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2019/07/28 Fuji Rock Festival at 苗場スキー場(三日目)

フジロックの長めの感想文です。
 
 【7/28(日)】
 以下のような順番です。カッコが無いものはフルで見ています。
  スカート→SANABAGUN.→Monaural mini plug(ステージ外ライブと本編ライブ前半20分ほど)→THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND→PHONY PPL
  
 

 
 朝5時。寝たんだか寝てないんだがよく分からない状態で目が覚めます。もうこれ以上寝てらんない、雨も上がったしお風呂入りに行こうと銭湯に向かいます。いつもくらいの行列だったので、この日は1時間ほど並んで入れました。風呂上がったらとんでもない行列になっていたので、5時から並んだの良かったなと。この日の夕方に帰る予定だったので、テントをかたします。前々から骨が折れていたりボロボロだったテントでしたが、今回の豪雨で雨が入り込んだりもうこれ以上使うのは厳しいなと判断し、ゴミ袋に詰め込んで廃棄することにしました。15年以上フジロック、朝霧JAM、Rising Sun Rock Festival、あらばきロックフェスなどで使ってきたテントさんお世話になりました。残りの荷物を宅急便に預けて会場へ向かいます。靴がぐしょ濡れ(替えの靴持ってきて無かった)で中が気持ち悪い状態。この日は自分がいた時間帯は雨が降らず、また当日券も出ていた状態ということで混雑も金土ほどではなく、いつものフジロックってな感じで楽しみました。
 
 
 スカート
 レッドマーキーでギター/ボーカル澤部渡のユニット。5年前に澤部渡名義の弾き語りは見たことありますが、スカートというバンド名義では初めて見ます。ベース、ドラム、キーボード、パーカッションを率いた5人編成。カッティングギターが気持ち良いギターポップな曲が中心。ミドルテンポ多めですが、疾走感ある速いリズムの曲も聞かせてました。歌声がさわやかで節回しがシティポップな印象。メロディは日本の良質なポップスを受け継いだような感じでラストから2曲目のメロディとかは具体的な曲名は出てきませんが、KAN、スピッツ、チャゲ&飛鳥なんかの要素が感じられました。
 
 
 SANABAGUN.
 ホワイトステージで数年前タワーレコード渋谷店でインストアライブ見たことある2MC、キーボード、ギター、ドラム、ベース、トランペット。サックスの男性8人組ヒップホップバンドSANABAGUN.を見ます。MCの2人が白いタキシード、演奏するメンバーは黒のスーツと対比的な色合いで見せます。オープニングMC登場する前の演奏のドラムの半拍ぐらいずれて叩く感じが好み。前半はMCの一人が合図出してストップ&ゴーする演奏やジャズなメロディを随所に聞かせて、ラップと歌を繰り出します。エンターテイメント性ばっちしでノリやすい。後半はお客とのコール&レスポンスを多めによりヒップホップ色を強めた展開でガッツリ盛り上げていきます。渋谷の路上演奏から始めたという叩き上げ感が強い音と立ち振る舞いが楽しく、ノリノリで聞いちゃいました。
 
 
 Monaural mini plug
 フジロックの最奥地であるカフェ・デ・パリスというワインバーのあるでっかいテント(300人くらい入れるスペース)に行きます。タイの音楽をやっている日本人バンドということで以前から名前は知っていて、今回見るの楽しみにしていました。ライブ開始前から会場外で路上ライブやることが予告されていたので、それ含めて見に行きました。リアカーにでっかいスピーカーを載せて、そこにギターとピンと呼ばれるタイ古来のギター形状の楽器をつないでいます。その周りを数人の打楽器奏者が取り囲んで音を出します。ピンから出るピョンピョンした高音が妙にくせになる音で、その天然トランス感は親指ピアノを使ったコンゴのバンドKonono No.1に近しい感覚。ピンだけでなく、ケーンと呼ばれる日本の笙に似てる(笙がもともと東南アジアのケーンが伝わってきたものらしい)楽器も使っていて、それもピンに近い音を出していました。20分ほど路上でワイワイと演奏した後、カフェ・デ・パリスの中に入って本格的に演奏開始。スクラッチ音など打ち込み音とかも入れたりしますが、基本路上演奏とそんなに変わらない天然トランス。客席に入り込んだりしてワイワイとやっています。途中タイ人と思われる方がピンを演奏していましたが、何者?と思っていました。次のバンドで分かりました。
 
 
 THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND
 前述のライブを途中で抜けてフィールドオブヘブンに移動します。こちらはタイ人のバンドでMonaural mini plugからの流れで見ると決めていました。モーラムと呼ばれるタイ伝統の音楽をバンド編成で今の音を入れ込んでやっているそうで、メンバーはピン、ケーン、パーカッション、ベース、ドラムの5人編成。セッティングしている時から見ていたのですが、ケーンを吹いている人がさっきMonaural mini plugで飛び入りでピン弾いていたんですね。Monaural mini plugはピンかケーンのどちらかを弾く、吹くことにしていて同時に演奏することはしていなくて、音色的にかぶるからかなと思っていたのですが、THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BANDは思いっきり同時に演奏していました。バンドスタイルが異なるだけでしたね。前半は2つの楽器の音をじっくりと聞かせる曲が多い印象で、後半はお客さんが踊りまくりのノリやすいビートの曲を繰り出してきます。ベースとドラムが出す多彩なリズムは楽しくジャムバンド的な盛り上がりとなりました。
 
 
 PHONY PPL
 レッドマーキーに移動して、アメリカ・ニューヨークからやってきた新進ソウルバンド。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの男性5人組。2018年に発売されたアルバム「mō'zā-ik.」を聞いていてライブ見るの楽しみにしてました。30分くらい前から前方で開始を待ちます。セッティングしている時にメンバーのやんちゃ感が伝わってきて、ドラムセッティング中にベース奏者が踊りだしたり、ドラムとボーカルはステージを自転車で横切ってお客から声援浴びてました。ライブは予定時間を上回る1時間10分ほどに渡りました。演奏、歌全てツボでかなり入れ込んで聞きました。ラップなどのパートも少々ありますが、全般にはStevie Wonderな感触ある甘いソウルなメロディを快活に表現仕切るってな感じで、どの曲も聞いていて楽しい。お客に手拍子促して、アルバムの中で一番好きな「somethinG about your love.」に入ったところは個人的なハイライト。とにかくメロディが好きで、どくどくするようなドラムや途中から入り込んでくるギターリフなんかもさわやかで良すぎ。
 
 音源ではシンプルな打ち込み音で静かに聞かせる「One Man Band.」はバンドセットとして豪華な音を盛り込んでいました。ライブ進むに連れてメンバーどんどんはっちゃけだしてきて、キーボードソロの場面では他メンバー踊りまくり。ドラムまでステージ前方に飛び出して踊る場面では、ギター奏者がビール飲みながらおもむろにドラムセットに座って叩くなどやりたい放題。ながらバンド一体となった演奏は滞りなく進み、各楽器のソロも随所で堪能。恐らく満杯だったであろうレッドマーキーのお客さんの歓声もものすごく熱く、前方にいたので後ろからの声の圧がものすごいものがありました。ラストの「Before You Get a Boyfriend.」は「オーオーオーアーアーナナナナナナナナナナナナオー」と歌う部分をお客さんに歌わせて大合唱状態でした。
 
 
 PHONY PPL終了後、ふやけきって気持ち悪い足元をなんとかするために新しい靴下に履き替えて自宅へ向かいます。越後湯沢駅行のバスに乗る中で雨が振り始めて、あー最終日も雨降っちゃったかと。お土産買って新幹線乗って、自宅には22時くらいに着きました。今年はまったりモードで過ごすつもりで移動とかライブで踊りまくるみたいなことも控えめだったのに、かなりへとへとでした。仕事によるお疲れモードもあって、若干準備不足でしたね。
 
 来年はオリンピック開催とバッティングということがあって、時期をずらして8月下旬開催になるようです。果たして来年行くんでしょうか。まあなんだかんだ行くんでしょうね。。いろんな音楽を野外で、最高の状態(スタッフ、音、環境、お客さんのノリなどなど)で出会える体験の場としては、これ以上のフェスは無いかなーと思うので。とりわけ今年はスタッフさん大変だったかと思います。無事に3日間開催されたことに感謝です。
 

author:de nudge, category:festival(Fuji Rock), 06:35
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