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2019/07/06 sora tob sakana at 代官山UNIT

 3人組ポストロックアイドルsora tob sakanaの初となる単独ライブツアー「天球の地図」。東京→大阪→名古屋→東京と回るツアーの初日です。5月に風間玲マライカが卒業して3人組となってライブ見るの初めてとなります。会場はチケット売り切れで満タン。ステージ左右と後方に薄くて長い白の布がぶら下げられてます。そこにVJ TONTON手がける映像が流されます。客席上方には白いボンボンがいくつもぶら下げられてました。それは星をイメージしているかのよう。映像はツアータイトルをイメージした様々な星座が映し出されていて、会場の雰囲気は宇宙感ありました。
 
 1時間半のライブは初のツアーということで気合入った素晴らしいものでした。3人になっていろいろ変更点あったかと思いますが、見事ものにしていて違和感無し。歌声、ダンスともに元気よく、かっこよく、楽しく見せて聞かせていました。代官山UNITで流すトラックの音も非常に良かったです。感想を。
 

 

 
 オープニングに流れるインスト曲は初めて聞くもの。ギターとフルートの音を軸にした心穏やかになるようなアレンジのもの。そこに7月下旬発売予定のシングル用衣装、白、紺、ワインレッドを組み合わせたヒラヒラの衣装を着て登場。一曲目は「knock!knock!」。硬質なトラックの中を彷徨うかのように歌い上げる曲で、合間にアラビアなメロディのインストパートが挟まれるのが印象的な曲。最後のサビはこれまで、寺口夏花と山崎愛がメインパートを歌って神風花と風間玲マライカが「ノック、ノック」とコーラスを担当するところが2対2で拮抗して上昇していくかのようで、個人的にお気に入りの場面。風間抜けてどうなるかと思っていましたが神が1人でコーラスをいい感じに響かせていました。全員個性あって良い声持つsora tob sakanaですが、神の歌声はその中でも余韻がいい感じに残る響き方をさせる印象があります。
 
 そこそこ前目の位置だったもののお客の隙間越しにステージが見えるくらいなので、全貌はなかなか捉えられなかったのですが、ダンスも3人でバランスよく見せてました。別のアイドルがどこかで語っていた記憶がありますが、ダンスは振り付けそのものより、立ち位置を覚えていくのが大変と言っていました。sora tob sakanaも曲の中でもあちこちに移動して歌い踊るのですが、3人になってかなりの変更があったのではないかと思わせられます。かなりの練習積んだんだろうなーと、ここまで仕上げてくるかと感動、本当尊敬ですね。
 
 振り付け自体は大幅な変更は無いですが、細かいところでいろいろ変えていたのかも、、といった印象ありました。分かったのは「夏の扉」でソロダンスするところがあって、風間がソロで踊っていたところを3人揃って踊るようにしていたのと、「夜間飛行」のソロダンスコーナーをやめて3人でずーっと踊っていたところでしょうか。「夜間飛行」のソロダンス見るの楽しかったですが、3人揃ってやる今回の形式もすごく良かったです。体力的には大変かと思いますが、これ続けていって欲しいなと思いました。
 
 3人になって「鋭角な日常」歌うのはMCで今回初めてと言ってましたが、他にもいくつかあったようです。曲自体初披露となるものもいくつか。今年3月に発売されたアルバム「World Fragment Tour」から「嘘つき達に暇はない」を披露。歌う前に「この曲やるの楽しみにしてたんだー」とテンション高い寺口が、張り切りすぎたのか最初のソロの入りミスしてたのはご愛嬌。リズミカルなギターやドラムと鐘っぽい音を中心に胸高まるような楽しげなアレンジの中歌う曲で、インストパートのピノキオの鼻が伸びていくような振り付けがすごく印象的でかわいい。嘘といえばピノキオですが、この振り付け考えた方素晴らしいですね。これは何回も見たくなる振り付けです。
 
 7月下旬に発売するシングル曲も初披露。ラジオで1コーラス目まで流していた「ささやかな祝祭」を初めてフルで聞きます。アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか供廚離┘鵐妊ングテーマにもなるそうなこの曲はビッグバンドジャズなアレンジの中歌うかわいげな曲。サビのサイドステップもかわいさ満面でこういった一面もあるってな見せ方聞かせ方が良いですね。初めて聞いた時、クラムボンの「Prosit!」を思い出しました。曲調も似てますし、ともにアニメのエンディングテーマ(「Prosit!」は「異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜」というアニメのエンディングテーマ)ですし、「乾杯」ってな共通項もありますし(「Prosit!」はドイツ語で「乾杯」、「ささやかな祝祭」は曲中に「乾杯」と歌い踊る箇所がある)。
 
 「ささやかな祝祭」が終わると静かな音が流れ、ステージが暗闇に包まれます。その中を寺口がセリフを静かに語りかけるように言っていきます。こちらも7月発売のシングル収録曲だそうで「ブルー、イエロー、オレンジ、グリーン」という曲。各々セリフを言っていく中で時折ぼんやりとスポットライトが照らされる演出と、歌パートが織り込まれるもので、何かが暗闇に沈み込んでそしてほのかな色が浮かび上がっていくような曲でした。歌い終わりに神がMCで「この曲がツアー全体のテーマになっています。」と。恐らくプロデューサーの照井順政の構想かと思いますが、それをチームとして体現させているのが素晴らしいなと。山崎が途中で詩を忘れていたところが一箇所あって、歌い終わり落ち込んでいましたが、「初披露なんだからあれが正しい(と思わせれば良い)んだよ。」と寺口がフォロー。
 
 歌割りもかなり変更ありました。風間の担当していたパートを他メンバーが担当するだけでなく、3人のソロパートもいくつか入れ替えありました。印象的だったのは「広告の街」で一文字ずつ区切って歌っていく入りから「見つからない言葉」と歌うパートを寺口から山崎に変えていたところでしょうか。この曲はとりわけボーカルの切り替えが難しい曲で、3人になっていろいろ試行錯誤した結果の担当替えかなと思いました。「夜間飛行」のラスト近い「街の灯り 映し出した 少し怖い」というパートは3文字ずつ時差をつけたようなハモリってな印象で聞かせる曲で、これまで神と風間が高音パートを寺口と山崎が低音パートを担当していたのですが、ここどうするかと思いきや山崎が高音パートも担当。低音パートとの切り替え大変そうと思ったり。かなり良い感じで両方のパート聞かせていました。
 
 3年前初めてsora tob sakanaのライブを見た時は歌の面では一番拙かった印象(でも声質はこの頃から一番好きだった)の山崎ですが、どんどんうまくなり音域も広げてきた印象で、「夏の扉」の低音ハモリも余裕でこなしつつ、自分のソロパートもいい感じで聞かせています。この日披露していた「tokyo sinewave」の低音はやや苦戦。この曲を3年前にライブで歌い始めた時、最初のソロパートは山崎だったのですが、途中から風間に切り替わりました。風間が卒業してここのパートどうなるのかなと注目してたのですが、神が担当していました。その次の「宝の地図を広げてる」はこれまで神が担当していたのを山崎が担当していました。この曲結構ライブで歌う機会多いですが、歌うの難しいチャレンジングな曲ですよね。
 
 ラスト2曲は「クラウチングスタート」「夜空を全部」で締めてきました。活動初期から歌ってきたこの2曲で会場は大盛り上がり。いわゆるミックス(インスト部分でファンが長い口上のような声を上げ続ける)やソロパートでのコールなどがふんだんに盛り込まれる曲で、こういったものが苦手な自分ですが、2,3曲くらいあっても良いかなと思わせられるくらいの盛り上がりでした。本編終了後客席が明るくなり、ライブ終了のアナウンスが流れます。ツアーはアンコール無しのスタイルで行くようです。客席からはひたすらアンコールを求める声が続いていました。アンコールの声をお客さんの一人が主導して、他のお客さんが続いていくってな感じでアンコールやってましたが、よく声張れるよなーと。そのお客さんの声の限界が来てお開きとなっていたよう。
 
 3曲ごとに区切って短いMCをするスタイルもお馴染み。単独ツアーということもあってか、メンバーも声張ってしゃべってましたね。とはいえいつものほんわか、ゆるゆるなスタイルはお馴染み。ツアーグッズの紹介をしていましたが、メンバーのアイデアも取り入れて作ったそう。フラグは寺口のアイデアで「ツアーといえば旗でしょう?」「え?バスツアーとかの?」「そう」「ダジャレなのね。」と。寺口は相当なダジャレ好きだそうで、この日も楽屋でダジャレで大笑いしてたそうな。ワッペンは山崎のアイデアで会場ごとに種類を分けて発売しているそう。この会場はてんびん座のワッペンだそうで「それは私の誕生日の星座です。」と神。

 

author:de nudge, category:live(Unit), 11:09
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