただ詰め込んだ舞台とウッチャンは言ってますが、他メンバーも全員見せ所があり、チームとして一体感ある舞台になっていました。特に桜井の活躍度合いがすごく、コントのみならずダンス、歌、アクションとここまで一個のステージでやるの大変だろうなーというものを見事こなしていました。コーナーによってはウッチャン以上に出番があることも。初めて名前も顔も知った女優さんなのですが、以前から知っているファンの方であれば、ここまで生の舞台でいろんな面を見れたら感激しまくりだろうなーというくらいの活躍っぷりでした。以下ネタの内容含めた感想を。
 
 

 
 オープニングは去年に引き続きダンサー率いてのムード歌謡ショー。今回は去年出たウッチャン演じる丸山けんじに弟がいて、丸山ちはるという名称で歌います。電車にちなんだ歌ということで東横線の駅名が次々と出てくる歌でした。歌詞がスクリーンに出るのですが、ここトラブルなのか歌と合っていなく途中から出すのやめてました。エンディングでも再び登場して田園都市線の歌を。こちらはちゃんと歌詞出てきました。テレビでも時折言ってますが、この2つの路線いまだにウッチャンは愛用してるんですかね。大物芸能人ながら未だに普通に東横線に乗ってスポーツジム行ったりする話を聞いた記憶が。
 
 実録コントコーナー。家族でディズニーランド行った一日を一人で演じます。朝から帽子とマスクで入り口前に子供に諭すところからスタート。ウッチャンはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションで声担当しているからライバルのディズニーランドに入る以上バレないためにちょっと変装しているんだよと。コーヒーカップぐるぐる回ってはしゃぐウッチャン(椅子に座って回転することで表現)。子供にポテト食べないのに注文するな、ポップコーンこぼしまくるのを注意する。人気アトラクションに3時間待ち、ちょい進むところの演じ方がおもしろい。あまりの待ち時間にめげてお父さん待ってるね、とベンチに座ってしょぼーんと。一般人に気づかれて握手、写真撮影いいですか?と言われ応えるウッチャン。でもSNSにはアップしないでねと哀愁漂わせて言うのがリアル。18時に帰るっていったじゃんとお疲れモードのウッチャン、昼にパレード見たから夜はもういいでしょうと。結局見ることになって、19時から始まってパレード見て大騒ぎ、元気になってしまったと。そんな一人コントを終えて、「これだけ家族のことを演じたのに、誰も見に来てくれません。奥さんは、、(キャスター務めている)報道ステーションかな。」と。
 
 一人のフリートークコーナー。三茶には5年住んでた。今は娘10歳、息子5歳、過去2年やった内村文化祭では息子の振る舞いを再現することをやってきたが今年は無理。なぜなら最近うんちしか言わないから。今やっているNHKの朝ドラで、スピッツ主題歌を歌詞を全部うんちで歌っている。そしてそのドラマでナレーションをやっているウッチャンを茶化してたりするそうな。再現は替わりに、先日行ったマッサージ屋さんで、隣で同じくマッサージ受けていた40代旅行好き女性を演じます。マッサージ受けながらリッチな旅行体験を語っていて、ここぞという時に姿勢が変わるのがおもしろい。

 

 フリートークコーナー最後の辺で桜井日奈子を迎えます。ここでテレビ番組「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」でちはるとやっていた往年のノリを再現。ウッチャンが「全英で優勝した」と振ると、桜井が「そうそうゴルフ選手で、、チガーウ。」とマモーミモーのノリツッコミを再現。渋谷日奈子というゴルフ選手で桜井と同じ岡山出身でもあるそうな。マモーミモーって桜井はへたすると生まれてなかった頃のネタかと思いますが、事前に映像見てきて研究したそう。その後も桜井に対して櫻井翔、ウッチャンに対して内村航平なんかで「チガーウ」をやってました。
 
 日替わり若手コントコーナーということでウッチャンと桜井は引っ込み、パーパー登場。男女2人組で理不尽なことをさらっと言う女性とそれに振り回される男性というシチュエーション設定でいろいろやるコントがおもしろくて、今回初めて生で見れる機会があって良かったです。付き合っているカップルで女性が男性から20万借りた瞬間に「別れよう。」。「じゃあ20万貸せません。」というやりとりをひたすら繰り返すのですが、どう考えても男性の言うことが正しいはずなのに、女性の淡々としながらも絶対的な意志を通す物言いに負けて20万貸す方向に進んでしまうという話。男性の言い方、振る舞いがいちいち切なくてが笑いを誘います。男性の名前は「三人合わせて星野です」というそうですが、あれ以前は「星野ディスコ」じゃなかったっけかと。調べたら改名したそうですが、語感的には「星野ディスコ」の方が良いような。どちらもPerfumeファンであることが分かる名前です。
 
 中盤と終盤に前後半分けて演じた劇のコーナーは「仮面OJISAN」というタイトル。未来2030年からやってきた桜井が50代でリストラされたおじさんを救世主に仕立てて、悪の総理と戦うというアクション交えた演劇。悪の総理は三軒茶屋名物のキャロットタワーの横に都庁(政府なのになぜ都庁)を作ったり、巣鴨と原宿入れ替えたり、沖縄まで新幹線を通したりという無茶な政策をする総理を倒すためにおじさんが立ち上がります。総理の悪の手下もいろいろ出てきて、アクションシーンふんだんに入れて戦います。ウッチャンはステージ奥にある2階の高台からから前方一回転でソファに着地するなんてこともやってました。それを生身の体でやるだけでもすごいですが、ヒーローの格好、マスクやらいかにもな防具を付けた体でこなしていたのすごい。ここの会場は広く1階奥と2階にいる人は見づらいことも気遣ってか、ウッチャンや桜井が2階や1階奥の通路に登場して演じるシーンも盛り込んでいました。
 
 去年に引き続きダンスコーナーもありました。内村ダンサーズ、そして桜井も加わって欅坂46の「黒い羊」という曲でダンスします。終盤ウッチャンがメンバーと抱きつくシーンがあるのですが、それも「黒い羊」のダンス再現だそう。桜井にも抱きつくところでステージ後ろのスクリーンに「仕事だから」という文字が出て変な顔をするウッチャンがおもしろい。この辺の見せ方が後のVTRの前ふりにもなっていました。
 
 ウッチャンが脚本を書いたと思われるネタをウッチャン抜きで、若手メンバーだけで演じるコーナー。ある映画撮影でキャスティングしてきた人と監督がひと悶着するコント。キャスティングがことごとく監督のリクエストが違っていて、「すみません、みんな都合がつかなくて14何番目、15何番目の人に来てもらいました。」と「140人とかに断られたの?」「はい。」と。主役は松坂桃李だったはずが、三人合わせて星野です演じる役者で「全然ちげーじゃねーか。」と。萬田久子をキャスティングしたはずが、パーパーのあいなぷう演じる役者になっていて、細身で弱々しく見える外見ながら傍若無人に振る舞うあいなぷうがはまっていました。
 
 ステージの合間のつなぎにVTRを流すのを3回ほどやっていました。最初のVTRはウッチャンが最近お気に入りというあいみょんの「マリーゴールド」という曲のMVを再現したもの。こういった好きなものを無邪気に真似してみるってのもウッチャン昔から好きですよね。黒髪ロングのウッチャン演じるあいみょんが川沿いの道をスケートボードで滑るのですが、そこから長髪なので武田鉄矢になってしまうというオチを持ってきてました。
 
 欅坂46のダンスの練習風景のVTRを2回やってました。去年もやっていたウッチャンがダンサー達を理不尽に説教するのは今回も笑わせてもらいました。「俺は誰だ!」「平手友梨奈です。」って受け答えが意味不明なおもしろさ。そして桜井に「おまえは誰だ!」「長濱ねるです。」「おまえ卒業したじゃねーか。」と。さらにダンサーメンバーに加わっていず、カメラの中にいなかった(太っている)ニッチェ江上敬子がおもむろに出てきてウッチャンが「おまえは誰だ?」「菅井友香ですけど。」「おまえがキャプテンか?」というオチ付けてました。欅坂46はリーダーでなくBerryz工房と同じキャプテン名称なんですね。
 
 欅坂46のダンスの練習風景2つ目は、抱きつく練習のところでダンサー達がいやがってウッチャンに対して口撃していくというもの。最初ウッチャンはこういったシーンがあるから仕方無いじゃないか、と反論するのですが、「セクハラ」「きもい」「くさい」「本番は仕方なくやってやる」と次々言われて弱っていき、最後は倒れ込んでしまいます。ダンサー達はスタジオを後にするのですが、最後フレーム脇から江上が登場して倒れ込んだウッチャンを一瞥して去っていくってのもおもしろかったです。
 
 NHKのコント番組「LIFE!」でもやっていたそうなクイーンのフレディ・マーキュリーのものまねをウッチャンがするコーナーがありました。いろんな曲を歌って、客席に飛び出しする場面もありました。お客さん座りながらですが、手拍子やコールにも応えてコンサート会場的な雰囲気になってました。
 
 ミュージカルコーナーもありました。ミュージカル苦手気味な自分ですが、おもしろかったです。今回の演目の中で一番のお気に入りでした。桜井が看護師演じる主役となって、病院の中でいろいろ起こるトラブルを次々といろんなメンバーが入れ代わり立ち代わり歌いながら表現します。健康診断のたらい回し、急患、お医者自身が病気しているなか診察などなど。ニッチェの2人の歌声がものすごくうまく、さすがと思いました。お笑い出来て歌えるっていろいろ表現幅広がるよなーと。しかもニッチェは演劇もうまいので万能感あります。
 
 会場中の拍手喝采に応えて、メンバー全員でカーテンコール2回登場、さらに続く拍手にウッチャン再度ステージに出てきました。たった3回公演なのに1ヶ月以上練習重ねてきたという贅沢な舞台。メンバーの中にはこの日昼に行われたリハーサル時点でウルッと来たりしたそう。
 

author:de nudge, category:舞台・お笑い, 12:41
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