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2019/07/14 NOT WONK、踊ってばかりの国 at 渋谷WWW X

 1年ぶり3回目に見る北海道・苫小牧を拠点に活動しているギター/ボーカル、ベース、ドラムの男性3人組バンド。アルバム「Down the Valley」発売に伴うリリースツアーファイナルです。ゲストに踊ってばかりの国を迎えてのツーマンライブ。
 
 
 最初は踊ってばかりの国。ボーカル/ギター、ギター×2、ベース、ドラムの男性5人組バンドで初めて見ます。45分ほどのライブ。シューゲイザーな音を軸に時折フォークな味のメロディやアレンジなんかも織り込まれるってな印象。リズムの味わいある小気味良さとトリプルギターでの音の厚みなど、ひょうひょうとしている面と厚強く畳み掛ける面を同時に聞かせてきて楽しみました。ドラムの怖い風貌、ボーカルは朴訥な感じもありつつ狂気を孕んでいるかのような目つきなんかも印象に残ります。
 
 他メンバーはコーラス取らずボーカルのみの歌声だけですが、ギターがぐわーっとくる場面でも力強いボーカルを聞かせます。曲によりおっとなる瞬間があちこちであって、4曲目のボーカルの絶叫がかっこよく、6曲目と7曲目の歌い終わりにアウトロ的に続くインストはずっと聞いていられるくらいの気持ちよさ。MCではNOT WONKとの縁を語っていて、以前NOT WONK主催の苫小牧のフェスに呼ばれたことがあったそう。その時のアテンドが素晴らしかったと感謝していました。海に面しているコテージに泊まらせてもらって、朝一調子に乗って素っ裸で海で泳いでたら警察に呼ばれてしまったと。。
 
 
 続いてNOT WONK。アンコール含めて1時間35分くらいのライブ。過去2回見たライブもインパクトありましたが、フルセットのライブ初めて見て改めてめちゃんこかっこよい好きな世界観のライブと思いました。歪んだギターの音、一曲の中で静寂さもある音からブレイクはさんで轟音の激しい展開へ切り替えていくなどの刺激あるアレンジ、よれた印象もありつつ力強くどこか突き抜けるように聞かせるボーカルなどなど。メロディも好み。ギターは一本のみでチューニングなど変えず弾いていくのですが、エフェクター使って多彩な音を聞かせていました。
 
 1曲目はギター弾き語りの曲。スローなメロディで「ハレルヤ」という言葉を繰り返して歌う曲。これをベース、ドラム、お客さんがじっと固唾を飲んで聞き入る緊張感ある場が良いです。そして静かなギターが続いて次の「Landfall」という曲へ。静かで細かな音をいろいろ入れ込んでいく中、鼻がかった声で歌い上げていき、少しずつ音が重くなっていく長尺曲。ポストロックなタイプの展開で聞かせるのかなと思いきや、いなたい感じのギターソロなんかもあって、アレンジの妙が光ります。
 
 そして3曲目以降はアルバム「Down the Valley」を収録曲順に披露していたようです。1曲目でリード曲でもある「Down the Valley」は軽快なリズムで囁くようなボーカルで聞かせてくるところから、突如何かが壊れたような轟音が入ってどすこいな展開になるかと思いきや南国風味なギターをちょい入れて、そこからスピードアップして聞かせていくという次々と展開が変わっていく後半への流れが素晴らしい。
 
 過去音源から再録した「Of Reality」も印象に残る曲。ミディアムなリズムで始まりサビでスピードアップしていくのですが、ポップ目なメロディで聞き馴染みが良い、それでいて細かに展開が変わる刺激もあります。続いての「Shattered」はインスト多めに聞かせる曲で、大陸感(ってどこのって感じですが)あるスケール大きく聞かせるアレンジにThe Beatlesで聞けそうな甘いメロディが入り込んで、中盤からギターの轟音が立ち上がってきて聞き心地良く強くもあるUKロックなメロディを歌っていくというもの。この曲のドラムの重い音におおーっとなりました。
 
 本編ラストの2曲は歌心あるメロディといろんな音を入れ込んでじっくり聞かせる曲で締めます。「The Bare Surface, I've Longed For You」はBメロがTodd Rundgrenの「I Saw the Light」のようでドリーミーさあります。「Love Me Not Only In Weekends」は静かなギターの残響音にドラムがアコースティックギターを弾いて音を重ねていく中で始まる曲。ギターとベースがエフェクター使っていろんな音を入れ込みつつ、中盤から割合シンプル目に聞かせてメロディと一体となって歌い上げていく曲でした。
 
 アンコールはパンクモードでバンド、客席も激しく動きます。モッシュ、ダイブも出てここの爆発力もめちゃすごく。恐らく2曲で終わりにしようと思ってたところ(ドラムが場を離れようとしたところギターが声かけて留めてました)、もう1曲やって締めていました。本編含めものすごいライブ見たなーと、かなりガツンと来た時間となりました。
 
 MCもちょこちょこと。覚えていることを書くと、普段は苫小牧に住んでいるので渋谷に来ると全然違うと。こないだ渋谷のContact(クラブスペース)に行って、いろんな人がいて、風貌関係なくおもいおもいに楽しめる空気感が良かったと。誰のイベント見に行ったんですかね。
 
 アルバム「Down the Valley」はメジャーのavexから発売することになり、こんなところ自分が行くことになるとは思わなかった、表参道の立派なビルとかにも通うようになった、フジロックのルーキーステージに立ったり、ここの大きなキャパで奥のお客さんの顔が見えないくらいのところでやるようにもなった。でもステージに立つ人だけで終わるのではなく、お客と向き合っていきたい、名前も覚えたい、今度苫小牧で250人のキャパでライブをやる、そこでは名前も書いてもらって覚えるので来て下さいと。250人もの人を覚えるって大変かと思いますが、やりきるんでしょうね。人の名前をすぐ忘れてしまう記憶力無い自分には絶対できない、、尊敬です。

 

author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 10:23
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